LOM（X -SCOOTER LOM クロススクーターロム）とは？

2017年に大きな話題を呼んだ『ハイブリッドバイクGFR-01』を手がけた、glafit株式会社が自信を持ってお届けする新モビリティ。移動を楽しくしてくれる抜群の安定感とクールなルックス、Made in Japanの高品質、アプリによって実現した高機能。さまざまな理想を満たした、"立って乗る"新しい乗り物が誕生しました。

LOMの機能（FUNCTION）

１：転倒リスクを軽減する抜群の安定感

LOMは前輪12インチ・後輪10インチ、前後でサイズの異なる大径タイヤを採用。立ち乗りスタイルのスマートなルックスでありながら、公道走行を想定した設計がされており、道路にある窪み・段差・障害物等を乗りこえることができます。つまずきや転倒のリスクを、極力軽減しました。

一般的な横乗りのスケートボードとは異なり、正面向きで抜群の安定感を誇ります。両足を平行に揃えた体勢（＝人間が立っている状態と同じで、自然でバランスがとりやすい姿勢）で走ることができるため、低速運転も可能。狭い場所を移動したり、徒歩の友人と一緒に走行したり、さまざまなシーンに対応します。

２：快適な走行をアシストするアプリ/BMSを搭載

これまでの乗り物とは一線を画すLOMの大きな特徴となるのが、快適な走行をアシストするアプリと、Panasonic社との共同実証によって誕生した新型Panasonic製BMS（Battery Management System）搭載。

バッテリーに搭載されたBMSは学習機能を備えており、走行すればするほど学習を積み重ね、ユーザーの行動に合わせた航続距離や電池残量をアプリで正確に表示します。また、アプリでキーコードをシェアすれば友人や家族に貸し出すことができるため、自分が乗らない時間はLOMを有効に活用したいという方にもおすすめです。

３：一回の充電で約40km*まで走行可能・速度も調整可

一回の充電で約40km*の走行が可能。速度は「High 25km/h以上」「Mid 25km/h」「Eco 10km/h」の3モードからシーンに合わせてセレクトできます。一回の充電で約60km*の走行ができる大容量バッテリー（別売）も用意しています。

*テスト環境での最大値の為、通常の市街地走行では下がります

４：ユーザーの身を守る保安部品が付属

ヘッドライト、前後左右のウィンカー、後部ブレーキランプ、反射板など、走行中の安全を確保する部品が完備。車の運転手や歩行者からの視認性が高いため、走っていることを知らせることができます。

５：唯一無二のデザイン

LOMは機能性だけではなく、そのデザイン（意匠登録出願済：No.2019028481）も他にはない強みがあります。
構想から2年、10回以上も図面を引き直し、これまでの立ち乗りモビリティーの印象を覆すファッション性と、美しい立ち乗り姿にこだわりました。

フレームは、ダブルクレードルという日本のバイク名車が採用しているスタイルを彷彿させ、次世代モビリティでありながら、乗り物好きの方を唸らせるようなデザインとなっています。

車体そのものはもちろん、公道走行に必要な保安部品も含めてオリジナルデザインで設計されており、後付けされたような違和感はありません。

また、足を置くステップはスケートボードと同様の製法で制作し、滑り止め効果もありアクティブな走行にも対応しています。

６：折りたたんで片手で持てるコンパクトサイズ

LOMは電動キックボードには珍しい、折りたたみハンドルを搭載。ハンドルを折りたためば、片手で持てる大きさにシフトします。階段では降りて持ち運んだり、平坦な道では後輪を転がしてハンドキャリーしたりしてもOK。

７：Made in Japan品質

デザインから設計、最終組み立てまで和歌山で行っています。長年、自動車・バイク関連用品の企画や製造に取り組んできた会社から誕生した、glafit株式会社が自信をもって提供します。

