本作『フェノミナ』は、『サスペリア』『サスペリアPART2』『インフェルノ』等で知られるホラー映画の世界的名匠ダリオ・アルジェント監督が、1984年に製作した残酷美少女ホラーの傑作です。今やアカデミー賞女優となった、当時13歳のジェニファー・コネリーを初ヒロイン役として起用し、彼女の純粋無垢な美しさのみならず、ヒロインが数々の恐るべき厄災に見舞われていくさまと過激なホラー描写が大きな話題を呼びました。

アルジェント監督の代表作のひとつであり、今なおホラー・ファンに高い人気を誇りながら、本作は過去に日本語吹替版が制作されていません。順当にテレビ放送されていれば、80年代後半に吹替版が制作されていたはずです。当時は地上波テレビ各局が、朝から深夜まで吹替洋画を放送し、どの吹替版も今をときめくベテラン声優が出演していました。その「洋画劇場全盛期」のような豪華な配役を実現し、吹替版の魅力を皆様に存分に楽しんでいただける吹替版を制作したく、本プロジェクトを立ち上げました。ご支援をお願いいたします！

※吹替版が収録される商品
ブルーレイ「ホラー・マニアックスシリーズ 第12期 第4弾 フェノミナ －日本語吹替音声収録4Kレストア版－」
（2020年10月2日発売予定 発売：ニューライン／販売：ハピネット）

今回のプロジェクトでは特別企画として、クラウドファンディング限定の《配役交換バージョン吹替》を収録したBD-Rをリターンとして設定いたします。これは「善人役を声優A、悪人役を声優B」という配役で一旦吹替えを収録し、別バージョンとして「善人役＝B、悪人役＝A」と役を入れ替えた吹替版を、もうひとつ制作するということです。

ブルーレイ商品には前者の吹替版1種類の予定ですので、リターンのBD-Rのみに収録される後者の《配役交換バージョン吹替》は、本プロジェクトにご支援くださった方だけがご鑑賞いただける、完全限定の特典です。

【ストレッチゴール】
皆様のご支援額によって目標額を達成できた場合は、《配役交換バージョン吹替》の配役交換をさらに増やすストレッチゴールを設定いたします。

■３６０万円：追加でもう一組の声優の配役を交換します。（配役が変わる声優が合計4名）

本作『フェノミナ』のブルーレイ商品化は決定しています。万が一目標金額に達しなかった場合でも、集まった金額は吹替制作費を含む費用に充当させていただき、ご出資くださった皆様へのリターンは履行されます。

●映画『フェノミナ』とは

＜あらすじ＞
スイスの全寮制名門女子校に転入した米国人少女ジェニファーには、昆虫と心が通じる不思議な超能力があった。長旅の疲れか、完治したはずの夢遊病を再発した彼女は、深夜の町にさまよい出て、連続少女殺人鬼の犯行現場に遭遇してしまう。さらにルームメイトのソフィも犯人の毒牙にかかり、学園内で孤立したジェニファーは、事故で隠居した昆虫学者マクレガー教授の助けを得て、死体の匂いを嗅ぎ分ける蝿を相棒に犯人探しに乗り出す。

＜スタッフ＞
監督・製作・原案・脚本：ダリオ・アルジェント(『サスペリア』)
製作総指揮：アンゲロ・イアコノ(『サンタ・サングレ／聖なる血』)
原案・脚本：フランコ・フェリーニ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』)
撮影：ロマノ・アルバーニ(『インフェルノ』)
編集：フランコ・フラティチェリ(『サスペリア』)
特殊メイク：セルジオ・スティヴァレッティ(『デモンズ』)
視覚効果：ルイジ・コッティ(『パガニーニ・ホラー／呪いの旋律』監督)
音楽：ゴブリン(『ゾンビ』)、サイモン・ボスウェル(『アクエリアス』)

＜キャスト＞
ジェニファー・コルビノ……ジェニファー・コネリー
ジョン・マクレガー教授……ドナルド・プレザンス（声：麦人 ※決定）
校長……ダリラ・ディ・ラッツァーロ（声：唐沢 潤 ※決定）
ソフィ……フェデリカ・マストロヤンニ（声：小笠原亜里沙 ※決定）
ブルックナー……ダリア・ニコロディ
ルドルフ・ガイガー警部……パトリック・ボーショー
ベラ・グランド……フィオーレ・アルジェント

©1984 TITANUS

【オフィシャル・サポーター】
「ふきカエル大作戦」https://www.fukikaeru.com/

同サイトが取り組んできた“凄ワザ吹替え”プロジェクトのノウハウをアドバイスいただき、こなれた翻訳や自然な会話など、吹替版の内容面でのクオリティ・アップも目指します。
※「ふきカエル大作戦」“凄ワザ吹替え”プロジェクトについてはこちら
⇒ https://www.fukikaeru.com/?p=635

