レインブーツは、少し重たい。
もっと気軽に、お洒落に履ける、機能性とデザイン性を追求致しました。

「転倒者、0を目指す。」その一心で、日進ゴム株式会社が研究の末、開発したのがこの「ハイパーVソール」（特許取得済）です。

これまで、児島ジーンズの素材で、ケブラーデニム、25ozデニム、レザーなどにハイパーVソールを使用してスニーカーを企画して参りました。

第一弾は2021年8月、327足

第二弾は2022年3月、205足

私が「ハイパーＶソール」を知ったのは2014年です。
某テレビ番組で「想像を絶するグリップ力」としてスニーカーのソールを紹介していました。番組ではステンレス滑り台に水を流し、一般的なスニーカーとハイパーＶソールの比較検証をしていました。

一般的なスニーカーで登るとツルツル滑って登れない。しかし、ハイパーＶソールだと平然と滑り台を登って行くという映像でした。少し滑稽に思えましたが私はその映像にすごく興味を持ち、体感したいと思い購入に至りました。

ハイパーVソールの企画、開発を先導する、日進ゴム株式会社 商品開発 部長 原田龍二さん。

何故、規格外のグリップ力を誇るハイパーVソールを開発できたのか?
開発に至るエピソードをインタビュー形式でお答え頂いております。

※ハイパーV‎Ⓡソールは、日進ゴム株式会社の登録商標です。

そのグリップ力を確かめるべく、当社のスニーカーとハイパーVスニーカーで、比較検証させて頂きました。

検証1(水) : 通常のスニーカー(自社従来製品で比較)

検証2(水) : ハイパーVソール

検証3(石鹸水) : ハイパーVソール

早速、雨の日にハイパーＶソールを履いて試してみました。

突然の雨、傘を持っててもささない事ありませんか？

私は速足で歩く癖がある為、雨の日の地下鉄構内、街中のマンホール、側溝の鉄板で何度も滑って転倒しそうになったことがあります。しかし、ハイパーＶソールは全く違いました。まさに、テレビで見た映像通りの、「 想像を絶するグリップ力 」です。

この圧倒的なグリップ力は、地面を確実に蹴れる為、雨の日でも普段通りの速度で歩くことを可能にしてくれました。

私自身が体感した様に、もっと多くの方に共感して頂くことで転倒リスクを減らせる。『 転倒者を、0 に近づけることが出来る。 』そう思ったからです。
また、日進ゴム株式会社が同じ岡山県の企業だったことも大きな理由です。岡山県の物づくりを全国へ広めたい。そんな思いで続けております。

バイクを押す時や、重たい荷物を持つ時、ハイパーＶソールだと滑りにくく、踏ん張りが効く為、足元が安全です。様々なシーンで活躍するハイパーVですが、今回は、『耐水性』、『履き心地』、『脱着性』に拘った製品です。

素材は「マイクロファイバー レザー」( 別名:ヴィーガンレザー )

POINT①
・ 素材の選定
生地の構造から天然皮革を人工的に限りなく再現した第三世代の高級レザー。
ヨーロッパを中心に天然皮革の代替えとして使用される高級素材で、天然皮革に近く一体感を持った生地。耐水性と伸縮性を備えている。
本革と見分けがつかない程の完成度。

POINT②
本革と同様の耐久性を持ち、質感はとても滑らか。

天然皮革にも勝る、通気性とフィット性 。天然皮革では実現しづらい、ストレッチ性を保有している為、足首への負担が少ない。

POINT③
水や汚れにも強い耐水性。

※ 当製品は合成皮革 (合皮) とは異なります。合成皮革とは一般的な綿織物やニット素材にポリウレタン樹脂を厚く圧着したもので、素材の強度が低く、ビニールのような質感です。

POINT④
ハイカットを採用。

転倒リスクを考え、足首が固定しやすいデザインを採用しました。

POINT⑤
着脱しやすいサイドジップ。

「ハイカットスニーカーの場合、足首は固定されるが着脱が面倒くさい。」といわれがちです。このハイカットスニーカーは、内側側面に日本品質のYKKファスナーを装着しましたので着脱が非常に楽です。

POINT⑥
着脱可能なシフトガード。
この度のプロジェクトではバイカーに嬉しい、シフトガードをご用意。

通常のスニーカーでは、シフトチェンジする時に、当たりどころが悪く痛い思いをする場合が御座います。そこでバイカー向けにシフトガードを付けさせて頂きました。

紐に通す事で、いつでも付け外しする事が出来ます。

POINT⑦
待望のレディースサイズ登場！

ワンサイズでは、御座いますが形もレディース用に変更させて頂きました。

POINT⑧
また、ソールの圧着は国内生産では大変珍しい「バルカナイズ製法」を採用しました。

耐水の人工皮革に対して縫製をしないバルカナイズ製法なので繋ぎ目からの雨を防ぎます。

アッパー(スニーカー本体)とソールの間に固まっていないゴムを挟み、釜(加硫缶)に入れて高温でじっくりと加熱、加圧することで加硫圧着する製法。国内で現存する加硫缶は数えるほどしか残っておりません。

ゴムと異素材を一結合させることで、しなやかで耐久性の高いスニーカーを生み出すことが出来ます。

そのため、異なる素材のデニム地、革とゴムが強力に接着し一体化して、しなやかで耐久性の高いスニーカーが生まれます。

吊り機にセットします。(画像は、前回のハイパーVスニーカーになります。)

