「みんなでたのしく野菜を育てる世界へ」をビジョンに、食と農の民主化を目指すプランティオ株式会社。 今回、同社が展開するいつでもどこでも野菜栽培をはじめられるサービス「grow」から、野菜栽培に必要な6つのセンサーを搭載したアグリセンサー「grow CONNECT」が新登場！

ご家庭のプランターに挿すだけで、普通のプランターが「世界とつながる」スマートプランターに早変わり。あとはアプリの通知に従ってお手入れするだけ。野菜栽培をエンターテインメントに変える、画期的なハードウェアです！

外出しづらい昨今の状況の中、お家での時間をもっと充実させるため、何か始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか？

野菜栽培の楽しみは、野菜を収穫して食べるという喜びだけではありません。世話をすることで日に日にすくすくと育ち、野菜が実っていく様子を観察したりという「育てる時間」は、やってみると想像以上に楽しい時間です。

とはいえ、「道具は何を揃えたらいいの？」とか、「何から育てればよいかわからない」という方もいらっしゃると思います。そして「野菜は育ててみたいけど、また失敗しそう……。」という不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

何と、実に日本人の半数以上が野菜を栽培した経験があるそう。しかし、60%以上の方がうまく育てられない、続けられない、という理由で野菜栽培をやめてしまっています。

でも大丈夫。そんな方のために「grow CONNECT」は誕生しました。

「grow CONNECT」に搭載されている6つのセンサーとは、日照センサー・外気温センサー・外湿度センサー・土壌温度センサー・土壌水分量センサー、そして超広角カメラ。

「grow CONNECT」を挿したプランターに野菜のタネを蒔き、アプリ上で野菜の種類とタネを蒔いた日を登録。すると「grow CONNECT」の6つのセンサーからデータ測定が始まります。

タネが発芽するための積算温度を、土壌温度センサーと外気温度センサーのデータと、その野菜のタネに必要な積算温度やお住まいの地域の位置情報をもとに、AIが自動計算し、アプリに送信。「○日後に芽が出そうです」といった通知が、スマートフォン上に届きます。

あなたが育てている野菜に必要な情報、例えば、水やりのタイミング・発芽時期などの栽培アドバイス、食べ頃なども、アプリ上に通知が届きます。

なのであなたはアドバイスに従ってお手入れをするだけ。だから初心者の方でも、今までうまく野菜を栽培することができなかった方も、安心して野菜栽培を楽しむことができるのです。

これらを可能にしているのが、“的確な栽培アドバイス“を実現するコンシューマ向け野菜栽培オペレーティングシステム「grow OS」。

Crowd（群衆）から、インターネット上のクラウドにアップロードされたデータを位置情報・天候情報と掛け合わせ、AIが解析することで、ユーザーが野菜を栽培する位置情報に合った栽培スケジュールを予測。ユーザーが増えれば増えるほど、進化するAIです。

アプリには水やりのタイミングはもちろん、収穫のタイミングなど、栽培の状況に合わせた通知が届きます。 野菜栽培では今の野菜の状況に対して、タイムリーなお手入れをすることが重要。 アプリからは毎日一定時間ごとに通知が届き、その時々の野菜の状況をしっかり把握できます。

だから、水やりを忘れて枯らすこともなく、葉が生い茂り通気が悪くなることで引き起こされる病気なども防ぐことができるのです。

また、日照量のデータと、お住まいの地域の位置情報、方位などを分析して、 その野菜の平均的な生育スケジュールと、あなたが育てている野菜の生育状況を比較することで、「水の量を少なくしてください」など、カスタマイズされたアドバイスも届きます。

リレー栽培機能で効率的に野菜づくり

また、栽培が終わったら次に育てるおすすめの野菜もナビゲーションしてくれるので、上手に収穫とタネまきの時期をずらして、ずっと収穫をし続けることも可能です。

そして、データ測定に欠かせないのがカメラ。 「grow CONNECT」には195度という超広角のカメラが付いており、さらにWi-Fiでネットワークとつながっているので、どこからでも野菜の様子が確認できます。

この写真は、つなぎ合わせてタイムラプス動画※を作成することが可能。 日に日に育っていく変化を、家族や友達と共有するのも「grow CONNECT」ならではの楽しみ方です。※タイムラプス動画作成機能は現在開発中です（年内実装予定）

アドバイス通りに水やりをしているのに、なかなか実がつかない。 水やりはきちんとやっているのに、葉が枯れてきてしまった……。このような野菜の生育具合に不安があるときにも、このデータや画像は役立ちます！

