広島県福山市に2016年にスパークリングワイン専門のワイナリーとして始まった「福山わいん工房」。

国内にはスパークリングワインを製造するワイナリーはあれど、専門的に造っているワイナリーはあらず、国内では初の試みのワイナリーです。※自社調べ

スパークリングワインと、誰でも知っている言葉ですがワインのジャンルの中でもこれほど難しく時間もかかり、そしてなにより、わくわくさせてくれるワインは他にないのではないでしょうか？

その時間のかかるスパークリングワインですが、醸造をはじめた2016年ヴィンテージで、しかも15ヶ月という長い時間を瓶の中で熟成させた、本場シャンパーニュ地方と同じ製法で、日本で作り上げたスパークリングワイン“紅のうたかた”。

日本から世界に誇れるスパークリングワインの第1章となる、記念すべきワインをご紹介します。

スパークリングワインを造る製法はいくつかありますが、今回の超熟スパークリングワインはすべての工程において手作業で行っています。

白ワインや赤ワインと大きく違うのは、瓶の中で2次発酵といって、2回目の発酵を行うことにより泡を製成します。

瓶の中で発酵させるため、瓶の中に澱が残り、にごりの原因となるので取り除くのですが、こちらもひとつひとつ、穴の開いた板に瓶を差し込み毎日45度づつ回して、瓶口に澱を集めていきます。

下の写真の瓶底にある赤い栓は45度づつ回す際の目印です。

瓶口に集まった澱を凍らせ、1本1本栓を抜き、澱飛ばしという作業も行います。

この後、コルクを打ち、ラベルを貼り完成です。

このようにひとつひとつの作業を手作業で丁寧に行っています。熟成にも時間がかかり、熟練の技で仕上げているため“超熟”のスパークリングワインとなるのです。

広島県のマスカットベリーＡを１００％使用して醸造しています。

主に福山市と世羅町のぶどうを使っていますが、福山市のぶどう栽培の歴史は古く、約80年の樹齢の木のぶどうも今回のワインの中に入っています。

古くなると、収穫量はありませんが、とても複雑で味わい深いぶどうを実らせます。

福山産、世羅産ともにワイン用の栽培で小粒で味わい深いぶどうになるように、一軒一軒の農家さんが丁寧に作っています。

色合いは濃いロゼ色で薔薇を連想させます。

香りはとてもチャーミングですが、甘い香りが心をくすぐり妖艶なスパークリングワインの世界に誘います。

長時間の熟成を経ているため、とても落ち着いた雰囲気の味わいに、しっとりとした後味が口の中に広がります。

スパークリングワインですので爽やかさも兼ねており、野菜料理、魚料理、肉料理との相性もバッチリです。

また、乾杯のワインとしても最高なスパークリングワインです。

応援してくださる皆様へはこの超熟スパークリングを提供いたします。
生産本数が少ないため数に限りがございます。

超熟スパークリングワイン“紅のうたかた”

タイプ：スパークリング　　生産者：福山わいん工房
葡萄品種：マスカットベーリーＡ　　栽培地：広島県
ヴィンテージ：2016年　　アルコール：11％

すぐにでも応援したいと思ってくださった方の為に本数限定で【超早割】【早割】コースを。

また、1本は寝かせてさらに熟成をとお考えの方の為に2本セットコース、

さらに、大切な方へのプレゼントにも、とお考えの方に3本セットコースもご用意しております。

世界に誇れるスパークリングワインを造るには最良のぶどう・技術・時間が必要となってきます。

どの要素も短縮することのできない要素です。

時には待つという時間が果てしなく続く場合もあります。

この時間というモノを歴史に変えられたとき、本当の意味での世界に誇れるスパークリングワインを造れると考えています。

その歴史になるための時間を僕たちにいただけないでしょうか。どうぞ宜しくお願いいたします。

古川和秋（ふるかわ かずあき）　プロフィール

1983年11月21日生まれ　広島県出身

中学生の頃、あるワイン漫画の影響でワインに興味を持ち飲食業界へ。

調理師学校に通う中、訪れたレストランでフランス料理の道に進むことを決め、フランスに留学。

シャンパーニュ地方のレストランで料理の研修中、50を超える生産者を訪問し、ある生産者では、仕込みの時期に手伝いをさせてもらう。

2011年地元・広島へ戻りワインと串揚げの店をオープン。フランス料理に縛られずいろいろな料理とワインのマリアージュを提供。

自分でもスパークリングワインを造りたいという思いが強くなり2016年に、福山わいん工房を開業。現在に至る。

中村文美（なかむらあやみ）　書道家

今回のラベル“紅のうたかた”をデザインしていただきました。
広島県在住の書道家です。

文字を素材とし、書や工芸・日本画などの技術を取り入れた作品で、美術館やギャラリーでの個展を開催。
現代アート展などにも多数参加し、野外アート展「里山 de ART展」（2004～2007）や「BINGO de ART展」（2011）「鞆の浦 de ART展」（2012～）などでのサイトスペシフィックな大型作品なども手がける。

世界に誇れるスパークリングワインの、第1章となる“紅のうたかた”。

僕たち夫婦2人で思いを込めて、大事にひとつひとつ造っております。

何年先になるかわかりませんが、世界に誇る時、今回応援してくださった皆様とともに、世界に誇れればと思っています。

どうぞ、宜しくお願いします。