今や様々なメーカーからアウトドア用薪ストーブが発表されていますが、こんな悩みはありませんか？

①アウトドアに本格オーブンを！

STOVENはオーブン一体型の薪ストーブとなっており、左の燃焼室で発生する熱を利用して右のオーブン室で調理することが可能です。

一体型により熱をロスなく伝達しますので、オーブン内は即座に温度が上昇していきます。

なお、オーブン庫内は幅26×奥行き31×高さ22cm、開口部が幅23×高さ20cmですので20cmクラスのスキレットやピザが楽々投入可能です。

また、オーブンは扉の開閉で温度調整が出来ますので用途に応じて様々な調理が可能です。

・スキレットチキンステーキ

オーブン温度は180度まで上げておきます。天板で裏と表をこんがり焼いた後にオーブンに投入して加熱していきます。トマトとブロッコリーを添えて焼き上げると彩り鮮やかになり写真映えするかも！？

・ピザ

ピザは高火力で一気に焼き上げていきます。オーブン温度が200度まで上がったらピザを投入していきます。焼き色が片側に偏る場合はピザを回して調整してください。8〜12分で焼き上がります。

※動画のピザピールはオプション品となります。

・食パン

オーブン庫内は十分な高さを確保していますので食パンなど嵩張るパンも楽々焼成出来ます。ただし、パンはじっくり加熱しなければいけませんので扉を開いて温度調整をしながら焼成していきます。

温度は170〜190度をキープしながら20〜30分加熱します。まんべんなく焼き色が付くよう時々パンを回転させてください。

・スキレットデミグラスチーズハンバーグ

オーブン温度は150〜180度まで上げておきます。ハンバーグの表面に色が着くまで裏表を天板で焼いた後、オーブンで10分加熱していきます。デミグラスソースとトッピングにトマトとブロッコリーを添えて再度オーブンで10分加熱します。仕上げにチーズを乗せて数分加熱して溶けたら完成です。

とりあえずトマトとブロッコリー乗せたら映えます。おすすめです笑

アウトドア調理の幅を広げるSTOVENの調理能力！

※オーブン庫内やピールなどに食材を直接載せないようご注意ください。調理の際はシートや調理器具をご使用ください。

②使用後の面倒な灰処理とはサヨナラ

燃焼室の火格子の下には灰受けトレーがあります。薪ストーブ使用後はホウキ等で燃え尽きた灰をこの灰受けトレーに落としてください。そして取手を掴んでトレーを引っ張り出せば後はポイっと捨てるだけで簡単に灰を処理できます。

③高効率燃焼(炉内給気循環システム)

STOVENは2種類の燃焼システムがあります。

⑴二次燃焼
本体側面と背面に二次燃焼給気用のボックスが取り付けられています。庫内には側面と奥面に二次燃焼給気取り込み穴があります。

これにより一次燃焼で発生した可燃性ガス(薪が燃えるときに排出される白煙)へ新たに空気を送り込み再度燃焼させ、炉内温度およびオーブン内温度上昇、その後クリーンな空気を排出する、という燃焼システムです。

⑵効率燃焼

本体側面に給気をコントロールするスライドがあります。

給気スライドから流入した空気は灰受けトレー内に流入、火格子下から燃焼を促進させます。通常薪は横から給気させるより、真下から給気させるほうが効率よく燃焼します。

さらに燃焼促進させる機能として、灰受けトレーを利用する方法があります。
この灰受けトレーは灰処理に使うだけでなく、給気の役割も担っています。燃焼中に最大1cm程引っ張り出してください。引っ張り出して空いた隙間から空気が流入し、火格子下から燃焼を促進させます。

二次燃焼や給気スライドと灰受けトレーによる給気と併せて、STOVENは高効率燃焼を実現しています。

④複数操作でワクワク燃焼コントロール

さて、ここまでSTOVENの燃焼システムについてご説明しましたが燃焼モードは全部で3つあります。ご使用シーンにより使い分けが可能です。

解説：全ての給気口を全開にして燃焼を促進させます。給気量が最大になりますので、炎はゆらゆらではなく、バーナーの用に燃え上がります。この時、炉内での対流は激しくなりますので二次燃焼が作用しにくい状態です。可燃性ガスが燃える前に煙突に引っ張られてしまうためです。したがって、このモードは焚き付け時や、鎮火しそうになった時、調理の際に火力を上げたい場合などに活用していただくことをおすすめいたします。