LOMの使いやすさ（USABILITY）

１：公道を走行するまでの手続きがスムーズ

LOMは日本国内では第一種原動機付自転車（原付）となるため、免許証・ナンバー取得・自賠責加入・車道走行が義務づけられています。LOMは日本の保安基準を満たした仕様設計になっており、必要な保安部品がすべて付いているので、ナンバー登録・自賠責保険加入・ユーザー登録が完了したらすぐに公道を走行できます。また、乗り出しに必要な書類をまとめたスタートアップキットをご用意しているので、簡単に手続きを進めることができます。詳しくはページ下部FAQもご確認ください。

２：着脱可能な大容量バッテリーで楽々充電

バッテリー容量が大きく（約40km走行*）、走行距離によっては毎日充電する必要がありません。遠出したいときには大容量バッテリー（約60km走行*）が便利です。よくあるキックボード等の小型電動モビリティはバッテリーが内蔵されていますが、LOMは取り外して充電できる着脱型バッテリーを搭載。バッテリーだけを室内に持ち帰り、手軽に充電が可能です。

*テスト環境での最大値の為、通常の市街地走行では下がります。

３：旋回性や走行性に優れた乗り心地

従来のキックボードはタイヤが小さいため車高が低く、「フレームが擦れてしまう」「あまりハンドルが切れず、小回りがききにくい」といったデメリットがありました。LOMは小回りがきくハンドルと短めのシャーシを採用。旋回性や走行性に優れており、曲がることの多い国内の道路の走行に適しています。

LOMの利用シーン（SCENE）

シーン01 行きたい場所へ、会いたい人のもとへ、あなたを運びます。

近所にちょっと出かける〝チョイノリ〟

ちょっと近所のコンビニに、買い物に、友人とカフェランチに、家族のお迎えに。歩いていくのには少し遠いけど車で行くほどの距離ではないとき、目的地に駐車場がないとき、自転車を漕ぐのは面倒なときなどに最適です。アニマルトレーラーを牽引して、ペットの散歩にもおすすめ!?

シーン02 ストレスに縛られない爽快ライフを。

通勤・通学時に駅までorそのまま会社や学校に

LOMは通勤・通学にも便利です。電車通勤の方は、自宅から駅までLOMに乗れば忙しい朝の時短に。折りたたんで、輪行袋に入れたらそのまま電車に乗れるので、電動自転車と違って駐輪場を探す必要がありません。約40km*まで（大容量バッテリーの場合は約60km*まで）走行できるので、そのまま学校や会社まで行ってもOK。混雑した電車を避けて、ストレスの少ない爽快な通勤を楽しめます。

シーン03 レジャーシーンの心強いパートナーに。

キャンプ場やイベント会場などの広大な敷地内で

キャンプ場内での移動（トイレに行くときや買い出しに行くときなど）、サーフボードを持って駐車場からポイントへ移動、釣り（おかっぱりの移動）、遊園地・イベント会場・フェスでの移動など広大な敷地内の移動にも適しています。周囲に人がいる場面や障害物が多い場所でも、小回りがきいて低速移動ができるLOMは重宝します。荷物の配送や大倉庫内の移動など、プライベートでの利用に限らずビジネスシーンでの利用もおすすめです。

また、LOMは100kgまで荷物を牽引することができます。サーフボードなど、大きな荷物を持ち帰りたいときにも便利です。
※トレーラーは付属しておりません

LOMユニークポイント『3C3S』（UNIQUENESS）

3C（Compact, Connected, Comfortable）

Compact

折りたたんで付属の持ち手で引っ張ったり、抱えて運んだりできる利便性の高いコンパクトボディ。車のトランクに格納すれば、キャンプ場内やサーフィンの駐車場からの移動にも便利です。玄関先など狭い場所へ収納可能なため、駐輪場のすくない都内でも安心。

Connected

アプリを利用して、スマートフォンから電源のON/OFFが可能。アプリで鍵の共有（ペアリング）をすれば、友人や家族と気軽にシェアできます。エマージェンシーキーはありますが、基本的にはアプリで操作ができるので鍵を持ち歩く必要がなく、鍵を紛失する心配が少なくなります。また、バッテリー残量・走行可能距離予測値が明確に表示され、途中でバッテリー切れが起こるリスクを軽減できます。

