dritto L(ドリット エル) 旧rectumシリーズ

Lファスナー財布がたどり着けなかった7ｍｍの薄さ

新感覚の仕様感のL型財布

紙幣10枚・コイン15枚・カード5枚を92㎜×98㎜のコンパクトサイズに収納可能！

Lファスナー財布の使いにくさを克服した使いやすさへのこだわり

dritto シリーズ これまでの実績 (旧rectumシリーズ)

二つ折り財布「rectum2」

支援総額：7,954,288円

支援者総数：497名

第二弾の「rectum3」

支援総額：6,209,522円

支援者総数：433名

合計支援総額 14,163,810円

合計支援者総数 930人

クラウドファウンディングを初めて一年間で大変多くの方にご支援を頂きました。誠に有難う御座います。

ビジネスシーンでも使えるコンパクトな薄い財布

小さい財布や薄い財布は厚みを抑える為ステッチがない等どうしてもカジュアルな雰囲気になりがちです。休日に使う分には問題ありませんがスーツスタイル、オシャレな雰囲気な飲食店などではあまり出しにくいのが正直な所。

dritto Lはそんなシーンにも合うように作られたコンパクトで薄い財布です。外観は上質な革を楽しめるようにシンプルに。ビジネス、カジュアルとシーンを選ばずご使用頂けます。使用するにつれてイタリアレザーの経年変化がお楽しみ頂けます。

直線をメインにデザインを考えたのでイタリア語の「dritto(ドリット)」という名前を付けました。まっすぐという意味があります。LはL型財布のLです。旧rectumからのシリーズ展開です。今後も新しい商品を発表して行きます。

Lファスナー財布の限界を超える

Lファスナー財布の限界。それはファスナーがある事によりファスナーの幅よりも財布自体を薄くする事が出来ないという事です。

dritto Lはファスナーを無くす事でその限界を超える事に成功しました。

マチ部で７㎜。最薄部で５㎜。カードを五枚入れても９㎜の厚さです。

これは通常のL型ファスナー財布では辿り着けない薄さです。

革の厚みは外側が1.5㎜ 内部のパーツが1㎜。薄すぎず、厚すぎず丁度いい厚みです。

二つの蓋で二つの入り口

dritto Lは表と裏両方にフラップがあります。

片方はカード入れ、もう片方は小銭入れにアクセスする事が出来ます。

通常のLファスナー財布に良く見られる深いタイプは取り出し辛いので小銭入れは取り出し易い浅いタイプを採用しました。ジャラジャラと音を鳴らして小銭を出すのは避けたい所。dritto Lは取り出す時音がしません。視認性も良く取り出しも容易です。

カードは重ねて収納します。はじめはきつく容量の枚数が入らない財布も見受けれられますがdritto Lは独自構造のカードスリットによりお手元に届いてから５枚のカードを入れる事が出来ます。

