バッグの種類によって掛け方はさまざまで、掛け方によって便利なところもさまざま。

２WAY、３WAYと、それぞれの掛け方の便利なところを持ち合わせようとすると、付け替えを必要としたり、いくつものベルトが付いていたり、カバンの本体の形が崩れたり横型のカバンをを縦にしないといけなかったり・・・

そんな問題を一気に解決する特許取得のバッグ。

１本のベルトで

ベルトの付け替えは要らない

バッグの形もそのままに

腕を入れるだけで５WAY。

まるで魔法！ 噂のコアルーバッグの新作情報を、もっとも早くお届けにまいりました。試行錯誤を重ねて磨き上げたデザインで非常に使い勝手の良い逸品です。本プロジェクトは非常に短期間での実施となりますので、この機会をお見逃しなく。支援後も使える特典付きです。

あらためまして、先日は初めてのクラウドファンディングへの挑戦となったプロジェクト「コアルーストラップα」で、多大なるご支援をいただきまして心より感謝申し上げます。

たくさんの応援メッセージや吉祥寺のショップとイベント会場にもお越しいただき、直接お会いすることができて、さらなる貴重なご意見もいただきました。

https://www.makuake.com/project/coaroo/

何より、恐る恐る回り遠く進んできたこの9年間の道のりに、大きな自信と光を与えてくださったことが、弊社にとっては最も大きな収穫だと思いますし、私個人にとっても開発者としてまい進するための原動力となりました。

さっそく、いただいたご声援にお応えし、最新作を予定より早く公開することとなりました。最後までお読みいただければ幸いです。

以前のプロジェクトでもすでに書かせていただきましたが、コアルーストラップはユーザーの方からの要望にお応えして開発されたものでした。なんで最初からストラップを作らなかったのか？ とよく聞かれますが、ストラップはカバンによって付ける場所は様々でバッグの大きさも異なりますから、それによって付け心地や使い心地は異なるはずなので、一定のパフォーマンスを出せない製品を売ることに抵抗を感じていました。

現在販売されているコアルーバッグそのものは、一見普通のカバンに見えても、それぞれの形状に合わせて実体験と検証から得られた、最善の位置と付け方でベルト（ストラップ）部を設計しており、縫い付けることによって金具が無い分軽く仕上がりますし、バッグも安定感が増してきます。通常の斜めかけショルダーバッグは左右合わせて２か所からバッグを吊り下げていますが、コアルーバッグの縫い付け方なら合計４か所から吊り下げているからです。

コアルーバッグをお使いいただいている方ならその違いを十分ご存じかと思いますが、コアルーストラップだけをお使いの方やコアルーを初めて知る方には、ぜひともその違いをご体験いただきたいものです。

ではここで、コアルーを初めて知ったという方のためのおさらいです。また、コアルーバッグやストラップをすでにお使いになっていらっしゃる方の中には、

「５WAYのうち２、３種類の掛け方しか使っていないけど、それで十分便利だよ」

とおっしゃる方や、

「あ！その掛け方、最初は聞いたけど使ってないなあ」

とおっしゃる方も多くいらっしゃいますので、今回もう一度ご覧に入れますね。

コアルーは私、チーが日本に留学にきて結婚し、出産育児を経験するなか、日本のたすきとおんぶ紐の優れた機能性と極めてシンプルな構造に惹かれ、そこからヒントを得てひらめいたアイデアです。

一発で特許を取得できたベルトの構造は、真ん中のパッドを経由して折り返す2本のベルトから成り立っています。そして、引っ張るだけでパッドが下に降りてきて、腕を入れることができるようになっています。