※アプリは開発中のため、上記はイメージとなります

Comfortable

両足を揃えた姿勢（＝人間本来の自然な体勢）で立ち乗りできるのがLOMの大きな特徴。キックボードと比べて大きめのタイヤ（前輪12インチ・後輪10インチ）を採用することで、クッション性のある快適な走行を実現しました。

3S（Safety, Stability, Sustainability）

Safety

ヘッドライト、前後左右のウィンカーなどの保安部品が付属しており、自動車や自転車からの視認性が高いので安心して利用できます。自転車にも使用されている、誤操作しにくいブレーキレバーを採用。

Stability

前後でサイズの異なる大径タイヤによって実現した、抜群の安定感が自慢。自動車の車高規定などを参考に、道路走行時の段差等を考慮して設計することで、従来のキックボードでは乗り越えられないことが多い道路の段差も乗り越えられるタフな一台に仕上げました。

Sustainability

バッテリーの着脱が可能なLOMは、バッテリー交換のみで長く利用することができます。製造を手がけるglafit株式会社は、メンテナンス店を全国に拡大していきます。バッテリーの寿命と共に廃棄になることが多いキックボードとは異なり、長く所有することで愛着がわくでしょう。

仕様（SPECIFICATION）

(単位：mm)

LOM本体重量：14.0kg（バッテリー抜き）
標準バッテリー重量：2.5kg
対荷重：100kgまで
タイヤ：前輪12インチ・後輪10インチ
充電時間：約5時間前後
走行距離：約40km（標準バッテリー/満充電状態）
※荷重55kgの場合の理論値です。
※走行距離はバッテリーが最も良い状態におけるものです。気象、道路、整備、乗り方などの使用条件や、経年劣化などにより実際の走行距離とは異なる場合があります。
※走行距離は満充電後バッテリー残量がなくなるまでに走行できる距離の目安です。
※坂道や荷物が多いほど、バッテリーは早く消耗します。特に、電動バイクはアシスト自転車と比べて荷重の影響を非常に強く受けます。
※バッテリーが消耗してくると、最高速度が低下します。
カラー展開：ホワイト、モカベージュ、スカイブルー、マットブラック

過去実績（PERFORMANCE）

2017年発売のGFR-01で日本の最高記録（当時）を樹立

日本を代表する次世代乗り物メーカーを目指して誕生したglafit株式会社。

「いつか自分たちの手で面白いモビリティを作りたい」と思い続け、2017年5月にファーストプロダクトである自転車機能＋電動バイク機能のハイブリッドバイク『GFR-01』を発売。スマートな折りたたみ式、100%電動エネルギー、10円以下の充電コストで約４０キロ走行。さまざまな魅力を備えたGFR-01は、Makuakeで発表されると同時に爆発的な人気を獲得。応援購入総額1億2800万円超えを達成し、2017年8月に同サイト内での日本最高記録（2017年8月当時）を樹立しました。

現在はglafit公式ホームページ、全国のオートバックス店舗やビックカメラ、蔦屋家電等で販売され、多くのファンに愛用され続けています。

会社概要（COMPANY＆MISSION）

glafit株式会社は、15年以上にわたり自動車・バイク関連用品の企画や製造に取り組んできた会社から独立して誕生しました。2017年に大きな話題となった『ハイブリッドバイクGFR-01』リリース後も新製品の開発を続け、この度『X-SCOOTER LOM』を発表。GFR-01同様に、LOMも世の中の移動を楽しくしてくれるモビリティだと確信しています。

