こんにちは！私たちは、アップサイクルやリユースなど環境に寄り添った物づくりを行っている、かばん・袋物の縫製メーカー「サンワード」と申します。
多くの皆さんから大変好評をいただいております、Makuakeでのプロジェクト第三弾。引退車両の廃棄部材を使用したブランド「RAU-RAU-Ｇ HAITETSU (らうらうじ ハイテツ）」より、新たに『ショルダーバッグ』が誕生しました。

第三弾では、『神戸新交通』の引退車両の廃棄部材を使用しました。その中でも、神戸と六甲アイランドを繋ぐ大切な電車「六甲ライナー1000形」の廃棄部材に、新たな命を吹き込みました！ぜひ、ご紹介をさせて下さい。

W28×H18.5cmのオープンポケット部分には、貫通ほろを使用したベルトを装飾。ベルト部分の1ヶ所にはアイレットを取り付け、ストラップやカラビナなどを通すことが出来る仕様となっています。パスケースやキーホルダーなどを取り付けてカスタマイズを楽しむことが出来ます。

『神戸新交通』の「六甲ライナー1000形」のつり革は、まるみのある三角形！電車で人を支える役割があるつり革は、とっても握りやすい。さらに、カバンの開閉がしやすいように工夫しました♪

貫通ほろは、本来車両をつなぐ連結器を風雨や砂ぼこりなどを防ぐための防水布。とっても丈夫な素材でできた貫通ほろを、底面や正面のポイントとして使用しています！

本体内側には、W28×H15cmのオープンポケット付きで、インナーバッグなしでも収納が出来る仕様です。

◎ 使用例 ◎

カメラやタブレットを収納していただけるように、インナーバッグ内装全面・仕切り部分は、10ｍｍのクッション性がある中芯を入れています。

インナーバッグの内装は、柔らかく肌ざわりのいい生地を使用しています。内装全面にマジックテープがくっつく為、好みの幅や高さなど些細な調整も可能で、カスタマイズの幅が広がる仕様です。

カメラなどを重たい物を収納した際にかかる負担を軽減する様に肩パット付き。裏面は、滑りにくい素材を使用してショルダーベルトもズレにくくなってます。

ダブルフェイス仕様なので、色々な持ち方をして頂けるように4ヵ所のショルダー留め付き。好みで付け替えていただきカスタマイズを楽しんでもらえます♪さらに、使用しない場所は、キーホルダーやカラビナを付ける金具として使って頂けます♪

マチがしっかりあるショルダーバッグで、おもちゃやお菓子、飲み物などが収納可能です。
窓からおもちゃを見せて、車掌さんごっこもできちゃう！電車のカバンをもってお出かけを楽しもう♪

1000形・3000形ともに前面展望にこだわったデザイン！！
最新の3000形車両のショルダーバッグには、港町神戸にふさわしい船をイメージさせる前面が傾斜したシルエットもリアルに再現しています。実際の電車と見比べてみても楽しいね♪

車体のライト部分は、カシメと反射テープで表現。車や自転車のライトに反射して光る反射テープ（リフレクター）で、夜間の視認性を高める働きもしています。

貫通ほろは、本来車両をつなぐ連結器を風雨や砂ぼこりなどを防ぐための防水布。とっても丈夫な素材でできた貫通ほろを、底面やサイドに使用しています！

《六甲島検車場にて、1000形10号車/11号車》

今回のプロジェクトは、『神戸新交通』の引退車両の廃棄部材をアップサイクル。六甲ライナー開業当時から走る六甲ライナーの1000形11号車の部材を使用しました。住宅街にあたる住吉駅～南魚崎駅間走行時はプライバシーに配慮して、マリンパーク駅に向かって右側のガラスは瞬間くりもガラスを採用している車両です。実際プロジェクトを進めて行く中で、六甲島検車場にて1000形10号車両の見学、引退車両の部材を引き取りに行きました。