普段はショルダーバッグとして。

すーっと引いて羽織るようにリュックにできますし、バッグを前にして両腕を入れると前抱えになります。

そして肩に掛けたままバッグを後ろに回して、片方の腕を入れてみると、三点掛けのメッセンジャースタイルになってズレ落ちにくくなります。

反対側にも同じように腕を入れると、チェストバンドをしたリュックのようにパッドが前に来て安定感が増します。

これらの掛け方をご覧になりますと、様々なシーンで役立ちそう！と思われるでしょう？ 実際そのような声をたくさんいただいております。

「私が子育ての時にこんなマザーズバッグがあったら良かったのに…」

「旅行には絶対便利そう！ 空港での手続き、車内や機内で掛けたまま安心して寝られるかも」

「ビール片手に野球観戦なんてできそう」

「ライブの時！ これめちゃめちゃラクなのよ！」

「電車に乗る人には必須！ 改札の前から前抱えですね」

「荷物が多い日、お弁当を持っている時も安心」

などなど… まるで魔法！と評判です。

前回のプロジェクトの冒頭のプロモーションビデオです。こちらからは掛け方を動画でご覧いただけます。

前置きが長くなりましたが、今回ご紹介する２つの作品は、私にとってはとても特別なデザインです。そもそも私は翻訳や編集に関わっていたテキスト人間でして、絵心とは程遠くバッグのデザインは人任せ状態でした。しかし、コアルーのベルトの構造は私が生み出したもの。それをきちんと理解して利用してさらにその先の応用もできるデザイナーには恵まれませんでした。それにバッグ業界とは無縁の仕事をしていたため、どのようにカバンが作られているのかも知れず、アイデアのみで火の中に飛び込んだような状態でした。そのため試行錯誤は長く続き、収益も思ったより少なく、おまけにライセンス契約で助かろうとさらに他人任せの道も辿ったり…。

ひと通り経験した近年思うのは、下手でも自分が使いたいと思うものを作ろう！と考えるようになりました。今までのバッグの良いところを拾い良くなかったところを捨てて整理する！まずやるべきことはそれだ。そんな思いから鉛筆なめなめで下手な絵をかき、工場に説明し、サンプルを作ってもらい、違う、イメージと違う、とやり直しやり直し…。そんなことをしていると少しずつ上手くなっていくものですね。やり直しの回数は減り、イメージを形にするまでの道のりはだんだん短くなっていきます。

バッグそのものだけではありません。掛け方を表現するためのプロモーションツールやビデオ作りもそうでした。

ニューマルシェは、マザーズバッグとしても旅行用としても大変人気だったニューラフィーを、リブレックスはユニセックスデザインとして男女老若に広く人気のリブレシリーズのデザインを洗い無駄を省いて必要な機能を足したものです。

自己満足ではなく、とっても使い勝手の良いバッグが出来上がったと思っています。デザインは100点を取る自信はありませんが、使い勝手なら負けない自信があります。いつの間にか思うようになったのは、デザインは人それぞれ望むところが異なるけれども、使い勝手の共通した要素は非常に多いということ。自分が便利だと思うものは他人にとっても便利で勧めたくなるんですね。私は流行り廃りのあるファッションを手掛けるのは苦手ですが、今も昔もそして未来につながる「ファンクション」にはとても興味があるのです。

前回のストラップの生産から、生産拠点を中国から韓国に移しました。ご存じのとおり現在韓国と日本はあまり仲が良いわけではありませんが、自分はそれも流行り廃りのファッションと同じように、じきに過ぎ去る感情だと思っています。長い歴史の中でみると、喧嘩して仲の悪い時期より交流して影響しあった時間が長かったはず。狭い見解でより大事なものを見逃してはいけないと思っています。

特にものづくりの世界では、そういう政治的で感情的な話とは無関係に、依存しあったり競争しあって常に発展を成し遂げています。私の前職は韓国で出願された大企業の特許を翻訳して日本の大企業に提供する仕事でしたので、そのような関係を垣間見ることができました。

カバンづくりの世界も同じです。日本には多くの韓国人の職人が色々な地方で生涯バッグづくりに従事しいわゆる「日本製」を支えていますし、韓国に帰った職人たちはその後も日本のメーカーから仕事をもらう関係になっています。韓国では日本の素材を輸入し高級バッグに、日本では韓国にしかない素材や技術の良さもしっかり取り入れています。私は24歳まで韓国人としてその後の27年間を日本でお世話になっている者として、いろいろな要素があって出来上がった国のブランド感覚にとらわれず、ものづくりに必要な両国の良さをしっかり見つめて向き合いたいと思っています。