アプリ上では、野菜栽培の専門家によるアドバイスを受けることができるコンテンツもご用意。（専門家へのご相談は別途月額制会員サービスにご登録いただいた方のみご利用いただけます）

今まで「grow CONNECT」が蓄積してきた土壌温度や日照などのデータと、1日3回自動で撮影された写真を専門家が確認し、あなたの野菜の状況に合わせた的確なアドバイスを行います。

・データ計測と解析によるタイムリーかつ適切なナビゲーション

・野菜栽培専門家の的確なアドバイス

grow CONNECTがあれば、初めての野菜栽培も成功へと導くことができるのです。

今回のMakuakeプロジェクトでのリターンには、「野菜のタネ」もお付けしています。

「固定種」と呼ばれる、実を収穫した後にタネを自分で採種して、次の季節もまた同じ野菜を育てることができる、ずっと野菜栽培を楽しめるタネです。今回は初心者でも育てやすく、タネまきから30〜40日ほどで収穫可能な「ルッコラ」と「ラディッシュ」のセットのお届けを予定しています。

また、次回以降はアプリからお好きなタネをオーダーすることも可能です。（タネのオーダーは別途月額制会員サービスにご登録いただいた方のご利用いただけます）

「伝統野菜」などと呼ばれる、街のスーパーでは滅多に手に入らない野菜のタネもお選びいただけます。レアな野菜を栽培することはなかなかできない体験。アプリのナビゲーションに従って上手に育てることができれば自信にもつながりますし、無事収穫を迎えたら、写真や動画を撮って、SNSにアップして誰かに自慢したくなりますよね！

「grow CONNECT」は、お手持ちのプランターに挿すだけでOKですが、今回のリターンには、土・タネ・プランターが付いたgrowおすすめのスターターキットもご用意。ご自宅に何もなくても届いたその日に栽培を始められるセットです。

コンポストセットは、生ごみを自然の微生物の力で堆肥(土の栄養)に変えるコンポストと、プランターの土を入れ替えながら野菜栽培をずっと続けていくことが可能。

土の循環をすることで、サスティナブルな世界を生み出し、ひいてはフードロス問題の解決の第一歩にもつながります。

今後のプロダクト展開

「grow CONNECT」を皮切りに、現在開発中のオリジナルプロダクトとして、専用のプランターと用土があります。

専用プランターは、自然環境をコンパクトに再現。

用土は、火力発電所から捨てられている炭 ・捨てられているココヤシピートを再利用した地球にやさしい土。微生物を入れたバイオカプセルを混ぜることでより栄養価が高い土になります。

「grow CONNECT」での野菜栽培にピッタリの「grow PLANTER」と「grow SOIL」は、どちらも年明けに発売を予定しています。

こんにちは！プランティオの芹澤孝悦です。

わたしたちプランティオは創業以来、既存の「農業」のみに頼らない、自分たちで育てるという民主的な食と農を提唱してきました。みんなでたのしく野菜を育てる世界を目指して、野菜栽培の障壁となっている物やことを一つひとつ洗い出し、アグリカルチャーにエンターテインメントを掛け合わせ、解決策を模索してきました。

そしていよいよ「grow CONNECT」という製品をみなさまのお手元へお届けできる事となりました。非常にちいさな一歩ですが、これにより"食の民主化"への大きな一歩が踏み出せればと考えております。

私自身はもともとアルトサックスに魅了され、ジャズの道を歩んでいました。大学も音楽で選んだのですが、流石にプロで食べていくには厳しいと断念し、新卒で当時ガラケーで流行っていた、着信メロディをつくる会社へ入社しました。そこからエンタメの世界へ入ったのですが、先代が倒れたことをきっかけに家業を継ぐことを決心。

わたしの家業ですが、実は祖父である芹澤 次郎がプランターの発明者。あまり知られていませんが、“プランター”という和製英語は海外から来たのではなく、日本で発明された言葉なのです。

時代は戦後の高度経済成長期。団地や高層ビルがどんどん建設され田畑がなくなっていく姿を目の当たりにした祖父は、土と触れ合える機会が減っていくことに危機感を覚え、団地の細長いベランダの形に合うようにプランターを開発しました。

渋谷生まれのプランターが世界に広がったきっかけは「東京オリンピック」

世界中から中継用のカメラクルーが来た際に、たまたま渋谷の街頭を彩っていたプランターが映像に映り「日本のガーデニングは、ムーバブル（移動可能）なのか?! 」と話題に。そこから瞬く間にプランターが広まっていったのです。

