学生の起業を投資家とエンジニアがサポートできるプラットフォームを作りたい！！

学生時代から起業に参画した松尾社長（写真中央)にもご協力していただいています。

【学生の間に起業に挑戦したい！でも、できない現状…】

経営に興味があり、一つのキャリア選択として起業を考えたい。そう思ったのは2年の冬のことでした。思い立ったらすぐ行動に移してみたいという気質の私(鈴木悠人)は、友人(菅村俊一郎)に声をかけ、起業までの具体的な道筋を考え始めました。

初めに思ったのは学生はお金がない。だから起業できる分野は限られているということでした。日本では、起業に対するハードルが高く考えられているので、親や親族に起業の話をしても相手にされず、資金集めなどは難しい状況でした。

そこで、資金の必要のないwebサービスに挑戦しようと思い、早速レンタルサーバーを借りてwebプログラミングの勉強を始めました。

それまで全くプログラミングの勉強をしたことがなかった私は苦労したものの、徐々に自分のアイデアをwebサービスという形で表現できるようになっていくことに喜びを覚えていました。

しかし、勉強すればするほど、自分が作れるwebサービスの限界を感じました。大学での学業との両立との兼ね合いもあるため、自分が学生の間に作れるwebサービスはかなり限られているのでは？と。

このままでは当初の自分の目標である「起業に挑戦する」という目標を達成することができない…そして、他のエンジニアの協力が不可欠であると気がつきました。

その後積極的にエンジニアの交流会などに参加して、たくさんのエンジニアと出会いましたが、自分が作りたいと思っているwebサービス作りに協力してくれるエンジニアを見つけることはとても難しいと感じました。

そこで、一つのアイデアを思いつきました。

自分が実現したいアイデアを掲載して、それに支援してくれるエンジニアを募集できるようなサイトがあったらいいなと

さらに、支援してくれる投資家の募集も同時にできたらいいなと思いました。

そして、学生時代から起業に参画した松尾社長に構想を話したところ、おもしろいアイデアだと言われ、支援していただけることになりました。

そして、私たちはクラウドファンディングで資金集めに挑戦しようと決め、投資家とエンジニアに会えるマッチングサイトを作りたい！！という今回のプロジェクトを始めました。

【サイト概要】

私たちのwebサイト上では、起業を考えている学生の事業案を公開し、その事業に投資してくれる投資家と、webサービスやアプリとして実装するエンジニアを募ることで学生の起業をサポートしたいと思っています。もちろん飲食店を作るなどIT以外の分野での起業も可能です。学生の起業を増やすことで日本の競争力を高めていきたいと考えています。

起業を考えていて事業案もあるけど、資金もサービスを作る技術力もないという学生は多いと思います。私たちのwebサイトでその学生の思いを実現させようと考えています。支援者様には、そのためのサイト構築費、そしてサイト完成後はサイトのご利用もしていただけると嬉しいです。

【学生が起業できないワケ】

その大きな原因はずばりお金とエンジニア集めが困難であるからです。

①学生はお金がない

学生が自由に使えるお金といえばアルバイト代、奨学金、親からの仕送りやお小遣い、貯金が主となります。貯金には個人差がありますが、学生の一ヶ月の収入の平均は7万程度であり、この中で交際費や食費をやりくりしないと考えると、学生が起業に必要なお金を持っている場合は稀有と言えるでしょう。

②学生は技術力がない

無料でプログラミングを勉強できるwebサービスなどが増えており、独学でプログラミングを勉強し、自分でサービスを実装することの障壁は下がってきています。しかし、学生は学業やサークル活動もあるため時間がなく、自分が作りたいサービスを実装できるくらいのプログラミング力を身につけることは難しいのが現状です。

以上の現状を考慮し、二つの面から学生の起業をサポートできるサイトを作ろうと考えつきました。

【サイトの利用方法】

サイトイメージ

サイトには常に現在の投資額、エンジニアの応募状況が表示されます。

【学生の利用方法】

〜流れ〜

①事業計画書(事業プラン名、事業内容、市場環境、競合優位性、市場アクセス、経営プラン、収支計画等)と必要な資金、用意できる資本金、必要なエンジニアの条件を私たちのwebサイトに提出していただきます。

②私たちが審査します。

③webサイトに投稿され、必要なエンジニアと投資してくれる投資家を募ります。

(資金は仮想の株式という形で募り、プロジェクト成立後に実際に株式を発行します。)

④プロジェクト成立となった後にエンジニアの選考と株式発行の会議を開いていただき、各自実行に移っていただきます。

【投資家の利用方法】

〜流れ〜

①私たちのwebサイトで学生の事業計画書を見て、投資して応援したいと思う案を見つけて投資金額（購入する株式の数）を設定していただきます。

（プロジェクト運営者と対面して話すことを希望することもできます。）

②サイト上で投資金額が希望金額に達した後、株式発行の会議にて実際にプロジェクト運営者に対面していただき投資の最終決定を下していただきます。

③プロジェクト実行決定後、株式を購入していただきます。

【エンジニアの利用方法】

〜流れ〜

①私たちのwebサイトで各事業計画書でのエンジニアの応募要件や報酬を確認した上で、自分が作ってみたいサービスに応募していただきます。

②資金が集まった場合、プロジェクト運営者がエンジニア枠での応募者の中から必要なエンジニアを選出し、エンジニアとしてプロジェクトに参加することが決定します。

【資金の運用方法】

プロジェクト運用費にあてさせて頂きます。内訳は以下のようになっています。

企画とサイト設計

実際のコンテンツ開発

サーバー環境などのプロジェクトの運用管理

広告費

【私たちのプロジェクトを支援してくださる事業家】

松尾直樹様

経歴：

東京大学法学部在学中に友人の起業に参画。 現在(株)ネットワークインフォメーションセンター取締役経営企画部長　焼肉ざぶとん代表取締役　ＺＥエナジー代表取締役

応援コメント：

私たちが起業するタイミングでは、こういうプラットフォームが無かったので、人伝いの相談でした。上手くいくかは彼ら次第ですが、試みに対してエールを送ります。

私たちのプロジェクトへの支援：

ご自身が経営されている高級焼肉店ざぶとん（http://www.yakiniku-zabuton.jp/）の1000円分無料券(普段は割引を実施していないそうです。)を提供していただいたので、プロジェクトのリターンに設定させていただきました。

【運営者の自己紹介】

写真右:菅村俊一郎

東京大学工学部システム創成学科３年/学科では環境やエネルギーについて勉強しています。最近趣味でプログラミングの勉強を始めました。好きな言葉はアレクサンダー・ロックハートの「勇気とは、恐怖心を抱いていないことではなく、 恐怖心を抱いていても行動する度胸があることだ」です。

写真左:鈴木悠人

東京大学工学部化学システム工学科3年/趣味はテニスとカフェ巡りとイベント開催。自分のアイデアを世の中に生み出したいと思いプログラミングを勉強し始め、カフェのレビューまとめサイトやプログラマー向けのコード相互添削サイトなどのwebサービスに挑戦中。「試してみることに失敗はない」をモットーにさまざまなことに挑戦しています。