プロジェクトの趣旨

ゴルフクラブのグリップが滑るようになっただけで、交換が必要！と思ってる方が多いのではないでしょうか？
１、芝や地面の塵や埃等がグリップの溝に入り込み詰まる。
２、グローブのカスや皮脂も溝や表面に付着すると滑るようになる。
３、新品から２年程経過（又は５０ラウンド）して交換時期だから。

滑る原因は全て表面上のトラブルなので、その表面を細工加工してやれば活性を取戻し再使用が可能になる！とお伝えしたいのです。

だから、そんな理由でのグリップ交換チョット待ってくだい！

驚きの復活劇をご覧ください！

私の長年の修理実績で、２０年物のグリップでも内側は外気に触れてないので、新品に近い硬度がそのまま外側迄保たれていることが多いのです。

表面を一皮剥いて溝の汚れを除去すればシットリしたグリップに生まれ変ります。

効果絶大とゴルフ仲間の使用コメント！

今まで専用の手入れツールが無かったから拭取る程度で何もしてなかったそうです。業界が交換時期をあおるのは構わないが、ゴルフ人口増やすために今はそんな時期じゃないでしょう！と お二人の共通見解で応援者です。

再使用できるグリップが多いのです！

形状を維持してれば、多くが交換先延ばしで継続使用できるとご判断ください。

交換依頼品と手入れ後の比較

復活後は光を吸収した艶消しで新品のようにシットリした表面に注目ください。

表面が光ったり、滑りが出だした位なら当分再利用可能です。

写真のグリップは２０年物ですが、表面だけは硬かったが一皮剥けば再利用できる位まで活性しました（実際、20年物でプレーされる方は少ないと思いますが、劣化が進んでない例です）

ラバー部が凹んで色落ちしてなければ復元可能です。

ネーム付近の平坦部が光ってきたら施工時期です。

溝なしタイプは表面が汚れやすいので短期間で滑るようになります。

本当に交換が必要なグリップとは！

握力で指の部分が深く凹んでいたり、永年放置しヒビ割れしてたり、シャフト側の口元が簡単に裂けてしまうグリップは交換をお勧めします。

親指部分の溝が完全に陥没し、残り0,2㍉程でシャフトまで貫通です。

① サンドペーパー掛け！

サンドペーパーは製造過程で最も粗い粒度（＃６０）を採用。ゴム系グリップに滑り止めを付けられます。

円状に包み、全周を均一なペーパー筋目を施すことができます。
注意：水は付けない （摩擦が減りグリップに光沢が出る可能性があります）

ペーパーを固定しグリップを移動させると効率が上がります。
（横に筋目を入れる場合はグリップを回転させます）

素早い施工可能！

一方方向に筋目をつけザラつかせた感触にしてください。

ペーパー掛け後は当然溝にも削りカスが入り込みます。濡れタオル拭きだけだと溝や凹部の汚れやカスは除去できなく、ペーパー筋目にタオルの繊維も絡まってしまう。

ペーパー後は、必ず下記ブラシ掛けが必要になります。

② 密着ブラッシング！

溝や凹部の汚れを除去しペーパー跡を馴染ませる為です。

ブラシの毛先がグリップの溝や凹に垂直に入り込むように長さを湾曲に配置しました。それにより外周を一度に覆うので、素早いブラッシングができます。

グリップを包んでのブラッシングなので水跳ねが少ないのが特徴です。回しながら全周の溝や凹に毛先を行き渡らせます。（汚れがある場合は洗剤を使用ください）

洗剤を付けても滑らないような工夫です。

ＦＡＱで解明

１、グリップ力はなぜ復活できるの？

シャフト側の内側は外気に触れてないので２０年経過でも新品に近い硬度のままで、表面（上っ面）は一見硬くなっていても、硬度はそのまま外側迄保たれていることが多いので、表面の手入れ次第で甦らすことも可能です。
従ってそれ以降の年代物は再使用可能と判断できるのです。

