今回弊社がご紹介するのは、アメリカに本拠地を置くDBZ timepiece社から届けられたガンマシリーズです。蓄光を取り入れ、かつその光を時計のデザインに落とし込んだ、ちょっと不思議な腕時計のご紹介です。

　クラシックなデザインから今までにないデザインまで、「宇宙」をコンセプトにしたDBZの腕時計をご堪能ください。

　過去の人々が宇宙をシンプルに観測していた頃、まだ人々が自由に宇宙を想像し、多くの魅力的な神話や物語を生み出していた頃をイメージソースにし、太陽系の研究に貢献したGiordano Bruno氏からこの時計の名前は来ています。

　Brunoは、太陽系を表現したミニマリストなデザインになっています。文字盤の中央には太陽、周りの小さな円は惑星を表し、そしてロゴや日付ウインドウの部分に施された青い軌跡は各惑星の軌道を表しています。電気を消すことでその未来的なデザインはより謎めいたものとなるでしょう。

　Heveliusは、宇宙学者Johannes Heveliusから名づけられました。Heveliusは月の本質と月面の研究、また月についての最初の論文を作成した学者でありこの魅惑的な惑星「月」の名付け親でもあるのです。

　Heveliusモデルは星空の中で最も人の目を引く有名な惑星「月」、その永遠なる月の満ち欠けを表現したものとなっています。

　月の満ち欠けがこのデザインのアイデアです。視覚的な印象を強くするため、月の満ち欠けは表面のガラス部分に白い線によって直接描かれています。このモデルの主なデザインの特徴は、何といってもそのダイアルの下に鎮座する大胆な三日月のイメージです。蓄光塗料に色付けされたことで、暗闇の中ではまるで月そのものを腕に捉えたように感じることができます。

　この時計はガンマ線という偉大な発見をしたPaul Villardを記念したものになっています。今までにないデザインの時計に、クラシック時計の側面をも加えることはハードルが高かったのです。しかし、ガンマ線の誕生は地球そのものの歴史よりも太古に起こったことをヒントに、実はクラシックなデザインがこのモダンな時計のデザインの原点となっていることを発見したのです。

　Villardは、DBZの伝統にのっとり、スタンダードな時針と分針を伴い、工学的アプローチによってデザインがなされています。そして、当然DBZの遊び心も忘れてはいません。ダイヤルにはガンマ線を彷彿とさせる細い同心円の彫刻を施しました。

　Hawkingは、宇宙構造を最も多く発見したStephen Hawking氏から取ったもので、宇宙のカオスの秩序の探求に言及したモデルとなり、Hawking博士の所業に敬意を表して作られた時計となっています。

　何人もの偉人たちが宇宙のルールを理解しようとしてきました。そこで発見される秩序とカオスは、Hawkingを身につけることにより、あなたの腕の上においても感じることができます。

　Hawkingは青の同心円線と白の縫い目線のコントラストが美しく調和し、この時計の魅力を引き出します。また、夜間には発光することでより、その美しさが際立ちます。その輝きは、ガンマシリーズで最も不可思議な時計となったのです。

　また、今回の紹介に合わせて特別にNASAエディションもご準備いたしました。宇宙の謎、発見そしてその研究にヒントを得たガンマシリーズには、NASAの協力は必要不可欠であると考えました。そして今回の特別エディションの発表となったのです。

　このエディションはNASAに拘り、NASAの特徴的な色使い「白、ネイビー、赤」を基調としています。ケースは宇宙船を意識し、PVDコーティングを施してあります。近未来感を出すために作られた合成皮革のストラップは軽く、NASAのロゴがのせられています。蓄光素材に関しても赤とネイビーを使用することで、暗闇の中では、まるで地球にいないかのような時計の蓄光を表現しました。

　また、NASAシリーズの各時計の名前は宇宙探索に足跡を残したNASAの有名な宇宙飛行士たちに敬意を表して、名付けられています。

　Armstrong (左)と Aldrin（右）は、アポロ11号に乗って月に初めて降り立った有名な宇宙飛行士たちから名前をとりました。

　Grissom（左） と Shepard（右）は、NASAの著名な宇宙飛行士と指揮官だったAl Shepard と Gus Grissomの目覚ましい活躍にインスパイアされて作られました。