毎日移動手段として動き続ける電車は、引退する時には長年の活躍してきた証として様々な汚れが付着しております。本来であれば捨てらる程汚れた物を、洗浄して綺麗にし新たに生まれた製品を沢山の方に手に取って貰えるように、私たちは衛生的な課題とも向き合っております。

＊RAU-RAU-Ｇ (らうらうじ）

「日本の昔の言葉で”上品・美しい”と意味を持った私達のブランドの一つです。
「地球にやさしいエコライフ」をモットーに、SDGsに寄り添いながら遊び心がたくさんつまった商品。ペットボトルをリサイクルした生地、消防用ホースのアップサイクル、障がい者アーティストとのコラボなど様々な商品を作り「らうらうじ」シリーズとして販売しております。

＊HAITETSU（ハイテツ）

私たちの身近な交通機関として親しまれてきた電車。引退した車両の部材を使用し、捨てられるものから新しい形として生まれ変わり、この先の時間と共に駆け抜ける商品のブランド名です。

＊アップサイクルとは・・・？

アップサイクルとは、近年クローズアップされている持続可能性のための新しい方法論で、廃棄物をただ再利用・再循環（リサイクル）するのではなく、デザインや加工の手を加え、まったく別の価値あるものに生まれ変わらせることを意味します。今回の新しい取り組みは、SDGsが掲げる目標12「つくる責任 つかう責任」へのアプローチにもなっているのです。

私たち『サンワード株式会社』（本社：大阪市天王寺区）は、カバン・袋物の縫製メーカーです。滋賀県野洲市に自社の縫製工場を持ち、主にカバン・袋物を中心としたOEM生産・社会や皆様のお役に立ちたいという強い想いから様々な自社ブランドで物づくりを行い展開しております。

＊ 野洲工場 ＊ 自社工場で作る日本製。

ずらりと並ぶミシンは、一般のミシン～特殊なミシンなど様々なタイプのミシンが沢山並んでいます。ミシンだけじゃなく検針機や延反機などの設備も備わってます。

＊ 神戸新交通株式会社 ＊（HP)

今回のプロジェクトで使用するつり革・貫通ほろは、兵庫県神戸市で2つのポートアイランド線・六甲アイランド線を運営している鉄道事業者『神戸新交通』にご協力頂きました。今回は、六甲ライナーの愛称で呼ばれている六甲アイランド線を走る1000形の引退車両の部材を使用しております。

＊信利工業株式会社＊（堺市西区）（HP)

第一弾・第二弾に続き解体をお願いしております、再生可能な資源のリサイクル、リユース及び産業廃棄物処分業を行っていらっしゃる『信利工業株式会社』です。今回も解体の作業で、ご協力を頂いております。

第一弾・第二弾に続いて、私たちは本来捨てられる部材や産業廃棄物をアップサイクルし、深刻な課題の1つ「ごみ問題」と向き合う大切なプロジェクトを行っております。一度は寿命などそれぞれの理由で捨てられる部材たちが、新しい価値ある物に産まれ変わり長く使用できるようになることで、より多くの方々に末永く親しんでいたくバッグとなってほしいです。

日本でもアップサイクルやSDGsについて日々、周りで聞く機会増えました。プロジェクトを通して深く興味をもつきっかけや、広がっていくきっかけになることが目標ですが、日常会話のきっかけとして「実はこれ電車の部材で出来てる」「マイつり革を持ち歩いてる」と家族や友人など身内に自慢話として楽しくお話しできる話題の1つとなれば嬉しいです。

第一弾に続いて第二弾でも、多くのサポーターの方々のお声に支えられました。『鉄道好き』・『アップサイクル』だけじゃなく、ユニークさ・発想・今の時代、何より故郷や昔の思い出や懐かしさ、更にこの電車だからと様々なこだわりや応援の言葉が励みになりました。本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願い致します。