オフィスへの出社が戻りつつあるこの夏、 長年エアコンを開発してきた富士通ゼネラルが、ビジネスパーソンのコンディションを支える新ジャンルのバックパックを開発。

蓄冷熱交換技術を利用した独自の冷却機能で背中を快適に冷やし続け、夏の通勤時の汗*や汗による不快感を軽減。 まさにクーラーを持ち運ぶような快適さで、夏のビジネスパフォーマンスをサポートします。

* 参考データとして、当社試験室にて外気温度35℃、湿度30%の環境下において、時速4km/hで20分歩行（ランニングマシンを使用）。冷却機能有り無しでの発汗量の比較を実施。被験者は2名で各2回実施。発汗量は背中にガーゼを貼って、開始前後の重量差を測定。冷却機能ON状態での発汗量が冷却機能OFF状態に対して平均58%低減*したことを確認。
*発汗量の低減効果には使用環境および個人差があります。

背中を冷やし続けるコンディショニングバックパックは、暑さからくる夏の通勤のネガティブ要素を軽減。熱くなった体のクールダウンを待つことなく、オフィスについた瞬間から、快適に仕事をスタートすることができます。

夏の暑さからくるネガティブ要素を解消

移動による、汗ジミや匂い、汗による不快感を気にせず、商談や会議にも自信を持って臨むことができます。

コンディショニングバックパックには、富士通ゼネラルが 新たに開発した「蓄冷熱交換技術」による冷却システムを採用。 まるでクーラーを持ち運ぶような体験で、暑い夏の移動を快適にします。

コンディショニングバックパックには保冷剤から冷熱を取り出す冷水循環装置と、取り出した冷熱をバックパック背面に伝える冷却シートを内蔵しています。

凍った保冷剤から冷却シートへと冷熱を移動させるシンプルな構造と温度管理テクノロジーにより、背中をバランス良く冷却させ、最大連続２時間の稼働かつ、高い静音性*を保ち、『涼しい』が続く“温度コントロール”を実現しています。

* 参考データとして、当社半無響試験室にて外気温度35℃、バックパック前面中央部から20cm離れた位置での運転音は32.0dBでした。（一般的な図書館は40dB程度）
音の感じ方には個人差があります。

バッグ内部に『冷水循環装置』、背中面に『水が循環する特殊なシート』を配置し、シート内を冷水が循環することで背中をクールダウン。

背負うと暑くなってしまったこれまでのバックパックが、“背負った方が涼しくて快適”に変わります。

* 参考データとして、当社試験室にて外気温度35℃湿度60%環境下において、時速4km/hで30分歩行（ランニングマシンを使用）。バックパックを下ろした状態で撮影。

ヒトは一定の温度で慣れてしまうと温度を感じにくくなってしまいます。

コンディショニングバックパックは２時間の稼働時間の中で、使用開始時はグッと温度を下げ、その後、温度を上下に変動させて”ゆらぎ”をもたせることで冷たさを感じやすくコントロールしています。

弊社の実験では35℃環境にバックパックを放置した際、90分以上背面の温度を28℃以下に保つことができました。

*バックパックを背負った状態での背面温度を保証するものではありません。

ミズノのスプリットストラップ技術による荷重分散設計により、 冷却装置の重さを感じづらくするとともに、 たくさんの荷物を入れても快適に移動することを可能とします。

左右に分割したクッションが体への荷重を分散することで肩への負担を軽減。
*「SPLIT-STRAP」は美津濃株式会社の登録商標です。

また肩の複雑な動きにフィットしやすい設計になっています。

背当てクッション

背当て面の下部に取り付けたクッションが背中の曲線にフィットする立体形状を作り出し、バッグを腰で支えることで重量感が分散します。

可動式のフロントストラップ

上下の位置が調整できる可動式のフロントストラップを採用。
ショルダーベルトが適正位置からずれるのを防ぎ、体圧分散とフィット感が向上。動いていてもバックパックが背中から離れず、冷却を感じられるようにサポート。

