eyeforthree(アイフォースリー)は、「あなたの目も、あの子の目も、地球も守るアイウェア」です。

私、長岡里奈がロート製薬の社員として目薬の商品企画にたずさわる中で、目薬ボトルの廃プラ問題を解決しながら、廃プラを有効活用して世界の人の健康につながる取り組みができないかと思い、入社２年目で社内ベンチャー制度を活用してスタートしました。

構想から2年。社内ベンチャーとして目薬ボトルのプラスチックをアップサイクルした、心地よくてサステナブルなサングラスとブルーライトカット眼鏡をローンチします！

目は、起きている間ずっと働いてくれています。

そんな大切な目を守って欲しいから、日常使いできる心地よいものにしたい。

目を紫外線やブルーライトから守る、99％UVカットレンズです。

日本人にも似合うデザインだから誰でも日常的に使えて、しかも軽くてフィットするから、ストレスなくいつでもかけていられる！そんなアイウェアを目指しました。

目を守りたいから。サングラスはUVを99%カットするレンズです。

フレームが重いと、煩わしさやズレの原因にも。ずっと目を守ってほしいから、軽くてラクチンな心地よさを目指しました。通常のサングラスとは異なり、PETを使用しているのでとっても軽く、わずか25ｇです。

欧米向けのサングラスはフロント部分が丸くて似合わないことも…。フロント部分をフラットにすることで、誰でも似合うデザインを目指しました。

ユニセックスに使ってほしい。リサイクルPETの柔軟性を活かして、みんなの顔の形にフィットします。

眉と目の幅が広いとしっくりこない、なんてことありませんか？眉毛・鼻・耳の位置を考えたフレーム設計だから、きっとあなたにも似合うはず。

100％、目薬ボトルの廃プラからアップサイクルしたフレームです。塗装もしていないから、使わなくなったり壊れても次のリサイクルもしやすいんです。

※回収プログラムについては応援購入者のみなさまにご案内します。

サングラス

ブルーライトカット眼鏡

※メガネふきにもなる布袋つきです。この布袋は70％リサイクルポリエステルです。

商品仕様

やっぱり試着しないと似合うかわからない！そんな方には、東京限定ではありますが、有楽町マルイ様に展示させていただいているので、ぜひかけてみていただけるとありがたいです。

フレームは、目薬ボトルの生産過程で出るプラスチックを100%使用しています。その廃プラスチックを、粉砕・乾燥させて再生PETの形にしたものを100％使用しています。お客様が使わなくなった後も回収してリサイクルできるように、塗装や混ぜ物は一切していません。

ロート製薬の目薬ボトルは、お客様の大切な「目」に直接点すものだからこそ、目への安全性を担保するため、そして目薬の有効成分を光や熱などからしっかり守り、きちんと効果を発揮させるために、紫外線透過率1％以下など、高いグレードのプラスチックをヴァージン（一度も再生していない状態）で使用しています。そのため、目薬ボトルを作る時に出る端材や基準を満たさないものは廃棄せざるを得ないのが現状です。

違った形で「目」を守るために生まれ変わったのがeyeforthree(アイフォースリー)のサングラスとブルーライトカット眼鏡です。

実は目薬ボトルに使われているのは、PETという種類のプラスチックです。飲料のPETボトルと一緒の素材ですね。一方で、一般的なプラスチックにはPETは使われていないため、サングラスの開発は前途多難でした。 一口に同じプラスチックといっても、性質が全然違うので、何度で溶けるのか？どのくらいの固さになるのか？どんな型に流し込めば上手く作れるのか？など、たくさんの課題がありました。 実際にやってみると、リサイクルPETはすぐに黒い点ができたり、少し白く濁ったりしてしまったり、うまく型から外せなかったりとたくさんのハードルがありました。 サングラスのプロである、山本光学さんのチームのみなさんが本当に試行錯誤してくださったおかげで、塗装や混ぜ物なしの100％リサイクルが達成できました！

日本では多くのプラスチックが廃棄されています。しかも、プラスチックのリサイクルのうち、半数を超えるサーマルリサイクル（熱回収）は日本以外の国ではリサイクルと認められていません。サーマルリサイクルにもメリットはあるものの、有害物質を出す危険性や、二酸化炭素排出するというデメリットがあります。この状態を少しずつ変えていくために、かねてよりこの廃棄プラスチックの再利用に取り組んでいた 容器成形メーカーさんの本多プラスさんとeyeforthreeの企画が一致し、今回のプロジェクトが実現しました。

サステナブルで心地よく使って欲しいから、パッケージにもこだわりました。

プラスチックの緩衝材を使わずに、でもしっかり商品を衝撃や傷から守るために何度も試作をしました。当初はポストに入るように厚み３cmの箱を検討していましたが、輸送テストで傷がついてしまい、傷つけないために厚みや耐久性を改善しました。印刷会社のアクト印刷さんのおかげで、サステナブル且つ商品をしっかり守るパッケージが実現しました。

アクト石原さんの工場内では、段ボールの端材もすべて集めてリサイクルしています。

サングラス・ブルーライトカット眼鏡1つの売上の10％を使って、インド・ベトナム・インドネシアの貧困層への白内障手術や、眼鏡の提供活動に寄付することで、世界の目の健康にアプローチします。

日本人の多くが年を重ねると白内障になりますが、手術のお陰で、失明率は低いです。

一方で、紫外線の強いインドでは、若年層での白内障に相まって貧困のせいで白内障になっても手術を受けられない人が大勢います。

たまたま生まれた場所が違っただけなのに、この差はなんなんでしょう。

たまたま生まれた場所が違うだけで、当たり前の健康すらない世界を、この”eyeforthree”で変えたいのです。

LINE公式アカウント：https://lin.ee/Sy9WwN7

こんにちは。長岡里奈です！最後までお読みいただきありがとうございます。

私は2019年にロート製薬に入社後、目薬のマーケティングを担当してきました。

その傍ら、2020年からはロート製薬の社内ベンチャー制度で、アイフォースリー合同会社を設立。目薬ボトルのプラスチックをアップサイクルした、心地よくてサステナブルなサングラス・ブルーライトカット眼鏡の”eyeforthree（アイフォースリー）”をローンチするべく、活動してきました。

私は学生時代、4回インドへ渡航し、2017年には大学を休学して半年インドに滞在しました。

インドではスラムを訪問する中で、「石鹸を買ってほしい」といわれ、調べてみると当時インドの5歳未満の子供の死因1位が下痢でした。

日本では考えられないことに衝撃を受け、インドのホテルを回って1回きりで捨てられてしまう石鹸を回収し、リサイクル石鹸を作ってスラムに届けるプロジェクトしました。

クラウドファンディングも実施し、無事リサイクル石鹸をスラムの子供たちに届けることはできたものの、経済的持続性の問題で、単発でおわってしまいました。

ロート製薬に入社後、目薬の商品企画にたずさわる中で、どうしてもでてしまう目薬ボトルの廃プラスチック問題を解決しながら、廃プラスチックを有効活用して世界の人の健康につながる取り組みができないかと思い、入社２年目でちょうど始まった社内ベンチャー制度を使って、eyeforthree（アイフォースリー）を始めました。

2020年5月のアイデア構想から、ロート社内の多くの人のサポートや、社外の強力なパートナーである本多プラスさん、山本光学さんと一緒にやっと商品が形になりました。

そこを山本光学さん、本多プラスさんと何度も議論し、山本光学さんの職人技と度重なる検討で、なんとかお客様に自信をもってお届けできるクオリティにまで改善することができました。