プロジェクトを掲載したい方はこちら

あなたの応援購入

応援購入したリターン

応援購入金額

0

など

シェア支援

シェアを見て訪問

シェアを見て支援

プロジェクトの期間が終了しました

シェア支援リンク
仲間にプロジェクトを紹介しよう

あなた専用のシェア支援リンク

シェア支援リンクなら、あなたのシェアで
何人がプロジェクトにやってきたか確認できます

コピーしました

孤児院の経済自立を目指し、日本から現地のビジネス支援を行うプロジェクト

戻す

ストーリー

  1. ガーナで小規模孤児院を建築、支援する。
  2. 孤児院の運用資金を一方的に寄付するのではなく、経済自立に向けた持続可能な支援を行う。
  3. 経済自立のため、孤児院の井戸水を活用したピュア・ウオーターの製造販売事業を行う。

プロジェクトのあらすじ

ジョイスさんはガーナのクマシ市に住む26歳の女性です。

● ジョイスさんは幼いころ両親を失った経験から小さな孤児院を作る夢を持っています。

● 私(実行者)は、5年前からジョイスさんの夢をかなえるため、現地に小さな孤児院を建築、日本から運営支援をしています。
しかし、これまでの
支援はわたくし個人の寄付のみによる活動のため、経済的に限界があります。
そこで孤児院が経済的に自立できるように、孤児院内にある井戸設備を活用してミネラルウォーター製造販売事業を開始しました。

孤児院が完全に自立するためには事業規模を大きくする必要があり、必要な資金を調達するため、皆様の応援の力をいただければと思います。

ジョイスさんの小さな孤児院の夢とは?

ジョイスさんは、幼いころ交通事故で両親を失い、二人の弟とおばあちゃんと暮らしておりました。一家はおばあちゃんの売る自家栽培のトマトなどの収入や、親戚関係との助け合いで保っていましたが、それでも生活費が足りませんでした。

おばあちゃんは昔ヘアードレッサーとして自営業をしていたとのことで、ジョイスさんもヘアードレッサーとして開業できないか検討しました。しかしながら、顧客が少ないこともあり、うまくいきませんでした。また、私が日本からオークションで安い衣服類を購入、それらをガーナで転売するという方法も試みましたが、輸送費が高いため利益率が低く無理でした。

そんなある日、ジョイスさんが不思議な夢を見ました。夢の中でジョイスさんが道を歩いていますと、その横に白い巨大な建物が建っていました。そしてそれは孤児院で、ジョイスさんはそこでたくさんの孤児たちの母親となって暮らしているというのです。

ガーナには病気や交通事故などで両親をなくした孤児がたくさんいますが、公的な孤児院が少ないため、そうした子供たちは、親戚や周囲の人たちが引き取って育てるか、それができない場合はストリートチルドレンになってしまうそうです。彼女は自分も孤児だったことから、そうした恵まれない子供たちのための孤児院を作ること、そして孤児たちに母の愛を与えることが、神様から与えられた自分への啓示だと信じたのです。

孤児院の建築を決断!

ジョイスさんから、孤児院を作りたいのでお金を送ってほしいと頼まれた時は、何千万円も掛かる話で、とても私個人ができることとは思えませんでした。その話があったとき私は60歳をとうに超えており、すでに定年退職して嘱託研究員の身分でした。

しかし、断っても断っても諦めないジョイスさんの強い希望と真摯な熱意に動かされまた、必要な土地も現地の有力者から寄付があったと聞いて、不可能かもしれないけれども、とりあえずできる範囲で支援を進めることにしました。彼女は敬虔なクリスチャンであり、私自身もクリスチャンであったことから、彼女の真摯な願いをぜひかなえてあげたいと思ったのです。そして、2016年9月から現地で基礎工事を開始しました。

2017年11月にとりあえず小さな母屋が入居できる状態まで完成しましたが、まだ水道や電気などのライフラインは未完成の状態でした。それでも、ジョイスさんの希望で孤児たちを預かり、孤児たちとの生活が始まりました。しかし、引き続き多額の経済支援が必要であり、いかに生活費を調達していくかが問題でした。

孤児院自立への道・・・ピュア・ウオーターに注目

孤児院の経済自立への道を模索している中、ある時、井戸水を利用したミネラルウォーターの製造販売事業が可能ではないかと思いついたのです。孤児院の立地は、クマシ市中心部から車で30分程度離れた郊外の丘陵地帯にあり、水道インフラは整備されていません。付近に暮らす人たちは徒歩40分程度離れた井戸まで、その日必要な水を汲みに行くのが普通です。また、飲料水は、ピュア・ウオーターと呼ばれるビニール製のサシェに入った水が街中や通りの屋台などで売られています。
この製品を製造するためには、井戸の給水設備に加え、飲料水の規格を満たすまでに浄化するフィルター類やタンク、水充填機などの設備、製品を運搬するトラックなどが必要でしたが、それほど高額ではなく、私にとって家内企業として立ち上げ可能なぎりぎりのレベルでした。そこで、思い切って投資し、2018年6月よりこの事業を始めました。

