★2023/8/2 追加発表

プロジェクト概要

はじめまして、株式会社コスモマキアーのプロダクトマネージャー照山と申します。

この度、「トリガーハート　エグゼリカ　復活プロジェクト」を担当し、まずはNintendoSwitchターゲットに移植開発することになりました。

私が、このプロジェクトに参加したのは昨年の6月。会社には、元のゲームの開発統括していた人間がいるものの、交渉開始から6年の歳月がかかっていて現在の権利者、データがどこにあるのか調べていく日々でした。

私も、昔本作のAC版が評判を呼び秋葉原界隈で盛り上がっていたのを横目で見ていたのでタイトルは記憶に強く残っていました。

弊社代表も元の開発会社と当時仕事をしていたので、パズルのピースを組み合わせるように関係者にアプローチを重ねてきました。

そして、ある程度の資料も収集でき各関係者と法的な合意も取れて、今年5月に最終的に権利取得の契約が終わり発表しました。

我々のこれまでのタイトルへのスタンス同様、オリジナルクリエイターのみなさんに敬意を表して、大切にコンテンツを継承していきたいと考えております。

そこで、元のゲームのファンや当時のシューティングゲームやアーケード文化のファンのみなさん、一緒に盛り上げていただけませんか？

令和の時代に「トリガーハート　エグゼリカ」を復活させましょう！

「トリガーハート　エグゼリカ」とは

株式会社童（わらし）から発売された縦スクロールシューティングゲーム。2006年5月末にアーケードゲームとして販売された。

自機のキャラクターには一見してメカを装備した美少女という、当時の他のシューティングゲームと違い「メカ少女」的なデザインが用いられ、こうしたキャラクターの魅力も注目を集め、美少女キャラクター及びメカ少女関係の雑誌から記事として取り上げられたほか、当時のエンターブレイン社刊行『月刊アルカディア』2006年度のキャラクター投票では、主人公エグゼリカが1位にランクインしている。

後に移植展開され、ドリームキャスト版が2007年、Xbox 360版(XBLAのみ）が2008年に、iアプリ版が2008年と2009年に配信され、PlayStation 2版が2009年に発売されている。

開発ストーリー

本作の開発は、童社が開発していたAC版、DC版をベースに一部X360版の仕様を参考に取りかかりました。残念ながらPS2版に関しては、外部会社の発売と開発のため資料が現存しておりませんでした。

弊社内スタッフで「式神の城Ⅱ」NintendoSwitch版チームが引き続き解析と最適化作業を進めています。

元のソースが「式神の城Ⅱ」と同様のプラットフォームのため経験値があるとはいえ、描画システムを一新するため「ファンタビジョン202X」スタッフも合流し事前準備の時間を掛けています。

オリジナル開発者のHirunedさんやGRAさんのご助言もあり、単なるエミュレーションではないプログラム開発に取り組んでいます。

操作方法

自機は２タイプから選択し、エグゼリカとクルエルティアによってショットが異なる。（扇状にひろがる拡散ショットか、幅の狭いショットを前方に集中して発射か）ゲームは、縦画面、縦スクロール、俯瞰形であるが、本作の一番の特徴は、敵に「アンカー」を射出（シュート）し、そのワイヤー接続で敵をなぎ倒して破壊できることにある。AC版では、操作は8方向レバーと3ボタンを用い、Aボタンで自動連射の「ショット」、Bボタンで敵機を捕縛し攻防に利用する「アンカーシュート」、Cボタンで画面全体の敵を攻撃する「ボム」を使用する。＊画面はDC版のものです。

