プロジェクト実行者
ストーリー
このプロジェクトについて
地方=何もない田舎ではない。地方には地宝がある。
地方には埋もれた資源が数多くあります。それを私たちは地域の宝・地宝と呼んでいます。私たちは九州沖縄の道の駅を核に、地宝の情報を無料情報誌「ふらっと」で発信。さらに地域活性化に重要な役割を果たす道の駅の向上のお手伝いをしています。
日本を元気にするのは東京ではなく、地方である。
「ふらっと」の創刊準備号は2010年10月10日に発行しました。これまで仕事でチームを組んだベテランカメラマン、デザイナーの協力を得て、全くの手出し手さぐりからの出発。印刷部数もわずか2000部でした。当初から、九州の道の駅と地域を取材対象にし、配布先も道の駅と決めていました。何故なら、道の駅こそ地域観光の拠点であり、生産地に直結した農産品・加工物・漁業産品などが集積する場だからです。
ふらっと地方へ、道の駅へ
季刊誌「ふらっと」の発行
創刊4年となった「ふらっと」は、特集と「おいしい道の駅・産直所」で誌面を構成しています。ページ数20ページ、発行部数はまだ2万部と「零細媒体」です。しかし、発行部数を一気に拡大するのではなく、道の駅で配布していただける部数をあらかじめ確認し、確実に受け取って頂ける部数、つまり「手渡し実数」を目指しています。読者からも写真やデザインの質の高さを評価して頂き、何よりも掲載した地域や道の駅に「実際に行ってみました」「これから行ってみます」という声が多いのも、私たちの励みになっています。私たち自身が取材して感動したことを、そのまま伝えて共感して頂くこと。それが小さな媒体の大きな原動力なのです。
バックナンバーを電子書籍でご覧ください。
http://team-flat-michinoeki.com/archive/
チームふらっとの取り組み
道の駅との連携へ
創刊時は九州各地の道の駅一つひとつに「ふらっと」の趣旨を伝え、配布設置を依頼していきました。幸運なことに、九州・沖縄「道の駅」連絡会及び一般社団法人九州・沖縄「道の駅」ネットワークのご理解を頂き、同ネットワークの名義協賛を頂けました。さらに、各県の道の駅分科会などの会議に出席させて頂き、地道ながらに駅長たちとの信頼関係を結んでいくようになりました。
実を言うと、それまでは道の駅について詳しい知識を持っていたのではありません。道の駅=ブームという意識しかなかったのが本音です。しかし、道の駅にはそれぞれの悩みや課題があり、それはそのまま地域の悩みや課題でした。私たちは「ふらっと」の号を重ねながら、創刊の原点である「地方を元気にしよう」の理念を道の駅と分かち合うことに意義を見出しました。道の駅がもっと元気になれば、地域はもっと元気になれる。そう確信しました。
道の駅と企業をマッチング
私たちは道の駅の収益向上・集客向上になる企画に絞って、道の駅と企業とのマッチングを図っています。例えばレンタカー会社に道の駅お買物券をご提案し、加盟道の駅を斡旋しています。それによって企業にはユーザーサービスに、道の駅にはお買物券活用による収益と集客アップに、という具合です。そして私たちは、企業からの事務手数料や「ふらっと」への広告料を収益に充てています。
道の駅のPB商品開発
道の駅は出荷業者からの委託販売が大半です。より収益を上げるには道の駅独自の商品を開発し、販売することが求められます。私たちは単体の道の駅、あるいは県単位の道の駅でPB商品開発のお手伝いを、道の駅ネットワークと共に進めています。
道の駅で高校生駅弁を売ろう!
