プロジェクト概要

当プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

様々な種類のマスクが出回る昨今、「どのマスクを選べばいいかわからない！」と思ったことはないでしょうか？

本プロジェクトは、「ウィルス飛沫をしっかりとカットできるマスクを世の中に提供したい。」という思いから取り組みを始めた

による共同開発マスクのプロジェクトです。

をコンセプトに確かな性能を持った３次元マスク『θ』により新しいマスクの在り方を提案します。

プロジェクト詳細

最近、様々なマスクが発売されこれまでに見なかったユニークなマスクも数多く見られるようになりました。これらの商品の多くは、「涼しい」「ファッション性」「息のしやすさ」 といった特徴を推していますが、肝心なウィルス飛沫などに対するフィルター効果について、検証されていない商品も少なくありません。

私たちは、ウィルスや菌といった微粒子をフィルターによってブロックする、というマスクの本来の機能をしっかりと担保しつつ、快適さを追求した新たなデザインや環境低負荷（エコ）なマスク作りに挑戦しています。

名古屋大学堀研究室や三井化学と共同で、科学的な見地から対策効果の期待できるマスクを提供することを目指しています。

・ウィルス飛沫への対策

３次元マスク『θ』には、三井化学より提供される不織布フィルターを使用しています。フィルター部分の性能は、アメリカのネルソン研究所(*1)においてBFE (バクテリア飛沫カット)(*2), ,VFE (ウィルス飛沫カット)(*3), PFE (微小粒子カット)(*4)試験で効果が実証されています(*5)。

*1ネルソン研究所：アメリカにある多くの実績を持った試験機関です。マスクのフィルター効果の試験をはじめ、様々な認証試験等を取り扱っている機関になります。

*2BFE: バクテリア（菌）を含む飛沫に対するフィルター効果の効率

*3VFE: ウィルスを含む飛沫に対するフィルター効果の効率

*4PFE: 0.1 µmのラテックス粒子に対するフィルター効果の効率

*5 菌とウィルスでは粒子の大きさが異なり、菌飛沫をガードできるマスクがウィルス飛沫に対しても有効とは限りません。ウィルス飛沫をガードするには、VFE試験における検証が必要となります。

・マスク本体の形へのこだわり

３次元マスク『θ』では、樹脂素材を用いて、顔の形とスキマなくフィットする形を目指しました。これによりスキマからのウィルス飛沫や菌飛沫の侵入防止とフィット感の両立を可能にしました。

スキマを防ぐ一方で、フィルターと口の間に空間を確保し、呼吸するフィルター部分の面積を大きく設計することにより息苦しさを解消しています。

また、今回のリターンでは、フィルター固定用のカップ部分に「ホワイト」「ミントグリーン」「アイスブルー」「ピンク」の4色を用意しました。好みや服装にあったカラーバリエーションをお選びいただけます。※１次生産分は製造の都合上、「ホワイト」のみとなっております。ご了承ください。

・エコなマスクを目指して

３次元マスク『θ』のフィルター部分は、使い捨ての不織布フィルターになっています。１日１回取り替えていただくことで、衛生的にご利用いただけます。また１回あたりの不織布の使用量を一般的な不織布マスクのおよそ1/10に減らしました。これにより従来マスクよりも環境への負荷を低減します。

・国産マスク

皆様に確かな物を提供するため、３次元マスク『θ』本体・不織布フィルターは共に国産で、愛知県名古屋市にある弊社で製品化・品質管理を行っています。

・高いコストパフォーマンス

３次元マスク『θ』を１年間(365日)利用いただき、専用の不織布フィルターを使用すると仮定すると、送料を含めても1日あたりのコストは¥22.5円になります。これは、一般的な国産の使い捨て不織布マスクと比較しても安く抑えられた価格です。（当社調べ）

・マスクの使用方法

３次元マスク『θ』は、

①ベースパーツ、②フィルターホルダー、③カップパーツ、④耳掛け用紐、⑤頭掛け用紐、⑥不織布フィルター（150日分）、⑦ネックストラップから構成されており、1日に１回不織布を交換して、マスクを組み立てて使用します。