※特許庁意匠権申請中

お札はどちらの入り口からでもアクセス可能

お札は小銭入れ、カードスリットどちらの入り口からでもアクセスが可能です。

小銭と紙幣、カードと紙幣どちらの組み合わせでも一方の入り口から取り出す事が可能です。

お札は二つ折りに折って収納します。折らずに入るLファスナー財布でも利便性を求めて二つ折りにして収納される方が多く見受けられます。

折らないで収納するタイプのLファスナー財布は収納に時間がかかったり端が折れないように気を使いますがdritto Lはスムーズに出し入れが可能です。

また革の床面(裏面)を処理してありますので普通の財布に比べて滑らかにお札を入れる事が出来ます。

ファスナーがないから出来る取り出しやすさ

通常のLファスナー財布はファスナーを取り付ける為外側を左右対称にする必要があります。なのでファスナーをかき分けてカードやお札を取る必要があります。

dritto Lは本体に指が入る窪みをつけました。これにより迷う事なくカードを取り出す事が出来ます。

また小銭入れ側にはお札を取り出し易くする為の窪みがついています。

カードスリット側は大きく開くと蓋が固定される仕様になっています。

これで蓋に邪魔されずお札を出し入れする事が出来ます。

薄くても十分な容量

最大で紙幣10枚、コイン15枚、カード５枚を収納可能。

キャッシュレスが進んでいる現代では十分な収納力です。

小銭入れを使用しない方は小銭入れに鍵を収納する事が可能です。

他に類を見ない内部の独自構造

dritto Lの内部のパーツは一枚の革から作られています。

通常ポケットなどを作る時はセンターから折り返して端を袋状に縫いますがdritto Lは構造を見直しセンターに縫い代を取り、端を縫わない方式を採用しました。

これによりカードは挟む構造になりますが本体のマチをカードスリットのマチにする事で内部のパーツがカードの厚みで可変する事が可能になりました。

また縫い代で重なる革が一枚減るので側面から見ても厚みが出ずスマートな外観になっています。

縫い代をセンターにする構造は他に類を見ない珍しいデザインになりました。

外側からは見えませんが隠れたところにこだわりが秘められています。

※特許庁部分意匠権申請中

仕立てるというこだわり

小さい財布や薄い財布は構造を簡略化する為にステッチがない物や抜型で抜いて裁断しただけの財布が多く見受けられます。

革製品は元々仕立てる物です。手間を省いて簡略化していく事が値段を下げる為には必要だと思いますが、昔から受け継がれて来た技術を後世に繋いで行く事も必要だと考えます。

弊社のdrittoシリーズには全て電気ネンで熱を加えて線を引いています。

これはただの飾りではなく革のコバ(断面)に熱を入れる事で繊維を締めてコバを補強しています。ネンを入れないコバはたわみ易く変形しやすくなってしまいます。

PRYM社製の最高級挽物バネホック

前作に引き続きホックはイタリア製のプリム社のバネホックを使用しています。値段は高価ですが外せないポイントだと思い挽物のバネホックを採用しています。

上質なイタリアバケッタレザー使用 お手入れ不要

有名ブランドも使用しているイタリアトスカーナ地方のタンナー、バタラッシー・カルロ社の最高級バケッタレザー・ミネルバリスシオを使用しています。前作までのミネルバボックスのスムースタイプの革です。隆起のあるミネルバボックスのような表情はありませんがバケッタレザーのオイルが入った濃淡によって雰囲気が異なります。その一つひとつの表情・個性を楽しんで下さい。

ミネルバボックスよりも張りがありしっかりとした風合いです。

バケッタ製法とはイタリアに古くから続く手法で、ベジタブルタンニンでなめされた革を牛脚油（牛のすね骨や無締足を煮沸して採取したオイル）で加脂する製法です。加工に時間がかかることと、脂が浸透しにくという反面、使い込んだ時に独特の艶、オイルが抜けにくいという特徴があります。

その為、殆どメンテナンスが必要ありません。ごく僅かなタンナーによって継承されている伝統的な技術です。他の革に比べ生前の傷、トラ（首の後ろの皺）などが隠れることなく出ています。ですが使いこむことによりエイジング（経年変化）が進み、色・風合いが変わって来る事が最大の特徴になっています。

※写真はミネルバボックスです。

今回のプロジェクトでは７色からお選び頂けます。

今回は試験的にミネルバボックスとは少し違った色展開に致しました。

※ビアンコは顔料が入っている為色の変化がし辛いです。

使う人の事を考えた設計

デザイナーの菊地は靴の専門学校を卒業後、婦人靴企画、オーダー整形靴の技術者というバックボーンがあります。整形靴の制作の仕事は何かしら障害のある方へ靴を制作制作するという仕事でしたが正に十人十色で仕様が変わります。どういった仕様がその方にベストなのかを考え続け喜んで頂いた時は大変な遣り甲斐を感じました。

その頃から使う人の事をより一層考え制作するという事が身について行きました。その経験は現在の仕事にも息づいています。

弊社の商品は靴の制作に裏付けされたしっかりとした技術と設計でデザインされた製品です。


弊社は少人数の小さい会社です。初回のクラウドファンディングでは予定通りではありましたがクラウドファンディング終了後、最終が半年後の納品となりお届けまでお時間を頂いておりました。
お待ち頂いている皆様に少しでも早く商品をお届けしたいと思いから商品の制作を外部に依頼しております。

弊社では企画からデザイン、型紙、サンプルの制作まで行い、製品はサンプルと同じ物を信頼のおける国内の工房で制作して頂きます。
工房の決定においては、数社にサンプル制作依頼を行い工房の技術力を確かめた上で決めさせて頂きました。
皆様に胸を張ってお届け出来るクオリティだと思っております。