生活を快適にすることに加え、地球環境や社会へも貢献

glafit株式会社は地球や社会への貢献も視野に入れ、SDGsにおいて（全17項目中）以下の項目を意識して企画・製造を行っています。

地元・和歌山への思い

100年ビジョン「日本を代表する次世代乗り物メーカーになる」を目標に、地元・和歌山から世界をめざしています。これまで和歌山市内での検品・出荷体制を整えてきましたが、ついにLOMでは、デザインからフレーム設計まですべて自社開発し、組み立ても和歌山市内にて行うという体制が実現しました。

和歌山に生産ラインを作り新たな雇用を創出したり、和歌山大学の学生とプロモーションコンテンツを一緒に作ったり、都市計画や観光政策に活かせる人流データを提供したり、さまざまな形で地元に貢献しています。

FAQ

Q 運転に必要なものを教えてください。

A こちらのプロダクトは第一種原動機付自転車となります。そのため第一種原動機付自転車免許、ヘルメット、ナンバー、自動車賠償責任保険への加入が必要となります。

Q ナンバー取得方法について教えてください。

A 当社が発行する出庫証明及保安証明書、軽自動車税申告(報告)兼標識交付申請書、印鑑(認印可)、身分証明書を持参し、各市町村役場等にて申請ください。

Q 自動車賠償責任保険の加入方法について教えてください。

A コンビニにて、ナンバー取得時にもらえる標識交付証明書の内容に基づいて申込書に必要事項を専用端末で入力頂くことで、加入頂けます。

Q 任意保険への加入について教えてください。

A 自動車責任保険だけではカバーしきれない部分を補うため、任意保険にご加入頂くことを推奨しております。現在自動車にお乗りの方は、加入保険の特約によりカバーされている場合もございますので、一度保険会社様にお問い合わせ下さい。また、初めて任意保険に加入される方は、標識交付証明書をお手元にご用意頂いたうえ、保険会社様にお問い合わせ下さい。

Q 車体を受け取るまでの流れを教えてください。

A プロダクトが完成次第、出庫証明及保安証明書、軽自動車税申告(報告)兼標識交付申請書、ナンバー取得及び自動車賠償責任保険加入手続きに関する案内を同梱しましたスタートアップキットをお届けいたします。それに従い、取得したナンバー、加入した保険の証を当社へ提出頂き（画像などをアップロード）、ユーザー登録の完了をもって車体を発送いたします。

Q 保証はありますでしょうか。

A 取扱説明書に則した使用に限り、品質不良や欠陥が生じた場合、指定された部品につき無償で修理をお受け頂くことができる1年間のメーカー保証を付保いたします。

Q 故障した時はどうすればよいでしょうか。

A まずは故障の状況などを当社に連絡ください。その後必要に応じて当社にて修理いたします。指定された部品につきメーカー保証期間内は無償で、それ以外は有償で修理を承ります。

Q 歩道を走行することは可能でしょうか。

A 歩道を走行することはできません。道路交通法に従い、車道を走行する必要がございます。

Q 充電が切れた場合どうすればよいでしょうか。

A 充電が切れた場合は車道を走行することはできません。車体を押し、歩道を移動するようお願いいたします。

Q 耐荷重を教えてください。

A 荷物なども含めた総重量100kgまでとなります。

Q 充電について教えてください。

A AC100Ｖの家庭用コンセントで充電できます。バッテリーを車体にセットしたままでも、取り外しても充電が可能です。充電時間は約5時間前後となります。

Q 走行距離について教えてください。

A 実際の走行距離は、体重、天候、路面状況、運転方法、使用環境など様々な要因により変動いたします。ストップ&ゴーが多い都心部ではカタログ値の約半分の走行距離が目安となります。

Q 電車に持ち込むことは可能でしょうか。

A 可能です。ただし、車輪が見えないようカバーをかけて頂くなど工夫が必要となります。

Q 飛行機に持ち込むことは可能でしょうか。

A 国際民間航空機関でリチウムイオン電池バッテリーの預け入れによる輸送を禁止しておりますため、持ち込むことはできません。

Q リターンの受取りに別途送料は必要でしょうか。

A 必要ございません。