ショルダーバッグやビジネスバッグに付属てついている長いストラップ。

斜めかけにできて手ぶらになって便利ですね。

でも、ある時はリュックにしたくなる、電車だと前に、肩に食い込んで重い…。

そんな問題を一気に解決する新しいショルダーストラップを開発しました。

ストラップを変えるだけで、分散してラクになる、様々なシーンに合わせて掛け方を変えられる。そんな夢のストラップをご紹介します。

日常のお出かけ、お仕事や勉強、買い物、旅行…

そんな時あなたはどんな種類のカバンをお使いですか？

自分の場合ですが、なで肩のため、肩掛けタイプが苦手です。

手持ちだと手がふさがるので、斜めかけショルダーバッグを選ぶ方も多いのではないでしょうか？

しかし、ベルトが長いと重く感じやすく、少ししゃがむとずり落ちて慌ててしまう。

やはりリュック！？　

今度は何かと出し入れのたびに下ろしたりする面倒さ、背中が熱くなる不快感などに苦しむことになるのです。

これら、すべてを根本的に変える方法は無いの？

私は子育てを機に、そこにしつこく疑問を感じるようになりました。

その時に着目したのが、ベルトの部分。

とりわけ、斜めかけショルダーバッグとリュックという異なる方向のベルトを一つにまとめる方法は無いかと、求め続けました。

ひらめきは不思議と突然やってくるもので、このアイデアが頭に浮かんだ時の衝撃は一生忘れることは無いと思います。

ショルダーベルトの長い紐の部分を両方に分け、真ん中に渡りをつける。そしてその渡り（パッド部）は自由に動くことで、いく通りもの掛け方ができる！

なんで今まで無かったの？　あまりのシンプルさに疑問を持つほどでした。

そして特許取得に向けて出願をしたのは、2007年12月のことでした。

審査請求の結果、順調に特許取得。

その後の起業、数行では語れない苦難あり失敗ありの事業となりましたが、お陰様で非常にリピーターの多いブランド「coaroo」は今年９年目。2017年11月には吉祥寺の中道通りに専門店を開くことができました。

この特許の構造を利用したカバン（バッグ）の企画から販売までを担いながら、他社とのコラボも手掛けており、直営店やネットショップ、百貨店の限定ショップなどでご紹介しております。
https://coaroo.co.jp/store

まるで魔法！と絶賛いただいておりますが、構造はきわめてシンプル。

両方のベルトに上着の袖に腕を入れる時と同じ要領で腕を通すので、子供でも簡単に掛け方を変えられるのです。

そしてネーミングは、子供を負ぶって木登りするコアラとお腹に抱えるカンガルーを掛け合わせた合成語 coaroo にしました。

さらに、同じ要領で、体だけでなくモノにも掛けられて面白い！

背の丸い椅子にも、コの字形状のベビーカーや自転車の後部座席にも、フックなしで掛けることができます。（落ちないわけではないので、掛ける際には左右や重さのバランスなどに気を付けてください）

たとえば、ご家族で食事に出かけたとき、皆の分のカバンを掛ける場所が足りなかったら、家でも机周りをキレイにするためにも、すぐにカバンからモノを出しやすくするためにも、椅子の背もたれに是非お掛けになってみてください。

このコアルーベルトの便利なところはいたるところに…

普通の斜めかけにしても、パッドが真ん中に来るので当たりが柔らかいし、ベルトの二重になって広がる構造なので、重さも自然と分散します。そして、パッドから少しはみ出て見えるDカン。パッドやカバンに位置に合わせて角度を変えてくれるので、首に食い込む現象も和らぎます。カバンの重さがさほど重くないときや、家を出てとっさに掛けるときには、この掛け方が多いと思います。

そしてしばらく歩き始めると、片方だけ重さがかかり肩が痛くなる時もあります。ちょっと一駅歩こうと思えるような天気の良い日。すーっと引いてさっとリュックに掛けてみると、当然ながら重さが両肩に分散して軽く感じます。肩を後ろに引っ張ってくれて、お尻はカバンの重さで少し前に押されるような感覚で背筋がぴーんとなりそうです。両手を振って歩きたくなります。何より背中が涼しい！真夏のリュックで服もカバンもびっしょり濡れることが無くなります。自転車で思いっきり走ると、本当に気持ち良いです。

歩く途中電話がなったらそっと後ろのポケットに手を回してさっと取り出したり、ハンカチやティッシュを出す時も、いちいち下ろさなくても済むという便利さが心地よく感じられます。

