私たちCOTOCULは【京都発信の世界ブランドを創る】を目標に、京都の小さな工房で手づくりの革小物をつくっているブランドです

この度、前回ご好評をいただいた機能的ミニ財布をオリジナルレザーでアップデートし、機能だけじゃなく、大人の魅力を引き立てる新たなミニ財布に進化させました！

お札を折らずに収納できる独自の構造。小型なのにカードも小銭も出し入れ簡単

もう小型で実用的だけじゃない！前作から改良を重ね、進化したミニ財布

高級レザー『コードバン』を参考に開発したオリジナルレザーは強さと高級感の両立に成功。大人の雰囲気を演出します。

昨年、形状を改善した進化版を紹介し、予想以上の反響を得た『お札が折れないミニ財布』 ※昨年の詳細はコチラから

今回、更にグレードUPした最新版をご紹介致します。まずはこのミニ財布が人気の秘密をご覧ください

①お札は折らずに収納

独自の構造でお札を折らずに収納が出来ます【意匠登録第1598276号】

上部(図の矢印部分)にカードと小銭が収納されている為、底部がこれ以上曲がらず、お札に折り目がつかない状態を保てます

湾曲はしても折り目がつかないので

自動販売機にもスルスル入り、もう折れたお札で支払いする必要もありません

②ワンアクションで全て完結

フタを開けるだけで全てにリーチ出来るので出し入れ簡単。財布を横向ける必要がないので中身がこぼれる心配もありません

③大容量で出し入れ簡単な小銭入

大きく開くので小銭は投げ入れるだけ

必要な小銭も見やすく簡単に取り出せます

④出し入れ簡単。自分サイズのカードポケットに

コンパクトサイズの割に収納量が多く、大きく開くので出し入れ簡単

入れた枚数に応じて革が伸びるので、自分に合ったサイズのカードポケットになります

注) ブカブカにならない様、はじめはキツ目のサイズになっていますが、使用していくと、入れた枚数に応じて革が伸び、快適に出し入れが出来る様になってきます

⑤左右対称で利き腕を選ばない

左右対称の形状なので、右利きの方も左利きの方も快適にご利用頂けます

⑥オールレザーなのに驚きの軽さ

革の厚みを調整し、使用するパーツや金具も減らして軽く仕上げました（約50g）

⑦コンパクトなのに驚きの大容量

お札15枚、コイン20枚、カード10枚を入れてみました ※入れる小銭やカードの種類によって収納量は変わります

今回、この人気ミニ財布を更に進化させた最新版をご紹介します

昨年、形状を改善し使い心地は良くなったので、今回はより長くご愛用いただける様に、強くて飽きのこないオリジナルレザーの開発に挑戦し総合的なレベルUPを目指します。そこで私たちが参考にしたのはこの素材

まずはコードバンならではの存在感や高級感の再現に挑戦。ガラスレザーやエナメル加工とは違い、艶感と革らしさの両立を目指したので開発は難航したのですが、試作を重ねてようやく完成

出来た革の上にコードバンを置いて見比べても違和感はありません

※本商品はコードバンではありません

製品にして比べても遜色なし！適度な艶感に革らしさを残す事で高級感を出しています。

次は長く愛用頂く為の強さを追求。コードバンは一般的な革よりも水に弱い事が弱点。なので、オリジナルレザーは撥水加工を施し耐水性を上げました。

また革の表面を薄くコーティングする事で、使用していても傷や汚れがつき難く、綺麗な状態で長くご愛用頂けます。更に！お手入れはサッと拭くだけの手間いらず

この様にしてコードバンの長所を活かしながら短所をなくし、高級レザーコードバンに負けない革が仕上がりました。そして最後のこだわりは元の素材

地産地消の革製品にこだわり、京都で育った黒毛和牛の皮をなめして作っています。このこだわりレザーでつくった商品がコチラ

【機能性】✕【強さ】✕【高級感】を兼ね備えたミニ財布です。コードバンでは、ほぼ目にする事のないカラーをつくったのもオリジナルレザーの特徴（全７色）

更に!! 原皮屋さんに無理なお願いをし、より厳選された京都の牧場で丹念に育てられ、高級食材として使用される黒毛和牛を3頭分（ミニ財布300個分）だけ選別して頂きました。その和牛から出来た特別仕様のミニ財布をプレミアムバージョンとしてご用意しました

