「黒作り」とは

塩辛には製法によって種類があることをご存知でしたでしょうか？

「赤作り」「白作り」そして「黒作り」の３種類ございます。

一般的に想像される塩辛は実は「赤作り」と言い、イカの身と肝を和えて作られます。「白作り」はイカの身と塩を和えて作ります。

そして今回、商品化致しますのは「黒作り」。

「黒作り」とは、イカの身とイカ墨を和え、熟成させることで作られる、イカ墨塩辛で、富山の伝統食として長きにわたって地元民に愛されております。

今回、老舗えびよねの５代目社長が大きく３つの点でこだわり抜き、他所では食べられない「幻の黒作り 墨乃烏賊」が完成しました。

お酒のアテに、

ご飯のお供に、

イカ墨パスタ

じゃがバター

クラッカーに乗せても

他にもお茶漬け、冷奴などのアレンジレシピにも大活躍の、見た目以上に万能な逸品です。

こだわりポイント①「創業以来引き継がれている、秘伝のレシピ」

墨乃烏賊の最大の特徴は「甘口」ということ。これは、創業以来引き継がれている秘伝のレシピによる、えびよね独自の味わいです。

一般的な黒作りは、皆さんがよく口にする赤い塩辛と味に大きな差が無いと言われております。

一方、墨乃烏賊は

・一般的なレシピに比べ、塩の使用量を抑え、無駄な塩味を加えない

・生臭さ、えぐみを塩味に頼らず抑える、独自の味付け技術

によって、イカ本来の旨みを活かした、甘くまろやかな味わいに。

生臭くないので、塩辛が苦手な人にもぜひオススメの逸品です。

酒造りでも有名な富山県。海の幸との相性がよい日本酒が多く、素材の味を大切にしている墨乃烏賊はそんな富山の地酒とも相性抜群です。

こだわりポイント②「“超”手間と時間をかける、独自のこだわり製法」

えびよね独自製法の特徴は「下処理」と「熟成」にあります。

塩辛って噛み続けていると、口の中で「固く」なりませんか？

これって実はイカの皮が残っているからなのです。

一般的な塩辛は皮がついた状態で、加工が進んでいきます。

一方、墨乃烏賊は、下処理の段階で一杯一杯手作業で皮をはぎます。

また、一般的な塩辛は、イカを塩漬けにした後、すぐに味付けがなされていきます。

一方、墨乃烏賊は、何と３日間かけて熟成。徹底した温度管理がなされ、夏場も冬場も必ず－５℃で「氷点下熟成」を行います。

これにより、墨乃烏賊にしかない味わい、食感が生み出されるのです。

大手企業が採用しない超非効率な製法ゆえ、一日の生産量に制限があり、「幻の塩辛」となってしまうのです。

こだわりポイント③「厳選素材・部位のみを使用する職人社長のこだわり」

えびよねでは墨乃烏賊のみならず、全商品の素材選定、下処理、熟成、味付け・・と全工程に職人社長の厳しいチェックが入ります。

その中でも今回墨乃烏賊で特に厳しくチェックが入るのが、素材選定です。

一口に素材というものの、墨乃烏賊でのこだわりは大きく２つ。

一つ目は使用されるイカの種類。

実はイカの塩辛、様々な種類のイカがその材料に採用されております。

墨乃烏賊では新鮮な富山県産のスルメイカに限定。

老舗えびよねが長年試行錯誤したのちにたどり着いた、塩辛に最適な素材です。

そして二つ目は、使用する部位を厳選していること。

スルメイカの中でも、最も食感が優れている胴体のみを加工しております。

素材の味を活かす墨乃烏賊だからこそ、素材へのこだわりは欠かせません。

プロジェクトの経緯：「伝統食 黒作り」を次世代に残したい！

富山の伝統食「黒作り」の知名度向上させ、次世代へこの食文化を継承していきたい、という想いから、今回のプロジェクトを立上げました。

みなさまおそらく「黒作り」をご存じない方が多くいらっしゃるかと思います。残念なことに富山県内の若年層においても同様の現象が起きてしまっております。

これが何を意味するかというと、年々黒作りの需要が減り、黒作りメーカーは廃業、近い将来、富山の伝統食「黒作り」が食べられなくなってしまう、ということがそう遠くない未来に起きえてしまう、ということです。

そしてその渦中にいる我々えびよねは、富山を代表する黒作りメーカーとして、その危機を打開したいと想い、今回の挑戦に至りました。

このmakuakeのプロジェクトを通じて、まずは「黒作り」という食べ物があることを様々な世代の方が知り、手に取ってもらう。これが目的です。

まずは手に取って頂くことで、次世代へ継承するに値する食文化か否か、皆様にご判断頂ければと思っております。

そして今回の墨乃烏賊は、それに値すると自信を持っております。

孫の代がお酒を飲むようになった時、食卓にこの富山の伝統食「黒作り」を残すべく、みなさまにご協力頂ければと思います。

リターンについて

高級塩辛の名に相応しくなるよう、パッケージにもこだわっております。

重厚な化粧箱、パッケージには商品名「墨乃烏賊」の由来も記載など

ご自身へのご褒美にはもちろん、大切な方への贈り物にもして頂けるような仕様となっております。

お手に取って頂きやすいよう、超早割・早割・マクアケ割をご用意致しました。

お得な複数個セットもご用意致しましたので、ご近所・ご友人・ご親族・お仕事仲間の方などとお誘いあわせの上、ご購入頂ければと存じます。

また、より多くの方に黒作りを知ってもらうべく、居酒屋さんなどの飲食店の方向けに業務用サイズもご用意致しました。

瓶詰めや化粧箱を省き、お店でご提供頂けるお値段まで頑張らせて頂きました。

実行者紹介

[蛯米水産加工について]

富山湾を望み、豊富な食材に恵まれた富山県に100年の歴史をもつ水産加工業「えびよね」。創業は明治中期。主力商品である富山の伝統食「黒作り」は明治39年(1906年)に二代目の蛯谷米次郎が製造を始めました。

現在「黒作り」の他、「ホタルイカの沖漬け」「粕漬け」「昆布〆」など富山の食卓にゆかりのある商品を扱っております。

主力の「黒作り」は県内トップシェアを誇り、毎年8.1万食の黒作りを生産。

地元の方には少し名の知れた企業かもしれません。

[ロケ地になりました！]

9/16公開の映画「川っぺりムコリッタ」のロケ地になりました。

主人公 山田(松山ケンイチ さん)が働く塩辛工場として、えびよねが使われてます。

[５代目社長 蛯谷より]

創業100年、富山のソウルフードとも言える黒作りを主として生産しています。

この墨烏乃賊は私が開発・商品化を手がけた自信作です。

従業員一同心を込めて作っております。ぜひお召し上がり下さい。