でも本当に役立つのは、コアルーだけの「前抱え」です。

電車に乗った時、レジ前、病院の受付など、自然と前にカバンを回したり掛けなおしたりはするものの、コアルーのように、完全に前に掛けられるバッグは今まで存在しませんでした。カバンを前にして両方に腕を通しただけなのに！　重さは背中と両肩、そしてお腹の方にも分散して、今までの重さはどこに行ったの？と叫びたくなるような…。

この掛け方は意外と出番が多くてびっくり！

お買い物のとき。周りの人を気にせず、財布の出し入れも自由、荷物が増えてもへっちゃら、電話がかかってきてもすぐさま出られる掛け方ですね。

雨傘を差すとき。リュックだと後ろが濡れることに気が付かずびしょ濡れになった経験ありませんか？　前抱えだと傘の方向と同じなので濡れにくいし、濡れないように構えやすいし、その時にも両手は空いているので、安定した姿勢で傘を差すことができます。

そしてこのメッセンジャータイプも不思議！　さっと片腕を入れただけで、ベルトが三角に折れて固定。後ろからずり落ちにくい三点掛けです。しゃがむ姿勢で靴紐を結ぶときなど是非お試しください。

自転車の乗るとき、意外と不便しませんか？　後ろからずり落ちやすいのはもちろん、リュックにすると前屈姿勢で腕の付け根部分が押されやすく血流が悪くなる時も。カゴの無い自転車や雨の日にはカゴがあっても使いづらいですね。このもう一つのリュックタイプだと、パッドが前に来てベルトは腕の付け根から離れるのでとても腕が自由になります。

このようにコアルーが提供したいのは、「変えられる自由」です。

リュックスタイルは本格的なリュックよりは重く感じるかも知れませんが、通常の持ち物の範囲内であれば、重さそのものよりは「変えたい時にすぐ変えられる柔軟さ」の方が優先されるケースが多いです。

最初から最後までリュックにしているより、時にはショルダー、時には前抱え、そしてリュックに変えることで、その時その時のカバンのストレスから解放されることができるわけです。しかも、付け替えや出したりしまったりの手間を必要としないので、変えたいと思ったらすぐに変えることができます。手間が面倒で結局は家においてきた、使わなくなった、そんなストラップもたくさんあるのが現状ですが、コアルーベルト（ストラップ）が付いていれば大丈夫！　すぐに変えられます。

私がこの構造に気づいたのは、二人の子供がまだ小さかった時でした。妊娠中も仕事を辞めず出産後もハードワークは続いていたので、どうにか知恵と工夫で乗り越えるしかなかった状況だったのです。

ある日、知り合いの実家で目にした、おばあちゃんの「おんぶ紐」使い。びっくりしました！　なんて鮮やかな紐裁き？と、以前ドラマで目にした「たすき」とシンクロして、日本人の知恵に改めて気が付いたのでした。そしてこれをカバンの紐に応用したのがコアルーバッグであり、コアルーベルト（ストラップ）です。

日本語を勉強しに来日した留学生出身の私は、日本語の素晴らしさのほか、手ぬぐいや風呂敷、あやとりなど、器用で深い日本文化の素晴らしさに惚れていたのです。もし私が日本人だったら思いつかなかったアイデアかも知れない。自分もそう思うし、これまで何人ものファンの方に言われた言葉でもあります。日本に留学にきてこのようなアイデアを発見したことに、心から感謝申し上げたいと思います。

お陰様で実にたくさんの受賞やマスコミ紹介に恵まれました。

中でも印象に残るのは、製品を手掛ける前に応募した発明学会主催、カメラのキタムラさん協賛の「写真ビジネス・アイデアコンクール」での受賞やTASKものづくり大賞での連続３回受賞、起業直後に取り上げていただいたNHKのまちかど情報室とTXワールドビジネスサテライト「トレンドたまご」、文具業界誌「ステイショナー」では、何度も取り上げて頂きました。

しかし私にとっていちばん嬉しいのは、実際商品を手に取って日々使っていらっしゃるユーザーの方々の声です。購入者のおよそ3割以上をリピーターの方が占めており、弊社の何よりの誇りで感謝に値するものです。

その中からいくつかほんの一部ですが、もっともコアルーの本質に触れ、お役に立てている状況が伺えるレビューをご紹介します。

【仕事に遊びに使い分け】　仕事用とカジュアルな格好で出かける時用の2つを愛用してます。仕事の時は、書類などの荷物をコアルーバッグに入れ、スーツケースを持ち電車に乗る時は前抱えスタイルがとても便利！子供と遊びに行き、手をあけたい時はリュックスタイルに。海外旅行時の入国審査や空港では前抱えスタイルが安心安全！色々なシーンで簡単に掛け替えが出来るのは本当に便利だし、有難いです。子供も2つをシーンによって使い分けて愛用中。ボーダーバッグは塾の教科書、ノートを簡単に出し入れできるので便利とのこと。

