「雲に乗ろう。 IT'S FUN.」

京都禅寺の僧侶、香港の国際受賞建築デザイナー、日本の不動産専門家が、このかけ声の下に、遊びと暮らしをもっと軽やかにするキャンピングカーを制作しました。

「安全なソーシャルディスタンスを保ちながら、旅をしたい。」

「リモートワークでも毎日家にいるのではなく、外の景色を見たい。」

「家族とも、友達とも、チームメートとも、物理的に会いたい。」

「仕事も、遊びも、本気で笑いながらしたい。」

「コロナのことを忘れて、自然の音の中に寝転んで木漏れ日に起こされたい。」

現代人の様々な悩みから解放し、自由に移動する生活スタイルをサポートするために、FUUUNは5G Wifiなどのテクノロジーと可変性の高い車内設備にこだわりました。風と水の音を聴きながら仕事したい人にも、自然の中で非日常体験を楽しみたい人にも、心地いい車内とスムーズな移動体験で人生を楽しむ空間を提供することを目指しています。

ZEN × 建築 × モビリティ

ZEN：ミニマリズム + 多拠点生活

FUUUNが目指す軽やかなライフスタイルは、禅の考えに基づき、物事に執着せず、雲のように自由自在に浮遊するイメージと通じます。

今の時代に増えつつあるミニマリスト、フリーランスなどの生活スタイルには、定義より経験、多くより軽く、安定より旅といったような価値観があります。その根底には、禅に基づく考え方と共通することが多いです。

京都建仁寺両足院の伊藤東凌副住職が、FUUUNの哲学理念について、禅をはじめとする東洋思想に基づき、以下の三つの「U」で語っています。
・不二 Undefined、一つの定義に収まらない。躍動する可能性。
・不執着 Unattached、所有というこだわりから離れる。喜び分け合う。
・不或 Unlimited、あらゆる枠を超えてどこへでも。空は繋がっている。

建築：茶室 + テクノロジー

茶室をはじめとする日本家屋からインスピレーションを受けた建築家でもあるチームリーダーJoe Jun Liaoは、茶室専門の大工「鯰組」とともに車内空間をデザインしました。さらに、「鯰組」の施工により「移動する茶室」のような空間を作り出しています。

また、車内設備の形や配置を替えることによってテーブルを囲む座席、四畳半の畳敷き和室など、5種類以上の多機能空間を作ることができます。家族や友人とのキャンプ、企業のミーティングやプレゼンテーション、茶会、POP UP STOREなど、様々なシーンで上質な空間を提供します。

Joe Jun Liaoが2016年より香港で経営しているミニマリストホテルSLEEEP（https://sleeep.io/）での睡眠に特化した研究の末、ミニマルかつ可変性の高い多機能空間と光・音・空気の調整システムを実現するに至りました。そのこだわりはFUUUNにも十分に反映されています。

モビリティ：5G Wifi + キャンピングカー

5G Wifiをベースにしたテクノロジーがサポートする移動体験は、旅先を自由にするだけでなく、車内で配置される高速ネットワークとプロジェクターで、どこからでも世界中の人と繋がることを可能になります。

わたしたちは、仕事も遊びも快適になるFUUUNでの体験を、「都会生活のENGAWA」と呼びたいです。そして、生き生きとした自然をZoomミーティングの背景にすることを夢見ています。

FUUUNの拠点は、富士山麓の富士宮市にあります。富士山は、日本の象徴とも言える霊峰であり、チームメンバーが住む東海道エリアの中心にそびえる支柱でもあります。富士山の主な入口の一つである富士宮で、わたしたちは美しい風景と心温かい人々と出会い、ここでFUUUNを成長させるという決意をしました。

現段階では、チームはまだFUUUN.LというマイクロバスベースのLサイズでしか体験を提供することができません。今後、皆様の応援と共にハイエースベースのMサイズ、軽ワゴンベースのSサイズを作って行きたいと切に願っております。

利用シーン

FUUUN-L はキャンプ、茶会、ワーケーション、POP UP STOREなど多様なシーンに対応

例：

・会社のチームビルディングや新規開発のアイデア出し
・オシャレでスマートな家族キャンプ
・好きなロケーションでのランチ会
・新しいスタイルのお茶会
・ワーケーションの相棒
・旅をしながら、映画鑑賞、瞑想、仕事のプレゼンテーション
・自然を満喫しながらの家族と川の字で寝込む

こんなシーンでも？！

仕様

メインスペースはテーブルを囲んだ座席、フラット畳、茶室など5種類以上のパターンに変化するZEN空間。例えば10人のミーティングルーム、ダイニングルーム、ムービーシアター、瞑想ルームなど空間に変えることが可能です。

FUUUN-L

室内寸法（mm)：

W: 1890
L: 4480（運転席別）
H: 1820
外寸法（mm)：
W: 2000
L: 6200
H: 2600

設備

空気清浄機
ソーラー充電器
壁掛けエアコン
キッチンシンク
ハイエンド Bluetooth スピーカー
フルスペクトル・スマート・ライティング

オフィス向き

5G Wifi ルーター
プロジェクターマグネットホワイトボード
コンセント（33台同時使用可能）

寝具

ソロエアーマットレス x 5
三角形クッション x 8
蕎麦枕 x 5
衛生面を考慮し、寝袋等はご自身のご用意をお願いします。

スケジュール

2020年 1年間研究、計画、設計、 施工
2021年1月 FUUUN-L テストドライブ 東海道ツアー
2021年2月 Online２Offline Experience の接続や改良
2021年3月 貸出予約開始・オリジナルグッズの配送開始
2021年6月 FUUUN 10台の受注制作（目標）
2022年 FUUUN 海外に展開