プランターというハードウェア発明の本質は、“自然環境をコンパクトに再現した高性能なプロダクト”ではなく、“どこでもだれでもアグリカルチャーに触れられる機会を創出した事”。 一般の方へ対する野菜栽培のアプローチは、実はこのプランターの発明以来、約70年間ずっと変わりませんでした。

この70年の時を経て、「grow CONNECT」というセンサーが、野菜栽培を今までよりもっと生活の一部として楽しめるよう、サポートしていきます。

そして、ITとエンタメを掛け合わせた仕事を手掛けていたからこそ、「grow CONNECT」ではエンターテインメントの一面を大切にしました。連携アプリである「grow GO」には、仲間とアプリ上でつながり、楽しく野菜栽培を続けていくための様々なしくみを盛り込んでいます。

家族で一緒に野菜を育てる。 アプリから水やりの通知を受けて、出張の多いお父さんが子どもたちが水やりをしてくれたことに“いいね”する。 親しい友人と、野菜の生育状況をシェアしながら楽しむ。・・・

離れて暮らす両親の元に「grow CONNECT」があったら、毎日元気にしているか、野菜の生育を通じてわかったり、収穫時期に合わせて帰省するのもいいですね。

growでは「みんなで野菜を楽しく育てる世界」を広めていきたいと考えているので、アプリ上にも楽しい仕掛けをたくさんご用意しています。

例えば、野菜栽培のゴールを設定して、例えばBBQや夏野菜カレーなど、そこへ野菜を持ち寄るためにみんなで野菜を育てる「チャレンジアクティビティ」 機能があります。

チャレンジを通じて、楽しく野菜を育てて、そして気が付けば野菜栽培が長続きしている。みんなが楽しく続けられるからこそ、本当の意味での「食の民主化」を実現できると考えています。

「grow CONNECT」があれば、離れていても家族や仲間とつながることができます。そしてコミュニティが広がっていきます。 これこそが、私たちプランティオがめざしているもの。自給自足を超えた、食の民主化。社会がよくなる方法だと考えています。

みんなで野菜を楽しく育てる、循環型社会を実現するために

growは、野菜を育てたい！と思った時に、 ご自宅のベランダやビルの屋上、マンションの一室などを畑にして、 いつでもどこでも誰でも野菜を育てられるプラットフォームサービスを提供しています。

その中で、今回は、世界で初めて、6つのセンサーを1つの機器に搭載したアグリセンサー「grow CONNECT」のクラウドファンディングです。

野菜栽培は、誰でも今日から始められる食料生産。フードロスや食糧危機、食の安心安全など、食にまつわる社会課題は多くありますが、 自分で野菜を育てることは、その解決の第一歩です。

あなたが、野菜を育てること、 一人でも多くの方が「grow CONNECT」を使い野菜を育て続けることで、 自給自足、ひいては食の民主化につながる栽培の輪を、一緒に広げましょう！

ご支援、よろしくお願い致します！

リターンでお届けする商品について

商品名：grow CONNECT

リターン内容

①スタンダードセット

【セット内容】
・grow CONNECT本体×1台
・USB-Cケーブル×1本
・固定種野菜のタネ×2袋（ルッコラのタネ1袋・ラディッシュのタネ1袋）

②お友達やご家族とシェア割・スタンダードセット×2セット

【セット内容】
・grow CONNECT本体×2台
・USB-Cケーブル×2本
・固定種野菜のタネ×4袋（ルッコラのタネ2袋・ラディッシュのタネ2袋）

③野菜栽培スターターキット

【セット内容】
・grow CONNECT本体×1台
・USB-Cケーブル×1本
・固定種野菜のタネ×2袋（ルッコラのタネ1袋・ラディッシュのタネ1袋）
・grow×LFCコンポストコラボ バッグ型 不織布プランター× 1袋（容量約16L）
・growおすすめの鉢底石と培養土×1セット

④コンポストセット

【セット内容】
・grow CONNECT本体×1台
・USB-Cケーブル×1本
・固定種野菜のタネ×2袋（ルッコラのタネ1袋・ラディッシュのタネ1袋）
・grow×LFCコンポストコラボ コンポストバッグ（虫の侵入を防ぐファスナー付き）×1袋（容量約20L）
・専用紙袋 +コンポスト基材 ×1セット

専用アプリ「grow GO」について

grow CONNECTの使用には専用スマートフォンアプリのインストールが必要です。

【動作環境】
・iOS：11.0以降 Android：4.4以降（2020年7月31日時点）

・価格：無料（一部有料コンテンツあり）

・β版リリース ：2019年6月

・リニューアル版リリース：2020年8月末を予定

※本文中のアプリ画面は開発中のデザインのため、実際のアプリ画面と異なる場合がございます。