現在、孤児は1歳から12歳までの子供たち5人で、孤児院の一部を作業所として改造、ジョイスさんが主に子供たちの面倒を見、弟さんが従業員を雇ってピュア・ウオーターの販売事業を行っています。
すると、顧客がどんどん増え、順調に事業が進み、水がいかに彼らの生活に必要で重要なものであるかが分かってきました。後で調べて判明したことですが、ピュア・ウオーターの製造販売は、ガーナでは個人が立ち上げる事業として人気があるとのことでした。

真の自立を目指して…これから必要なこと

水事業を始めて1年半後、更に顧客の増加によって既存の井戸ではピュア・ウオーターの製造能力に限界が来たことから、新たに事業用の井戸設備の新設、タンクや浄化設備拡充、1トントラックの購入などを行い、経済自立を目指しました。

しかしながら、ピュア・ウオーターは500ml入りのサシェ30個入りのバッグが僅か40円という安さで、たくさん作ってもそれほどの利益にはなりません。そのため、現在の小規模事業の収益では、孤児院が完全に経済自立できるまでには至っておりません。また、孤児院はいまだ完成しておらず、炊事等は屋外で行っており、孤児院として認可されるために必要なフェンスの設置などは、工事費用が掛かるため未完のままです。

今後必要なことは、さらに事業スケールを拡大することであり、より大きな設備と大型のトラック、その他必要な消耗品等を購入する費用の調達です。これらはすべて個人の寄付で賄いたいと思っていましたが、経済的な理由により全額を個人で賄うのは困難です。クラウドファンドを活用し、必要な資金を調達するため、皆様の応援の力をいただければと思います。

孤児院との交流…子供たち

現在、孤児は1歳から12歳までの子供たち5人です。2019年3月に現地を訪問、約1週間孤児院に滞在してジョイスさん一家と交流しました。子供たちは皆元気で、ジョイスさんの温かい愛が子供たちを健やかに育んでいることが分かりました。

資金の使い道について

現在、井戸がふたつ、水充填機が1台、水タンク2個(500L,1000L)、トラック2台(500kg、1トン)で、ピュア・ウオーターの製造を行っておりますが、今回、ご支援頂いた金額は、全額を事業拡張に必要なこれらの設備、トラック、タンク、水充填機等の追加購入費に使わせていただきます。

リターンについて

リターンとしては、オリジナルマグカップ、ケンテプリント生地を使った手作りのハンカチやトートバッグなどを用意いたしました。。

ケンテクロスは、現在のガーナ共和国に居住するアシャンティ族やエウェ族の伝統工芸による民族衣装です。ケンテのプリント生地には、デザインもアフリカらしいカラフルなものがたくさんあります。ガーナ特有のデザインを活用したオリジナルのバッグ、ハンカチなどを用意しました。

実行者プロフィール

はじめまして、山下信彦です。私は現在66歳で、一人暮らしで大阪府に在住しております。私はバイオの専門家で、関西の大手エネルギー関連企業の研究開発部門でバイオの研究開発を35年続けてきました。去年1月に65歳で退職しましたが、研究こそが天職と思い、その後は自分で一人会社を立ち上げて、研究事業を続け、現在に至っております。

私は、以前よりアフリカなどの発展途上国への経済支援に関心があり、ユニセフを通じて定期的な寄付などを行っておりました。開発途上国の貧困や経済問題、病気の根絶支援のため、長年、少額ではありますが、寄付を継続してきました。しかし、自分のしていることの効果がよく見えないので、これで本当に良いのだろうかとある不安を持っていました。最近になってSNSの発達に伴い、世界中の人達とインターネットを通じて情報を共有化できる時代となり、寄付の在り方も変化してきました。

5年ほど前にSNSを通じてジョイスさんと出会い、個人な経済支援をはじめました。このような直接的な支援は、従来からは考えられなかったものです。慈善団体を通じての寄付と違い、直接の支援は、相手の顔が見え、直接的な対話を通して、リアルタイムな支援を行えます。一方で、ネットを通じた交流は、常にスカムなどの詐欺の危険がありましたが、現地訪問によって事実確認することで解決しました。

