こんにちは、はじめまして！「Gekkeikan Studio」です。

我々は京都伏見の日本酒メーカー月桂冠の有志社員により、皆さまと共に新たな日本酒を創るプロジェクトとして始動しました。日本酒イノベーションの最前線から、試作段階の日本酒を皆さまへお届けし、日本酒の新たな可能性を切り拓きます。

第一弾として、メロンの果肉を感じさせるみずみずしい味わいと、なめらかな口当たりを実現した商品を発売します。日本酒のフルーティな味わいを高める研究開発から生まれたお酒です。果実のようなジューシーさを極めるも、全国流通が難しく、世に出せなかった一本を月桂冠直営店限定で販売いたします（Makuakeでの先行販売になります）。

Gekkeikan Studioは、月桂冠の研究開発チームが実験的に製造した日本酒を、試作の段階で世に出すプロジェクトです。皆さまに、これまでだれも味わったことのない、体感したことのない日本酒の新たな可能性を味わっていただくとともに、皆さまからフィードバックをいただくことで、さらなる可能性を共に発見し、進化させていきます。

Gekkeikan Studioは、日本酒を進化させる実験場であり、日本酒イノベーションの最前線です。

月桂冠は、明治期に日本酒の研究所を設立して「酒を科学する」ことを始め、いち早く防腐剤なしの瓶詰め日本酒を世の中に普及させました。平成には現在の吟醸酒作りの根幹となる酵母（セルレニン耐性酵母）を発見し、育種して全国へ普及させたことなど、日本酒業界の技術革新をリードしてきました。

近年では、お酒の嗜好の幅も広がったことから、時代に合った多様な味わいを求めて、マーケティング、研究開発、実際の醸造部門が一体となって日々新たな日本酒の開発に取り組んでいます。

しかし、商品開発は世に出ないもののほうが多い仕事です。満足のいく味わいが実現できたとしても、全国津々浦々へ安定してお届けすることが出来ず、歯がゆい思いをすることも多々あります。そうした商品をどうにかしてお客様にお届けしたい。これは商品開発に関わる社員全員の思いでした。

また、変化の多い時代に新たな市場を切り拓いていくために、リアルタイムにお客様の生の声を聞き、商品開発に生かしていきたいという考えもありました。

そこで、プロトタイプの製品を直接皆さまにお届けし、感想やご意見などのフィードバックをもとにさらなる日本酒の可能性を追求する、そんなプロジェクトが立ち上がりました。

Gekkeikan Studioは、月桂冠社員の日本酒にかける思いから生まれたプロジェクトです。

Gekkeikan Studioプロジェクトの第一弾は、フレッシュフルーツのようなアロマが香る、スムースな口当たりの日本酒です。

独自酵母により、メロンの果肉を思わせるジューシーな味わいを実現。みずみずしいフルーティな香りと、熟した果実のような甘み、爽やかな酸味が特徴です。

これをにごり酒とアッサンブラージュ（ブレンド）することで、ジューシーさをさらに高め、シルクのようななめらかな口当たりをプラス。本物のメロンよりもメロンらしい日本酒となりました。冷やしてお飲みいただくのがおすすめです。

今回のお酒は、フルーティな風味を高める酵母の研究開発から生まれました。研究室の計測器が壊れたのではないかと担当者が目を疑うほど、高い香り成分の数値をたたき出したこの酵母。初めて酒蔵で醸造した際にも、部屋の外まで香りが漂い、発酵室で並んだタンクのどこで仕込んだのかすぐにわかるくらいでした。

テイスティングする中で、この香りを言葉に置き換えてみると、今までにない「メロンの香り」がぴったりでした。また、まろやかな口当たりのにごり酒をアッサンブラージュすることで、果肉のような舌ざわりを再現できると分かりました。

しかし、にごり酒をアッサンブラージュすると保存性を保証しづらく、全国流通での商品化を断念せざるを得ませんでした。

それを今回、造ったお酒をいち早くお客様のもとに届けることができる通信販売のメリットを生かし、Gekkeikan Studioプロジェクトの第一弾として世に出すことにしました。開発段階の尖った部分をそのままに、商品を皆さまに楽しんでいただけることは、開発者にとっても喜びです。

