加熱時間を削減できて、あとは放っておくだけ。
火を止めてから始まる減圧効果でより味を染み込ませる【減圧調理】や【無水調理】も【自動炊飯】もできる多機能減圧鍋グルミール。

鍋をずっと加熱して気にかけなくても鍋の中が減圧状態になる事で、煮崩れを抑え本来の旨味を生かしながら、より味を染み込ませます。

よりカンタンに、よりおいしい料理とゆとりの時間を作る多機能な減圧鍋を私たち東邦ガスがつくりました。

POINT１
味が染み込む“減圧”メカニズム

火を止めてからが見せ所。
減圧調理の推定メカニズム

１．鍋を加熱すると、内部の水蒸気や空気などは温まり、体積が膨張するので外に逃げていきます。

２．消火後、逆止弁により、外から空気が入らないよう高温の鍋を密閉することで、中の温度が低下するとともに内部の圧力が低下し沸点が下がります。
沸点がさがると沸騰状態が継続するので、食材の水蒸気が放出され、煮汁との置換がすすみます。

３．さらに、弁を開放して常圧に開放された際に、食材内部の空孔に煮汁が一気に染み込みます。
密閉構造で中を減圧していくことで、食材の空気や水蒸気が吸い出され、煮崩れが少なく、より味が染みこんだ料理を楽しめます。

かぶで減圧調理と常圧調理で食塩浸透を比較した際に、減圧調理の方が約1.5倍浸透する事を確認しました。
※【出典】金城学院大学と東邦ガスとの共同研究
【方法】4cm角に切ったかぶを食塩水中で10分加熱。減圧もしくは常圧状態で、10分または20分放置後、かぶの中心部を切り出して塩分濃度を測定。

また、グルミールの調理では、消火後に減圧状態を継続することにより、減圧しない場合と比べて柔らかくなることが示唆されています。

加熱時間を短縮することができるため、味がしみこんだ柔らかい料理がカンタンに作れます。

※【出典】金城学院大学と東邦ガスとの共同研究
【方法】グルミールの試作機では10分間加熱ののち10分間減圧状態で放置し、ステンレス鍋では10～17分の加熱で肉じゃがを作り(加熱時間以外は同一条件)、じゃがいもの固さ(最大荷重・破断荷重)を測定。

最大荷重：サンプルを破壊した際に必要な最大の力
破断荷重：サンプルの表面組織を破壊する際に必要な力

減圧調理中は放置しておくだけなので、美味しい料理だけではなく、お子さまとの大切な時間や、趣味や勉強の時間など、日々の生活にゆとりの時間をつくります。

POINT２
自立するガラス蓋

ガラス蓋だから中を見ながら調理ができて安心。
持ち易い取手部分で立てておく事もできます。

POINT３
食卓になじむデザイン

ツヤのある質感と白と黒のみのシンプルなデザインで従来の鍋っぽさを払拭。

中の料理を引き立てながらも、食卓をお洒落に演出します。

炊飯時の水位線は線で表して炊飯鍋感も払拭。
内部にまでこだわったデザインです。

POINT４
お手入れ簡単

ゴム栓もゴムパッキンも着脱可能でラクラクキレイ。
鍋のサイズも２０センチサイズだから扱いやすく、内部はふっ素樹脂塗膜加工でお手入れが簡単に。

ゴム栓やゴムパッキンの隙間の汚れや雑菌なども、着脱を可能にすることで洗浄しやすく清潔に保ちやすくなります。

POINT５
素材本来の味を楽しめる無水調理

水を使わず素材本来の水分や脂を活用する無水調理も可能。素材本来の味を楽しめます。

POINT６
おいしいごはんを早く簡単に

ゴム栓を取り外すことで、自動炊飯や通常のお鍋としても。
ガスコンロの自動炊飯機能で早くおいしく簡単にごはんを炊き上げます。
白米は勿論、炊き込みご飯やピラフも美味しく。