生産拠点を韓国に移すことで、商品の値段は上がりました。しかしその分素材の良質化、作りの良さという確実な付加価値は生み出せたと思いますし、修理などのアフターサービスもより誠実にできるようになったと思います。コアルーは今、「まずはお試し」の段階から「必需アイテム」という段階を迎えていますし、そこに必要な「質」にお応えしたいと思います。

・開口部はダブルファスナーで、ファスナーの取っ手は掴みやすくなりました。リボンのように少々ずらした感じの2枚の取っ手は、実は「コアルーベルトのパッドを中心に折り返す」その構造を何気なく象徴しているのです。

・全体的なフォルムは以前の企画よりカジュアル感を抑えて、仕事でも十分つかえるデザインです。

・持ち手が長くて肩掛けができます。

・ファスナーの先端がはみ出ないように長さをきちんと整えました。

・外ポケットとサイドポケット、そして背面のホック止めオープンポケットは、本体を開けなくてもすぐにモノを入れられ便利。

・特に評判なのがサイドポケット二つ。少し深めのゴムゴム仕様はモノが落ちにくく入れやすい！

・中綿の量もちょうどよく、ふわふわし過ぎず硬すぎないから、オールシーズン使って良し！

・パッド部はスタイリッシュかつしっかり感の両方を実現しました。

・後ろポケットの底部は、スーツケースの取っ手に取り付けられるようにファスナー仕様なのがまた便利！ 普段はファスナーを閉めて普通のポケットとして使えます。

・この後ろポケットは大き目なので、長いショルダーベルトが邪魔な時には仕舞えます。

・ロゴは、今回初めて刺繍方式を取り入れさせていただきました。細かい部分までしっかりくっきり出ていて、本体の生地と異なる色を使うことでとても冴えるワンポイントとなっております。

・生地はもちろん撥水加工が施されています。艶を抑えつつもマットにならない絶妙な光沢感と肌触りが気持ちいいです。

・サイドポケットが中にも！！ ペットボトルを外に入れたくないとき、折り畳み傘、ペンケース、PC周りの電源など、使い道はたくさん。とても便利なのです。

・あみあみの見えるポケットが大きくて便利！ 私の場合は、今日必ずやらないといけないものをよく入れますね。海外旅行でパスポートやチケットを、オープンポケットには入れたくない！でも見えないと不安！だからここよ！という方も。

・オープンポケットはそれぞれフラットで大きめにしました。最近はスマホもどんどん大きくなってますし、ちょっとした手帳もここに入れるといいです。

・そしてペンポケットを２つ。すぐに使いたいボールペンが迷子にならなくて済みます。

・裏地は明るいミント色。コアルーバッグはモノを探しやすいように裏地はすべて明るい色を採用しています。今回のミント色は、本体の黒、ネイビー、赤、どれとも発色が冴えて気持ち良い青空を毎日お届けしてくれます。

・底部にもしっかりクッションが入っています。

・パッと見、すっきりしたフォルムと上質な滑らかさがスタイリッシュ。

・革の部分にはロゴを烙印。

・本体の生地はハリとちょいシワのある高品質のナイロン生地で、非常に軽いです。

・前ポケットはしっかり大き目のファスナーポケット。シンプルな使い方に適しています。

・コアルーバッグにサイドポケットは欠かせない！ スリムなボディーなので大きくはないですが、通常のサイズのスマホや定期券入れ、小銭入れ、キーホルダーなら十分はいります。細めのペットボトルや水筒もO.K.

