サイズはiPhone miniシリーズにすっぽり隠れる大きさ。

ポケットが膨らむ感じや、何か入っている、重い、ということがありません。
できれば手ぶらでおでかけしたい！をかなえてくれます。

日々の支払いはキャッシュレス。
だけれど、駐車場や緊急時など、意外に小銭が必要なシーンがあるものです。

そんなときに小銭とクレジットカードがコンパクトに収納できます。500円玉8枚。4,000円分を入れても何も入れていない状態（厚さ 7.4mm）と変わりません。

もちろん、お札もたためば入ります。

実は日本では古くから親しまれてきた鹿の革。耐水に優れて、通気性がよく、保温性まで兼ね備えている優秀な革。かつては武具や甲冑（かっちゅう）などに使われていました。しかし大量生産の流れとともに減少していきました。

薄くて軽く、柔らかい鹿の革は手にする財布には最適な素材。さらに鉱物を使わない植物性のみでで皮を鞣しています。

鹿革に植物性タンニンなめしを施したものであり、環境循環型の素材となっています。

裏地には起毛加工された豚革を使用し、表の鹿革のやわらかさを損なわない貼り合せになっています。

「鹿の革＋植物タンニンなめし」の特徴で楽しみなのが「経年変化」。毎日、触れて、使っていただければ、１年後には深みを増し、あなただけの色になってくれます！

毎日使うものだから、気になるのがお手入れ。
鹿革は丈夫なので、汚れたときに乾いた布でさっと拭いていただくだけでOKです。

濡れるとシミになりやすいので、水が付いたら早めに拭き取ってください。

・少ない持ち物で快適に暮らしたい！
・ミニマルな暮らしに憧れる！
・大きなスマホは持ちたくないから、あえてiPhone miniシリーズやSEを使っている！

そんな皆さんの強い味方になってくれます！

開け口は伝統のがま口。さっと大きく開きます。

中が見やすいので、いざ小銭が必要なときに手間どることもありません！

そしてがま口の特徴である突起がありません。ポケットの出し入れがしやすく、邪魔になりません。

さらにこのがま口は真鍮（しんちゅう）製。強度があり錆びにくいのが特徴です。

500円玉8枚、4,000円分入れても厚みが増しません。

そして最大コイン36枚(500円x6枚 +100円x30枚）を収納可能。いざというとき、これだけあれば十分です。

４つ折りにすれば紙幣も、もちろん入ります。お札で払ってお釣りがたくさんの小銭というときも、十分入る大きさです。

ポケットにはカード５枚を収納。通常使いのクレジットカードにICカード、免許証とスッキリまとまります。

ミニ財布の素材は、北海道で害獣として駆除された鹿の皮を利活用しています。

野生鳥獣に農作物を食い荒らされたり、人や物への被害は日本全国で深刻な問題となっています。

令和2年度の農作物への被害額は161億円にのぼります。そのうち3割以上の56億円が鹿によるものです。出典:農林水産省Webサイト (https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/211126.html )

年間の捕獲頭数は67万4,800頭にのぼります。出典:環境省ホームページ (https://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs4/sokuhou.pdf )これは島根県の人口と同じくらい。

肉はジビエ料理やペットフードとして活用されるようになりましたが、皮のほとんどは廃棄されている状況です。

鹿革は、吸湿性、通気性、保温性に優れており、日本では昔から使われてきたもの。なんとか継続的な有効活用ができないか。そんな思いから、鹿革を活用した商品を作る企画が立ち上がりました。

獣害駆除された野生で生きた鹿の皮を利活用しています。有効活用するため、使用には支障の無い小さいキズなど商品にある場合もあります。

良質な鹿革、そしてそれを革製品にするには、猟師の方から職人まで多くの方々の協力が必要でした。

北海道中標津町の猟師の方は、苦しめることなく、そして身体に傷がつかないよう１回で仕留めるだけでなく、倒れる場所までも考えて仕留めています。その後、迅速に運搬したうえ、すばやく一時加工を行い腐敗を最小限にとどめています。

その後、塩漬けにされた皮は東京の老舗皮なめし業者に空輸されます。

世界のプレミアムブランド向けに豚革をなめしている同社では、環境に影響を及ぼす鉱物を使わない植物性タンニンなめしで、金属類（メタル）不使用の自然と環境にやさしい染色をします。

そして今回、このミニ財布の製造を担って頂けるのが、東京都墨田区両国にある有限会社東屋さんになります。

創業1905年。100年以上の実績を持ち数々のブランド品を手掛けてきた技術で、鹿革の柔らかく軽い特徴も際限なく表現いただけました。

有限会社東屋さんには、江戸時代から大正時代に使われていた煙草入れや筥迫（はこせこ：江戸時代にお金やお札、口紅などを入れた現代の化粧ポーチ）など貴重なコレクションを展示する『袋物博物館』も運営されています。

鹿革と植物タンニン鞣しのもうひとつの特徴は鮮やかできれいな色ます。

今回は、使いやすい「ブラック」「ネイビー」「チョコ」「キャメル」「ナチュラル」「イエロー」「オレンジ」の７色をご用意しました！

仕様

サイズ：横 110mm x 縦 67mm x 厚7.4mm

重さ：約33g

素材：

表：鹿革、裏：豚革

金具：真鍮

お届け予定：８月末
※天然皮革のため、色が写真と異なる場合があります。
※材料調達に状況により配送の順番が異なる場合があります。
※デザイン・仕様の一部が変更になる可能性があります。
※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合があります。
※応援購入により効率的な量産体制が整った場合、販売価格が予定販売価格を下回ることがあります。

実行者紹介

Sensi Simple Japan溝口です。

商社で海外ブランドの導入とマーケティングを担ったのち、世界的フットウェアブランドの大半を開発生産する台湾企業と契約、日本向けブランドの商品企画や戦略立案、マーケティングを行なってきました。

生体であったため、本来は個体に多少の差があって当然の革が『品質基準』にそぐわないという理由で不良品となってしまうことに違和感を感じていました。

革の流通や現状など調査していたときに、野生鹿の駆除や廃棄の現状を聞き、これまでの経験から継続的に課題解決ができないかと、今回の製品づくりを企画しました。

多くの職人や革に携わる方々に相談し、賛同してくれた方々と「鹿のワンチーム」を結成し、これからの新しいライフスタイルに合った製品を作っていく予定です。

駆除された鹿の革を長く愛用できる商品に、そしてそれを連携したチームで継続していくのが目標です。

チームとして愛用してもらえるモノにすることを最優先に進めてきたので、実はいまだにブランド名すら決まってなく、ブランドロゴなどもできていません。

これから一緒に商品企画や開発、販売を共に進めていける同士も募集しています。