　なお、NASAとは連絡を取り認可を得ていますが、NASA側から発行される証明書の様なものはありませんが、NASAとはメールでの認証を得ています。

　このガンマシリーズを語るうえで外せないことは、宇宙船をヒントにした新しいケースです。時計のフェイスの裏側には、革新的な見た目と非日常的な気持ちにさせてくれるような円状の凹凸を配置。光の反射具合に拘りました。さらにラグの部分を稼働できるようにしたことで着用時の不快感はありません。

　時計のフェイスにも新たな挑戦が見られます。まず、暗闇に光るスイス製スーパールミノーバの蓄光加工がダイアルのデザインを際立たせ、視認性を高めています。複数のレイヤー構造をとり、最下部にルミノーバを配置することで立体感を表現できました。さらに宇宙というデザインコンセプトに合うように秒針も変更しています。

　DBZの伝統的なデザインも踏襲しており、ストラップとフェイス部分に広がる色合い「黒と緑」はその最たる例で、特にストラップには初期のコレクションからみられるデザインです。

　ガンマシリーズの時計たちはすべて、以前のコレクションの基準を守りつつ、改良もなされています。ステンレス部分には黒いPVDコーティングが施され、ムーブメントには日本のMiyota社の1S13ムーブメントが使われています。ガンマシリーズには特徴的な緑のエッジング加工された黒革ストラップが採用されています。

　ガンマシリーズは トリテック社によるスイス製スーパールミノーバ を幾重にも重ねて使用しています。

　この蓄光をデザインとして取り入れようとしたとき、技術の提供をお願いした会社は、長年の技術の蓄積とその素晴らしい品質を持つトリテック社でした。トリテック社の蓄光技術は100%スイス製であり、きれいでクリアな残光、そして着用者に安全を約束するといった点で、最高の選択肢と言えます。

　また前回までのプロジェクトの時計購入者たちからフィードバックをいただいており、その内容も今回のプロジェクトに反映されております。

　DBZのスタート以降、新しいコレクションの制作は毎回が新たな挑戦でした。DBZはもう初心者ではありませんが、やることは変わりません。「新しい何かを捕まえ、今までの時計を超える」ただ、それだけなのです。以前はミニマリスト向けの時計が多く、機能性がデザインでありましたが、今回は路線を大きく変更し、パッと見たときの面白い時計にするだけではなく、着用者自身が楽しめるそんなデザインにこだわりました。

　私たちは何度も何度もデザインを起こし、研究を重ねたことで、ガンマシリーズにとって最適なデザインと機能性の共存を探しました。SNSを通じて過去のコンセプトやスケッチを見た方もいるでしょう。現在のデザインへどういった経緯で変わっていったのかをSNSを通じればはっきりと確認できます。

　DBZ（Divided By Zero）は2015年にスタートした会社であり、今までに何度も海外版クラウドファンディングサイト「キックスターター」でのプロジェクト投稿を行っています。そして今回はそのプロジェクトを日本でも展開してみたいとの声から、今回のプロジェクト開始となりました。

　DBZのコンセプトにおいて重要なのは「サイエンス」です。科学的に証明されたデザインやその構造を取り入れ、数学者やエンジニアによって細部にわたり計算されています。今までに発表したシリーズや今回のシリーズもすべて「温故知新」であり、過去の偉人たちによる功績によって構築されています。また、この偉大な発見の瞬間を時計にして表現する、これがDBZの原動力となるのです。

　DBZは今回のシリーズにあたって、今までのコンセプトへの新しいアプローチを探しました。新しいデザイン、仕様の変更、新しいケース、付加的機能、これらすべてを成し遂げたことでできたガンマシリーズをぜひ、その腕に乗せて感じてください。

　弊社は主にヨーロッパからの雑貨・アパレル商品の輸入を手掛ける法人です。「人の心に火を灯すアイデア・商品を探す」事をコンセプトに活動しています。

これからも様々なアイデアや商材を扱っていきたいと思っております。ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。

リスク&チャレンジ

※今回の輸入に際して独占契約を結んでいるものの、第三者による個人輸入など防げない状態もあること、ご了承ください。

なお、今回のキャンペーンは5月末まで行うこととなっています。

キックスターター上でのガンマシリーズの発送が5月中には完了する予定の為、このプロジェクトにおける生産体制に関しては特段の遅れはないものと認識しており、配送は6月～7月に行われるものと予定しております。

しかし、予定外の遅延などが発生する場合もございます。そういった場合には活動状況のページ内で逐一お伝えいたしますので、ご了承いただければと存じます。

ブランドウェブサイト：https://www.divided-0.com/