【電車と雨】　コアルーバッグを愛用して6年になります。両手がフリーになったり、両肩で重さを分散できたりと、利点はたくさんあるのですが、前抱えスタイルは最高です。電車の中では他の乗客に迷惑にならないばかりか防犯にもなります。そして、雨の日の前抱えは雨に濡れない！他では叶えられない便利なカバン、オススメです。

【家族で愛用してます】　私も長年使っていますが、主人はこれでないと通勤時に困るから...と必須アイテムになっています。付け替えできるコアルーストラップをお気に入りのビジネスバッグにつけて通勤しているのですが、去年コアルーストラップが販売終了になると聞いて、“それは大変だ！”と、当時まとめ買いをしたくらいです。ですが、最近、ストラップのリニューアル版を試作中と聞いて、ものすご〜く喜んでいます( ^ω^ )理系の主人は、単に機能的というだけでなく、このシンプルさが美しすぎると綺麗な数式に出会った時のようだと絶賛しています（笑）主人のためにもストラップの商品化、是非ともお願いいたします！

【いざという時に安心】　普段は車移動が多いので、ベルトを使うことが少ないですが、予定外に重い物を徒歩で運ばないといけなくなった時に、便利です。安心感があり、デザインも気に入ってます。

【小さめでも予想以上の収納力】　先日、ベーシストをやってる主人のライブの後、長〜いシールドケーブル、エフェクター類4つ、着替えのTシャツを入れて楽々余裕で持ち帰り。重さも感じない。小さめのコアルーは、バッグの置き場所に困るライブや立食パーティー、屋外での撮影立会いに大活躍。つまり、置かなくていい。リュックスタイルで両手を空けられるし、後ろに手を回すだけで必要なものをすぐに取り出せる。そして夏も暑くない！

【子供の行事、旅行には欠かせません！】　もう7年愛用しています。子供の運動会、旅行には必ずコアルーバッグを使っています。運動会・音楽会・学芸会の時は前抱えでカメラやビデオカメラを出し入れするのにとても便利でコアルー以外は考えられません。旅行の時はリュックにして歩いたり、治安に不安を感じる場所では前抱えにして歩いたりととにかく便利。小さめからやや大きめまで３種類の大きさを使い分けています！

【コロコロ使い方を変えれるから、肩の負担になりにくく嬉しい！】　私はネックレスも長時間付けると、肩がこった感じがしてなかなか付けれないほどです。なので、パソコンを持ち運びするのにショルダーバックは、すぐに片方の肩が痛くなってしまいます。でも、コアルーバックなら使い方を変えられるから、肩への負担が減少しました。

【仕事用もコアルー】　営業に行くときの鞄として利用しています。鞄の中には、パソコン、契約書、パンフレットや資料でかなりいっぱいになり、重くて肩にかなり負担がかかって大変だと悩んでいたところにコアルーバッグと出会いました。コアルーのおかげで、重さが分散され、肩の負担が激減しました。これなしではもう仕事できません!

【1番スマートなおしゃれバッグ】　子どもが小さかった頃、妻が使っていたマザーズバッグを夫の私が持つことが多かったのですが、ちょっと身体を前かがみにすると背中にあったバッグが前にずれてくるのが不満で、ストレスを感じていました。ずれてきたバッグが子どもの顔にヒットしたり。初めてコアルーバッグを見たとき、その特徴的なベルトの隙間に片腕をササッと通すと、前かがみになってもずれてこない！コレだ！と思いました。それからは友だちの出産祝いにプレゼントしたり自分自身もワーカーズを愛用したり。5WAY を満喫しています。お薦めです。

【マザーズバッグでネット検索】　検索にヒットしたうちの一つがコアルー製品でした。前抱えの形や、リュックにもなる5wayバッグとしてとても興味を持ちました。付け替えなしなのが、煩わしくなくていいですね。友達にプレゼントのつもりから始まったのに、今は自分もマルシェを愛用しています。荷物の多い方に是非おすすめします！

毎年ゴールデンウィークの初めに東京吉祥寺の駅前広場で行われる吉祥寺商店街のファッションショー「吉コレ」。弊社は第一回目から連続出場で今年５回目でした。毎年新しいコンセプトでの演出。そして出場されるモデルさんのほとんどはユーザーの方です。ファッションとは、奇抜で目立つビジュアルだけでなく、新しい機能性とその可能性を実生活に取り入れていくプロセスでもあるとの考え方を、毎年表現しております。

