「沖縄県産のイチゴ」をたっぷりと使った、いちごバターが誕生しました

沖縄でイチゴ？！南国生まれのイチゴは、フルーツバターが絶品！

イチゴ栽培の様子

年間を通して温暖な気候の沖縄は、マンゴーやパイナップル、パッションフルーツなど熱帯果樹の産地ですが、近年はイチゴ栽培に力を入れている農家が増えているのをご存じでしょうか？

その先駆けが、宜野座村です。

宜野座村は沖縄本島の”やんばる”と呼ばれる、北部の自然豊かなエリアにあります。全国的にはまだ知名度は低い沖縄県産のイチゴですが、2018年に宜野座村が「イチゴの里」を宣言し、ブランドの確立に取り組んでいます。

バムセファームの妻鹿さん

「県産イチゴの魅力はやっぱり鮮度。県外産のものは輸送期間もあるからどうしても早めに摘んでしまうし状態がよくないものも多い。けど、うちは完熟ギリギリまで熟させて出荷するので、甘さがのってるんです。採りたてを新鮮なうちに地産地消できるのが一番！」と話すのは、宜野座村のイチゴ生産農家・バムセファームの妻鹿晋介（めが・しんすけ）さん。「果実の栄養価をいかに高められるか」を考え、土づくりに酵母菌や納豆菌を活用するなど、おいしいイチゴを育てるために、日々さまざまな工夫をしています。

収穫されたイチゴ

妻鹿さんの農園で育てている品種は、酸味が少なくジューシーな「かおり野」、酸味が控えめの「かんな姫」、酸味と甘味のバランスがとれた「よつぼし」、ビタミンCが豊富な「おいCベリー」など。

味わいの異なる品種を使用することでイチゴの味に深みが生まれ、ただ甘いだけでなく、熟したイチゴの甘みとほのかに感じられる酸味がいちごバターのアクセントになっています。

材料はできるだけシンプルに

今回の商品開発は、パティシエの高良鐘乃（たからしょうの）さんと行いました。
フルーツタルトが大人気のお店 [oHacorté]（オハコルテ）で商品開発を務める高良さんは、県産フルーツのおいしさもよく知っています。

パティシエの高良さん

「イチゴとバターのおいしさをそのまま味わってもらいたい」と、材料はとてもシンプル。主な原材料は、宜野座村産のイチゴ、バター、きび砂糖です。
「お店でもタルトに使用していました。酸味や甘味のバランスがいろんなお菓子にあうと思います。そのまま食べてもおいしいですが、バターにすることでより濃厚なイチゴのおいしさを感じられると思います。」

保存料・着色料・香料は使わない。素材本来の香りと色が楽しめる

実は、琉Qのいちごバターは全体の約半量がイチゴ！なので、バターといってもとてもフルーティーで、重すぎません。バターが多すぎるといちごの風味が消え、逆にいちごが多すぎるとフルーツバターとしての良さがなくなってしまう。何度も試作を重ねて、絶妙なバランスにたどり着きました。

作り方もとてもシンプル。イチゴを丁寧に煮詰めたらきび砂糖などを加え、さらにバターを加えてしっかりと混ぜ合わせます。そして、時間と温度に気をつけながら、ひとつずつ手作業で瓶に詰めていきます。

琉Qではブランド設立当初から全てのプロダクトにおいて保存料や着色料、香料は使用していません。いちごバターの色は少しくすんで見えるかもしれませんが、それこそが「おいしさ」の秘訣でもあります。

素材の持つポテンシャルを活かすこと。そして食べる人のことを第一に考えた商品づくりは、琉Qのゆずれないこだわりのひとつです。

そのまま食べたくなるおいしさ。トーストとの相性は抜群！

パンやスコーン、パンケーキ、クラッカーなどにたっぷり塗って召し上がってください。こんがり焼いたトーストに塗れば、溶けたバターの香りが立ち、より芳醇な味わいが楽しめます。

「瓶からそのまま食べたい！」というスタッフもいますが、一口食べれば、その気持ちがきっとわかっていただけると思います。

慌ただしい朝の時間、のんびりとしたおやつの時間にも、贅沢なひとときをもたらしてくれるいちごバターです。

仕様について

原材料は、以下の通りです。

原材料：イチゴ（沖縄県宜野座村産）、バター、きび砂糖、レモン果汁、寒天加工品（粉飴、寒天）、塩
（特定原材料：乳）

イチゴ以外の材料も、なるべく県産や国産（国内製造）のものを使用しています。保存料や着色料、香料は一切使用していません。

賞味期限は製造から３ヶ月（現在検査中で、将来的には６ヶ月となる予定です）、常温での発送となります。開封後は冷蔵庫で保管し、お早めにお召し上がりください。

スケジュールについて

2023年3月24日（金）〜5月24日（水）までMAKUAKEで応援購入を募集いたします。
6月より生産を行い、7月から順次発送を行う予定です。（8月中には発送完了予定）

