アウトドアウェアのコロンビアが日本のデニム界を牽引するドクターデニムホンザワ代表の本澤裕治氏とタッグを組み、テレワークからキャンプまで幅広いシチュエーションで快適な穿き心地を提供するジャージデニム「ロマビスタデニムパンツ」を生み出しました。

快適さのカギとなる生地は、デニム市場に革新をもたらし、世界をリードするブランド「ISKO™」開発のジャージのような柔らかなデニム生地を本澤氏がセレクト。

パンツのパターンやディテールには、登山やフィッシングなどのアウトドアフィールドに対応したウェアを作り続けてきたコロンビアの技術を投入。

ISKOの柔らかなデニム生地と、動きやすいアウトドア用パンツの組み合わせにより、毎日でも穿きたくなるジャージのような快適性を実現しました。

モデル身長：174cm / 着用サイズ：M

登山などのアウトドアパンツは化学繊維の素材感が普段着にあわせづらく、ジャージやスウェットなどのスポーツウェアは、カジュアル過ぎて出かける場所を選びます。この「ロマビスタデニムパンツ」なら、何にでもあわせやすく、動きやすい。アウトドアやスポーツウェアの快適さを日常着にも求めたいアウトドア好きも納得のデニムパンツに仕上げました。

日本のデニムカルチャーを牽引する本澤裕治氏

新しいデニムのために本澤氏がセレクトしたのは、世界をリードするグローバルデニム生地ブランド ISKO社が今回のプロジェクトのために開発したデニム生地。ISKO社の持つ特殊な織り技術によって、ジャージのような柔らかさと汗もべた付かないドライ感を実現。

モデル身長：174cm / 着用サイズ：M

その特別な生地を、本澤氏のアドバイスのもと、日常に使いやすいバギーフィットを採用。少しテーパード（足首に向けて細い）の入ったゆったりしたシルエットで、どんなスタイルにもあわせやすい汎用性の高いパンツに仕上がりました。

商品名の「ロマビスタ」はコロンビアを代表するワークスタイルのジャケット「ロマビスタジャケット」から引用。ロマビスタの持つ「堅牢性」をテーマに、耐久性を高めるコロンビア伝統のステッチワークを採用するなど、登山やフィッシングを始めとしたタフなアウトドアフィールドで培った技術が盛り込まれています。

モデル身長：180cm / 着用サイズ：M

デニムはインディゴで染められている生地のため、洗うと色が落ちていきます。（インディゴ染めでない生地は正確にはデニムではなく、「デニム風」などと表現されています）

アウトドアウェアメーカーの価値観では、タフな自然環境での使用を想定した商品づくりを行っているため、ウェアの耐久性の高さを良しとし、色落ちするデニムは積極的に採用する素材ではありません。

色の変化を楽しめるのもインディゴ染ならでは（左から右にかけて洗いの回数を重ねて色が明るくなっています）

一方で、50年以上前のジーンズが高値で取り引きされたり、あらかじめ脱色、ダメージ加工をして販売する事もあるデニムは、色落ちは「劣化」ではなく、パンツへの愛着を高めるエッセンスとも言えます。その価値観で考えると、長く穿き続ける事ができるデニムは、見た目は変化するが耐久性は高いサスティナブルなアイテムと言えるのではないでしょうか。ガシガシ洗って、自分だけの色に変えていくのも、デニムの楽しみ方、魅力の一つです。

モデル身長：180cm / 着用サイズ：M

今回ISKO社がこのプロジェクトのために開発したのは、日本伝統のBORO(ボロ織物)にインスピレーションを得てデザインされた完全オリジナル生地。ISKO社独自の特殊織り技術で、当時の着物のBORO生地を思わせる斬新なインディゴブルーを実現。その見た目は、正に継ぎ接ぎをされたかのような､そして粗目のごそごそ感まで織で再現しました｡その大胆な見え方に対して､柔らかな着心地を兼ね備えた最新のデニム生地になりました｡

モデル身長：166cm / 着用サイズ：M

日本の伝統的なBOROからインスパイアされた日本人に馴染みある風合いは、日本のファッションに相性が良く、キレイ目からキャンプなどのアウトドアフィールドまで、様々なシチュエーションにあわせやすいデザインです。

モデル身長：180cm / 着用サイズ：M

モデル身長：180cm / 着用サイズ：M

モデル身長：166cm / 着用サイズ：M

モデル身長：166cm / 着用サイズ：M

モデル身長：166cm / 着用サイズ：M

モデル身長：166cm / 着用サイズ：M

商品詳細情報

サイズ表（単位：cm）

素材：綿78% レーヨン22%

COLUMBIA SPORTSWEAR

コロンビアスポーツウェアカンパニーは、アメリカのオレゴン州で1938年に創業しました。オレゴン州は山、川、海、湖など自然環境が豊かな場所で、アウトドアスポーツが盛んな場所として知られています。コロンビアは総合アウトドア・スポーツウェアメーカーとして、登山、トレッキング、キャンプ、マウンテンバイク、スキー、スノーボード、フィッシング、パドルスポーツなど、自然環境の中で行うアウトドアスポーツに適した機能性や耐久性を持ったウェアを製造しています。機能性だけでなく、スタイリッシュなデザインや豊富なカラーバリエーションもブランドの特徴になっています。

コロンビアと本澤裕治氏が新しいデニムの可能性を追求する『COLUMBIA BULE PROJECT』は5年目を迎える。

ドクターデニムホンザワ 本澤裕治

『エドウイン』に10年在籍し、モデル503の企画に参加。『リーバイス』に6年在籍し、リーバイス501のモデルチェンジを担当。2005年に、Dr.Denim Honzawaを設立。2009年秋冬より、自身のオリジナルブランドである『RED CARD®』をスタートする。ジーンズマニアで研究熱心なことでも知られており、世界のデニム生産地を自らの足で訪れ各国の情報（FIT、縫製、加工、生地）を収集。数々の有名ブランド､SPA企業とデニム製品のコンサルティングやプロデュースを手がける。

数千着のデニムを収蔵するDr.Denim Honzawaショールームにて

ISKO™

ISKO™は世界をリードするグローバルデニム生地ブランド。ノルディック・スワン・エコラベルとEUエコラベルの認定を受けた世界で最初のデニムメーカー。2000基のハイテク自動織機を使用して年間３億メートルの生地を生産する能力を持つ。