現在発売しているコアルーバッグは、カバンとベルトが一体になっている縫い付け型です。いろいろな試行錯誤もありましたが、縫い付けの方がやはり安定して軽い、というのも理由の一つですし、この便利な機能を取り外さないでぜひとも毎日使っていただきたい願いも込めております。

そしてこのベルトの構造は、普段使いのデイバッグはもちろん、旅行用、ビジネス用、マザーズバッグ、スポーツ用、カメラバッグなどにも応用できる、大変汎用性の高いアイテムですが、残念ながら弊社で発売中のコアルーバッグの種類は到底足りず、ユーザーの方からは付け替え用のストラップを作ってほしいとの要望にお応えしたのが「コアルーストラップ」です。

つまり、お気に入りのカバンの本体に（ショルダーベルトを取り付ける場所がある場合に限るのですが）既存のショルダーベルトではなく、コアルーの５WAYショルダーベルトを取り付けるだけで、手持ちや肩掛け、斜めかけしかできなかったバッグが、手持ちや肩掛けの機能はそのままに、一本で簡単５WAYのコアルーバッグになれるのです！　不便を感じてショルダーベルトを取り外して家に置いたままの方や、普段使っているカバンをリュックに背負うこともできるようにしたい方、いくつかの眠っているカバンをお持ちの方々に、ぜひとも有効活用していただけたらと思います。

コアルーストラップを装着したあなたのバッグは、コアルーバッグでの５WAYがそのまま再現できます。押し入れに眠っていたカバンを是非活用なさってみてください。

リュックスタイルにしたとたん、両肩に重さが分散して、ラクになります。

包むような設計の革パットで通常の肩掛けや斜めかけだけでも肩がラクです。

前にしても分散できる、これは世界初、だから特許。

両肩だけでなく、背中にも重さが分散して、半減以下の重さを是非体験してみてください。

そしてそのまま座ってみると、肩からベルトが落ちることもなく、安定した姿に。手の置き場所にもモノを持った時の姿勢としてもしっくりきます。

パッドを胸辺りに持ってくるリュックスタイルだと、背中がすっきり！　重さの分散はそのままに、自転車乗りなどに大変便利です。

後ろからバッグが落ちにくいメッセンジャータイプは、玄関先で靴ひもを結ぶときなど是非試してみてください。

もう片方の腕を入れてそのまま歩ける、自転車に乗れる。重さの分散効果を満喫できます。

後ろ姿はこのようになります。

なんといっても、前抱えがいちばんラク。電車ではこれじゃないといけないと絶賛いただいております。

そのご要望にお応えして開発されたコアルーベルト。数年前に発売しておりましたが、残念なことに金具の不具合などで商品としての自信を無くし、しばらく発売中止をしている状態でした。

メーカーとしての大反省を込めて、今回の改良版は、隅々まで見直し完成度を高めました。

・ベルトの材質

そもそもベルト単品は作りたくありませんでした。どんなカバンにも取り付けられる、というのは構造的な話で、ビジュアル的に色合いや素材感が合わないこともあるでしょうし、コアルーに向いていないカバンの形状に取り付けた場合、満足度は低くなるからです。

だからこそできる限り多くのカバンに馴染みやすいニュートラルなイメージを表現でき、硬すぎて掛け方の自由度を奪わず、柔らかすぎて捻じれにくい素材を選びました。

・パッド部

５WAYの決め手となるパッド部ですが、リュックにした際に背中への当たりを和らげ、手で持った時の感触を高めるため、革素材を使い、独自の設計を施しました。

革ならではの、時間とともに体に馴染むと変化する形状をお楽しみください。

・金具のオリジナル化

カバンに取り付ける場所ですので、できるだけ多くの種類のカバンに取り付けやすい形状、腕を出し入れしやすい空間を確保可能な長さ、なるべく軽く丈夫な材料と無害なコーティング剤での仕上げ、などなど…

他のバッグでは見られないオリジナルのナスカンです。

長さ調節具も今回はオリジナルなものとなっております。

・茶色のトーンを調整し、合わせやすい色に染めました。

黒より売れる数は少ないものの、微妙なトーンの違いでカバン本体の色に合ったり合わなかったり、服装や好みに合ったり合わなかったり…　でも、黒で合わせると合わないカバンもありますので、少ない本数でも色選びには神経を使いました。