※④耳掛け用紐、⑤頭掛け用紐については予備1組を追加しております。

・マスクの組み立て方

1. ベースパーツ、フィルターホルダー、カップパーツ、不織布フィルターを用意します。

2. １回分の不織布フィルターをカットします。フィルターの大きさは、10 cm x 7 cm

3. カットした不織布フィルターをカップパーツの上におきます。

4. 上からフィルターホルダーを被せて、不織布フィルターを固定します。フィルターホルダーは磁石で固定されます。

5. 固定されたフィルターをセットされた状態のまま、ベースパーツに取り付けます。パーツ同士は磁石で固定されます。

6. 完成です。お好みで耳固定、頭固定の紐をセットしてご利用ください。

・選べる2種類の装着方法

３次元マスク『θ』は、耳掛け用と頭掛け用の２種類の装着方法をご用意しております。お好みに合わせて選択いただけます。

更に、一時的な飲食等でマスクを外した時に首にかけれる便利なネックホルダー機能を装備！耳掛け使用時は付属のネックストラップを使用します。

開発者の声

エビデンスのある高機能フィルターの使用を前提に、多くの譲れないこだわりを突き詰めた結果、今までにない形状のマスクにたどり着きました。初めは見慣れない形状のため着用を躊躇されるかも知れませんが、一度装着すると高機能フィルターとマスク本体の密閉性からくる安心感・少ない接触面積による快適性・肌への低負荷等、様々な効果を実感することが出来、皆様に気に入っていただけるものに仕上がったと自負しております。本製品が新しい時代の必須アイテムとして皆様に愛用していただけることを願っております。

仕様

品名：衛生マスク

対象:ウイルス・細菌・花粉・PM2.5等

素材：ポリマー樹脂 (本体), ネオジウム磁石 (フィルター固定部), ポリプロピレン (フィルター部), ゴム・ナイロン（ひも部分)

注意書き

・マスクは感染（侵入）を完全に防ぐものではありません。予めご了承ください。

・試験機関によるデータは、フィルター部分の濾過効率であり、マスク本体の性能を保証するものではありません。

・本マスクの一部に磁石を使用している為、心臓ペースメーカー等の体内植え込み型医療用電子機器を装着している方は 使用しないでください。

スケジュール

・8/7 クラウドファンディングスタート

・8月～ 1次生産スタート

・8/30 クラウドファンディング受付終了

・9月中旬〜 1次生産分リターンの発送開始

・9月~ 2次生産スタート

・10月中旬～ 2次生産分リターンの発送開始

・10月~ 3次生産 (大量生産への移行)スタート

・11月中旬~ 3次生産分リターンの発送開始

*1次, 2次生産は３Ｄプリンターによる小ロット生産を予定しています。大量生産への移行に伴い、マスク本体の仕様や形状について一部変わる可能性がありますが、フィルター性能が変わることはありません。

リターンについて

今回、応援してくださる皆様に出来るだけ早く届けたい思いから、9月発送の１次生産分・10月発送の2次生産分・11月発送の3次生産分と分けてリターンをご用意しました。更に、数量限定ではありますが１次生産分にMakuake限定のオレンジベースカラーを用意しております。

サイズは「普通」と「やや小さい」から選択いただけます。

また、応援購入いただいた金額の一部から３次元マスク『θ』を必要とされる現場の方々への寄贈を実施する為の製造費に当てさせていただきます。

※応援購入していただいた方には簡単な製品アンケートを用意しております。皆様の声でより良いマスクを共に作り上げていきたいと思っておりますので、回答いただけると幸いです。

取り替え用不織布フィルターの販売について

３次元マスク『θ』のフィルター部分（不織布部分）は使い捨てになっています。衛生面を考慮し、1日1回取り替えてご利用ください。

今回のリターンにはおよそ150日分の不織布が同梱されておりますが、不織布を使い切った後も、新しく取り替え用の不織布を購入いただくことで引き続きご利用いただけます。

※不織布のみの販売は、10月頃よりオンラインでの販売を予定しています。詳細は、弊社ホームページ（https://friendmicrobe.co.jp/）や本プロジェクトの活動報告に今後掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。

実行者紹介

当プロジェクトに興味を持っていただき、誠にありがとうございます。

私たちフレンドマイクローブ社は、名古屋大学発のベンチャー企業です。「微生物技術」や「環境・衛生技術」の研究を行っている工学研究科堀研究室の成果を基に設立されました。私たちは、大学発のベンチャー企業として、先進的なテクノロジーを駆使しながら環境フレンドリーなビジネスを日々探求しています。

本プロジェクトでは、「ウィルス飛沫に対するカット効果がきちんと実証されているマスクを世に送り出したい。」「でも、使い捨てられる不織布の量は減らしたい。」という思いから、３次元マスク『θ』の開発に着手しました。ぜひ、皆さんに利用していただきたいと思います。

株式会社フレンドマイクローブ一同