解説：エアカーテンは全開、側面給気スライドは半分開けます。このモードは煙を減らしたい時や、火力を落としたい時に使用します。薪の状態や品質などにより可燃性ガスの放出レベルは異なりますので側面給気スライドを操作して調整してください。デフォルトでは半開となります。

以下は給気スライド全閉で灰受けトレーを閉めた瞬間の動画です。閉めた瞬間に二次燃焼用の給気穴から大量に空気が給気され二次燃焼が促進されている様子がわかります。

解説：このモードは弱火またはガラスの曇り軽減を重視したい状況でご使用ください(詳細は⑤エアカーテン機能搭載を参照)。どのモードでもエアカーテン全開を推奨していますが、これは常に作用させた方がガラスをクリーンに保ちやすくなるためです。

また、ガラスからクリアな状態であれば、エアカーテンをクローズすることにより炉内奥で燃焼する様子も楽しめますので操作してお楽しみください。

これらの燃焼コントロールを使ってシーンごとに必要な操作をしてください。複数の操作がありますのでワクワクしながらSTOVENをお楽しみいただけます。

⑤炎をずっと楽しめるエアカーテン機能

燃焼室の扉に給気をコントロールするデフレクターが取り付けられています。扉から給気された空気はデフレクターによりガラスに吹き付けられます。

通常、エアカーテン非搭載の薪ストーブはガラスが煤で曇り鎮火後も残ります。
STOVENにおいても火入れから火力が安定するまでは煤が付着(それでもデフレクターによる空気の層に遮られて煤の付着は少なめです)することがありますが、時間経過に伴いエアカーテンから吹き出す空気が燃焼を開始し、ガラス付近の温度はグングン上がっていきます。
すると、ガラスに付着した煤は焼き切れ(煤切れ)ていき、クリアなガラスをキープするという設計です。

通常、炉内温度が500度を超えないと煤切れは生じません。STOVENではエアカーテンにより、ガラス付近の燃焼を促進させクリアなガラスをキープ出来るよう製作いたしました。

⑥鉄の暖かみを最大限に

薪ストーブの暖かさの正体は輻射熱(放射熱)です。よく熱伝導と混同しがちですが、熱伝導は物体を通して熱が伝わることを指します。輻射熱は空気を通して熱を伝えるエネルギーですので、ストーブに当たって感じる暖かさはこちらの方が正解です。

ここで家庭用薪ストーブを想像してみてください。ほとんどの薪ストーブが鉄製で黒く塗装されたものではないでしょうか？

ここに輻射熱が関連してきます。輻射熱は物体の色が黒いほど増大します。つまり家庭用薪ストーブは鉄という高い輻射熱を放出する材質に黒く耐熱塗装して輻射熱を最大限まで高めて暖かさを求めた結果生まれたものなのです。

ーー結局薪ストーブに最適な材質は？ーー
STOVENの材質を全てステンレスで製作することも可能でしたが、外観の美しさや腐食に強いというメリットの反面、ステンレスの輻射率は高くないデメリットがありました。

ここでステンレス、鉄、耐熱塗料(黒)の輻射率を見てみましょう。

ステンレスより鉄の方が高い輻射率であることがわかります。つまり鉄の方がたくさんの熱を放射する=暖かい、ということです。さらに表面を耐熱塗装(黒色)することで薪ストーブにおける輻射熱は最大となります。
このような特性を踏まえ、STOVENを扉を除くすべての材質を鉄にて製作する手法を採用いたしました。
輻射熱を減衰させず、燃焼で発生する熱を最大限に運用するためにあえてステンレスを避けて鉄で製作しました。

↑実際に温度計測してみました。フルステンレス製薪ストーブの天板は220度に対し、STOVENの天板の温度は440度という結果になりました。いかに鉄が高熱を輻射するかはっきり分かる結果となりました。

この高温出力で冬は暖かく、グリル調理やオーブン調理が捗る薪ストーブが完成しました。

⑦簡単に取り外せる耐熱ガラス

薪ストーブのガラスは使っていく中でだんだん汚れが目立ち、視認性が悪くなることがあります。
このような場合のためにSTOVENでは燃焼室扉およびオーブン扉に取り付けられている耐熱ガラスを簡単に取り外すことができます。
外し方は蝶ネジを緩めて、燃焼室側は上方向に、オーブン側は右方向に抜きとるだけです。

※ガラスを戻して蝶ネジを締める際は絶対にきつく締め付けないでください。ガラス枠にネジ端面が触れる程度、ゆるゆるの状態で問題ありません。これは熱によるガラスの膨張や扉の歪みでガラスが割れるのを防ぐためです。