仕様

今回の「トリガーハートエグゼリカ」には以下の機能が実装予定です。

・アーケードモード

アーケード版をもとに、これまでの家庭用機版で追加されていたショートストーリーやエンディングが追加されたモードです。アーケード版の得点方式を採用しております。

・ストーリーモード

家庭用機版で追加されたストーリーモードが移植されます。ステージ前後に会話パートが追加され、アーケードモードとは違うエンディングを見ることができます。

・アレンジモード

家庭用機版で追加されたアレンジモードが移植されます。敵が強化された、コンティニュー不可の高難易度モードです。

・トレーニングモード

選択したステージを練習できるモードが追加されます。難易度、残機数といった設定の変更も可能です。

・オンラインランキング

Nintendo Switch専用のインターネットランキングが実装されます。世界中のプレイヤーとスコアを競うことができます。

・縦画面対応

アーケード版同様の縦画面でプレイが可能です。ご自身のプレイスタイルに合わせて、設定から選択することができます。

・アレンジ音源収録

アーケード版の音源のほか、アレンジ音源を収録しています。ご自身のプレイスタイルに合わせて、設定から選択することができます。

・対応言語

日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語を予定。（音声は日本語のみ対応しています。）

FAQ

Q.プレイ人数は何名ですか？

A.本作は元のゲームが1P専用でしたので、2Pでおすそ分けプレイ対応などの仕様は考えておりません。

Q.Switchのアーケードコントローラーには対応しますか？

A.コントーローラは標準のライブラリを利用しますので、ゲーム機本体で正式にライセンスされているものは対応すると思います。

弊社で全製品の検証は不可能ですが、ボタンの配置変更などは設定を入れたいと考えております。

Q.新規要素はありますか？

A.現状では、過去に実装された仕様以外の追加を想定していません。なるべく早く復刻版をお届けしたいと考えています。

Q.NintendoSwitch以外の移植はありますか？

A.現時点では、色々展開を検討中です。まずはNintendoプラットフォーム先行で考えております。決まり次第ご報告させていただきます。

Q.エグゼリカ以外のフィギュアの製作はしますか？

A.過去にライセンスされていたのも存じております。弊社はゲーム開発会社ですので自社製作は考えておりませんが、良いご縁があればクオリティを重視しライセンシー様を募集したいと思っています。

Q.続編開発の可能性はありますか？

A.もちろん、過去に準備中であったことは知っています。しかし、現時点では復刻版のリリースを最優先にして皆様の応援の熱量を受けて計画してみたいと考えております。

スケジュール

2023年7月 　Makuake応援プロジェクト開始

2023年8月 　Makuake応援プロジェクト終了予定

　　　　　　スタッフクレジットおよびHP掲載情報フィックス

2023年8月末 　HP制作・ゲーム内クレジット実装完了、報告

2023年9月～ 　ゲームのデバッグ・修正、Nintendoロットチェック開始、報告

2023年10月末　 Nintendoロットチェック完了配信日決定報告

2023年11月　 　リターン発送開始予定

リターンについて

＊サポートしてくれたファンの皆様へデジタルカード付お礼メッセージ ¥2,000

＊公式HPにサポータークレジット表記（任意名） ¥5,000

（デジタルカードは付きません）

＊発売したゲームにサポーターとしてクレジット ¥50,000

（デジタルカード付お礼メッセージも含みます）

＊ゲームソフトDLコードコース ¥3,980

（店頭発売前にプレイ可能予定）

＊ゲームソフトDLコード＋HPにサポータークレジット表記＋デジタルカード付お礼メッセージ ¥10,980

＊ゲームソフトDLコード＋発売したゲームにサポーターとしてクレジット＋デジタルカード付お礼メッセージ ¥53,980

資金の使いみち

今回、応援購入いただいた金額はのNintendo Switch版開発のための資金とさせていただきます。その他リターン品の準備費、配送費等にも使わせていただきます。

（このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクトは進行していきます。）

実行者紹介

株式会社コスモマキアー　代表取締役　森一申（写真手前）

ソフトバンク株式会社を経て、株式会社ナムコ（現：株式会社バンダイナムコエンターテインメント）にてPCオンラインゲームの開発に従事。

退職した後に2009年よりフリーのプロデューサーとして活動を開始。2010年に独立して株式会社コスモマキアーを設立。

2016年　株式会社鈴屋との共同で「ファミコン時代のゲームクリエイターとマッピーのスマホゲームを開発したい！」応援企画をMakuakeにて実行、アプリ『タッチ・ザ・マッピー　復活のニャームコ団』を開発、Android/iOSで同年配信した。2023年より任天堂およびソニーインタラクティブエンタテインメント、Valve(Steam運営会社）と契約を結び自社ゲームパブリッシング事業に注力、2月にPS5/PSVR2用ソフト「ファンタビジョン202X」、4月にNintendoSwitch用ソフト「式神の城2」をリリースした。

プロジェクト担当者　照山茂行（写真奥）

ソフトバンク株式会社で秋葉原のラウンドセールス、全国量販店のPCゲームのマーチャンダイザーを経て、米国Brøderbund社の日本代理店の営業/広報を担当。伊藤忠商事株式会社でゲーム事業会社の設立に関わる。その後、株式会社サイバーフロントに合流、グループ会社の代表も歴任した。

2017年福岡の専門学校で学生へのクリエイティブ業界就職の指導を担当。2022年4月よりソフトバンク時代より交流のあった、株式会社コスモマキアー代表の誘いで、プロダクトマネージャーとして在籍中。