愛知の金型メーカーによる熟練の切削技術により誕生したアルミ風鈴。吊り下げタイプの「音階風鈴」と置きタイプの「天秤風鈴」をご用意しました。

音階風鈴

単音でも美しく、組み合わせても美しい音色

一つだけで十分美しい音色ですが、複数個組み合わせることで、あなただけの好みの和音(ハーモニー)を奏でることができます。

ひっかけて連結するだけで音を組み合わせられる

本体上部のくぼみにフレームを引っ掛けるだけで、簡単に接続することが可能です。
好きな音を好きな数だけ組み合わせることが可能です。

音の数は8種類。

Cド・Dレ・Eミ・Fファ・Gソ・Aラ・Bシ・hiCド の計8音をラインナップしました。どの音も単音でも美しい響きですが組み合わせるとさらに美しい響きとなります。
組み合わせのバリエーションは255通り。自分だけの音の組み合わせを楽しんで頂きたいです。

単音8音の聴き比べ

八種類の音をそれぞれ単音で聴き比べられる動画となっています。ぜひ好みの音を探してみて下さい。https://youtu.be/aXWnnyOrzMU

二音のハーモニー

二音の組み合わせを例として三つご紹介します。※どの音同士を組み合わせたとしても美しい和音(ハーモニー)になります。https://youtu.be/90tb81Qff7A

三音のハーモニー

三音の組み合わせを例として三つご紹介します。※どの音同士を組み合わせたとしても美しい和音(ハーモニー)になります。https://youtu.be/RGkXcd9o2yw

四音のハーモニー

四音の組み合わせを例として三つご紹介します。※どの音同士を組み合わせたとしても美しい和音(ハーモニー)になります。https://youtu.be/mhSkx1b2uKA

八音のハーモニー

音階風鈴・全8音を全て組み合わせたものです。芸術作品と言えるほどの音の完成度だと自負しております。https://youtu.be/m5Y6y42vXtI

金属切削だから実現した音のクオリティ

天秤風鈴

ゆらゆらとまるで風を視覚化するかのように気持ちよく揺れて音を奏でます。

「起き上がり小法師」と「天秤」の構造原理を利用することで生まれた動きです。底面の丸みと天秤部分の重りを調整することで最も気持ちよく揺れるバランスを開発しました。

室内でも癒される風鈴

棚の上に置かれた様子。近くを通り過ぎると人の動きで揺れて音を奏でます。

風通しのいい室内なら、窓から離れていても音を奏でることができます。

出窓に置いても絵になります。

バリエーションは二種類

左/ブラスト仕上げ、右/鏡面仕上げ の２バリエーションをご用意しております。

※音階風鈴に関しては鏡面仕上げのみのご用意となっております。

パッケージ

製品が綺麗な状態で届くよう、一つ一つ丁寧に、低反発のウレタン緩衝材にはめ込み梱包しております。ギフトにもぴったりな高級感のあるボックスで、製品のイメージに合わせ丸型を採用しました。

製作者紹介

左/斎藤早苗(ダイキ精工) 右/原田真之介(デザイナー)

プロジェクトに参加しなければ、決して出会うことはなかった私たち。
「はじめまして」の日から、何度もミーティングを重ねて、お互いの譲れないポイントには妥協せず、何度も試作を繰り返して、ようやくここまでたどり着きました。作り手とデザイナーが、それぞれきっちりと自分の仕事をして、お互いの良さを認め合い、切磋琢磨して新しい製品をつくるのは、苦しくも楽しい経験でした。出会いに感謝。

ダイキ精工株式会社
http://www.daiki-seiko.co.jp

1973年、愛知県小牧市でロストワックス製法用金型メーカーとして創業。2023年、おかげさまで創業50年を迎えることができました。金型一筋に50年。人々の豊かな暮らしを陰で支えるこの仕事に、誇りを持って歩んできました。

・金型のこと

ダイキ精工が製造しているのは「ロストワックス製法用金型」という、金型業界でもあまりなじみのない金型です。通常の鋳物製造方法と比べて工程が多く、鋳物形状が複雑なため、業界全体でみるとかなり数が少ないです。しかし、この製法が必要な鋳物部品があり、それは大切なインフラで使用されています。私たちは、そんなロストワックス製法用金型を専業にして、50年歩んできました。

・私たちの使命

金型は、工場の中で使われ、表には出ません。ですが、人々の生活の中で使われるあらゆるものが、金型で作られています。

金型には、先人の知恵がたくさんつまっています。作業者の動きに配慮して、より作業しやすく、そしてより複雑な形状にも対応できるように、知恵を出し合い、技術を積み重ねてきました。私たちは、これからも、社会に必要で大切な仕事である金型製造を続け、社会を縁の下から支え続けていきます。

・小さな町工場の大きなチャレンジ

金型メーカーとしてひたむきに歩んできましたが、コロナウィルス感染症による社会状況の変化により受注がストップし、先の見えない不安を抱えることになりました。その中でも前を向いて、自分たちの技術を活かして何かできないだろうかと模索していたところ、今回のプロジェクトに出会いました。

消費者の方々へ直接お届けする製品をつくるということは、私たちのような小さな町工場の金型メーカーには、とても大きなチャレンジです。初めてのことを一つ一つ経験し、学びながら、私たちのモノづくりの力と、デザイナーの新しいアイデアが合わさり、新しい製品を作り上げることができました。

丸みを帯びた愛らしいデザインと、優しく響く澄んだ音色で、手にしていただいた方々の心がいやされますように。そんな思いを込めて、一つ一つ削り出して製作しています。

私たちは、これからも町工場だからできることに目を向け、強みであるお客様のニーズに合わせた丁寧な仕事の積み重ねを大切にしながら、チャレンジを続けて未来を拓いていきます。

SHINNOSUKE HARADA / DESIGNER
https://tm-inc.jp

大手電子機器メーカーにてプロダクトデザインを経験後、現在はクライアントワークを中心に、家電、 家具、雑貨など幅広い領域におけるデザインを手掛けている。加工技術や素材特性をデザインに活かしつつ、「情緒的、機能的にも豊かな製品」の開発を得意としている。日本大学藝術学部デザイン学科 / 非常勤講師。

受賞歴
Milano salone Satellite Award 2023 : First Prize Winner
GOOD DESIGN AWARD
CERAMIC LIFE DESIGN AWARD
KONICA MINOLTA SOCIAL DESIGN AWARD
h concept design competition2020

株式会社AMN（Aichi Design Vision事務局）

「RIN」はAichi Design Visionのプロジェクトの中で作られたプロダクトブランドです。「Aichi Design Vision」は、2020年に株式会社AMNが立ち上げた、東海地方を中心としたモノづくり企業と、その企業の技術に惹かれ想いに共感したデザイナーによる共同商品開発プロジェクトです。

【ECサイト】
https://shokuhats.com/

【オフィシャルサイト】
https://amn.aichi.jp/

【Instagram】
https://www.instagram.com/aichi.design.vision/