蝶の形をした漆塗りのバレッタ「CONCERT」は、「フォーマル・カジュアル・和装にもぴったり」というコンセプトのもとつくられた、可愛らしく、ジャパニーズなプロダクトです。色はレッド／インディゴの2色となります。和装に合うことは勿論、スーツスタイルにも上品に溶け込み、話題性に事欠きません。

レッド

インディゴ

国産の木材で蝶の形を表現し、伝統工芸技術である漆塗りで塗装しました。また、バレッタの中心にはアクセントとして「すずがみ」を用いています。この繊細なデザインは日本の匠の技術が集まってこそのものです。

昨年、Makuakeで紹介させていただき、皆さまから多大なるご好評をいただいた「蝶ネクタイCONCERT」を女性用のアクセサリーに変身させました。元々のCONCERTのイメージを崩さず、かつ女性が様々なシーンにおいて「おしゃれ」として取りいれることを意識してデザインしました。伝統工芸・純和風のアクセサリーが好きな女性、外国人との関わりが多い女性、おしゃれ好きなキッズ、など様々な方々に意見を伺いながらデザインをしました。

わたしたち若者世代にとって漆芸・漆器は身近なものではなくなっています。わたしも今回このプロジェクトに参加して漆の美しさを初めて感じました。あなたも一人の日本人として、漆・伝統技術の美、そして日本人女性ならではの「和」の美しさを伝えていきませんか。

すずがみ

可愛らしい蝶のデザインの中心に日本を代表する伝統工芸のプロダクトである「すずがみ」を使っています。製造元のシマタニ昇龍工房の島谷好徳さんにご協力いただいております。

たたき塗

塗りは「たたき塗」という技法を使いました。漆にお豆腐を混ぜてスポンジでたたいて塗るのでたたき塗りです。漆の質感がとても際立ち、しかも丈夫で日々の使用にも傷が目立たない塗り方です。

伝統工芸産業は衰退著しく工賃も下落しています。しかも職人の高齢化により年金受給者が多く、工賃が低くてもなんとか生活ができてしまいます。それゆえ、若手の職人にとっては、稼げない職業となっているのが現状です。適切な工賃で若手の職人と一緒にプロダクトを作り続けることによって、少しでも伝統産業に貢献がきれば嬉しく思います。

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※ 送料無料（国内発送のみ）
※ すべて手作業で製造しているので個体差があります
※ 仕様・デザインについては予告なく変更になる場合があります
※ 生産状況によって商品のお届けが遅れる可能性があります
※ 漆塗の色合いは時とともに変化します、その味わいもお楽しみください
※バレッタ中央の「すずがみ」はたいへん柔らかい素材です。使用による形の変化もお楽しみください。また無理な形の調整を行うと破損する場合があります。
※アクセサリーパーツは強度の負荷を与ますと破損の原因になります。また、開閉の繰り返しも、疲労破壊の原因になりますのでご注意ください。 
※ 領収書の発行が可能です。（「マイページ」→「支援したプロジェクト」内に領収書ボタンがございます）

製品仕様

クリップ：横約６ｃｍ（金属製）
モチーフ：幅約4ｃｍ　長さ約7.5ｃｍ（シナ合板、漆塗）　　　　
重さ：約10g　

生産地：高岡市　

（Makuakeで紹介されたHakarunoで撮影）　　　　　　　　　　

資金のつかいみち

製品の生産およびおよびマーケティングのための資金として活用させて頂きます。

◯宇田川笑未

本製品のデザイン案作成及びクラウドファンディングにおける顧客誘導を担当しております。多種多様な文化が混ざり合う現在、なお評価され続けている日本人女性の美しさを醸し出し、日常に取り込みたい、という気持ちから、デザインを作成しました。慶應義塾大学総合政策学部2年の現役大学生であり、しゃかいデザイン株式会社にて執⾏役員企画本部⻑を務めています。脳科学的視点より教育コミュニケーションを研究している一方、地域コミュニケーションに着目した旅行形態を提案し、湘南藤沢学会及びSFC政策研究⽀援機構から助成⾦を獲得、研究を行うなど、地方の魅力の発信に関心を持っております。

〇宇田川燿平

2017年、漆塗りの蝶ネクタイCONCERTをMakuakeで紹介させていただきました。皆様のご協力で目標の約4倍のご支援を頂きました。どうもありがとうございました。さて今回のデザインを担当した娘は女性ならではの美しいデザインを考えてくれました。いままでの活動の中で得てきた中途半端な私の知識では、このデザインは不可能でした。プロダクトは小型であり加工には困難を伴います。塗りも容易ではありません。國本さんをはじめ高岡の職人の方々には、このプロダクトを実現していただき感謝にたえません（東京大学卒、しゃかいデザイン株式会社代表取締役社長、中小企業基盤機構中小企業大学校BusiNestメンター）

◯國本耕太郎

製造のプロデューサーは『漆器　くにもと』（リンク）の國本耕太郎さんです。國本さんは高岡市中心街を「ものづくりのテーマパーク」としてプロモーションする高岡クラフト市場街の実行委員長、空き家活用によってシェアハウスを作る「高岡まちっこプロジェクト」など高岡市の「まちづくり」のリーダーでもあります。平成28年の工芸都市高岡クラフトコンペティションではファクトリークラフト部門のグランプリを受賞しました。

◯京田充弘

塗りは『京田仏壇店工房』の京田充弘さんです。仏壇製造も衰退しており新規の製造は殆どありません。仏壇修復・漆器製造・文化財の修復で技を磨き、漆芸を後世に引き継いでいる若手職人です。泉清吉さんの漆刷毛を使うなど道具にも拘っています。今回、漆の色の調整や塗り方にも多くのアイディアをだしていただきました。

◯しゃかいデザイン株式会社

「しゃかいデザイン」は社会のあるべき姿をITを中心としたテクノロジーを活用してデザインする企業です。伝統産業を中核にした「まちづくり」や「海外へのプロモーション」などに取り組むべく努力しております。伝統工芸のプロモーションサイトである「てしごとクラブ」を運営しております。

高岡市

高岡は木地・塗り・加飾など各工程の分業体制が残っており、しかも創造的活動が盛んな街です。高岡市役所も地域の持つ、創造力・市民力・文化力の３つの強みを活かし「ものづくり産業」の復興を推進しています。