高温の熱と圧力を加える工程を「加硫＝バルカナイズ」と言います。釜に入れる前の生ゴムの状態から、弾力性のあるゴムの性質を得て釜から出てきます。

こだわった理由は日本の工場への支援です。
2020年より続く経済不況で日本の工場は悲鳴を上げています。

微力ですが工場の力になりたいと思いました。当然、発展途上国での生産と違いコストは高くなりますが高品質をお届けします。児島ジーンズのこだわりからスタイリッシュで高機能なバイカー向けスニーカーが誕生したと思います。是非、「ハイパーＶソール」を体感ください。

ジーンズやペインターパンツとの相性を考えた配色とデザイン。
ベロの部分を一枚ではなく敢えて二枚で継ぐことで、よりスタイリッシュに仕上げました。

color : ホワイト

日本製のYKKファスナーを採用。通常、ジーンズに用いるファスナーを敢えてデザインしました。

肌の擦れに優しい、合皮を使用

インソールは着脱可能

color : ブラック

シフトガード

ホワイト、ブラックにそれぞれのシフトガード付き
※シフトガードは左に1枚のみとなります。

紐を通して、着脱して頂く事が出来ます。

バイクシーンの時に。

普段着にも活躍してくれます。

株式会社フック マクアケ部隊
「児島ジーンズ」の母体でもある、株式会社フックは1996年に設立し27年間、「最良のジーンズ」を求め素材の開発をしてきました。
児島ジーンズのブランドが生まれて12年、これまで色落ちや生地の強度、縫製技術に拘って商品開発に取り組んで参りました。
耐久性の向上、異素材のコンビネーション、特殊繊維の混紡は児島ジーンズにとってのスタンダードで、現在も定番として生産し続けています。

「手を抜かないものづくり」が弊社の社訓です。

これからも、日々新しい挑戦と、日本製「児島ジーンズ」に恥じないモノづくりをして行きますので、皆様宜しくお願い致します。

協力企業
日進ゴム株式会社
1932年の昭和初期の創業。
足袋メーカーから始まり、自動車産業の発展とともに「工業用品事業部」と「履物事業部」の２部門に分かれてゴム製品の製造。
現在は、「環境事業部」と「履物事業部」という事業名に変更して、ゴムの製造を行っています。
ワーキングの世界では、そこそこ知名度が上がっていまして、市民権を得ていると思っておりますが、一般市場においてはまだまだご存じない方がたくさんいらっしゃると思いますので、一般の市場やスポーツ関係の分野においても活躍できる様、市場の拡大を目指して、世界のHyperVと言われるような存在感のあるブランドにしたいと思っています。

Ｑ）サイズが合わなかった場合や商品に不備があった場合、交換は可能ですか。
Ａ）製品の到着後７日以内の未使用商品であれば、以下の場合に限り１度にだけ交換を受付します。
◎サイズが合わなかった場合
◎万が一、製品に欠陥等が見つかった場合
(ただしお客様のご使用による柔軟剤の匂いやキズ、シミ、汚れ等が見られた場合、交換をお断りする場合がございます。)

交換方法はプロジェクトページ「実行者へ問い合わせ」のページにて
・ご氏名
・ご希望のサイズ
ご記入の上、ご返送ください。

尚、送料は往復お客様負担です。
商品に不備がある場合には、負担させて頂きます。
カラーのご変更・ご返品は出来ませんので予めご了承下さい。

Ｑ）いつ納品されますか?
Ａ）2023年 9月末予定
プロジェクト終了時から半年程の納期を要します。生産の進捗については活動レポートより随時お知らせ致します。

Ｑ）プロジェクト期間中にサイズ・カラーの変更は出来ますか？
Ａ）プロジェクト期間中のサイズ・カラーの変更は原則行っておりません。一度、商品が応援者様に届いてからのご対応となります。応援購入頂く際は、サイズ・カラー間違いにお気をつけ下さい。

Ｑ）応援購入後のキャンセルは出来ますか？
Ａ）注文後のキャンセルを承ることができません。ただしサイズが合わない場合、なおかつ弊社に在庫があった場合に限り、交換対応が可能です。その場合、お受け取りから7日以内にご連絡ください。

Ｑ）発送予定日までに引っ越しの予定があるのですが、どうすればいいですか？
Ａ）配送先変更の手続きをお願いいたします。配送先変更方法についてはこちらをご覧ください。
https://bit.ly/3r3Wk2n

Ｑ）保管上の注意
Ａ）◎ご使用頻度、ご使用状況、保管状況にもよりますが、着用前に確認し劣化したシューズのご使用はおやめください。
◎直射日光が当たる場所や高温多湿の場所には長時間放置しないでください。温度、湿度が高いと、素材の劣化が促進されます。
◎車内での保管はお避けください。炎天下の車内、トランク内は大変高温になり、短時間でシューズが変形場合が御座います。
◎火のそばや高温になる場所には置かないでください。変形変色する事があります。

■最後に

日清ゴム株式会社との協業プロジェクトは、今回で3度目になりました。岡山県から日本の物作りを発信したい。全国の皆様へ知ってもらいたい。そんな熱量がスタートさせました。

シルエットの追及や履き心地など、幾度と研究を繰り返し出来上がりました。ジーンズももちろんですが、スニーカーの日本製となると大変、希少です。昨今、物作りは、海外の大量生産が主流になっておりますが、大量生産することが出来ない良さもございます。それは、品質が高すぎるが故に生産効率が悪く、大量に作れない場合や、技術的に困難で製品の品質を安定させるのが難しいケースです。

そんな条件をクリアーした時に、『 made in japan 』の付加価値が生まれ、日本人の技術になると私たちは自負しております。

この度も、『 人と被らない 、スタイリッシュで高機能なスニーカー 』が完成致しました。安定感のあるソール、フィット感の良い素材、そして脱着のし易さを是非、ご体感くださいませ。