現在、私の経済的な収入は公的な年金と去年立ち上げた個人会社からの利益ですが、経営は今年に入ってプロジェクトがなくなり収入が途絶え、厳しい経済環境にあります。それでも、ガーナの支援は私の夢であり希望ですので、続けています。しかし、個人で支援を継続していくのは経済的に限界があり、今後支援を継続させていくには、それなりの資金がどうしても必要です。そこで、経営コンサルタントとの相談の中で、クラウドファンディングという資金調達の選択肢があることを知り、今回の応募に至りました。

リスク&チャレンジ

現在、井戸がふたつ、水充填機が1台、水タンク2個(500L,1000L)、トラック2台(500kg、1トン)で、ピュア・ウオーターの製造を行っております。  リスクとしては、井戸の枯渇が考えられますが、この2年間での製造実績から、特に井戸枯渇の心配はないと考えております。万一井戸が枯渇した場合は、別の場所に井戸を掘削することを検討します。  また、今回のチャレンジは孤児院の経済自立ですが、経済性シミュレーションの計算結果から、2.5トントラックの導入により事業の売り上げと収益が大きくなる見込みで、孤児院の経済自立が実現できると期待しています。ガーナではピュア・ウオーターは生活飲料水としてなくてはならないものであり、顧客は今後も増えていくと考えております。また、さらに収益が得られれば、孤児院フェンスの工事や、厨房の工事など、未完成の工事を進めることができます。事業性があれば、更に孤児院事業の拡大を目指して建物の拡張、ピュア・ウオーターの製造コストの大部分を占めるサシェロールを自前で生産できる設備の設置の検討や、環境汚染の原因となるサシェのリサイクルシステムの検討なども行いたいと考えております。

サポーターからの応援コメント

文章のTOPへ

このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年11月20日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。

お礼状またはポストカード

1,000円(税込)

のサポーター 残り
2021年05月末までにお届け予定

・お礼状またはポストカード (デザインは1例です。都合により変更になることがありますので、ご了承ください。)
・プロジェクト実施報告書

手作りのケンテプリントクロスハンカチ

5,000円(税込)

のサポーター 残り
2021年05月末までにお届け予定

・お礼状またはポストカード
・プロジェクト実施報告書
・ケンテプリントクロスハンカチ 1枚(ケンテプリント生地を用いた手作りハンカチです。写真は材料のケンテプリント生地で加工前のものです。現地での材料調達の都合によりデザインは変更になることがありますので、ご了承ください。)

オリジナルマグカップと手作りケンテプリントクロスハンカチ

10,000円(税込)

のサポーター 残り
2021年05月末までにお届け予定

・お礼状またはポストカード
・プロジェクト実施報告書
・オリジナルマグカップ 1個 (デザインは都合により変更になることがありますので、ご了承ください。)
※写真は3方向から撮ったもので、お届けはマグカップ1個です。
・手作りのケンテプリントクロスハンカチ 1枚(ケンテプリント生地を用いた手作りハンカチです。写真は材料のケンテプリント生地で加工前のものです。現地での材料調達の都合によりデザインは変更になることがありますので、ご了承ください。)

ケンテプリントクロスの手作りハンカチとバッグのセット

50,000円(税込)

のサポーター 残り
2021年05月末までにお届け予定

・お礼状またはポストカード
・プロジェクト実施報告書
・手作りのケンテプリントクロスのハンカチ 1枚(ケンテプリント生地を用いた手作りハンカチです。ハンカチの写真は、材料のケンテプリント生地で加工前のものです。現地での材料調達の都合によりデザイン・仕様が変更になることがありますので、ご了承ください。)
・トートバッグ 1個(デザイン・仕様は変更になることがありますので、ご了承ください。)

オリジナルマグカップ、ケンテプリントクロスの手作りハンカチとバッグのセット

100,000円(税込)

のサポーター 残り
2021年05月末までにお届け予定

・お礼状またはポストカード
・プロジェクト実施報告書
・オリジナルマグカップ 1個 (デザインは都合により変更になることがありますので、ご了承ください。)
※写真は3方向から撮ったもので、お届けはマグカップ1個です。
・手作りのケンテプリントクロスハンカチ 1枚(ケンテプリント生地を用いた手作りハンカチです。ハンカチの写真は、材料のケンテプリント生地で加工前のものです。現地での材料調達の都合によりデザイン・仕様が変更になることがありますので、ご了承ください。)
・トートバッグ 1個(デザイン・仕様は都合により変更になることがありますので、ご了承ください。)

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「孤児院の経済自立を目指し、日本から現地のビジネス支援を行うプロジェクト」プロジェクト詳細ページです。

シェアで応援

PAGE TOP