『コロロロチョコ』は、サクサクしたコオロギの食感と特別にブレンドされたチョコレートの甘さがクセになる昆虫食です。

『コロロロチョコ』で使用される材料は純国産食用コオロギとチョコレートのみ。コオロギの味を活かすために余計な材料を使わず、シンプルな配合で、甲殻類に近い香ばしいコオロギの風味とカカオの香りを楽しめるお菓子に仕上げました。

１つあたりの大きさは約2cmと食べやすいサイズとなっていますので、初めて昆虫食にトライする方にもオススメです！

今、注目されている昆虫食の中でも最もポピュラーなコオロギ。その香りは甲殻類に近い香ばしさがあり、殻ごと食べられる小エビに似ています。コオロギ自体の味は淡泊で海産物系というよりも豆系に近いと言われています。

『コロロロチョコ』は、衛生管理された自社プラント内で飼育をし、食用に適したエサで育てられた純国産食用コオロギを使用しています。

当社で扱うコオロギは、定期的に外部機関を通して食品の衛生状態をチェックし品質保持に努めています。

国産と海外産の最も大きな違いは「鮮度」です。海外産の食用コオロギは強い熱をかけて乾燥され、日本に到着するまでに時間がかかるため、その間に少なからずコオロギの酸化が起こります。当社では、自社プラントで食用コオロギを飼育しているため、新鮮な状態で加工から発送までを行うことが可能です。

牛などの家畜がエサによって味が変わるように、コオロギもエサにより味が変化します。当社では、与えるエサやタイミングにこだわることで、雑味のないスッキリとしたコオロギに育てました。エサは、米ぬか、魚粉、新鮮な野菜を毎日与え、コオロギの成長過程と商品毎にエサの配合を調整しています。

上質なチョコレートがブレンドされたチョコレート工場のプロたちが選ぶチョコレート。カカオの風味を感じながらも、優しい自然な甘さを引き出しています。

昆虫を食べる習慣はアジアをはじめとする世界各地に古くからみられ、日本でもイナゴの佃煮などの伝統食が残っていますが、2013年に国際連合食糧農業機関（FAO）が発表した報告書をきっかけに、食品としての昆虫の活用が世界的に注目を集めました。

日本の人口が減少傾向にある中、世界に目を向けると、2020年の約77億人から2050年には約100億人に迫るとされ、動物性たんぱく源が足りなくなると言われています。世界の人口増に伴い食料生産量も増加させる必要があり、土地や水等の資源には限りがあるため世界的な食糧危機が危惧されています。

昆虫食（食用コオロギ）は、成育する際に排出する温室効果ガスや必要なエサ水の量･飼育するために必要な土地などの環境負荷が家畜に比べ極めて小さいことが特徴です。

これまで人の主なたんぱく源となってきた牛や豚、鶏などの家畜は、飼育のために多くのエサや水が必要です。

コオロギからはたんぱく質や栄養素を効率よく摂ることができます。次世代の栄養源として注目されている「昆虫食」は高たんぱくで低糖質。豊富なアミノ酸、ミネラル、良質な脂質が含まれた高栄養食です。

私たちが昆虫食の販売を始めたのには、「食糧危機や地球環境の保護」という理由以外にも明確な目的があります。

私たちは「昆虫食を食材のスタンダードに」というテーマを持って運営されています。

昆虫食をトレンドで終わらせるのではなく、食卓に馴染むデザインと食べて美味しいを大前提に商品開発に取り組むことで、「食糧危機や地球環境保護」という普段の私たちの生活から少し遠く感じてしまうようなことにも少しだけ親しみを持って頂くことが出来たらうれしいと考えています。

＜実行者について＞

本プロジェクトは長崎県の昆虫食スタートアップであるBugsWell合同会社が企画、実行しています。

本製品に含まれる食用コオロギは、えびやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれています。えびやカニのアレルギーをお持ちの方はお控えください。