２、どの位古いグリップまで再使用できるの？

現実的に２０年間クラブ交換しない方は少ないと思いますが、例えば１０年前のクラブでグリップの硬化は進行しないので、表面手入れだけで充分使えるでしょう。

田畑はほぐしてやれば柔らかくなります（同じことをしてやるんです）

３、繰り返せる回数は？

① ペーパーで溝まで削り取ってしまわない限り、活性状態は現れます。
②グリップの種類や保管条件で異なるので、復活回数迄は明言はできませんが、10年以降物は今でも継続デザインが多いので、復活施工の価値があるとお勧めしてるワケです。

４、密着サンドペーパーについて

① 掛け方＝グリップを覆い密着させながら外周を均一に掛ける（シャフト側を持ちグリップを動かす）
② ペーパー筋目＝グリップに縦目、横目はどちらでもご自身で見つけてください。
③ 禁止事項＝水掛けは摩擦が減り逆に光沢が出る恐れあります。
④ ペーパー寿命：相手がゴムなので摩耗する事は殆んどありません。

追伸：サンドペーパーはグリップ用とウエッジのフェース面ケア用に２ヶ付き。

便利！フェース面を平にできる

①使用方法＝一方方向に擦り表面の凸凹を平にする

このスポンジ付ペーパーは圧力が分散されるので、フェース研磨にも最適な点です。
横でも縦掛けでもフェース面が片減りしたり、溝が浅くなることはありません。

５、密着ブラシについて

① 掛け方＝水を付けながら溝の汚れを掻き出す（洗剤付けは泡が水跳ねを防ぐ）
② グリップエンド側を下に向けながら洗う（グリップ穴からの水の侵入を防ぐ）
③ 目安時間＝汚水が出なくなったら終了
④ ブラシ寿命＝ブラシの毛先が外周を均一垂直に包むので減りや曲がりに強い。

追伸：グリップが汚れたり滑りだす前のケアなら、ブラッシングだけで充分シットリ感が得られることが多いのでお試しください。

６、拭き取り

① 拭き取り＝乾いたタオルで押し当て包み込み水分を吸わせる要領。

７、タワシ系ブラシとはどう違うの？

タワシ系は平面用なので、丸いグリップ数本で毛並みが開く一方で、先が溝や凹に入り込めず汚れが掻き出せない。しかも水の飛び跳ねが多くグリップには不向きと判断し密着ブラシをお勧めする理由です。

８、ゴム系以外の材質は？

① 樹脂系＝握り跡が簡単に凹んでしまう柔らかい材質はブラシ ケアだけに留めた方が良いでしょう。
② 軽いポリフォーム系（パター用）＝ペーパーもブラシも使用は避けてください。
(印字の膜が貼ってあるものは、剥離することがあります）

仕 様

スケジュール

202２年７月 初旬：プロジェクトスタート
202２年８月１４日：プロジェクト終了

2022年9月初旬～順次出荷 ９月末配送終了予定

リターン商品

【先着早割】 １セット 先着１００名 ３２％ off 1,690円
【 早 割 】 １セット 先着３００名 ２０％ off 1,980円
【マクアケ割】１セット 先着５００名 １０％ off 2,230円

【先着早割】 ２セット 先着２０名 ４０％ off 2,980円
【 早 割 】 ２セット 先着１０名 ３０％ off 3,470円
【マクアケ割】２セット 先着２０名 ２０％ off 3,970円

実行者紹介

①2021年１０月公開 「セルフキャディー」（ストア販売中）
https://www.makuake.com/project/golf_stand
②2022年３月公開 「さざえマーカー」（限定終了）
に続いての３回目の出展となります。

サンタックではゴルフ関連製品が続いておりますが、実は以前から趣味でゴルフクラブの組立修理を手掛けております。
その中でもグリップは古い使い廻し品も手入れし再利用できております。
グリップはこの前までは安価だったのでいろんな種類を楽しんできましたが、なんと現在メーカー在庫が品薄で、在るのは価格高騰した物ばかりで我々アマチュアゴルファーにとって負担が大きいので黙っては居れませんでした。

私の昔からの手入れ手法ですが、今回は最新ツールの紹介ですのでテクニック要らずで、どなたでも簡単に施工作業できると思います。

どうぞ、活性効果を感じ取って喜んでいただけると幸いです。
サンタック 三宅