生地について

生地にはX-Pacを使用。特殊なファイバーを使用した低伸縮の撥水構造で水をはじきます。軽さ・撥水性・耐久性を兼ね備えた素材です。

外観も品格のあるビジネスバックパックで見た目にも影響なく、冷却中も静音性が高いため、周りに気づかれずにクールダウンすることができます。

また、アクセントにさりげなく、ミズノ社の野球グラブの端材で作られた青色のタグを配置した特別仕様になっています。

使用方法は簡単、蓄冷剤を冷凍庫から取り出してセットしてから、冷水循環装置のスイッチをオンにするだけです。
*スイッチをオンにしてから約２時間で自動停止します。

私たち富士通ゼネラルは、“共に未来を生きる”という企業理念のもと、快適・健康・安心・安全な社会の実現を目指しています。

このような想いを持ってこれまではエアコンで室内空間に快適を届けてきました。一方で、室外空間における快適の提供についてはまだまだチャレンジできることが沢山あると考えています。今回は、その一つの形として、エアコンで培った冷却技術を活かし、「蓄冷熱交換技術」および、この技術を搭載したバックパックを開発しました。

2020年の夏、バックパックで通勤をしているある一人の社員のアイデアから開発が始まりました。

「毎日の通勤で、背中の汗を不快に感じている」実体験から、それを解消する為のアイデアを社内の新規事業創出プログラムThe Future of Innovation Challenge*に応募。選考を通過し、真夏のバックパックでの通勤時における背中の汗による不快感や、汗ジミによる印象面への不安を解消する、冷却機能付きバックパックを開発をしていきました。

*2020年からスタートした、アイデア募集型の新規事業創出活動

バックパックの開発では、マクアケ様のMIS(Makuake Incubation Studio)を通して、スポーツで培った多大な技術を有するミズノ様をご紹介いただきました。

"移動を快適に"をコンセプトに、自信を持ってお勧めしたくなるバックパックを作るべく、多くの議論を行い、試作を7回も重ね、ようやく完成しました。

このバックパックが"移動を快適に"することで、体力面、印象面で不安を抱えるビジネスパーソンの方々のコンディションを支え、朝一番の仕事から最良のパフォーマンスを発揮することに貢献できると思っています。

富士通ゼネラルの挑戦はまだまだ続きます。ぜひ応援よろしくお願いします。

今回のプロジェクトは、“快適・安心・安全な社会の実現“に向けて、企業の研究・技術から新製品・新規事業創出をするMakuake Incubation Studio（MIS）と一緒にMakuakeに挑戦します。

富士通ゼネラル・マクアケの協業によるプロジェクトチーム

Q. 冷却装置は取り外せますか？
A. はい、取り外せます。冬季は冷却装置を取り外し、通常のバックパックとしてご使用いただけます。

Q. 保冷剤であれば何でも使えますか？
A. いいえ、使用できません。必ず付属の専用保冷剤をご使用ください。

Q. カバンは完全防水ですか？
A. バックパック表面の生地は撥水であり、その他の生地も含め防水ではありません。

Q. カバンの内側で結露しますか？
A. はい、冷水循環装置・冷却シートは結露が発生することがあります。
冷却装置のポケットは独立しているため、他のお荷物が濡れにくい構造になっています。

Q. カバンは洗えますか？
A. いいえ、洗濯できません。汚れが付いた場合は、拭き取ってください。

Q. バッテリーはどれぐらい持ちますか？
A. フル充電の状態で1日2時間使用した場合、約36日間連続でご使用いただけます。
※参考データとして、環境温度25℃にて2時間運転を繰り返し行い、実稼働時間として76時間稼働しました。（使用環境により異なります。）

Q. バッテリーや保冷剤の交換、追加購入は出来ますか？
A. いいえ、バッテリーや保冷剤の交換や追加購入は予定しておりません。

Q. 保証期間はどれぐらいですか？
A. 冷却装置の動作保証は製品発送後1年間になります。