プロジェクト概要

現在、様々なアルコールスプレーが販売されていますが、使いたいときに所持していない、という経験をした人は多いかと思います。この製品は、IDカードホルダーにアルコールスプレーボトルが内蔵されているため、IDカードホルダーを身に着けていればいつでもアルコールスプレーを使うことができます。この製品を使用すれば、使いたいときにアルコールスプレーボトルを所持していない、といった心配がなくなります。また、IDカードホルダー内にはスプレーボトルの代わりに、非接触フックやマスクを収納することも可能なので、使用者の好みに合わせて収納するアイテムを入れ替えることができます。

プロジェクト詳細

本製品は「IDカードホルダー」に「スプレーボトル」を組み込み、必要なときにすぐに手や物にアルコールを噴射することが出来る製品です。

もともと、弊社の事業協力者である"ぶんじカンパニー"BUNJIさんが、オフィスでドアを開けた後、すぐにその手を洗浄するために作ったものでした。最初はBUNJIさんが個人的に使用していましたが、その利便性の良さから、その製品を見た多くの方から「私も使いたい」といった要望があり、BUNJIさんと弊社共同で商品化を目指すことにしました。

現在は3Dプリンターで製造したものを、弊社オフィスがある狭山市近辺の病院や会社向けに試作品をテスト販売していますが、今までにない便利な製品であることから、多くの引き合いを頂いています。

また、スプレーボトルと入れ替える形で非接触フックやマスクも収納することもできるため、スプレーボトルを携帯したい方、非接触フックを携帯したい方、マスクケースを携帯したい方、それぞれの目的に応じて、収納するものを使い分けることが可能です。

利用シーン / 利用方法・操作方法

常に携帯が必要な入館証や定期券などをホルダーにセットして首から提げておけば、いつでもアルコールスプレーを使うことができます。

エレベーターのボタンやドアノブを触った直後の手のひら、操作する前のスマートフォンの画面など、今まではすぐにアルコールスプレーを使用できなかったシーンでも気軽にシュッと洗浄することができます。

使い方はとても簡単で、お子様からご年配の方まで、どなたでもすぐに使うことができます。IDカードホルダーの側面にあるボタンを押すと、裏側の噴射口からアルコールが噴射されます。ワンプッシュで噴射される量は一定なので、押す回数を調整することで、使用するアルコールの量を調整することができます。

仕様

●IDカードホルダー
3Dプリンター製の樹脂製カードホルダーです。
大きさはクレジットカードをひとまわり大きくした程度です。
IDカードは裏側からツメで引っかけてセットする構造になっています。
色は「白」「黒」「赤」からお選びいただけます。
※ 写真は白色の例です。

●専用スプレーボトル
クレジットカードサイズの薄型スプレーボトルです。
色は半透明で、容量は約２０mlです。
※ 空の状態での販売となりますので、ご購入者様にてアルコールや
アルコール代用液などを入れてご使用頂く必要があります。
※ 詰め替え用のスプレーボトルではありませんが、噴射口パーツを取り出していただくと詰め替えいただくことが可能です。
強く押し込まれた場合は、中の管を引き抜くためにペンチ等が必要となることがございます。

ただし、引き抜く際に破損した場合は補償の対象外となります。

※スポイトが無い場合でも、噴射口の付いたアルコールボトルから直接注入することは可能です。

●非接触フック
3Dプリンター製（カーボン樹脂）の非接触フックです。色は「黒」となります。
C字部分をドアノブに引っかけてドアを開けたり、突起部でエレベータやATM
などのボタンを押すことができます。
※ つり革や手すりに引っ掻けて体重をかけると破損する可能性があります。

●マスク収納用カバー
3Dプリンター製のマスク収納用カバーです。
IDカードホルダー内に折りたたんだマスクを入れ、このカバーで蓋をすること
でマスクを安全に収納したり持ち運ぶことができます。
マスク以外にも、IDカードホルダー内に入るもの（たとえばメモ用紙や付箋紙、
カード類など）であれば何でも収納することができます。
カバーの色はIDカードホルダーと同色になります。

●ネックストラップ
IDカードホルダーを首から提げて持ち運ぶために使用します。
IDカードホルダー用の留め具に加え、着脱可能なストラップも付属しているため、
スプレーボトルと一緒に非接触フックも携帯することが可能です。
不意に引っ張った時に外れる安全装置付きです。

スケジュール

２０２０年８月２７日（木）プロジェクト掲載開始
２０２０年９月２５日（金）プロジェクト掲載終了
２０２０年１０月５日（月）製品出荷開始
２０２０年１０月３１日（土）製品出荷完了予定

リターンについて

下記の通り、製品でのリターンを予定しています。

＜スタンダードモデル＞
スプレーボトルのみを携帯したい方向け

１．3Dプリンター製の専用IDカードホルダー ×1
２．専用スプレーボトル(空) ×1
３．ネックストラップ ×1

＜アドバンスモデル＞
スプレーボトルだけでなく、非接触フックも必要な方向け
※ IDカードホルダーに収納できるのは、スプレーボトル、非接触フックのいずれか
一方となります。同時に収納することはできません。

１．3Dプリンター製の専用IDカードホルダー ×1
２．3Dプリンター製の非接触フック ×1
３．専用スプレーボトル(空) ×1
４．ネックストラップ ×1

＜プレミアムモデル＞
スプレーボトル、非接触フック、マスク収納用カバーの全てが必要な方向け
※ IDカードホルダーに収納できるのは、スプレーボトル、非接触フック、マスク
のうち、いずれか１つとなります。同時に収納することはできません。

１．3Dプリンター製の専用IDカードホルダー ×1
２．3Dプリンター製の非接触フック ×1
３．3Dプリンター製のマスク収納用カバー ×1
４．専用スプレーボトル(空) ×1
５．ネックストラップ ×1

資金の使い道

主に部材や機材の購入に使用させて頂く予定です。

実行者紹介

CGコミュニケーションズ株式会社 金子 勇

青山学院大学を卒業後、家電メーカー、電子部品メーカー、精密機器メーカーに勤務し主に海外市場向けの製品企画や営業を担当。2015年にCGコミュニケーションズ株式会社を設立し、3Dプリンタ－等の輸入販売を開始。特にイノベーティブな製品の企画販売や新規事業に強みを持つ。

ぶんじカンパニー BUNJI

広島出身のITエンジニア。趣味は「発明」と「ものづくり」。小さな頃から発明が好きで、自分が発明したものを世界中に広めることが夢。5年前に個人で3Dプリンターを購入し、「変形するスマホケース」の開発に着手。2016年にはiPhoneケース展に出品し、メイカー賞を受賞。その後、CGコミュニケーションズ株式会社と共同で「変形するスマホケース」の商品化を行い、2017年4月から「GRIPL（グリップル）」という商品名で販売中。現在も、便利で面白いアイテムの開発に励んでいる。
【Twitter】https://twitter.com/bunji1818