『高品質なドイツワインを手の届く価格で日本のお客様へ届けたい』という思いから、銀座ワイナックスが新たに開拓した生産者Hörner（ヘルナー）。ドイツ国内で急速に評価を高める若き生産者のワインが、ついに日本初上陸します。※正規ルートにおける日本初輸入となります。
上質でありながら手頃な価格帯のものをセレクトし、体験型イベント『角打ちワイン』や『カジュアルなペアリングランチ』も都内で開催予定！
--------------------------------
リターン品の配送が完了するまで、銀座ワイナックスはHörner（ヘルナー）の日本における独占販売権を有する正規代理店です。詳細は、ページ下部のリスク＆チャレンジをご確認ください。
--------------------------------

ここ数年で、急激に進む円安
2020年頃から円安が進み始めました。2020年の平均レートは1ユーロ121円。以降、129円、138円とその傾向は続き、2024年には163円と５年間で3割以上も上昇してしまいました。

ドイツワインも例にもれず１ℓあたりの輸入単価は523円（2020年）から875円（2024年）まで6割以上も上昇。さらにスエズ運河が通航できなくなり喜望峰周りの輸送ルートになりコンテナ費用も大幅に増加。

参照：経済産業省HP

結果として、当店では取り扱うドイツワインの価格帯はリーズナブルなもので3000円→4000円代後半へ、人気の高級ラインは10000円→12000円、15,000円へとワインの販売価格を上げせざるを得なくなりました。

新たな生産者の開拓、Hörner（ヘルナー）との出会い

あらゆる食品価格が上がる中で5000円近いワインを日常的にお買い求めいただくお客様は少数派に。そんな中でも『日々の暮らしの中で当店のドイツワインを味わってほしい』という思いがありました。

かねてから代表は３つの信条をもってワイン輸入をしてきました。
①取引する生産者は見本市で選定するのはなく醸造所を訪れて決定する
②ワインは必ず『毎年』醸造所で試飲した上で選定する
③前年に輸入した銘柄だとしても試飲して納得しなければ購入しない

その年の天候・葡萄の生育状況、収穫・醸造方法によってワインの味わいは毎年変化します。数十年にわたり取引する生産者も多いですが『毎年』『現地で』『そのヴィンテージを試飲して』初めてワインを購入するか決定するスタイルは４０年来変わりません。

仕入れ価格の高騰により、既に取引している生産者のワインは軒並み価格上昇が予想されました。高品質かつカジュアルな価格帯のワインを手掛ける新たな生産者を見つけなければ、との思いがじわじわと湧いていました。

2024年のドイツ出張で、代表は定宿のオーナーに聞きました。『最近、良いワイン生産者はいるか？』オーナーはすぐに答えました。『ヘルナーが良いよ』

20年以上の付き合いがある定宿のオーナーは、大のワイン愛好家。宿でも自らセレクトしたワインコレクションの販売をしているほどでした。そんなオーナーの薦めならと、滞在スケジュールを調整しヘルナーの元を訪れました。
ドイツで２番目に大きいワイン生産地域であるプファルツ。この地のホッホシュタットにヘルナー醸造所（Weingut Hörner）はありました。

ヘルナーの畑。奥に見えるのがHaart（ハールト）山脈。南側はフランスのヴォージュ山脈へと繋がっていきます。この山脈が冷風を防ぐ役割を担い、この地に温暖な気候をもたらしています。手前に見えるのは樹齢20～30年の葡萄樹。

管理の行き届いたステンレスタンク。ここでワインが生産されています。

こだわりのハイランク（Widderシリーズ）のワインがここで樽熟成されています。

醸造所を訪れ、ヘルナーの手掛けたワインを実際にテイスティングしました。エントリークラスは、複数品種をブレンドし軽やかでフレッシュな味わい。スタンダードクラスは、グラウブルグンダー、ヴァイスブルグンダーなどドイツを代表する品種の個性が見事に表現された味わい。ハイクラスはシャルドネ、ピノノワールの２種類があり、それぞれ厳選された葡萄を使用し樽熟成、洗練された味わいに仕上がっていました。ワインの味わい、そしてコストパフォーマンスの高さにも魅力を感じ、代表は彼らのワインを日本に輸入しようと決断、今回の輸入に至りました。

３つの星座が彩るヘルナーワイン

代表がヘルナー醸造所に出会ったその年、グルメワールドカップ2024でヘルナーは今年の若手醸造家（Young Winemaker of the Year 2024）に選ばれ、シャルドネ グランレゼルヴ2022は95点を獲得。同ワインは、ヴィヌムワインガイドでも“プファルツで最高のシャルドネのひとつ”と評されるなど、ますます注目を集めています。

（引用：Weingut Hörner HP）

ワイナリーの歴史

ヘルナー家はプファルツで何世代にもわたり葡萄栽培をしてきましたが、自社畑の葡萄で自らワイン生産を行うようになったのは1990年代半ば頃。現当主トーマス・ヘルナーの父がその決断をし、トーマスはそのスタイルを継承するためフランスのブルゴーニュ、オーストリアのヴァッハウで研鑽を積み、ドイツ国内ではプファルツの５つ星生産者クニプサーでワイン生産を学びました。

父子で紡ぐヘルナーワイナリーのエンブレムは“角（つの）”です。彼らが手掛けるワインは、角をもつ３つの星座をイメージし、3つのランクに分かれています。エントリークラスには牡牛座の角、スタンダードクラスには山羊座の角、ハイクラスには牡羊座の角がラベルにそれぞれ描かれています。

ヘルナーのワイン生産におけるこだわりは『極力自然に手を加えないこと』。除草剤・殺虫剤はほとんど使用しないため、葡萄樹の間には雑草が生い茂り、土の中にはミミズの姿も。葡萄の収穫もすべて手摘みで行っています。

ヘルナー醸造所は、ワイン生産をはじめてまだ30年ほど。ワイナリーのチーム力で、ワインの品質はますます向上しています。日本に初上陸するヘルナーワインをボトルで楽しみたい方はワインのリターンを、まずはグラスで楽しみたい方は体験型イベントにぜひお越しください。

リターンについて

スケジュール

2025年6月上旬　ワインがリーファーコンテナで日本へ到着

2025年6月中旬　リターン商品の配送スタート、イベントの参加券を送付

2025年6月下旬　リターン商品の配送完了、イベント開催

実行者紹介

銀座ワイナックスは、創業41年目のドイツワイン直輸入・販売店です。創業当時からソルビン酸不使用の高品質なドイツワインを厳選し、全てリーファーコンテナ輸送しています。

ワインの味わい・品質を追求した結果、取り扱うのはドイツワイン生産者 約２万社のうち約200社（全生産者の僅か１％）が加盟するVDP（ドイツ優良ワイン生産者協会）認定生産者のワインがほとんど。

今回輸入するヘルナーはVDP加入していませんが、自然を尊重したワイン造りに取り組んでおり、ワイン自体の品質の高さ、コストパフォーマンスの高さに魅力を感じ、ぜひ日本の皆様に是非お届けしたいと思い、プロジェクトを実施いたしました。

＜プロジェクトに関する情報＞
プロジェクトの属性：輸入商品
代理店によるサポート：代理店による日本語カスタマー対応がございます。
プロジェクト実行者（国） ：日本
製品者（国） ：ドイツ
製造者（国） ：ドイツ