①オーストラリア唯一の酒蔵サンマサムネで醸した、２０年以上の長期熟成酒。

②サンマサムネはシドニー観光のホット・スポットとして親しまれている、雄大な自然世界遺産ブルーマウンテン国立公園の麓に位置しています。

③南半球で長期熟成されたお酒をそのまま限定本数を特別に日本へ輸入しました。

④オーストラリアの大自然で輪作体系の農耕で生産されるジャポニカ種の中粒米を使用

大自然の中で醸す「豪酒 Go-Shu(ごうしゅ)」

オーストラリア唯一の酒蔵サンマサムネで醸した、２０年以上の長期熟成酒を皆様に知っていただきたく、プロジェクトを立ち上げました。

オーストラリアで唯一の酒蔵サンマサムネは、20年も前から酒造りをしています。シドニーから車で約1時間のところにあるペンリス、世界遺産で有名なブルーマウンテンの麓に位置しています。

ブルーマウンテンの麓、サンマサムネの近くを流れるネピアン川は自然豊かな場所で、川沿いの「自然散策道(The Great River Walk)」はサンマサムネの正面ゲートから始まりユーカリの森林、野鳥を楽しめます。

原料はすべてオーストラリア産！

仕込み水は、ブルーマウンテンの伏流水を使用、水質は軟水で、柔らかい味の酒に仕上がります。

原料米は、オーストラリア産ジャポニカ系中粒米（Medium　Grain　Rice）。日本のお米と近い品種が使われています。

豪酒の原料は、米と米麹と水のみ。醸造アルコールや他の添加物などは一切加えられていません。

こちらのお酒は、長期熟成により琥珀色をしております。
ドライで熟成感のある味わいですので食後酒以外にも味付けの濃いお料理やスパイスの効いたお料理ともおすすめです。
オーストラリアに想いを馳せながらお楽しみください。

オーストラリアの稲作のルーツは日本

1905年(明治38年)、松山市の篤農家、高須賀穣(慶応5年生まれ)夫妻がビクトリア州に移民し、日本のコメ種子を持ち込んでコメ作りを開始したのが始まりです。稲作の自然条件はよかったものの、灌漑システムが整っておらず苦労を重ねました。1920年代に入って灌漑工事が進み、ニューサウスウェールズ州のリべリナ地方を中心に約8,000キロに及ぶ水路が敷かれ、開拓農家グループによるコメ作りが、ニューサウスウェールズ州や同州に隣接するビクトリア州境あたりで広まって行きました。20年代半ばから、ジャポニカ種とインディカ種との交配などによる品種改良も継続的に続けられ、いまでは年間平均100万トン(うち8割がジャポニカ系中粒種)を生産するに至っています。

生産システム 　--輪作体系--

広大な土地を活かし(1農家あたりの平均所有耕作地は200へクタール)、4年から7年のサイクルで輪作しているのが最大の特徴です。その輪作体系の中でコメ作りは2回で、7年サイクルを例にとると、牧草／牧草／牧草／コメ／コメ／休耕／大麦といった輪作となります。牧草は羊の餌で、牧草地で放し飼いにする羊の排泄物が牧草の肥科になります。また、米作の前年には牧草に混ぜてクローバーを植え、その根の窒素分をコメの養分とし(若干量の化学肥料を補給するケースが多い)、稲藁は次の作物の栄養分とするシステムなどのハイテクを駆使した効率の良い稲作農業を行っています。

安全性重視　--ミニマム農薬方式--

栽培中に使う農薬は、稲の成育初期(田植から1か月以内)に除草剤と防疫剤を1回ずつ使うだけの｢ミニマム農薬｣栽培が浸透しています。

オーストラリアでの酒造りのはじまり

サンマサムネは、1996年4月にオーストラリアに於いて清酒製造工場を開設いたしました。2003年より代表取締役社長に就任したアランさんは、計画や準備・建設段階から蔵に関わってきました。

サンマサムネでは、「白雪」を製造する1550年創業の酒蔵・小西酒造(兵庫県)から技術提供を受け、今ではその酒造りの伝統手法をオーストラリアで実現させています。

リスク＆チャレンジ

・オーストラリアから輸入した状態のままの瓶でお届けいたします。

・皆様のお手元にお酒をお届けできる想定時期ですが、オーストラリアから日本までの輸送になりますので、万が一想定外の事態が発生した場合、遅延が生じる恐れがございます。ご了承ください。

・20歳未満の方は支援いただけませんのでご了承ください。

・海外で製造された酒のため「日本酒」表記ではなく、「清酒」表記になります。

・並行輸入品が発生する可能性があります。個人輸入及び販路によっては防ぐことができない可能性がある点、ご了承願います。