crotchetとは英語で「四分音符」を意味します。

語源は巻髪などと同じ『カール』から来ているらしく、曲線、ねじれ、容器など様々な意味を持っているようです。

お玉はそもそもお玉杓子⇒オタマジャクシであり、音符もオタマジャクシと呼ばれたりなど、その形状から共通点が多くあります。

曲線を綺麗に取り入れた本製品も、しっぽの先をつまんで持ち上げると音符に見えるんですね。

それがcrotchet。

新しいオタマ=crotchetです。

普通のオタマでは取りにくい場所も

「ひねり」
「かき取り」
「底ざらい」

スパチュラ部で鍋肌をキレイに、

90°の口で壁と底の境目も残さず、

直線でデザインされた先端部で底をかき取ります。

一本で最低限必要な機能、それでいて最大の効果を上げる部分を選んで特化させました。

デザインと機能性の両立を目指し、突き詰めた時に現れる究極の美しさに少しでも近付けるよう努力した結果です。

ぜひその目とその手でご堪能ください。

crotchetは硬さと柔らかさの相反する性質を備えた、新しいお玉です。

こういった使い勝手重視のアイデアお玉の場合、コストを考え樹脂や異素材の組み合わせになることが多いのですが、そうすることで継ぎ目がハッキリと表れたり、熱に弱くなったりしてしまいます。

