富士山の水が育むカシミアマフラー

富士北麓＝織物産地

この地域は江戸時代から先染め絹織物の産地として発展してきました。近年は絹織物だけでなくポリエステル、キュプラ等の織物も増え、国内アパレルブランドのOＥＭや問屋ルートへ供給する体制が長く続きました。当社も半世紀以上にわたり、ネクタイ生地を納入しておりました。

しかし、CoolBiz以降のノーネクタイが主流になり、当産地の主力製品であるネクタイ需要は急減し、弊社で納める製品もネクタイがほぼ無くなりマフラー・ストール類に変わりました。

防寒対策とウイルス対策

令和２年は年明けから新型コロナ肺炎が全世界で猖獗を極める大変な年になりました。これから日本は冬に向かってインフルエンザと新型コロナ肺炎の両方の対策をする必要があります。マフラーやストールで首元から口までを覆うことでこの２つのウイルス対策が出来そうだと考えました。

軽くてあたたかい素材

タテ糸はシルケット加工した綿糸にヒロタ工繊有限会社の抗ウイルス繊維*を特殊撚糸したものを使用。 (*抗ウイルス繊維はナイロン糸に銀（Ag）を強固にメッキコーティングしてあるので、静電気防止、防カビ、防臭機能を持ちます。)

ヨコ糸は深喜毛織株式会社「Merino Optimo Cashmere」を使用。糸の混率はウール90％カシミア10％ となっております。

サイズ： 幅39cm 長さ193cm（房含む）重さ142ｇ（個体差による誤差はご容赦ください）ユニセックス商品です。

ネイビー＜参考画像＞

中間流通マージンがないからこその挑戦

Makuakeのプラットフォームがあることによって、

我々が考えた商品企画を直接消費者へ訴求できるようになりました。また問屋などの中間流通マージンの排除が出来るので、「こんな商品があったら良いな」と自分たちが考えた商品作りに挑戦する事が可能になりました。

高価な抗ウイルス繊維と繊維業界で名の通っているメーカーの高級カシミア入り原糸を使っても、店頭購入される同品質のマフラーと比べてもお手頃な価格にできるので、ご購入者様に喜んでいただけるのではないかと考えて今回の企画を始めました。

タテ糸やヨコ糸の色を変えて抗ウイルス繊維がマフラーにした時に目障りにならないか、ヨコ糸はウール100％かカシミア10％混にするか等検討し、試作品も多数作りました。

＜試作品の一部＞

＜カラー展開＞

モニターにより、色が現物と異なって見えることがあります。スライドショー等にある着用している画像の色が比較的現物に近い色目に見えます。

＜着用イメージ＞

オートミール（SR145）

ライトグレー（SR1）

チャコールグレー（SR500）

ネイビー(SR7)

スケジュール

ご支援いただいた皆様への商品の発送開始は12月上旬を予定しております。

予想外の応援をたくさん頂けた場合は原料調達、生産工程や作業の段取り変更などが必要になりますので、発送時期が遅れる可能性がありうる事を申し上げます。

年末年始が重なるので、物流が滞ることが予想されますが、生産に関しては全力対応いたします。季節商品なのでこの冬にご使用して頂けるよう最善の努力をする所存です。ご支援のほどよろしくお願いします。

リターンについて

当社の抗ウイルス繊維入りのカシミア混マフラーが購入できるのはMakuake だけです。

販売価格14,300円（税込・送料無料）

→→→→→ 早割２０％引き 11,440円（税込・送料無料）

また、今回Makuake を通じて販売された「マフラー1点につき500円」を新しい地図の3人と日本財団が共同で立ち上げた＜Love pocket fund＞『新型コロナプロジェクト』へ寄付したいと考えております。

彼ら３名が大きな組織から独立し、逆風と思える状況にあっても一生懸命活躍の場を見出し、活躍している姿をこれからも応援したいと感じたのです。そして、３人からのメッセージ「 “あなたのため”が“自分のため”になる」って、これからの世の中では大切な気持ちだと思えるからです。

寄付の実績報告は随時このサイトで報告させていただきます。

資金の使い道

応援購入していただいた資金は今回の原料調達、加工費支払い等の諸費用の決済、新商品開発及び＜Love pocket fund＞への寄付に使用します。

実行者紹介

有限会社デルタプロジェクト

平成12年8月設立のネクタイ、マフラー、ストール等の企画生産や新商品開発を行っています。今回のマフラー生地の生産は＜織元 東邦シルク＞、整理加工は＜山梨県織物整理株式会社＞で、各社の長所を生かして取り組んでいます。

＜プロジェクト推進者の小林です＞

＜織元 東邦シルク＞工場内作業風景

＜山梨県織物整理株式会社＞工場内作業風景

左上：ワッシャーによる洗浄・縮絨加工、 右上：タンブラー乾燥機へ投入

左下：サイズ確認、 右下：蒸絨機でスチーム仕上げ

自分たちで商品を販売していくことで、より多くの皆様に産地のことを知っていただき、商品を使っていただけると嬉しいです。初めての挑戦となり、不慣れなこともございますが、応援頂けますようよろしくお願いします。