ジオラマエクスプロ―ラーは、Nゲージ及びHOゲージでカメラカー（車両）をアプリで運転し、鉄道ジオラマを楽しむための製品です。

Nゲージのカメラカー

HOゲージのカメラカー

ジオラマの中をリアルに走行しているような没入体験ができます

操作している様子

※Nゲージ及びHOゲージが対象となります。
※リターンの購入については、本ページ内の「ご購入前の注意事項」を十分にお読み頂いた上でお願い致します。
※MAKUAKEでの販売が終了した後の一般販売は未定です。MAKUAKEでの売れ行きを参考に、MAKUAKE後に販売するかどうかを検討予定です。

ジオラマ世界を、リアル走行体験！対向車とのすれ違いも楽しめる！
普段は外から俯瞰して眺める鉄道ジオラマですが、自分が小さくなり、そのジオラマに入り込んだような気分になれます。

自慢の鉄道模型を対向車線で動かし、すれ違い映像も楽しむことができます。また、ジオラマエクスプローラーのカメラカーを逆走させ、対向車を追いかけることもできます。

夜景ジオラマを楽しむ
ジオラマエクスプロ―ラーにて使用するアクションカム(※)では、暗いところの映像もきれいに見れます。夜景ジオラマでの疾走を楽しんでください。

(※)ジオラマエクスプローラーの利用には、SONY製のアクションカム（Nゲージ用はHDR-AZ1/HOゲージ用はHDR-AS50）が必要となり、こちらはご自身でご用意頂く必要があります。

子供と一緒に楽しむ
NゲージやHOゲージは大人の趣味という印象がありますが、ジオラマエクスプローラーはお子さんにも楽しんでいただけます。これまでいくつかの鉄道模型イベントで展示しましたが、多くの子供たちが集まってきて、すぐに使いこなしていました。

ドンピシャ停車を楽しむ
一世風靡した電車のシミュレーションゲームのように、駅にぴったり停車できるか、ブレーキング操作を競うことができます。

1.臨場感のある映像
カメラカーにはソニー製のアクションカムを使用します。走行時の振動に強く、広角で、臨場感ある映像を楽しむことができます。

2.こだわりの加減速操作
実車に近い、自然な加減速操作が体験できるように作り込みました。マスコンのノッチを一段上げればじわりと加速し、逆にブレーキのノッチを一段上げればじわりと減速します。自分で設定値を変更し、加減速の強さも好みに調節できます。実車のように「駅にぴったり停車するのが難しい」を体験できます。

3.カメラと一体感のあるデザイン
カメラが走る不自然さをなくすため、カメラカーはカメラと一体感のあるデザインにしました。

※左：HOゲージ用、右：Nゲージ用
（上記はサンプル画像となり、実際の製品の仕様・デザインとは若干異なる可能性がございます。）

カメラカーが動く基本的な原理は、Nゲージ及びHOゲージの鉄道模型と変わりません。市販のパワーパック（パワーユニット）におけるコントローラー部分をアプリに切り出したのがジオラマエクスプローラーの機能的特徴です。

カメラカーのアクションカムからの映像を、アプリがWifiで受信して画面に表示します。アプリでの操作内容をBLE通信でBLEパワーパックに送信し、DCフィーダーからレールに電力を供給します。それが台車を介して動力モーターに通電し、カメラカーが走ります。

リターンのジオラマエクスプロ―ラーセットに含まれるものは次の３点です。

1.カメラカーボディ（Nゲージ用またはHOゲージ用）
2.BLEパワーパック
3.アプリ（AppStore/GooglePlayから無料でダウンロード）

＜Nゲージ用カメラカーボディ＞

＜HOゲージ用カメラカーボディ＞
＜BLEパワーパックのイメージ＞

（上記写真は全てサンプル画像となり、実際の製品の仕様・デザインとは若干異なる可能性がございます。）
 

ご自身で用意する必要のあるものを次に挙げます。
1.タブレットまたはスマホ
2.ソニー アクションカム（Nゲージ用はHDR-AZ1/HOゲージ用はHDR-AS50）
3.カメラカーの台車
4.カメラカーの動力車（Nゲージのみ）
5.レールや鉄道ジオラマ

「3.カメラカーの台車」は、次の指定のものをご用意ください。NゲージとHOゲージで異なります。

＜Nゲージ用台車部品＞
台車　TOMIX 品番0080 TR255形台車（新集電システム・2個入）
台車取付用ネジ　TOMIX 品番0190 台車ネジ（L＝8.0mm・10本入）

＜HOゲージ用台車部品＞
【前方台車】
台車　日光モデル　品番TS-805
台車取付用センターピン　日光モデル 金属床板用センターピン
【後方台車（動力付き）】
天賞堂（花園製作所）
品番WB-26 パワートラック WB-26
もしくは品番WB-24.5 パワートラック WB-24.5