POINT７
おいしい料理もゆとりの時間も

このグルミールはおいしい料理だけでなく
あなたの毎日にゆとりの時間を作ります。
忙しい毎日の生活にもっと大切な時間を。

STEP1
加熱調理

グルミールに材料と調味料を入れ、料理に合わせて加熱する。

STEP2
火を止める

蓋をした状態で火を止め、減圧開始。

STEP3
放置して減圧調理

料理に合わせて、そのまま放置して減圧状態で調理する。

STEP4
ゴム栓を倒して蓋を開ける

蓋にあるゴム栓を倒し、減圧状態を解除。
この時、食材に味がより染み込みます。

STEP5
おいしい料理の完成

煮崩れが少なく、味の染み込んだおいしい料理の完成です。
お皿によそってもよし。そのまま食卓へ並べてもよし。

グルミールの使い方
【肉じゃが編】

■材料

じゃがいも：300g
たまねぎ：1/2個（100g）
にんじん：1/2本（80g）
牛肉薄切り：100g
糸こんにゃく：100g
油：小さじ1

＜A＞
水：1カップ
しょうゆ：大さじ2
砂糖：大さじ2
みりん、酒：各大さじ1

■レシピ

※レシピは一例です。

１．じゃがいもは皮をむいて４つに切る。たまねぎはくし形に4等分する。にんじんは皮をむいて乱切りにする。
２．牛肉は大きければ食べやすい大きさに切る。 糸こんにゃくは洗って食べやすい長さに切る。

３．鍋に油を熱し、２を炒める。肉の色が変わったら１を加えて混ぜる。
４．全体に油がまわったら、〈A〉を加えてよくまぜ、アルミホイルの落し蓋をしてから蓋をし、中火で10分加熱。

６．消火し減圧10分。
７．ゴム栓を倒して減圧状態を解除し、蓋をあけ、盛り付ける。

カンタンに、より味の染み込んだ煮崩れの少ない肉じゃがが完成。

例えばこんな料理も

パエリア風炊き込みご飯

蒸し野菜

かぼちゃのミルク煮

チーズケーキ

リターン説明

フラノミスタの詳細は、フラノミスタ公式サイトからご確認ください。

商品詳細

【サイズ】
直径20cm
W28.9cm × D22.5cm × H11.5cm
【容量】
3.2L（鍋上端まで）
【重さ】
1.5kg
【炊飯量】
1~3合
【材質】
本体：アルミ鋳物
蓋：強化ガラス
【塗装】
外面：焼付け塗装
内面：ふっ素樹脂塗膜加工
【一般販売予定価格】
12,650円（税込）
【付属品】
専用ミトン
レシピブック
【対応コンロ】
ガスコンロ、電気コンロ
※電磁調理器（IHクッキングヒーター）では使用できません。
オールメタル対応のIHクッキングヒーターでは使用可能です。
・リンナイ株式会社、株式会社ノーリツ、パロマ販売株式会社の「コンロ自動炊飯機能」に対応（一部のコンロにおいて、未対応の機能もございます。詳細はこちら）
・リンナイ株式会社のアプリ「＋R RECIPE」の一部の炊飯鍋用レシピでも
自動調理できることを確認しています。（確認済レシピはこちら）

開発チームからのメッセージ

当プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
実は、今回の鍋はもともと炊飯鍋の開発からスタートしました。

直火で炊いたごはんは、おいしいと考えている一方、ほとんどのご家庭に電気炊飯器が普及しており、コンロで簡単に直火の炊飯ができるのに、体験している方は少ないように感じております。

「ガスコンロの自動炊飯機能をみなさまにもっと知ってもらいたい。」
「炊飯鍋をよりよくして、みんなに使ってもらいたい。」

そんな思いから炊飯鍋を開発することにしました。

でも、現状の炊飯専用鍋の単なる改良では、お客さまに喜んでいただく要素としては弱いと考え、炊飯以外にも色々な調理に便利に使っていただける鍋を作ろうという狙いの元、コンセプトとして以下の３点を掲げました。

①食卓に直接出せるようにデザインを改良すること

②炊飯以外の調理にも広く活用できること

③ガスコンロメーカー３社の自動炊飯機能に対応できること

②の内容として、いくつか検討した結果、「減圧調理」と「無水調理」が自動炊飯機能と両立が可能であったため、各機能が両立可能な形状や各機能の効果について検討や評価を進めました。
減圧調理の効果を評価している中で、減圧調理が「加熱時間の短縮」や「味のしみこみ向上」、「柔らかくなるのに煮崩れが抑制できる」など、当初の想定以上に調理に良い影響を与えることが分かり、今回の鍋を「多機能減圧鍋」として販売することになりました。

このような開発背景を思い出していただきながら、グルミールがお手元に届いた際には、ガスコンロでの自動炊飯をはじめ、色々な調理を手軽に楽しんでいただき、食卓を彩る一つのアイテムとなれば嬉しく思います。

最後まで当プロジェクトページをご覧いただき、誠にありがとうございました。
是非、皆様のご支援、周囲へのご紹介等、よろしくお願いいたします。
開発チーム一同