●確定している出演声優

麦人（むぎひと）：マクレガー教授役

【これまでに演じてきた有名俳優】
パトリック・スチュワート（『X-MEN』シリーズ、『スター・トレック』シリーズなど）
ベン・キングズレー（『アイアンマン3』、『エンダーのゲーム』など）
ランス・ヘンリクセン（『エイリアン』シリーズ、『クイック&デッド』など）

唐沢 潤（からさわ じゅん）：校長役

【これまでに演じてきた有名俳優】
ユマ・サーマン（『キル・ビル』二部作、『Be Cool／ビー・クール』など）
ジェイミー・リー・カーティス（『フォーチュン・クッキー』、「スクリーム・クイーンズ」など）
フェリシティ・ハフマン（「デスパレートな妻たち」、「ボクらを見る目」など）

小笠原 亜里沙（おがさわら ありさ）：ソフィ役

【これまでに演じてきた有名俳優】
ブライス・ダラス・ハワード（『スパイダーマン3』）
アナ・ケンドリック（『ザ・コンサルタント』）
ソーラ・バーチ（『アメリカン・ビューティー』）

●最後に──吹替版の新たな試み、新しい楽しみを、もっともっと皆様に提供したい！

2018年、私たちはMakuakeのクラウドファンディングで「ホラーマニア必見！『マーティン／呪われた吸血少年』ロメロ監督追悼《吹替版》企画」（https://www.makuake.com/project/fieldworks/）を実施いたしました。皆様の暖かいご支援のおかげで、かつて民放の地上波放送局の「洋画劇場全盛期」のような「豪華な配役」かつ、80年代の雰囲気を持つレトロな吹替版を制作することができました。

そして翌2019年には、「映画『死霊のえじき』 初の《日本語吹替版》制作プロジェクト！」（https://www.makuake.com/project/fieldworks3/）を実施し、豪華な配役はもちろんのこと、「吹替版」というものを一歩推し進めた《配役交換バージョン吹替》の制作にチャレンジいたしました。かつての地上波テレビの洋画劇場では、1本の映画に対して、放送局別の複数バージョンの吹替版が制作され、同じ映画で別の声優たちによる別の演技を楽しむことができました。《配役交換バージョン吹替》は、それに近い形として、限定された声優が同じ映画内で別のキャラクターの声を交換して演じる吹替版です。こちらも皆様の厚いご支援のおかげで実現いたしました。

今回の『フェノミナ』においても《配役交換バージョン吹替》を制作いたします。プロジェクトにご支援いただき、リターンとして《配役交換バージョン吹替》を受け取っていただいた皆様は、ブルーレイ商品に収録されるオリジナル吹替版とを聴き比べることで、同じ映画でまったく違う役を演じきる声優の“凄い技術”を、ダイレクトに感じ取っていただけるはずです。

そして「洋画劇場全盛期」のような「豪華な配役」の吹替版を目指すことはもちろん、前回の『死霊のえじき』から、さらに一歩進めて、吹替版だけが持つ可能性をさらに大きく発展させる秘策（奇策？）をご用意する予定です。（詳細については、活動レポートでお知らせする予定です）

さらなる吹替えの試みを皆様にぜひお届けしたく、ご支援の程をどうぞよろしくお願い申し上げます。

ご用意しました《リターン》のご紹介

1. 完成した正当吹替版（商品収録用）のダイジェスト版のオンライン試写にご招待（期間限定）
実際に商品に収録される正当吹替版を、約30分のダイジェストで商品発売前にご覧いただけます。

2. 《配役交換バージョン吹替収録本編BD-R》＆《ポストカード》セット（非売品）
一般商品発売前に《配役交換バージョン吹替》（一般商品とは別バージョン）のみ収録されたオリジナルBD-Rと非売品ポストカード3枚をセットでお届けいたします。
（※本編映像の画面右上に透かしでロゴが表示されます）。

3. 吹替台本（非売品）
吹替版収録に使用するものと同じ台本です。

4. 参加声優インタビュー映像特典DVD（非売品）
吹替版に参加した声優陣へのインタビューを収録した非売品DVDです。
（※一般商品には収録されません）

5. 参加声優のサイン入り吹替台本 ※先着10名
吹替版に参加した声優陣のサインが入った、数量限定の非売品吹替台本です。

6. 《ブルックナー役：声優選択権》（5月末〆切）※先着1名
ジェニファーの付き添い女教師、ブルックナー（演：ダリア・ニコロディ）役の声優を、当方から提供する声優候補（5名前後）から選択していただける権利です。
※候補声優のボイス・サンプル、プロフィールをご覧いただける環境を提供しますので、そちらをご確認のうえ声優を選択していただきます。

7. 《主人公ジェニファー役：声優選択権》（5月末〆切）※先着1名
主人公ジェニファー（演：ジェニファー・コネリー）役の声優を、当方から提供する声優候補（5名前後）から選択していただける権利です。
※候補声優のボイス・サンプル、プロフィールをご覧いただける環境を提供しますので、そちらをご確認のうえ声優を選択していただきます。