国内の革工房は海外製造に押されて現在とても苦しい状況となっています。加えてコロナで全体の生産個数も減っています。日本のものづくりは世界に誇れる技術ですが経営は芳しくありません。弊社が制作依頼する事で少しでも協力出来ればと思っています。

ストーリー

株式会社プラウズの代表でデザイナーの菊地信吾と申します。

今回のdritto Lの開発は完成された形のＬ型ファスナー財布をもっと薄く出来ないかという所から始まりました。

ファスナーを無くすという発想はすぐに思いついたのですがL型を保ったままどう閉じるかという点に多くの時間を費やしました。

パターンの修正を繰り返し現在のデザインに落ち着きました。

デザインが決まった後も実際に形にしてみてミリ単位の修正を何度も行い、中のパーツと外のパーツの干渉部分を調整し使い易さを熟慮しました。

機能的で尚且つシンプルに。今回のdritto Lに使用した一枚の革のセンターで縫い代を作るという発想は他にはない無二のデザインだと感じています。

シャツやスーツスタイル、カジュアルとスタイルを選ばない財布ですのでオン、オフ兼用でご使用頂けます。

ワンランク上の仕様感を是非お楽しみ下さい。

弊社は農業を母体としながら他産業へのチャレンジも行いより安定した経営活動を行って行きたい考えております。

私には夢があります。

農業という業種を他の業種と対等な立場まで浮上させ、若い人達が職業を選択する際に農業という職種が選択肢の一つとして当たり前にあるという事です。

その為の第一歩として法人化を致しました。これは不安定だと思われている農業を働く人が安心して働く環境を整える為です。給与、福利厚生を一般企業並に引き上げ、仕事の業務内容が農業という会社になって行きたいと思っています。

確かに農業は不安定な要素も多々あります。市場単価の下落、担い手確保の問題、季節での売り上げの偏り。それを他事業で少しでも補えるようになればより安定した経営が行えると考えています。

そして、もう一つの夢があります。

私のふるさとが誰かのふるさとになって行く事です。

弊社のある岩手県奥州市江刺という地域でも担い手不足と農地の受け手の不足は大きな問題となっています。ですが弊社が存在する以上は耕作放棄地をなくし今ある景観を未来に残して行きたいと考えています。

弊社の商品を購入して頂く事は未来の農地を守る事に繋がって行きます。

どうぞ私達の未来、そして未だ見ぬ人達の未来への応援をよろしくお願い致します。

弊社の活動がTVにて取り上げられました。

毎週日曜日21:54〜 岩手めんこいテレビにて「GOOD LUCK STORY」

番組アーカイブが下記リンクからご覧頂けます。

https://www.youtube.com/watch?v=OqZBTp7qYhw

使用方法・操作方法

仕様

dritto L (ドリット エル)

外形寸法 ：(約) 幅92mm ×高さ98㎜ 厚み 本体7㎜ ホック部 15㎜

製品重量 ：(約) 47g

素材 ：牛革(イタリア BADALASSI CARLO社 ミネルバリスシオ)

金具 ：バネホック(イタリア PRYM社)

外側は真鍮生地の為使用するにつれて色が変化して行きます

生産国 ：日本

付属品：オリジナルボックス attentionカード 使用方法説明カード

※左利き用も選択可能です。購入時左利きタイプを選択下さい。左利き用は札入れ、背面カード入れが逆向きになります。

※写真は前作rectum2の物になります。

スケジュール

2021年8月28日 プロジェクトスタート

2021年10月30日 クラウドファンディング終了

2021年11月 ～ 材料調達、制作開始

2021年2月以降 先着購入順に順次発送

リターンについて

超早割 限定50個 / dritto L 1点/8,778円（税込・送料込）30％off

早割 限定150個 / dritto L 1点/9,405円（税込・送料込）25％off

応援価格 200個 / dritto L 1点/10,032円（税込・送料込）20％off

一般販売予定価格 12,540円（税込）で販売予定です。

資金の使い道

集まった資金はdritto Lの量産体系を整える資金に使わせて頂きます。希望額以上の資金が集まった場合は新商品の開発費用、弊社運転資金、農業用機械購入資金等に充てさせて頂きます。