特別仕様のミニ財布のみ、黒と赤のバイカラーで仕上げています。希少性の高いプレミアムミニ財布をお楽しみ下さい

普段使いは勿論、休日のちょっとしたお出かけやランチ時、アウトドアや旅行など、色んなシーンで大活躍のミニ財布、１つ持っていると本当に便利ですよ♪

是非、一度お試しください

COTOCULオリジナルの化粧箱で発送させて頂きます。大事な方へのプレゼントにもご活用ください

昨年の12月、お札が折れないミニ財布の進化版をMakuakeで紹介すると、予想以上の反響を頂いたのですが、実はその裏側で大変な事態に陥っていました

前回、【地産地消】【革の廃棄削減】という目的でオリジナルレザーの開発に挑戦したのですが、革を量産すると、サンプル時と違い、予想以上の傷が革に出てしまい使用できる部分が本当に少なくなってしまったのです

目的に反し、作れば作る程、廃棄する革が増え、収益面でも売れれば売れるほどマイナスになる可能性が高まってしまうという状態に陥ってしまいました

解決策が見いだせず途方に暮れ、当時はずっと憂鬱を抱えていたのを覚えています

革職人さんの知恵と技術で傷は軽減したものの、全商品を用意する為には更に革をつくるしかなく、結果的に大量の在庫を残す事になってしまいました

まさに天国から地獄。高い授業料になってしまったのです。詰めの甘い自分が本当に嫌になりました

ですが、プロジェクトの内容自体には需要があると思い、日本で50人しかいない『レザーソムリエ・プロフェッショナル』の資格をお持ちの奥さんに相談

素材からつくるのは大きな生産ロットが必要になるので本当に迷いましたが、再度挑戦する事を決意。二度の失敗は出来ないので慎重にやり方を考えました

色んな加工場やタンナーをまわって話を聞き、革靴（かわぐつ）を参考にする事を決め、どうせならと、高級革靴に使用されるコードバンを目指す事にしました

早速、靴用の革加工が得意なタンナーに相談し開発を進めたのですが、そもそも靴用とは違う事、更に革らしさを残しながら【強さ】と【高級感】の実現を目指したので開発は難航してしまいます

着手から5ヶ月以上が経ち、難しいかなと思い始めている最中、諦めず何度も挑戦して下さったのが革職人の 三部さん

靴用の加工方法にアレンジを加えたり、手作業で染料を塗り重ねるなどの創意工夫を繰り返し、レザーソムリエの奥さんも認める夢の様な革を創って下さったのです。まさに救世主

このオリジナルレザーは、元々ついてる皮の細かい傷を覆う事が出来るので、革の端まで無駄なく使用する事が出来ます

また商品としても傷や汚れがつき難い事から長くお使い頂く事が可能なので、総じて革の廃棄を減らす事に繋がります

色んな方のお力添えで、オリジナルレザーの開発目的【地産地消】と【革の廃棄削減】が実現し、感謝の気持ちで一杯です

只、完成と同時に、前回の様な反響がいただけるのか？生産した革を消化できるのか？ 自分たちにとっては非常に大きな挑戦になるので期待と不安が交差します･･･

地産地消レザーの着手から2年近く経ち、苦労した分、愛着も湧き、この革をもっと世の中に広めたいと思うようになりました。そこで愛着たっぷりのレザーに命名したブランド名は【都レザー】です

将来、この革を世界にも広めたいと思い、９月にイタリアで開催された革の展示会をはじめて見てきました

その時、革の本場であるイタリアのタンナーも見学させて頂きました。素敵な革がたくさん並んでいましたが、日本の革も負けていないと、自身の目で見て感じています

『 京都発信の世界ブランドを創る 』これが僕たちの夢であり目標です。簡単ではないと思いますが、製品の【COTOCUL】、素材の【都レザー】、この２つのブランドを通じて日本の技術や誇りを世界に発信していければと思っております

そして今回のMakuakeがそのきっかけになれば幸いです。Makuakeユーザーの皆様、応援よろしくお願い致します

振り返ればスタートはいつもMakuakeでした。実は私たちのブランド【COTOCUL】をたくさんの方に知ってもらうきっかけになったのは2016年にはじめて挑戦したMakuakeです

※2016年3月に初挑戦（詳細はコチラ）

そして、私たちの主力商品である【お札が折れないミニ財布】もMakuakeからスタート

※2017年6月に挑戦（詳細はコチラ）

更に、昨年は【お札が折れないミニ財布】の形状を改善し、進化を遂げる事もできました

2021年12月に挑戦（詳細はコチラ）

今回、新たな挑戦が出来るのは、これまで応援して下さったMakuakeユーザーの皆様、そして私たちの様な小さな規模でも挑戦できる場を提供して下さっているMakuake運営者皆様のお陰です

まさにMakuakeに育てて頂いたブランドだと心から感謝しております

これからも壁にあたる事はあると思いますが、皆様からの応援をエネルギーに、京都発信の世界ブランドを創る為に一生懸命頑張って参りますので、引き続き応援の程、よろしくお願い致します

最後までこのプロジェクトページをご覧頂きありがとうございました（株式会社京でん 代表取締役 竜田昌雄）