事前準備

あらかじめ、次のことをしておきます。
－タブレットまたはスマホにジオラマエクスプローラーのアプリをダウンロード。
－BLEパワーパックに付属のACアダプタ（電源）とレールのDCフィーダーを
　取り付ける。
－届いたカメラカーボディに、ご自身で用意した台車を取り付ける。

＜BLEパワーパックの背面図＞

＜Nゲージ用カメラカーボディへの台車取付の様子＞台車の真ん中をネジ止めする

取り付け完了

＜HOゲージ用カメラカーへの台車取付の様子＞
前方台車をネジで取り付ける

動力台車の留め具をネジ止めする
動力台車を留め具にネジ止めする

台車の取付完了
上部を下部にハメれば完成です

アクションカムとアプリの起動

次の手順でアクションカムを利用可能状態にし、ジオラマエクスプローラーアプリを起動します。
1.アクションカムの電源をONにし、カメラカーボディに載せ、
　レールに配置する。Nゲージの場合は動力車を後ろに連結する。
2.タブレットまたはスマホを、アクションカムにWifiで接続する。
3.アプリを起動する。
4.BLEパワーパックを選択し、アプリと接続する。
5.アプリが起動し終わり、アクションカムの映像が表示され、操作待機状態になる。

＜Nゲージ用カメラカー＞



動力車を連結して完了

＜HOゲージ用カメラカー＞

アプリの操作方法

＜アプリ画面の各部の名称と役割＞

＜主要機能の解説＞

【マスコン（P）】
ノッチが0から5まであります。ノッチを上げると加速します（走り出します）。数字が大きいほど強く加速します。0にすると定速走行（惰行）します。

【ブレーキ（B）】
マスコンと同様にノッチが0から5まであります。ノッチを上げると減速します。数字が大きいほど強く減速します。0にすると定速走行します。速度メーターが0になると停車します。

【録画ボタン】
録画ボタンを押すとアクションカムが録画を開始します。もう一度押すと録画を終了します。録画映像はアクションカムのメモリカード内に記録されます。

【キャリブレーションボタン】
左上の電車マークのボタンを押すと、走り出しに必要な電圧（設定画面におけるMIN値）の計測処理が実行され、実行結果は保存されます。実行中の見た目には、数秒の間カメラカーが自動で前後に動きます。キャリブレーション結果はあくまで参考で、必要に応じて設定画面にてユーザー自身が調整してください。

【設定ボタン】
左上の歯車マークのボタンを押すと、設定画面が開きます。設定画面では加減速にかける電圧を調整できます。MAX値は最高電圧、MINは最低電圧、Nは加速度で、マスコンのノッチを5にしたときのMINからMAXまで到達する時間（秒）です。

＜設定画面＞

Nゲージ用カメラカーボディ　※数値の単位はmm

アクションカム搭載・台車取付時のサイズ

※レール上からの高さは台車の取り付け方次第で誤差が出ます。ご了承ください。

HOゲージ用カメラカーボディ　※数値の単位はmm

アクションカム搭載・台車取付時のサイズ

※レール上からの高さは台車の取り付け方次第で誤差が出ます。ご了承ください。

BLEパワーパック
【サイズ】
縦：61mm 横：104mm 高さ:30.3mm
※サイズに関して、1辺あたり最大40mm程度の拡大変更の可能性があります
【入力（電源）】
付属の専用電源アダプター用ジャック　DC12V 1.0A × 1系統
【出力】
DCフィーダー用　DC12V × 1系統　TOMIX仕様のコネクタ形状
※KATO仕様のコネクタを接続するためには別途変換コネクタが必要です

アプリ iOS版
【iPad】iPad Air2以降に発売された機種
【iPhone】iPhone 6s以降に発売された機種

アプリ Android版
次に挙げる３つの条件を満たす機種については基本的に動作します
－Android5.0以上
－SONYアクションカム標準添付のソニー製アプリ「PlayMemories Mobile」
　が動作し、Bluetooth通信ON状態でのWifi転送映像のカクつき（コマ落ち）
　がひどくない。
－WifiとBLE通信を同時に使用できる
※機種によっては映像がカクつきます（コマ落ちします）。カクつきの
　程度はソニー製アプリ「PlayMemories Mobile」で確かめることが
　できます。
※当社で実際に動作確認を行った機種については、別途ジオラマ
　エクスプローラー紹介ページに記載します（随時更新予定です）。

必ず次に列挙する注意事項をご確認の上、ご購入（ご支援）をお願いします。

1.Nゲージ用のアクションカム ソニー HDR-AZ1は生産終了状態です
Nゲージ用カメラカーに必要となるソニー アクションカム HDR-AZ1は、2016年に生産を終了しています。今後の販売に不確定要素があるため、ジオラマエクスプローラーセットの購入を決める前に確保してください。
※万が一、HDR-AZ1をご入手できなかった場合にも、弊社では責任を負いかねますので、ご了承ください。

