全てのノマドワーカーへ捧げる一着

本プロジェクトを実行する「株式会社エヌ・エー・ジム」は、「FL Robinson」のブランドホルダーかつ、スポーツ・アウトドアアパレルを長年取り扱ってきた企業。

1936年ロサンゼルスにて、衣料の製造・卸売業として設立した FL Robinson社が手掛けた、歴史ある「FL Robinson」ブランドを、現代の解釈と長年のスポーツ・アウトドアアパレルを取り扱うことで得たノウハウをミックスすることで、新たに「高機能ジャケット」として提案いたします。

拘りを随所に盛り込んだSPEC

素材

「20デニールの高機能ナイロン」

縦糸に20デニールという非常に細い糸を高密度で打ち込むことにより、

「軽く」「強く」「伸びる」

3拍子揃った、薄いにもかかわらずハリ・腰のある素材に仕上がっています。

「軽さ」のワケ

生地の重さが84ｇ/m2という驚異の軽さを誇っている事から、一般的なテーラードジャケット(500～600g程)の重量に対し、このジャケットは約250g程度。

圧倒的な軽さを実現しております。

※画像はMサイズを量りに乗せた際の実値です。

「強さ」のワケ

このジャケットの生地の縦糸にはモノフィラメントのナイロンを使用しています。モノフィラメントの特徴としては「強度があり硬い」点があげられます。

その例として、モノフィラメントナイロンは釣り糸にもよく使用されています。

つまり、この強靭な素材を使用した生地で生産されたこのジャケットは、通常のナイロンやコットンには成しえない「強さ」を持ったジャケットなのです。

更に、横糸にはストレッチのナイロン糸を使用し、最後に強縮ジュ加工をかけて縮ませる事により、表面にとても味のある凹凸感を出しています。

「伸びる」ワケ

元々ストレッチ糸なのと、強縮ジュ加工の２段階により、通常よりもヨコに伸び縮みするハイストレッチ性を確保しています。

デザイン

「あらゆる姿勢に対応。考え抜かれたパターン」

元々乗馬する時に着用するジャケットから着想を得ており、その為、フロントは捌きやすい様、邪魔にならない様、胸部から一気に脇に逃げるデザインになっています。

※実際に使用されたパターン型紙。総数は約30枚にも及びます。

・上衿の登りは前屈姿勢で衿が抜けない様、キツ目にしています。

・後裾を跳ねさせており、それにより前屈姿勢をとった場合、お尻が出てきますが、その場合にもゆとりを確保していますので、窮屈感はありません。

・後肩に左右２本ずつダーツを取ることで、肩線がカーブ形状になり、人の肩に追従してきます。着用して頂くとフィット感の素晴らしさを体現して頂けます。特に日本人は鳩胸ではなく、胸板のない猫背体型の方が多いので、特に効力を発揮します。

⇓デスクワーク時にも肩が突っ張らないので、負担がかかりません。

・袖も通常よりカーブを強くした振り袖と呼ばれる形にしています。これにより腕を前に出した時、稼働域が広がり、かつ他の箇所に突っ張りやアタリの出ない作りになっています。

・脇下にマチを付けております。正式名称はピポットスリーブと言い、腕を真横に広げる為の運動量を確保します。

・生地のヨコ伸長率が高いので、大抵の腕の動きに追従するので、自転車などライディング、自動車運転のドライビング、アクティブに活動するトラベルなど活用用途は広がります。

これらのディティールが全て融合することにより、

圧倒的に着やすいジャケットに仕上がっています。

機能

「仕事もプライベートも効率化させる多機能性」

・物が取り出しやすい様、傾斜をかけた「フラップ＆釦仕様胸ポケット」

・強風時など、風防の役割を果たす「スロートタブデザインの襟」

・通気性向上の為に採用された「メッシュ素材の裏地」

⇓更にメッシュを前身頃のみにすることで、軽量化しています。

・この一着で仕事から旅行まで。「7箇所のポケット」

・下前裾裏にはB6サイズまで収納可能な大き目の「コンシールカンガルーポケット」

⇓8.7インチ程のタブレットも収納可能な大きさ。

・雨天も怖くない。「撥水加工ファブリック」（はっ水性試験(JIS L 1092)3級相当）

⇓多少の雨であればこのように弾きます。

・家庭洗濯が可能な「ウォッシャブル対応」

※洗濯の際は、大きめのネットに入れ、綺麗に二つ折りをして、ドライコースで洗濯をしてください。

サイズ詳細

圧倒的クオリティを誇る、国産の生産背景

工場

「裁断からプレス・検品まで一貫したモノづくり」

今回、このジャケットの作成・生産を請け負った縫製工場は岐阜にあります。

分業体制が一般的な岐阜産地において、裁断からプレス・検品まで一貫して自社でこなすモノづくりに特化した工場です。

工場に入ると、縫製に使用する糸のストックが横一列に並んでおります。

縫製に入っていく前に、生地の裁断を自動裁断機で行っていきます。裁断が終わったあとは寸法通り裁断が出来ているかどうか型合わせをして、裁断ミスがないかどうかの確認も行います。

縫製に入っていきます。縫製は数十名の職人が縫製仕様書や製品サンプルを確認しながら行っていきます。各工程ご毎に縫製するラインが分かれており、それぞれの工程を得て、商品が完成していきます。

縫製完了後、仕様通りに縫製されているかどうかの検品、糸切りなどが行われます。

糸切りなどの検品を終えた後、通常の家庭用アイロンの3倍ほどの蒸気量のあるスチームアイロンにてプレスをします。商品の形を綺麗に整えていき、最終チェックを経て、出荷作業に入っていきます。

これだけの工程を経て、ようやくこのジャケットが生み出されるのです。

1936年創業の老舗ブランドを復活

2022年。長い沈黙を破り復活する「FL Robinson」

1936年ロサンゼルスにて、衣料の製造・卸売業として設立した FL Robinson社が手掛けた、歴史あるブランド「FL Robinson」。

どうする事がより優しく肌を包み、より着心地を良くするかを常に考えるプロ達が、プライドを持って発足したブランドです。

この「FL Robinson」をMade in JAPANとして「エヌ・エー・ジム」がREBORNさせます。

本プロジェクトを実行する「株式会社エヌ・エー・ジム」について

「FL Robinson」のブランドホルダー。スポーツ・アウトドアアパレルを長年取り扱ってきた企業。これまで培ったノウハウを総動員し、本プロジェクトに臨みます。

スケジュール

2021年1月下旬・・・プロジェクト公開
2021年2月上旬・・・製品完成
2021年2月下旬・・・支援期間終了
2021年3月上旬・・・支援者様への配送開始
2021年3月下旬・・・配送完了予定

実行者紹介

実行者：安孫子 裕二 (あびこ ゆうじ)

企画リーダー：水野 真寛 (みずの まさひろ)