日本で一番アツい農家さんが多い場所である福島で、「農家モデル」のオーバーオールを、岡山発の国産デニムブランド「EVERY DENIM」と共同で開発します。農家とファンとが一緒に着られる服を通じて、農業をより身近に、それでいてカッコよくアップデートします。

※製品説明以外の一部写真は、開発中のデザインで撮影しております。

​​​​実の兄弟が瀬戸内デニム工場と直接連携し、製品を企画・販売している「EVERY DENIM」が拠点を置く岡山県岡山市と、福島県との距離はおよそ700kｍ。出会いのきっかけは、2人がキャンピングカーで全国各地を回る企画の中でした。

福島県を訪れた兄弟は、県内各地の農家さんと出会い、作物へのこだわりや、農業という生業へのプライドに心を打たれ、農家さんもまた、彼らのデニムの機能やものづくりへの情熱を受け取るなかで、「一緒にものづくりをしたい」という気持ちが互いに生まれ、この企画が始まりました。

日々、大地と向き合い、全身を使って作物を作っている農家さん。彼らの生の声をデザインに反映し、動きやすさ、収納の便利さ、繰り返しの使いやすさを意識しました。（デザイン協力：木下純一氏）

①新技術を用いた岡山産デニム生地

今回使用されるデニム生地は、最新技術を用いてインディゴ染めしたナイロン糸を使用。耐摩擦性に優れ、乾きやすいことが特徴。一日の作業後に洗濯しても翌日また使えるワークウェアを目指しました。更に、横糸はストレッチ加工が施されており、機械に乗るとき、剪定の時、収穫の時。農家さんのお仕事で数えきれないほどある「しゃがむ」「脚を伸ばす」動きを楽にします。

②落ちづらい胸ポケット

　農家さんは普段から前かがみになることが多く、スマホや物が落ちがち。フラップ止めのポケットによって、うっかり圃場に落下…という悲劇を防ぎます。

③必須の道具を取り付けるための「はさみループ」&「ベルトループ」

　アスパラガスやトマト、リンゴや桃などの果樹。福島で多く生産されている農産物に必須なのが「はさみ」などの道具類。普段使っているハサミケースを、腰元からサッと取り出しやすい位置に着けられる「はさみループ」と、工具ベルトも付けられるベルトループを設けています。

④スムーズに長靴が履けるように！「裾のタブ」

　日々長靴を履いて作業する時、「服の裾を折り込んで入れるのが手間・・・」という声が多数。裾のタブを着けることで作業時は絞って履きやすく、終わった後は開放して本来のシルエットに戻すことができます。

“農業=カッコいいを、福島から。“

福島の農家さんは日々、自然環境に向き合いながら、手間を惜しまずに、作物にたっぷりの情熱を注いでいます。地域ごとに異なる気候風土を活かしながら、誇りを持って生き、働く姿は、これまでの農業のイメージを覆すものです。彼らの誇りと美しさを仕事着に表現することで、「農業＝カッコいい」を福島から発信します。

“農家さんとファンとをつなぐユニフォーム”

この商品は、農家専用モデルでもあり、「農家応援者」専用モデルでもあります。週末農業に。福島に遊びに行くときに。そして、彼らの農地を訪れるときに。この服がみなさんと生産者さんを繋ぐ存在であってほしいと願っています。

また、この服を持っている方だけが参加できる、ドレスコード付き農業体験イベントも企画中です。

原料：ナイロン75%・ポリエステル25%

加工地：岡山県倉敷市

サイズ：XS、S、M、L、XL

※サイズは在庫分に限り交換可能です。

今回は、製品の販売だけではなく、企画にご協力いただいた福島の農家さんの今季の作物をリターンとしてお届けします！

①カトウファームの「天のつぶ」

福島市で米作りを営む夫婦農家。地元以外にも、農業の新たなモデルを作るべく、他地域での耕作など、数々のチャレンジを行う実践派リーダー。福島県のオリジナル品種「天のつぶ」をご提供いただきます！

②エガワコントラクターの「アスパラガス」

喜多方市で、耕作放棄地の開墾・再生も担っている気鋭のリーダー。サフランやニンジンも栽培されている江川さんですが、今回は一番の主力である「アスパラガス」をご提供いただきます！

③コリーファームの「とろねぎ」

会津若松市で、赤子のころから畑に立つ、若きスペシャリスト。テレビでも注目を集めているオリジナルブランドの「とろねぎ」は、秋・冬・春と味わいを変える極太長ねぎ。今回は秋の「霜降りねぎ」をご提供いただきます！

④ファーム大友の「麗夏トマト」

会津若松市でトマトを専門に作られている大友佑樹さんは、実はトマトが苦手...。そんな大友さんが「美味い！」と感動して作り始めた「麗夏」をご提供いただきます！

⑤古山果樹園の「とろもも」

「福島市で桃・林檎を作っている古山果樹園。代表の古山浩司さんが作る桃は、とにかく甘味が凄い！高級百貨店で1個5万円の値をつけたこともある驚きの果樹園から、旬の「とろもも」をご提供いただきます！」

現在、できるだけ多くの農家さんのニーズに応えるべく、デザイン改良を続けているため、サンプル作成を期間中も続けております。現行のデザイン画を基に制作を進めておりますが、実際の写真は今後更新して参ります。

また、想定以上のご支援をいただいた際には、製品にお届けにお時間をいただく可能性がございます。農家さんの作物リターンにつきましては、天候条件などにより、生育時期が前後することをご了解くださいますようお願い致します。

【今後のプロジェクトスケジュール】

3rdサンプル作成（2019年3月）

最終サンプル完成（2019年4月）

募集期間終了、サイズ別制作数決定（2019年6月）

縫製・お届け（2019年7月）

農家さんからの大地の恵みお届け（2019年8月～11月）

【Be-eat Japan代表 加藤絵美】

平成21年に就農、㈱カトウファーム専務取締役に就任。4児の母でありながら、夫婦で市内で最も広い耕作面積を持つ米農家。震災以後、福島県の食のPR活動を個人で開始し、平成30年に県内他地域の農家と連携しB-eat JAPANを設立。同団体では、米、おにぎりの販売や、農業従事者のイメージ向上を目的とした催事出展等を通じて、生きることやその楽しみ、安全安心で心温まる食体験を世界に提供している。

【EVERY DENIM 共同代表　山脇燿平・島田舜介】

兵庫県出身。2015年にデニムブランド「EVERY DENIM」を設立。作り手と使い手の距離を縮めるブランドとして工場ツアーの企画を行う。2017年に「Forbes誌が選ぶアジアの30代以下の30人」に選出、「ガイアの夜明け」出演。

【（一社）東の食の会　木村拓哉】

2014年より参画。2017年より大学卒業を機に同職。地域リーダーと東京のビジネスリーダーを繋ぐ200名規模のカンファレンス運営や、東北の食の生産者と首都圏のシェフとのマッチングや消費者向けイベント企画等を担当。

【Special Thanks】

エガワコントラクターさん、コリーファームさん、つちや農園さん、ファーム大友さん、ファームつばささん、古山果樹園さん、ふくしまファーマーのみなさん、木下純一さん、上石美咲さん、服部奈々さん

＜本プロジェクトは、復興庁クラウドファンディング支援事業のひとつとして実施しております。＞