これらの条件を上手にまとめてくれたのは韓国人のベルト職人です。各種バッグのベルト（ストラップ）だけを作り続けて40年。コアルーバッグはその構造のシンプルさに、大体の製造者には簡単に理解できるもの？と思われがちで、実際私もそのような思いからくる多くの失敗に苦しめられました。デザイナーもパタンナーも職人も、私の想像を超える「慣れた既存の作り方」からの先入観にとらわれすぎていて、ちょっとした方向の違いや位置の変更の意味をきちんと読み取ってくれず、毎回試作は他社の２倍以上の時間と回数をかけてしまわれているため、コストの負担も大きかったのです。

しかし、今回のストラップを制作された職人さんの理解度は実に素晴らしいものでした。さらにパッド部の革素材についてのアドバイスも頂き、より良い仕上げになりました。世界的にも韓国人の職人の腕はバッグ業界で周知されている事実です。年々日本国内の職人の数が減っている中、昔から日韓の職人の交流は絶えずに続いていたのです。革やナイロン素材の品質も Made in Japan を支えている大きな要素でもあります。今回の Made in Korea コアルーストラップでその知られざる事実を伝える機会になれたら幸いです。

そして、デザインの総仕上げ、素材の選定の総監督は、韓国コアルー社の代表（お恥ずかしいながら私の妹に当たります）が務めてくれました。長年のデザイナーとしての経験を、コアルーバッグおよびコアルーストラップに注いでいます。

38ミリ幅と30ミリ幅の2種類、各2色、さらに長さも2種類ずつとなりましたので、全8種類です。
ショートサイズは、背の低い方や小学校高学年、痩せている方にもお使いいただけます。

１．38ミリ幅　ブラック　ロングサイズ（100～140センチ）

２．38ミリ幅　ブラック　ショートサイズ（85～115センチ）

３．38ミリ幅　ブラウン　ロングサイズ（100～140センチ）

４．38ミリ幅　ブラウン　ショートサイズ（85～115センチ）

５．30ミリ幅　ブラック　ロングサイズ（100～140センチ）

６．30ミリ幅　ブラック　ショートサイズ（85～115センチ）

７．30ミリ幅　ブラウン　ロングサイズ（100～140センチ）

８．30ミリ幅　ブラウン　ショートサイズ（85～115センチ）

創業10年を目前にしてこのコアルーストラップを手掛けることは、私個人にとってはもちろんのこと、多くの意味合いが込められております。

起業間もなく東日本大震災が起こり社会は大きく揺れました。直接原因ではないとはいえ、弊社にも大きな影響が及びました。コアルーバッグを作らなければ！という一念で、経験ゼロ、業界の情報もゼロ、営業先もゼロ、そして資金も無い状態でのスタートだったうえに、この震災を機に消費者の趣向は大きく変わり、当時のデザインが通らずまったく売れず、マイナスからのスタート同然となりました。

しかし私は事業者としてこの苦難を乗り越える過程で実に多くのことを学びました。そんな中、これはすごいよ！と手に取ってくれる方ひとり一人がどれだけ大切なのか、なんでこれを買ってくれないのか文句を言ってくださる方のご意見がどれだけ大事な要素なのか、陰で応援し続けくださっている恩人知人の力が私をこのコアルーを生かしてくれているんだ、支えられて支える家族の存在がどれだけ大きなものなのか…。

空から降ってきたようなアイデアが閃いた瞬間から今まで、変わらないイメージがあります。そしてそのイメージは、実はユーザーの方々の口々から頂いたヒントも含まれており、私がユーザーひとり一人の偉大さを感じる所以でもあります。

コアルーのベルトの構造は、コアルー社のコアルーバッグのみならず色々なブランドのバッグの形になっていってもいい、いや、その方が消費者の方々にとっては多くの選択肢ができるからより望ましい。そしてブランドを越えた一つのカテゴリー（ジャンル）になっていく。これがコアルーの揺るぎないビジョンです。

コアルーのベルトの構造は、単なるファッションとして楽しむバッグだけでなく、様々な用途に応用され、それぞれの分野で役立つ道具になっていく。重いカバンに、障害を持っている方に、いざという時に…。

そしてそれは国や時代は関係なくなる。

たかが紐いっぽん。それを余すところなく使い倒してきた先人の知恵をたっぷり浴びたこのコアルーのストラップが、日々の小さなストレスから自由に、小さな不満を大きな喜びへと変える紐（ストラップ）でありますように。

※リスク＆チャレンジ
・商品の生産には万全を期していますが、予期せぬ事態によりお届けが遅れる場合がございます。あらかじめご了承ください。なおその際は、活動レポートで速やかに報告します。
・本プロジェクトを通して想定を上回る皆様からご支援を頂き、現在進めている環境から量産体制を更に整えることができた場合、正規販売価格が販売予定価格より下がる可能性もございます。