コロナ渦で家の中にいる時間が増えた今、部屋の中の暮らしをどう心地よくするかを考えました。豊かな自然が身近にある瀬戸内より、自然と共にゆったり過ごす、おうち時間をお届けします。

日本人にとって馴染み深い素材「い草」を、もっと多くの人に知ってもらいたいと想い、立ち上げたプロジェクトです。「自然」を敷くという新しい暮らし方が、今のライフスタイルにやすらぎを与えられるのではないかと考え、今の暮らしにあった「い草ラグ」の開発に挑戦しました。

慌ただしく過ぎる日々。予定のない休日は溜まった小説をふと読み、ゆっくりくつろぐ。

週末を直前にひかえた金曜の夜。休日を前にい草の上でほっと一息。

い草は昔から日本にある歴史の長い自然素材です。非常に香り高く、肌心地もさらっと気持ち良い素材です。内部繊維の密度が⾼く、湿度調整、空気浄化、悪臭物質の吸着、防汚性、難燃性など、多くの優れた機能を持っています。

瀬戸内には、穏やかな海や豊かな山、美しい川の景色が身近に感じられます。心穏やかになる自然の風景をより身近に感じてもらうため、瀬戸内にある美しい風景を１枚のラグに込めました。

瀬戸内海がもつ穏やかで美しい海「凪」を、1枚のラグに込めました。

内海特有の穏やかな波は、太陽の光を浴びて水面がきらきらと光ります。光の乱反射で波が輝く様子を、い草の織組織で表現しています。

太陽をめいいっぱい浴びた稲穂が、金色に輝く姿は美しいふるさとの風景です。金色の稲穂が風になびく様子を１枚のラグに込めました。

稲穂が実り、こうべをたれる姿、田んぼが風でなびく姿を織組織で表現しました。

生産者さんが丹精込めて作るい草の田んぼが、育っていく過程を織組織で表現しました。また、市松柄が右から左へと積みあがっていくデザインは、先人が積み重ねてきたい草への想いを、現代の私たちが引き継ぎ、次世代に繋げていこうという願いが込められています。

仕様

国産天然い草ラグ

【デザイン】①凪BL ②凪BR ③穂波 ④倉ノ戸BE ⑤倉ノ戸BL

【サイズ】約191×250cm

【組成】表面：い草、裏面：不織布(すべり止め付き）、縁：綿（倉敷帆布）

【発売元】萩原株式会社（岡山県倉敷市西阿知町西原884）

い草は他の素材でできたラグ、マットに比べ毛足の短さが特徴です。ゴミがラグの毛足に絡まり付くことが比較的少ないので、掃除機をかけやくなっています。掃除機をかける場合は、い草のゴザの目に沿って掃除機をかけましょう。

夏の終わりには、い草の表面にあるゴミを掃除機でとり、ぞうきんでからぶきをした後、湿気の少ない場所に収納すると来年もキレイな状態で使うことができます。

【い草ラグの取扱いについて】

1.敷く前に…

ご使用になられる前に、乾いた布で表面を軽く拭いてください。強く拭いたり、濡れた布で拭くと変色する恐れがありますのでご注意ください。直射日光が強く当たる場所でのご使用はおすすめできません。日焼けをし、変色してしまう可能性があります。

2.敷いた際に…

湿気の多い場所でのご使用は、カビの発生の原因となります。時々窓を開け、換気することをおすすめします。万が一カビが発生した際は、日陰で干した後、柔らかいブラシ等で掃いてください。（直射日光が当たる場所で干すと、日焼けや変色の原因となります。）ジュースやコーヒーなどこぼした際は、乾いた布で拭いてください。長時間敷き詰めたままにしておくと、裏面と床が密着する場合があります。ときどき使用場所をずらしたり、日陰で干したり、または端を持ち上げて風を通してください。滑りやすい場所でご使用する際は、滑り止めの併用をおすすめします。

3.収納の際は…

収納の際は、掃除機などで表面の汚れをとり、日陰で干した後、湿気の少ない乾燥した暗い場所での保管をおすすめします。

4.その他…

天然素材のため、1枚1枚の染色にバラつきがあります。色止め加工を施してありますが、自然素材のため、色落ちする場合があります。自然素材のため、サイズに多少の誤差が生じます。自然素材のため、カーペットシャンプー・洗剤などのご使用はおやめください。自然素材のため、使用する状況によってはカビが発生する場合があります。湿気の多い場所でのご使用はお避けください。

い草のバトンをつなぐ 萩原株式会社

創業明治25年（1892年）。 当時岡山で盛んだったアメリカ向けの輸出品「花ござ」の製造を主体として「萩原賦一商店」は創業。 以来、戦前・戦後の時代のうねりのなかを、い草と共に歩んできました。ロゴマークの「まるふ」は、かつて、歴代社⻑が継いできた「萩原賦⼀（ふいち）」の名前に由来するものですが、もう一つ、“ふ”すなわち“不”からくる、「ふたつとない」という意味も込められています。130年を経ても萩原のチャレンジ精神と唯⼀無⼆の存在でありたいと願う姿は変わりません。良いものを作れば喜びの声が生まれ、その声がさらに、良いものを生み出す。い草のバトンを未来へつなぐのが、わたしたち萩原の仕事です。

https://e-hagihara.co.jp/

わたしたち日本人は1000年以上もの間、い草の上で暮らしてきました。馴染み深い畳の上での生活は今や減少の道を辿っています。

岡山はかつて、い草産業で栄えた町でした。当時はアメリカまで「花ござ」という柄入りのい草ラグを輸出するまで生産は盛んでした。

高度経済成長期になり、水島工業地帯が発展したことにより 雇用が流れ、い草の栽培を行う農家は衰退の道をたどりました。 い草の全国の収穫量は、1964年の141,110トンをピークに 2018年には7,500トンまで減少しました。

い草を手掛ける企業として、い草産業の現状に胸を痛めていました。い草に恩恵を受けた企業として、い草の生産で培った素晴らしい技術や知識を、今の暮らしに合う形で伝え届けようと取り組み、開発をしたのが「せとのと」という瀬戸内を舞台にしたい草ラグになります。

い草ラグを普段知らない人のために、何より今のライフスタイルに合うデザインに作りなおす必要がありました。い草がもっている和のテイストも残しつつ、今の暮らしに合うデザインに仕上げた「せとのとシリーズ」。是非ご支援よろしくお願いします。

「せとのと」プロジェクトメンバー

【商品部】月本 明雄

玉島商業高校卒業後、1993年新卒で萩原に入社。国内・海外問わず、い草の生産販売・開発・管理を行う。誠心誠意取り組むい草の生産者さんの想いをより多くの人に届けたいと感じ、2021年に【せとのと】のプロジェクトを立ち上げる。

【営業部】堀 柊斗

玉島商業高校卒業後、2012年新卒で萩原に入社。地元倉敷の敷物メーカーとしてい草製品を販売していく中で、よりたくさんの方に「い草の良さを知って頂く」、または「思い出して頂く」普及活動を兼ねた取り組みとして2021年に【せとのと】のプロジェクトを立ち上げる。

スケジュール

2022年3月1日よりプロジェクトスタート

2022年4月29日 プロジェクト期間終了

2022年6月末までに 発送予定

プロジェクト終了後、完成した商品は

オンラインショップ「萩原製造所」にて一般販売予定です。

https://hagiharaseizosho.shop/

リターンについて

この価格はmakuakeだけに特別に用意したものです。一般販売よりも先に、いち早く「せとのと」の商品を手に入れることができます。先にご決断頂いた方が、よりお得にお買い求め頂けます。