↑また、ガラスは手を切って怪我をしないように端面を仕上げていますので安心して清掃可能です。

⑧冬だけじゃない！活用シーン様々！

通常薪ストーブは冬に使うものですが、春夏秋冬アウトドアシーンでの調理全般はSTOVENにお任せ！
オーブンをフルに活用すればバーベキューの幅が広がります。ダッチオーブンでのカレー調理、ピザやハンバーグ、タンドリーチキン、ローストビーフ…などなどSTOVENでバラエティに富んだバーベキューをご堪能ください。

※オーブン庫内やピールなどに食材を直接載せないようご注意ください。調理の際はシートや調理器具をご使用ください。

アウトドアで本格的なオーブン料理を堪能出来るキャンプギアであり、①〜⑧の特徴を持つアタラシイ薪ストーブが「STOVEN」です！！

※このSTOVENは耐熱塗装を施してあるため、初回火入れ時は本体から煙が出ます。
塗装が焼き付いていく過程で生じる現象ですので問題はありませんが、屋内で火入れすることは避けてください。しばらく(15〜45分)すると煙が収まります。それ以降煙が出ることはありませんのでご安心ください。

このプロジェクトは神奈川県横浜市に工場を構える「有限会社 富岡工業所」が運営しています。弊社は創業から50年を迎え、金属製造業において長い歴史と豊富な経験を持っています。

高い技術力を活かし、主にステンレス、鉄、アルミを使用した製品を提供してきました。

弊社は中堅企業様の下請け業者として、信用をいただき発展してまいりましたが、新型コロナウイルスの影響は業界全体に波及し、私たちも逆境に立たされました。

しかし、この困難を新たな挑戦の機会と捉え、自社製品の開発に注力することを決意いたしました。特にキャンプブームの到来に伴い私自身もキャンプを楽しむ一人として、アウトドア活動に役立つ製品を作れないものか…と考え、キャンプギアの開発を開始しました。

↑Heat Boxシリーズ初号機試作型

一つの製品を作っては廃棄のトライアンドエラーを繰り返し、完成までに膨大な時間と手間を費やし、現在では焚き火台や鉄板、遮熱板に薪ストーブなどの製品を販売させていただくまでに成長いたしました。これらのキャンプギアは、多くのキャンパー様に支持をいただき、累計販売数3000点を超える成果を上げています。

これらのキャンプギアを販売していく中で弊社ではキャンプギアブランド「Ｆ＆Ｃ」を立ち上げました。

Ｆ＆ＣはfieldのＦとcrossのＣの略であり、野原や山のような自然の地と交わるお手伝いが出来るように…と思いを込めてこの名前をつけました。

今回のプロジェクトであるSTOVENは、F&Cが開発する第5シリーズ(HEAT BOX)となる製品であり、これまでの薪ストーブの技術を結集しつつ、特に「オーブン」に特化した新しい試みでした。試作段階では、食パンを焼くという具体的な目標を掲げ、通常のアウトドア用薪ストーブでは実現が難しい、短時間で高温を出力出来る構造など使いやすいオーブン機能の開発に注力しました。

製作段階では、実際のキャンプシーンを想定し、オーブンとしての性能を妥協しないデザインや重量と機能性のバランスに挑戦。熱効率や燃焼の仕組みを何度も見直し、最終的に完成したSTOVENは、パンを焼くだけでなく、ピザやロースト料理なども美味しく仕上げることができる「オーブン特化薪ストーブ」となりました。

キャンプ場で薪を燃やして炎を楽しみながら、美味しい食パンが焼ける。その光景と利便性は、STOVENならではの魅力です。

STOVENはＦ＆Ｃを運営する有限会社富岡工業所が初期不良の場合に限り、商品到着から1ヶ月までの間、交換保証させていただきます。

初期不良があった場合は本ページ内の「実行者へメッセージ」からお問い合わせください。

※初期不良、製品不具合ではなく、自損(応援者事由での破損)の場合は保証対象外となりますのでご了承ください。

※有償修理についてもご対応させていただきますのでご安心ください。

2024年12月上旬：プロジェクト開始

2025年2月下旬：プロジェクト終了

2025年1〜3月：リターン生産期間

2025年4月上旬：リターン発送開始

※スピード発送リターンは2025年1月中旬頃発送予定

オプション品や、スピード発送、大幅割引もございますため、リターンを複数ご用意させていただいております。わかりやすいよう各リターンごとにアルファベット（A〜N）を割り振っていますので、以下の一覧からご希望のリターンおよびアルファベットを把握いただき応援購入をお願いします。