九州・沖縄「道の駅」ネットワークでは春と秋の年2回、「駅弁&うまいものフェア」を開催しています。3年前から私たちは道の駅と地元高校生によるコラボ「高校生駅弁」を提案し、段階を追って実施エリア・道の駅数を増やしてきました。少子高齢化が進み、高校も統廃合が進んでいます。また、高校卒業と同時に地元を離れてしまう生徒も少なくありません。道の駅は観光客や熟年世代客が行くところ、高校生には関係ない。そんな固定概念も無くしてもらい、自分たちが誰かに食べてもらいたいお弁当のレシピを考えてもらいます。
誰に食べてもらいたい?同居するおばあちゃんになら、高齢者に優しいお弁当は何だろう。彼に食べてもらうなら、どんな想いを託す?がっつり元気弁当もいいね。地元にはどんな食材があるんだろう。地元のシンボリックなものを食材で見立てても面白いよ。そんな自由な発想で生まれたお弁当を、イベントの1,2日だけですが、道の駅の弁当業者に作ってもらい、高校生たちが駅で宣伝販売に務めます。
やがて地元を離れる時が来ても、いつか地元の道の駅で自分のアイデア駅弁を売った日を思い出してほしい。帰郷したら必ずその道の駅を訪ねてほしい。それが私たちの想いです。
道の駅のオリジナルポストカード制作
地域の観光写真と道の駅の外観写真をセットにした、オリジナルポストカードの制作を始めました。弊社のカメラマンはレンタルフォトスタジオ経営者でもあり、撮影技術と画像処理技術に長けています。そのノウハウを生かして、個々の道の駅の組み合わせによるポストカードを制作。従来の「九州・沖縄道の駅公式スタンプブック」(九州・沖縄「道の駅」連絡会発行)に続く道の駅ファンアイテムになると期待されています。尚、基本的には道の駅の外観と周辺観光地の写真を組み合わせた5枚1セットの販売となります。
ナビガイド付き電動チャリで
道の駅周辺の観光ルートを回る
骨伝導型音声ガイダンスが流れるソフトを搭載した電動アシストサイクル「ナビチャリ」。青森県のベンチャー企業が開発し、九州では私たちが代理店として道の駅への導入を図っています。車のナビゲーションと同じ機能で、自分の好きなルートで回っても行き先へガイダンス。観光ポイントに着くと同時に、音声で観光説明が聞けます。利用者のルートや滞留時間も記録され、観光商品開発にも有効です。車を道の駅に停めたら、電動チャリでゆっくり周辺観光を。
これからの展望
読者に愛される媒体であれ
道の駅に信頼される事業であれ
数の上ではささやかですが、「ふらっと」のファンは確実に存在しています。それも読者だけでなく、道の駅の駅長たちも温かな応援を続けてくださいます。だからこそ、チームふらっとは道の駅と読者を結び、さらに企業、地域、観光業などと結び合わせて一つの「円」を作ろうと考えています。
まずは道の駅の様々なグリーンツーリズム系イベントにも参加して頂き、私たちと道の駅と読者の交流の輪を広げます。実は道の駅では様々な体験イベントを行っているのです。そんな道の駅の活動を知って頂くためにも、読者の方に参加していただきます。味噌作り体験、レンコン掘り体験、石橋めぐりウォーキング、阿蘇のトレッキングなど、地域に根差した体験プログラムを道の駅と一緒に企画し、参加を呼び掛けていきます。
将来的には道の駅のPB商品や企業商品のモニター、旅行会社や観光行政のモニターツアーなどの企画などにも参加して頂き、読者の声を活かした道の駅商品、企業商品、観光ルート作りなどに反映させたいと願っています。
クラウドファンディングの目的
私たちは創業して3年、社員も外注・顧問含めて5名のスタートアップ企業です。九州エリアを実質1名の営業と3名の取材制作スタッフで駆け回っています。経費は交通費だけでもかなりの負担になっています。そのため沖縄にはなかなか取材に行けないのが実情です。私たちは基本的に道の駅から広告費を得るのではなく、前述の企業タイアップ事業や道の駅ネットワークとの協業の中から生じた収益配当などで事業を賄っています。また、特集に於いては観光行政とのタイアップ広告、他の制作物受注なども収益の一部です。
当然、経営的には苦しいものがあります。しかし、将来的なビジネスモデルの展望として、読者と道の駅を軸にした様々なプロジェクトを実施してきます。そこで無料情報誌「ふらっと」の認知度を高めると同時に、今後新たな体制と共に事業展開を図り、収益性を上げていきたいと考えています。そのためにも、まずはこのクラウドファンディングで私たちの取り組みと「ふらっと」の存在を知って頂き、一人でも多くの方にファンになって頂けたら幸いです。
資金の活用方法
ふらっと冬号(12月25日発行)の取材経費20万円・外注費50万円・発送費他10万円
募集金額を上回る資金を調達できた場合は、年間購読会員拡大のためのプレゼント商品購入に充てていきます。
「ふらっと」の想い
初めまして、株式会社チームふらっとの代表、晴野(はるの)まゆみです。