リターンについて

「雲に乗ろう。 IT'S FUN.」

FUUUNがサポートしていきたい新しい旅と生活スタイルを求めている方々に、多様なリータンをご用意しています。

「FUUUN」の活動を応援したい

今後の旅の伴にしていただく願いを込めて、チームリーダー自らのデザインで制作したFUUUNオリジナルのポストカード、てぬぐい、Tシャツとトートバッグを届けます。

「FUUUN」に乗ってみたい

実際にFUUUNに乗って体験したい方に、通常価格の2割引でFUUUN-Lを貸切する権利をご提供します。キャンプや旅行はもちろん、ワーケーション・研修・イベントなどの利用も可能です。

今回のキャンペーンが成功に終えた後、体験プランで応援してくださった方々に、プランの優先順でクーポンコードと予約方法についてご案内します。案内のメッセージが届き次第、予約を先着順でお受付します。

「FUUUN」を手に入れたい

「家族とキャンプしながら、国内旅行思い存分楽しみたい。」

「一台でもキャンピングカーを所有したい。」

「会社の絆を強めて、イノベーチブなチームを作るため、働きやすいキャンピングカーを購入したい。」

そう考えている方に、今回のキャンペーンで、FUUUNを割引価格で先行購入できる権利をご提供します。先着10台は、通常価格の25%OFFで購入することができます。なお、設計と施工の期間中、FUUUNチームはオンラインミーティングを通して、お客様のこだわりを取り入れ、ご要望に応じて調整する予定をしています。

また、キャンピングカーを所有したいが、頻繁に使う予定がない方は、使用しない時期の運用方法についてFUUUNチームと相談していただけます。

「FUUUN」で会社の宣伝をしたい

法人でサポートしていただく会社は、FUUUN.Lの車体に御社名もしくはロゴを１年間貼って運営します。

資金の使い道

「FUUUN-L」の貸出可能の台数を増やすとともに、
「FUUUN-M」と「FUUUN-S」の設計と施工を進め、より多くの人に、多様な空間を提供することに使用します。

「FUUUN-M」と「FUUUN-S」は、名前の通り「FUUUN-L」よりサイズが小さくなりますが、デザインと設備は同じように充実しています。同じく茶室から着想を得た車内空間は、より多様なグループや目的に合わせて、楽しい体験を提供することができます。

また、FUUUNを成長させることは、「EXP.」という大きなプロジェクトの発展にも繋がります。

実行者紹介

Joe Jun Liao

香港生まれ。カルフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）芸術学部・デザインメディアアート学科卒業、ハーバード大学デザイン大学院建築修士課程修了。2016年より、香港でテクノロジーベンチャー「SLEEEP」（https://sleeep.io/）を立ち上げ、同名のカプセルホテルを経営するなど、上質な睡眠と多拠点生活を支援する事業をしています。また、Jun Riversという名でアーティスト活動も精力的に行なっています。

伊藤東凌

京都建仁寺塔頭・両足院の副住職。15年以上の坐禅指導の経験から、独自のノウハウを形成しました。2020年4月より、Joe Jun Liaoとともにオンライン坐禅会「雲是（うんぜ）」（https://sleeep.io/experience/cloud/sitting）を定期的に開催し、どこからでもネットで繋がるコミュニティで、禅の智恵を世界中の人に伝えます。

平岡正徳

東京都出身の経営者。約10年前に、ボランティアで日本語教師を務める際にJoe Jun Liaoと出会い、建築などの共通趣味で絆を築きました。2015年スペインに移住、その時エル・カミーノ巡礼を経て、2020年帰国後、自身のキャリアを「不動産」から「移動産」に重点を移しました。

山口佳那

チームの通信戦略アドバイザー。株式会社電通 2015-19年中国・上海に駐在 Planning Director。ビューティー、ベビー、トイレタリー、車、カメラなどの国内外マーケティング戦略立案を担当。山口県出身、あらゆる草花を熟知するほど自然を愛し、自然を師にしています。現在 Stanford University MBA Program 在学。

周 思敏

京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。京都国立博物館での勤務を経て、現在はフリーランス。FUUUNでは、「eXperience Officer」として、特別な体験をデザインすることに努めます。

チーム結成のエピソードや、FUUUNの進捗状況について、活動レポートを通して共有する予定です。どうぞお楽しみください。

最後に紹介しておきたいですが、FUUUNプロジェクトは、チームが抱いている大きな夢の中の重要な一歩です。わたしたちは今見ているこの大きな夢を「EXP.」と名付けています。

「EXP.」とは？

EXP.は、EXPERIENCE（体験）、EXPLORATION（探求）、EXPRESSION（表現）、EXPERIMENT（実験）に共通する綴りで、チームの哲学を凝縮しています。

「EXP.」の活動

チームは、これまでキャプセルホテルSLEEEP、コワーキングスペースDREEEM Lab、オンライン坐禅会UnXeの「空間」プロデュース・インフラ構築・運営・テクノロジーサポートをしてきました。そのノウハウを元に、FUUUNという新たな一歩を踏み出しました。

チームの活動の中に、特に SLEEEP は国際的なアワードを受賞し、世界各国のメディアに掲載されています。(https://sleeep.io/press)

わたしたちは、境界線がない世界を作ることを目指しています。その世界とは、地域や国境を越えて、ジェンダー・年齢・背景・性的指向・言葉など、あらゆる境界線が消え去る世界です。一人一人が、自由にEXPERIENCE（体験）、EXPLORATION（探求）、EXPRESSION（表現）、EXPERIMENT（実験）できる世界でもあります。チームのミッションはたった二つの単語に帰結します。つまり、「Free Life」。