下記A〜Bリターンは、すぐ使ってみたい！とお考えのサポーター様向けに既に製作済みのSTOVENをスピード発送する、というものです。1月中の発送になりますので、プロジェクト終了前にお手に取っていただけます。

※スピード発送のリターンの応援購入は、2025年1月10日 17:00〆切です。

Cリターンは割引率が高く、一番お得なリターンとなります。

以下D〜Gは標準セット、

H〜Kはサイド五徳とピザピールを含めたフルセットとなります。

以下L〜Mは延長煙突に関するリターンです。ご希望の長さに近い方のリターンをお選びください。本数による高さなど延長煙突の詳細は下記「延長煙突について」にて解説しておりますのでぜひご参照ください。

※Makuakeの仕様上、リターンをまとめて応援購入することはできないため、お手数ではございますが1件ずつお申込みいただきますようお願いします。

＜事例＞
Q：6本応援購入するには？
A：Lリターン（2本）とMリターン（4本）をそれぞれ分けて［応援購入］してください。

最後に、オプション単品のリターンです。こちらはA〜Bリターン（スピード発送）やCリターン（STOVEN2台セット）などオプションがセットにないリターンを応援購入された方向けにご用意いたしました。

・STOVEN本体1台

・煙突5本

・煙突アタッチメント1本

・スパークアレスター1本

・ダンパー1本

・専用収納バッグ

サイズ：60φ×30cm(有効長24.5cm)

※有効長とは、差し込み部分を引いた長さのことです。煙突を1本追加すると24.5cm高くなります。

【例】

地面からスパークアレスター頂点まで350cm確保したい場合

希望高さ350cm - 標準装備203cm = 147cm

延長したい長さは147cmなので、

147cm ÷ 24.5cm = 6本

延長煙突は6本必要となる計算です。必要に応じてお求めください。

FAQ

Q：組み立てが必要ですか？

A：はい、必要です。具体的な組み立て方法は「STOVENの使い方」をご覧ください。

Q：どのような薪を使うのがオススメですか？

A：焚き付け時には細かく薪割りした針葉樹をご使用ください。炎が安定して燃え上がってきたら広葉樹を焚べてみてください。なお、薪の長さは30cm以内のものをご使用ください。

Q：火付はどうやったらいいですか？

A：オススメの方法は着火剤を灰受けトレーに乗せてバーナーで火をつけて焚き付けるやり方です。

Q：薪ストーブの下に何か敷いた方がいいですか？

A：基本的に脚を展開して高さがあること、灰受けトレーがあることで、地面への熱は限りなく減衰されますが、薪を焚べるさいに火の粉が地面に落下することが想定されますのでスパッタシートのご使用を推奨いたします。

Q：火力調整は出来ますか？

A：はい、出来ます。詳しくは「④複数操作でワクワク燃焼コントロール」をご覧ください。

Q：熱で変形しませんか？

A：STOVENは鉄製ですが、これはステンレスより熱による歪みが少ない材質となっております。したがって過度な歪みは発生しませんが、わずかな歪みは発生します。それでも平らな地面に置いてガタガタするなどの歪みは発生しませんのでご安心ください。

Q：ガラスに付着した煤はどのように落としますか？

A：ガラス専用のクリーナーをご利用いただくのが確実なのですが、コスパを重視されたい方は薪ストーブ使用後の「灰」を使ってみてください。これは天然の研磨剤となるもので、濡らした布に灰を付着させてガラスを擦ると面白いように煤が落ちます。それでも落ちない頑固な煤には「アルミホイル」を併用してみましょう。湿らせた灰をアルミホイルに付着させてガラスを擦ってみてください。頑固な煤もこれで落とせます。なおガラスはアルミホイルより硬い材質なので、深い傷がつくことはございませんのでご安心ください。

Q：テント内で使用出来ますか？

A：STOVENはアウトドア用薪ストーブとして設計していますが、テント内でのご使用は推奨していません。もしテント内でご使用される場合は自己責任の上でお願いいたします。

Q：煙突の延長オプションはありますか？

A：リターンに延長用煙突をご用意していますのでそちらからご購入ください。また、プロジェクト終了後に延長煙突が必要になった場合は公式サイトにて販売予定ですのでこちらからご購入ください。

https://www.fieldcross.jp/

Q：耐熱ガラスを交換したい場合はどうしたらいいですか？

A：プロジェクト終了後に公式サイトにて対応予定ですので以下からお問い合わせください。

https://www.fieldcross.jp/