私は20数年間、フリーライターとして主に九州各地で様々な媒体の取材をしてきました。その間、九州でも福岡市一極集中型が進み、福岡市以外の市町村は高齢化と人口減少による衰退が著しくなりました。地方にそれまで存在した歴史や文化すら埋もれようとしています。平成の市町村合併がそれを加速化させたのも否めません。
しかし、現実には掘り起こせば山ほど素晴らしい地宝があります。気候風土の中から生まれ、受け継がれてきた食や文化、人々の暮らし、歴史の輝き、自然の造形美…。もちろん、それだけではありません。新たな物産の開発や地域のボランティアガイドによる観光資源の見直しなども盛んになりつつあります。
一方で、中高年世代に向けた無料のローカルな観光情報誌が少ないようです。私自身がそうなのですが、40歳を過ぎると不思議と日本の原風景への憧憬が高まり、地域の再発見に関心を持つようになる人も少なくありません。また、食の安全から生産地の見直し、生産者への関心も強くなります。そんな世代に向けた旅の無料情報誌を作り、地方の宝をアピールしよう!それが「ふらっと」の始まりでした。
チームふらっとの歩み
2010年10月10日 ふらっと創刊準備号発行
2011年4月10日 ふらっと創刊号発行 一般社団法人九州・沖縄「道の駅」ネットワーク協賛団体に
2011年7月10日 ふらっと第二号発行 一般社団法人日本RV協会協賛団体に
2012年11月1日 法人化・株式会社チームふらっと設立
2013年5月1日 一般社団法人九州・沖縄「道の駅」ネットワーク副理事・宮原諒典、弊社顧問に
2013年11月30日 福岡市ステップアップ助成事業奨励賞受賞
2013年12月20日 日本フリーペーパー大賞読者投票部門全国7位
2014年11月30日 福岡市ステップアップ助成事業優秀賞受賞
2014年12月20日 福岡市インキュベート事業者審査合格 福岡市認定事業者に指定
2014年12月20日 日本フリーペーパー大賞読者投票部門22位
2015年2月9日 事務所を福岡商工会議所ビル内インキュベートプラザに移転
2015年6月より 一般社団法人九州・沖縄道の駅ネットワーク協力会社に
最後に
私たちは九州の魅力をもっと発信したい、地方を旅する喜びを共有したいと願っています。小さくて弱い企業でもチームワークと強い理念で成長しようと努力しています。どうぞ、私たちと一緒に地宝を掘りだし、日本を元気にしていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年10月30日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
ふらっと冬号+オリジナルポストカードセット
5,000円(税込)
・ふらっと冬号1冊(見本は秋号表紙)
・ポストカード1セット(5枚1組)
地域の観光写真と道の駅の外観写真をセットにした、オリジナルポストカード
・いんげんポタージュスープ1箱(鹿児島)
ふらっと冬号+オリジナルポストカードセット+道の駅オリジナル商品
10,000円(税込)
・ふらっと冬号1冊(見本は秋号表紙)
・オリジナルポストカード2セット(5枚1組×2)
地域の観光写真と道の駅の外観写真をセットにした、オリジナルポストカード
・道の駅オリジナル商品(高校生が作った万能タレ、おばあちゃんが作った魔法タレ)
ふらっと冬号+オリジナルポストカードセット+道の駅オリジナル商品
15,000円(税込)
・ふらっと冬号1冊(見本は秋号表紙)
・オリジナルポストカード2セット(5枚1組×2)
地域の観光写真と道の駅の外観写真をセットにした、オリジナルポストカード
・道の駅オリジナル商品(関アジカレー・関サバカレー・嘉麻の釜飯の素)
ふらっと冬号+オリジナルポストカードセット+道の駅
20,000円(税込)
・ふらっと冬号1冊(見本は秋号表紙)
・ポストカード2セット(5枚1組×2)
地域の観光写真と道の駅の外観写真をセットにした、オリジナルポストカード
・道の駅オリジナル商品(玉ねぎカレー3袋・ワインラングドシャ小箱)
ふらっと冬号+オリジナルポストカードセット+道の駅セット商品
30,000円(税込)
・ふらっと冬号1冊(見本は秋号表紙)
・オリジナルポストカード2セット(5枚1組×2)
地域の観光写真と道の駅の外観写真をセットにした、オリジナルポストカード
・道の駅セット商品(塩トマトケチャップ・有機トマトソース・有機トマトピューレの3点セット)
ふらっと冬号+オリジナルポストカード+道の駅セット商品
50,000円(税込)
・ふらっと冬号1冊(見本は秋号表紙)
・オリジナルポストカード2セット(5枚1組×2)
地域の観光写真と道の駅の外観写真をセットにした、オリジナルポストカード
・道の駅セット商品(オリジナル玉ねぎカレー3袋と地元おやつ6~8種セット)
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 地域活性化カテゴリの 「九州・沖縄の道の駅と旅の情報誌「ふらっと」で道の駅と「地宝」の魅力を発信したい!」プロジェクト詳細ページです。