・背面の大き目なオープンポケットもいつもの便利さです。マグネット仕様なので、最近のカードや交通カードにはほとんど影響しないと言われていますが、ご心配な方は前ポケットをお使いください。

・ブラックは、全体の漆黒が上品で、カジュアル感を緩和してくれます。

・グレーは、画面では見分けづらいかも知れませんが、他にはなかなか見られない神秘的なグレー、タマムシの艶感を角度によってほんのりと感じます。

・そしてターコイズ、デニムに負けない爽やかさと発色なので、黒いコートにも、白いTシャツにも、中間色も広くカバーしてくれます。

・内部のポケットは極めてシンプル！ 必要なものだけ。

・ペンホルダー２本は欠かせませんね。すぐ出す、すぐしまう。これ、便利です。

・底部にはしっかりクッションを入れております。

マザーズバッグで

コアルーバッグを見る人の半分は、これ、マザーズバッグで絶対便利！とすぐおっしゃいます。色々なシーンに応えるから。特にニューマルシェは、ポケットの仕様がとても便利なので、子供を待たせる必要はありません。しゃがんでも大丈夫、子供を負んぶしていても抱っこしていても、カバンの形を変えれば済むのだから。

旅行用に

荷物が多い、モノの出し入れが頻繁、意外と座っている時が多い、周りは知らない人、知らない国・・・ こんな時、コアルーじゃなきゃダメ！

スポーツ観覧や運動会で

スポーツ観覧やコンサートで、座席以外にカバンを置く場所は見当たらない。興奮するといきなり立ってしまう。

運動会もそう。子供を追っかけて写真を撮ってあげたり、水筒やハンカチもすぐ出したい。ここもコアルーが絶対に必要！

通勤用に

電車の中では、「バッグは前に」が当たり前になってきました。通常のリュックを前にするだけでは、肩からずり落ちやすく胸のあたりが塞がってしまいますが、コアルーなら前を解放してくれるし、バッグは下にきているので物の出し入れもラクですから、ちょっとスマホを見たい時にもいいです。席が空いたらそのまま座れて、ちょうど良いところにバッグが来ますので、手のおき場所にも困らない感じですね。改札を通るまで前抱えのまま。

ショッピングやお散歩に

軽く近所を散歩に出かけても、スマホや小銭入れなど、ちょっとしたものを携帯します。リュックまでもない、でも斜めかけにするとせっかくのお散歩なのにバランスを崩した姿勢に。コアルーのリュック姿で両手を振って、重さを感じずに歩けます。わんちゃんとのお散歩には特に！

お買い物の時、意外と前抱えが便利なのは、周りを気にしないでゆっくり選んだり味見したり、家族からの電話にもすぐに出たいもの。レジまで快適に。荷物が増えてもへっちゃら。自転車でお帰りの際には、荷物がカゴいっぱいになってもすぐにリュックにできるから大丈夫。肩や両手が買い物袋でいっぱいになっても、バッグがバランスをとっていれば割と負担は軽くなります。

人気だったニューラフィーとリブレシリーズを今回のデザインに生まれかえらせた一番大きな理由は、

「ほとんどローテーションをしないで、こればっかり使ってるんです。たぶん、365日のうち360日ぐらい使ってるかも。」

「荷物が多い日もそれなりに少ない日も使える形なので気に入りました」

「ちょうど欲しいところに、ちょうどよい大きさのポケットがある、にくいね」

「飽きない色合いで、本当はベルトも本体も黒にしてほしかった」

「毎日使ったらこんなにぼろぼろになった。別の色を買いたい」

などなど、最も多くのレビューが寄せられているからです。実はお客様のおっしゃっていることは自分も感じているものがほとんど！ お応えしたいですね、一日も早く。

最後に、ネーミング。

私は日本の言霊の力を信じます。コアルーバッグという、ショルダーでもトートでもない、リュックでもない「コアルー」はきっと新しいマーケット（ニューマルシェ）、新しいカテゴリになる。そして掛け方を好きな時に思うがままに変えられる最高の自由（リブレックス）を与えてくれる。二つともそういう意味合いになるような音を作ってみたのです。

以上、私の定番宣言です。どうぞお試しください。