イチゴの生育状況、また小ロット生産でひとつひとつ手づくりのため、予想を上回る注文があった場合は生産・発送が遅れる可能性もございます。その場合はMAKUAKEメッセージ等で随時ご連絡いたします。

リターンについて

リターンは以下の通りです。宜野座村のいちごバターをぜひご賞味ください！

（1）【Makuake割/20%OFF】 琉Q 宜野座村のいちごバター 70g×2個 3,792円 → 3,034円（税込・送料込）

（2）【早割/30%OFF】琉Q 宜野座村のいちごバター 70g×3個 5,088円 → 3,562円（税込・送料込）

（3）【Makuake割/20%OFF】 琉Q 宜野座村のいちごバター 70g×3個 5,088円 → 4,070円（税込・送料込）

（4）【早割/30%OFF】 琉Q 宜野座村のいちごバター 70g×5個 7,680円 → 5,376円（税込・送料込）

（5）【超早割/40%OFF】 琉Q 宜野座村のいちごバター 70g×10個 14,160円 → 8,496円（税込・送料込）

（6）【超早割/40%OFF】 琉Q 宜野座村のいちごバター 40g×100個 78,840円 → 47,304円（税込・送料込）

（7）【超早割/40%OFF】 琉Q 宜野座村のいちごバター 70g×100個 129,600円 → 77,760円（税込・送料込）

資金の使い道

今回集めた資金は、また新しい商品開発への資金として活用いたします。沖縄のいろいろな食材を使って、あらたなフルーツバターなどを作り、琉Qのラインナップを充実させていきたいと思っています。

沖縄発。沖縄の知恵や恵みを届ける食品ブランドです

最後に、わたしたち琉Q（ルキュー）について少しお話しさせてください。

琉Qは「沖縄で育まれてきた知恵や文化、恵みを全国へ届けたい」との思いから生まれた食品・食品雑貨のブランドです。「沖縄の恵みと知恵を、日々の生活に」をコンセプトに、 「沖縄独自の自然由来のもの」「素材や製法にこだわった良いもの」というルールに沿って商品開発を行っており、現在は、県産パッションフルーツやパイナップルを原料にしたフルーツバターを中心に、県産ピィパーズ、島練り唐辛子といった調味料などを展開しています。

2013年に一般財団法人沖縄県セルプセンター(福祉支援団体)を中心に立ち上げました。2021年より、ブランドの創設に関わったGUILD OKINAWA(株)が中心となり、現在はデジマール(株)とともに運営しています。

「福祉施設への就労機会創出・工賃の還元」を目的としながら、商品を通して「沖縄の自然資源・文化の発信」を目指す

琉Qは、県内の生産者・製造者、県内外のデザイン・マーケティングの専門家、パッケージングなどの作業を行う福祉施設といった各団体の協力のもとで成立する「協業のブランド」でもあります。

琉Qの商品は、資材の管理や商品製造の一部を福祉作業所にて行っています。琉Qの商品が増えれば、原材料を提供していただく農家さんの所得向上にもつながり、福祉作業所での仕事も増える。こうした良い経済循環を増やしていくことも、琉Qの目的です。

さいごに

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます！

数年前、琉Qはブランド継続の危機に陥っていました。しかし、「こんな素敵なブランドをなくすのは惜しい」と、立ち上げに携わったご縁でGUILD OKINAWAが運営を引き継いだという経緯があります。

ブランディングやデザインが主の会社なので、商品販売の経験はほとんどありませんでしたが、琉Qをおいしいといってくださるお客様や、コンセプトに理解のあるショップの皆様に支えられて、ここまでやってこれました。そして、琉Qの思いに賛同してくれたデジマールという仲間が新たに加わりました。

決して器用な運営ができているわけではありませんが、ブランドのコンセプトをきちんと守り、真面目に、丁寧なものづくりを続けています。その先に、琉Qの成長があると思うのです。

「沖縄のみんなが笑顔になれるものづくり」といえば聞こえはいいですが、実現するのは決して容易くはありません。時間はかかるかもしれませんが、わたしたちは琉Qをそんなブランドに育てたいと思っています。ぜひそのプロジェクトに、一緒に参加していただけたら嬉しいです。