ファストファッションが台頭している昨今、Tシャツはリーズナブルに手に入る洋服の筆頭アイテムと言えます。しかし、今回提案するこのTシャツは半袖Tシャツで約7,000円、長袖Tシャツで約8,000円と少し高めのプライスとなっています。

それはなぜか。

このTシャツに込められたその価値をご説明いたします。

エイジレスなシルエット。定番への追求。

ベーシック。でもスキのないプロダクション。

流行りのビッグシルエットや、肩の位置を落としたドロップショルダーなどのデザインはあえて採用しておりません。あくまでベーシックなデザインを追求した「エイジレス」なデザインです。

※モデルサイズ / 168cm / 61kg 着用アイテム / 半袖Tシャツ ホワイト Mサイズ

1936年創業の老舗ブランドを復活

2022年。長い沈黙を破り復活する「FL Robinson」

1936年ロサンゼルスにて、衣料の製造・卸売業として設立した FL Robinson社が手掛けた、歴史あるブランド「FL Robinson」。

どうする事がより優しく肌を包み、より着心地を良くするかを常に考えるプロ達が、プライドを持って発足したブランドです。

この「FL Robinson」をMade in JAPANとして「エヌ・エー・ジム」がREBORNさせます。

本プロジェクトを実行する「株式会社エヌ・エー・ジム」について

「FL Robinson」のブランドホルダー。スポーツ・アウトドアアパレルを長年取り扱ってきた企業。これまで培ったノウハウを総動員し、本プロジェクトに臨みます。

「USA×JAPAN」生地に対するこだわり

生地に宿る「USA×JAPAN」の鼓動

本プロジェクトで最も拘った点、それは「USA×JAPAN」をどのように落とし込み、この歴史あるブランドを復活させるか。この点に拘り、たどり着いた素材が、

「12番手単糸」×「日本製」です。

「12番手単糸」の生地について

そもそも番手とは「糸の太さを表す単位」。一定の重さに対して長さがどれほどあるか（1ポンドあたりの長さ）で決まり、数値が大きければ大きいほど、糸が細くなるというのが特徴です。

素材、糸こそTシャツの命

そう考え、今回のプロジェクトでは、理想の質感を実現する為に拘りぬいた結果、「12番手単糸生地」にたどり着きました。

日本において厚手に分類されるTシャツ生地は一般的に17番単糸(約5.6オンス)前後を使用する事が多いと言われておりますが、今回のプロジェクトで使用する生地は12番単糸(約7～8オンス)という超厚手生地です。オンス毎の違いは以下の通り。

3～4オンス(～60番手)

薄手と言われる生地の暑さです。価格が安い傾向に。良質な糸を用いた着心地の良い薄手生地のTシャツもあり、必ずもオンスが低いと品質が悪いとは限りませんが、白色の生地の場合は透ける可能性があります。

4.5～5.6オンス(～17番手)

スタンダードと言われる生地の暑さです。5.6オンス以上であればヘビーウェイトに位置付けられている場合もよくあります。いわゆる一般的な厚さの生地となります。

これらの生地に対し、本プロジェクトで使用するのは以下の生地。

6～8オンス(～12番手)

スーパーヘビーウェイト(超厚手)と言われる生地の暑さです。特に6オンス以上は、Tシャツとしては最も厚いクラスと言われています。耐久性があり、しっかりとした着心地で、下地も透けにくい特徴があります。ガッシリとした肌触りや、デニムのようなタフな生地感が魅力です。

透け感の比較(※自社従来商品との比較)

この12番手単糸はアメリカ国内での流通がメインとなっており、基本的に日本の企画で採用されることは極めて珍しい素材なのです。

今回のFL RobinsonのREBORNプロジェクトにおいて、この生地への拘りは、妥協できないポイントなのです。

生地の生産背景

今回生地の生産を担って頂いた工場様は、天然素材を使用したカジュアルなカットソー生地の生産から企画・提案を一手に担う紡績会社。

日本国内の工場にて小ロットでの撚糸加工、ヤクやシルク、麻などの様々な原料にて紡績対応可能な高い技術力とノウハウを持っており、拘りの素材を生産しています。

90年の時を超え、蘇ったブランドタグ。

当時のブランドタグを踏襲しつつ、小ぶりのブランドタグにリニューアル。色や織り方にもこだわり、「FL Robinson」の復刻にふさわしい仕上がりになっております。

ボディ下部にはピスネームをワンポイントで配置。

サイズ詳細

※モデルサイズ / 168cm / 61kg

※実寸と多少の誤差は発生いたします。ご了承ください。

～History～

過去、エヌ・エー・ジムが実際に販売していたパックTシャツ。

本企画において、原点とも呼べる初代「スーパーヘビーオンスTシャツ」

※本プロジェクトではホワイト・ブラックの2色展開となります。

スケジュール

2021年1月下旬・・・プロジェクト公開
2021年2月上旬・・・製品完成
2021年2月下旬・・・支援期間終了
2021年3月上旬・・・支援者様への配送開始
2021年3月下旬・・・配送完了予定

実行者紹介

実行者：安孫子 裕二 (あびこ ゆうじ)

企画リーダー：水野 真寛 (みずの まさひろ)