Gekkeikan Studioプロジェクトでは、今後もこれまでにないテーマ設計や新たな技術の導入に取り組んだ、実験的な日本酒の試作品を定期的にリリースしていきます。大まかな方針は以下の3つです。

また、Gekkeikan Studioプロジェクトのコミュニケーションの場として、公式noteを開設予定です。

我々のチャレンジについて、皆さまが実際にブレインストーミングに参加しているような気持ちで、フィードバックをいただければと思います。

Studioには「研究」や「工房」という意味があり、先進的でありながらも、親しみのあるものづくりを表現したいという思いから、このプロジェクト名を採用しました。

ロゴデザインについては、新しい挑戦を目指す意気込みを「Gekkeikan」と「Studio」のゴシック体の文字に力強さを込めて表現し、ロゴ全体はタグをイメージしています。「i」の上のドットは月桂樹の葉を模して装飾。月桂冠の380年を超える歴史（創業1637年）の上に芽吹く新しい可能性をイメージしました。

Gekkeikan Studioプロジェクトでは、シリーズ全体を通して、ラベルの正面を1枚のキャンバスに見立て、お酒の味わいをイメージしたデザインを描いていきます。

今回発売の「no.1」ではフルーツのようなアロマと、にごり成分由来の果肉感を、横に引いた線の太さで強弱のグラデーションをつけてビジュアル化しています。背面は研究所の試験管に貼られたシールのごとく、商品判別のための記号化されたラベルをイメージしたデザインとしました。第一弾の商品であることを示す「no.1」の文字は手書き風に表示しています。

生まれたばかりの新しい日本酒のカタチについて、お客様が開発メンバーの一人として参加しているような雰囲気を楽しんでいただきたい、という意図を込めています。

プロジェクト実行にあたり、今回3種類のリターンをご用意しました。

価格 コース内容

1. ￥3,500 Gekkeikan Studio no.1 1本

2. ￥6,000 Gekkeikan Studio no.1 1本 ＋ 果月 桃 / 葡萄 各1本

3. ￥6,000 Gekkeikan Studio no.1 1本 ＋ 超特撰 鳳麟 純米大吟醸 1本

果月 飲み比べセット

2021年秋に発売した新商品「果月 桃 720mL」「果月 葡萄 720mL」とセットになったリターンです。果月は「もぎたての果実のような香り」が楽しめる新感覚の日本酒です。メロンのようなジューシーさを持つ今回の「Gekkeikan Studio no.1」と、フルーティな香りの飲み比べをお楽しみいただけます。

Makuake限定セットとして、通常購入いただくよりもお得にお買い求めいただけます。

超特撰 鳳麟 純米大吟醸 飲み比べセット

「超特撰 鳳麟 純米大吟醸 720mL」とセットになったリターンです。鳳麟は月桂冠におけるハイクラスの日本酒として、発売以降40年以上にわたり愛されてきました。ハレの日を彩る伝統的な味わいと、日本酒の新しい道を切り拓く「Gekkeikan Studio no.1」の味わいの違いをお楽しみいただけます。

Makuake限定セットとして、通常購入いただくよりもお得にお買い求めいただけます。

また、各リターンには月桂冠オンラインショップでの「Gekkeikan Studio no.1」発売時にご利用いただける1,000円OFFクーポンをお付けします。

1637年（寛永14年）創業、京都伏見で最古の酒蔵、月桂冠。2021年に創業384年を迎えました。

明治時代には、日本酒メーカー初の研究所を創設し、酒造りに科学技術を導入。醸造技術に革新をもたらすとともに、事業を拡大して参りました。

基本理念である「QUALITY・CREATIVITY・HUMANITY」のもと、「健をめざし、酒（しゅ）を科学して、快を創る」というコーポレートブランドコンセプトに基づき事業活動を展開しています。