継ぎ目のない美しさを追求しつつも耐熱性を保ち、硬さとしなやかさを合わせ持つ。

そんな物はまだ世の中にないと気付いたところからこの旅は始まりました。

まずはこちらの画像をご覧ください。

※以下に掲載するcrotchetは全て試作品です。

本製品化にあたり、予告なく仕様やデザインに変更がある場合もありますが、

最善を目指した結果ですので全て「改善」です。ご安心ください。

真上から見ると柄の部分が斜め35～45°（最適角を検討中）の方向に出ており、作業時の手首の動きを最小限に抑えられるように工夫しております。

また、先端に向かって太くなるくびれとそれに沿うようなねじれが、高い作業性とデザイン性の両立を実現しています。

そして背面には五線譜をイメージした水切り用のスリットが開いています。

※下画像は試作であり、製品ではさらに使いやすくなります。

鼻歌混じりで鍋肌もキレイに！！

キッチンでひっそりと出番を待つ、この優雅な佇まい！

そして色。

金属以外のオタマの場合、カレーの着色が気になる方も多いと思います。

そこで、最初からカレーの色に限りなく近いターメリック、清潔感のある白、そして汚れの目立たない黒の三色をご用意いたしました。

これであの黄ばみも気にすることはありませんね！

もちろん、皆様の大切なお金で活動をさせていただく訳ですので『信頼性』は何より大事だと思います。

用途を説明いたしますと、実はほとんどが金型製作費に充てられます。

それどころか金型だけで目標金額を軽くオーバーしてしまうのではないでしょうか。

それとリターン用の原材料費、委託先に支払う製造費……かなりタイトな金額設定です。

最初にお伝えしておかなくてはいけないのですが、このcrotchetは弊社にとって初めての製品プロジェクトであるということです。

本気で取り組むプロジェクトですから、躊躇はございません。

皆様のサポートで経営が楽になりますが、それで全てを補えるなどという甘い考えもございません。

私に必要なのは皆さんの「欲しい」という強い想いです。

初めての製品ですから、みなさんと一緒に作り上げたいのです。

社団法人東京都食品衛生協会　東京食品技術研究所のお墨付きをいただけることになり、本格的な最終工程チェックの段階に入りました。

継ぎ目を表に出さないシビアな加工要求、ねじれや穴あけ等の二次、三次加工によるコストアップ……世の中に複雑なデザインの製品が少ない理由がよくわかりました。

そして、やはりコストの問題で削られていく部分にこそ、人の心に訴える強い気持ちが表れることが確信できました。

やはりこのプロジェクトを始めてよかった！

新たな発見が渦巻いています。いえ、新しい発見しかありません。

　株式会社S2代表：森 正太郎

この度、Makuakeでのプロジェクト立ち上げにより『crotchet』という名の、まだ世にない、まったく新しいタイプのオタマをご紹介できることとなりました。

この『クラウドファンディング』という夢を形にする場所で、コンセプト、デザイン性に優れた製品（詳細は本文で説明）を発表し販売できることは何物にも勝る喜びです。

まずは、このプロダクトに興味を持っていただけたことに感謝いたします。

本当にありがとうございます。

最近では大企業もマーケティングの場として、また先行リリースの話題作りとして活発にクラウドファンディングの利用を開始していますね。

おそらく支援者の皆様も目が肥えてきており、プロの作る見栄えの良い動画やお金をかけたプロモーションページに目が行きがちだと思います。

たしかに私自身と私の会社はまだ未熟ですが、周囲にはそれぞれのプロが控えており、製品化に向けて手を差し伸べてくれています。

ぜひ我々を信用し、そして期待してください。

私はあなた方を絶対に騙したり裏切ったりなんかしません。

私は、幼少の頃より模写、工作、音楽、読書に慣れ親しみ、物を想像し創造することを何より愛しておりました。

法学部にて法曹を志すも突如役者へ転身しコメディ劇団へ。

そして幸運にもNZにてラストサムライの撮影に参加する機会を得る事ができました！

現場では世界における日本のポジションや評価を肌で感じることができ、日本人の勤勉さや真面目さ、責任感を我々が理解している以上に頼りにしていることがよく伝わってきました。

そこで世界を見据えた視野を手に入れることができたのは本当に素晴らしい経験でした。

渡辺謙さんと現場でお話する機会があり、その時「将来必ず肩を並べて仕事をしてみせる」と伝え、固い握手で男同士の約束を交わすことができました。

先方は覚えていなくても、それは私の強いモチベーションになり続けます。そして、こういった公の場であえて告白するのは自慢ではなく決意の表れだと思ってください。

人の名前を汚すような真似はいたしません。

これで私は彼の名に懸けていい加減なことはできなくなったわけです。

役者、モデル、そして環境調査会社でX線を使用した組成分析、水質検査、大手PCメーカーにて技術的トラブル・契約等のトラブルを解決するヘルプデスク、某大手回線会社にてウィルス感染、回線トラブル等を解決するヘルプデスク、さらには広告代理店など、様々な異なる業界を経験し充電器業界でプロダクトデザイナーとしてデビュー、そこから特許を取得しての独立。

異業種の現場で培った感性を基に、まだ世にない新しいプロダクトを生み出す会社を設立。

Shotaro - 森 正太郎

Shintaro - 榎本 伸太郎

二人でS2です。

直近では『SWT Tech@東工大』という、技術、経営、営業力、メディアを利用した製品アピールなど、総合的な判断力を試されるイベントに参加する機会に恵まれ、無事優勝を果たすことができました。

その時の製品もいずれ発表いたしますので、合わせてご期待ください！

特許を数点取得し、製品アイデア自体は数十点存在しますが、きちんとした形で世に問う事が出来たのは、Makuakeというクラウドファンディングサイトが存在したからであり、出会った方々が私のアイデアを「面白い」と認めてくれたからに他なりません。

そこにあったのは、会社対会社というドライな関係ではありませんでした。

人と人として会話をし、「いいものはいい」という感覚的で根源的な、人間らしい感情に基づいた判断をそれぞれが行った結果がこのプロジェクトなのです。

話し合った中で最も大事なこと、根底にあったのは「実現力」に対する問いだけでした。その中でやり遂げる意志だけが何より重要だと教わりました。

今ここでこうしてあなた方と出会えたのは、人と人との出会いが重なったうえで成り立っているのです。

これは素晴らしいことです！

みなさんの中にも、何かアイデアがあったり形にしたいことがあるけど方法がわからず足踏みしている方もいらっしゃることでしょう。

私はいずれそういった方たちと繋がり、バックアップしていきたいと思っています。

「自分が欲しいと思ったものが世の中にないなら作ればいい」

同じ想いを持ちながら実現できない人たちの為に何かをしたいと強く思っています。

その第一歩として、みなさんのお力をぜひお貸しください。

必ずや「S2の森　正太郎に支援してよかった」と言っていただけるよう努めます。

あなた方の誇りになれるよう想いを背負う覚悟はできております。

最終判断の際は、他人の価値観ではなく皆さん自身から湧き上がる衝動や判断を信じてください。

厳しいコストでも製品化が可能なのは、こういった場であなた方に直接お渡しすることができるからです。

流通コストを考えずに済むことはメーカーにとって本当に大きな福音です。

おそらく製品化当初は市販価格も（支援価格より）かなり高めになるものと予想いたします。

仮にとんとん拍子に進んだなら大量生産が可能になりコストも下がることでしょうね。

もし街やネットで頻繁に見かける様になったら、それはあなた方のお蔭です！

今後どのような状況になっていこうと、一番苦しい時期を支えてくださったあなた方を私は一生忘れる事はないでしょう。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

株式会社S2　代表取締役

森　正太郎