2.Nゲージ用カメラカーが走行できない路線があります
ソニー アクションカム HDR-AZ1を載せたNゲージ用カメラカーは、通常のNゲージ鉄道模型に比べてサイズが大きいです。そのため、ジオラマによっては駅や架線、高架部品、トンネルの壁などに接触し、走行できないことがあります。お目当てのジオラマがある場合には、カメラカーのサイズを基に、予め接触しないことをご確認ください。

3.タブレットやスマホの機種によっては映像がカクつきます
タブレットやスマホの機種によっては、アクションカムからの映像（Wifiで転送している映像）がカクついて表示されます。事前にソニー製アプリ「PlayMemories Mobile」を使って、アクションカムからのWifi映像がスムーズに表示されるか確認することを推奨します。Wifi通信や画像処理の性能が高いタブレット・スマホだとスムーズに表示される傾向があるようです。

4.アクションカムからの映像はWifiの特性でカクつくことがあります
カメラカーのアクションカムからの映像は、Wifiでジオラマエクスプローラーアプリが受信しています。そのため、Wifi特性の影響を受けます。例えばアクションカムとタブレット・スマホの距離が離れるほど通信状態が悪くなり、映像がカクつきます。また、周囲のWifiの干渉を受け、映像がカクつくことがあります。例えばWifi無線マイクを近づけると、ひどい時には映像がアプリに映らなくなることもあります。

5.ジオラマエクスプローラーアプリはWifiとBLEを同時に独占使用します
ジオラマエクスプローラーのアプリはWifiとBLEを同時に、独占して使用します。また、Androidタブレット・スマホにおいては、WifiとBLEが同時に使用できない機種もあるとのことですので、ご心配の方は事前にメーカーやキャリア等にご確認をお願いします。
※各タブレット・スマホの仕様に関する問い合わせは、弊社では対応しかねますので、ご了承ください。

2017年8月　BLEパワーパック用基板の原型完成
2017年10月　アプリ開発完了
2017年11月　カメラカーボディ及びBLEパワーパック筐体の量産手続き開始
2018年3月　出荷開始

メーカーは、弊社「株式会社システムゼウス」です。BtoBのアプリケーション開発が主事業の会社です。ジオラマエクスプローラーは弊社初の自社製品販売となります。アプリケーション開発の強みを活かし、鉄道模型×ITで、これまでなかった新体験を利用者の皆様に届けられたらと思っています。

ジオラマ製作の「株式会社ディディエフ」が、ジオラマエクスプローラーに協賛しています。代表の三宅社長から「システムゼウスで映像を見ながら運転できるシステム作ってみない？」と言われたことが、ジオラマエクスプローラーを開発したきっかけです。これまで、いくつかの鉄道模型のイベントで、試作機を披露してきました。そこで使っていただいたユーザーの皆様のお言葉が、ジオラマエクスプローラーをMAKUAKEで販売するまでこぎつける力となりました。

Q：2路線で同時にジオラマエクスプローラーを使用できますか？
A：１つの路線に対し１つのBLEパワーパックが必要になります。
　　２セット設置すれば、２路線で使用できます。

Q：ずっと走らせっぱなしにすることはできますか？
A：機能上はできますが、次に挙げる点で連続運転は途切れます。
　　－動力車のモーターを一定時間休ませる必要がある
　　－アクションカムの電池が切れる

Q：KATO製のレールを使っていますが、BLEパワーパックにDCフィーダーを
　　接続することはできますか？
A：そのままではできません。KATO仕様のコネクタとTOMIX仕様のコネクタを
　　変換する製品が市販されていますので、それを使って接続してください。
　　鉄道模型ショップ等で購入できます。

Q：HOゲージの後方台車（動力台車）が坂道で空転しやすいのではないか？
A：坂道で空転する場合は、HOゲージの台車の後部に重りを乗せて調整して
　　ください。

Q：特別早割のリターンに含まれている「オリジナルカメラカーデザイン
　　教室」はいつ、どこで開催されますか？
A：2018年3月～4月の土日祝日のいずれか1日に開催予定です。場所は
　　弊社オフィスです。
　　　東京都台東区蔵前三丁目1番10号 蔵前セントラルビル2階
　　　株式会社システムゼウス
　　所要時間4時間を見込んでいますが、もっと早く終る可能性もあります。
　　詳しい内容については、開催日が近づき次第、出席者の方にご連絡します。

Q：特別早割のリターンに含まれている「オリジナルカメラカーデザイン
　　教室」に出席するのに、持っていく必要のあるものはありますか？
A：次のものをご持参ください
　　－CADソフト：Autodesk Fusion 360がインストールされたノートPC1台
　　－ノートPCに接続するマウス　※CADソフトの使用にマウスは必須です

Q：Nゲージ用カメラカーの台車はどこで購入できますか？
A：鉄道模型ショップやネットのショップで購入できます。

Q：HOゲージ用カメラカーの台車はどこで購入できますか？
A：HOゲージを取り扱っている鉄道模型ショップやネットのショップで購入できます。