COVID-19の影響で作家活動継続の危機に見舞われ今後どうすべきか模索していたところマクアケで「オンライン陶器市」を開催されると聞き参加させて頂きました。

当窯では基本一品一品手作りが基本で大量生産には向いてません。今回の自粛期間を逆手にとり今まで手が込みすぎて制作に大変時間がかかり通常商品との同時制作ではなかなか難しかった商品を特別価格にて販売させて頂く事にしました。

この機会に是非応援よろしくお願致します。

今回出品させて頂くCarbon pattern の萩焼ですがガラスででは定番となっていますがこれまで陶器では使われていなかった技法を用いて制作しております。

一度黒釉を施釉し本焼成にかけた後マスキングテープを一枚づつ慎重に貼りサンドブラストを使いマスキングの無い部分の釉薬のを薄皮一枚分削り落として行きます。

釉薬はガラス質ですのでサンドブラストをかけた部分はキズが入ることにより失透し艶のある部分とマット調になる部分が生まれ模様が出来ます。

この作業には根気と時間また高い技術力が必要です。

その後マスキングテープの貼っていない黒い部分をサンドブラストで処理しています。

ほっと一息 オフィスやご自宅がおしゃれな空間に！

萩焼ならではのクリーミーな泡立ち！冷たくて美味しいビールが味わえます。

これまで陶器では不可能とされて来た細いステムを持つ一体成型によるワイングラス型SAKE CUP 2015年には特許取得（特許第5807939号）。特に日本酒との相性は抜群。お酒の味をまろやかに！貫入にお酒がしみ込み長期熟成したような味わいに変化。

仕様

仕様は、リターン（商品）に記載していますので、チェックを宜しくお願いします。

スケジュール

2020年5月26日より7月30日までマクアケの「オンライン陶器市」で公開し、終了後に製造・順次配送します。

リターンについて

萩焼マグカップ Carbon pattern 1個入・ペアお選び頂けます。

萩焼タンブラー Carbon pattern 1個入・ペアお選び頂けます。

萩焼 SAKE CUP Carbon pattern

資金の使い道

今後の新商品開発および販路開拓、広報に使用します。

実行者紹介

萩焼TAKESHIの名で作家活動中。

YouTubeやInstagram、Facebook、TwitterなどのSNSも積極的に更新し作品や技法を公開したり陶芸家ならではの観点でフォロワーの質問などにも答えています。

本名 大和 猛 1963年生

130年前に萩から山口市に移住し山口萩焼の礎を築いた曽祖父 大和作太郎（号 松緑)の意思を継ぎ名古屋芸術大学 彫刻科卒業後、山口県指定無形文化財 萩焼保持者 大和保男のもと作家活動を始める。

当初は茶陶を中心とした伝統工芸としての萩焼を制作していたが持ち前の探求心、好奇心に火が付き、ただ今まで作ってきた萩焼では満足しきれなくなり全く新しい萩焼を作り出そうと決意する。

2012年に所属していた保男窯から内部独立する形で山口萩焼Yamato's Web Galleryを創業。その後スヌーピーとのコラボや展覧会、海外出展など積極的に行い活動の場を広げる。

略歴

1985 名古屋芸術大学 美術学部 彫刻科卒業

1991 西日本陶芸展入選（以後数回）

1992 茶の湯の造形展入選（以後数回）

1992 九州・山口陶磁展日刊工業新聞社賞受賞

1993 山口市美術展準大賞受賞

1994 日本伝統工芸展入選

1994 日本工芸会西部伝統工芸展熊本市長賞受賞

2001 日本工芸会山口伝統工芸展審査員奨励賞受賞

2008 九州・山口陶磁器展 陶業時報賞受賞

2013 SNOOPY JAPANESQUE スヌーピー×日本の匠展出展

2015 陶器による一体成型のワインカップ制作 特許取得（特許第5807939号）

2015～ 山口県立大学非常勤講師

2016 日本が誇るべき優れた地方産品 The Wonder 500認定

2016 経済産業省補助事業 クラフトミートプロジェクト認定

2017 経済産業省補助事業 Challenge Local Cool Japan 選出 パリ出展

2017 ロンドン・クラフト・ウィーク出展

2017 山口県文化功労賞受賞