【前作：第一弾の実績】

799人のサポーター様から応援購入いただいた前作から約3年半。購入者様からのお声を反映した「もっと使いやすく」アップデートした待望の第二弾がついに登場です！

お客様の声

前作の「ONE」をご購入いただいたお客様から嬉しいお言葉をいただいております。

良いお言葉だけでなく、改善が必要なお声もいただきました。

前作ONEでは小銭を取り出すのに「クルクル」っと全て開ききって小銭を取り出す必要がありました。小銭をよくお使いの方にはとても手間がかかっていました。

コインポケットのアップデート

前作の「コンパクトさ」と「フォルム」を崩さず改良することにこだわりました。新型では２アクションでコインポケットまでアクセスでき、使い勝手が大幅に向上した仕上がりです。

前作と「新型」の使用感対比

コインポケットのアクセス仕様を変更することにより、とても使いやすくアップデートされています！

エマージェンシーウォレットONE［カラビナタイプ］にカラビナキーホルダー同様に鍵も一緒に持ち歩けるスペシャルバージョンをご用意！

鍵はかんたんにスムーズに取り出すことができます。

「エマジェンシーウォレットONE カラビナ＆キー」だけを持ってお出かけすることもできます！
スマホと比較しても小さなサイズ。ベルトループに下げて出かければ、もはや手ぶら状態です！

〈カラビナでベルトループに下げて〉

〈胸ポケットに忍ばせて〉

〈バッグパックのショルダーに取り付けて〉

〈アクセサリー感覚でバッグとコーディネート〉

〈こんな時にも慌てることもなく〉

〈１枚革を独自の構造でお金をいれても膨らみにくいオリジナル設計〉

何も入れていない状態から、お札5枚・小銭16枚の１万円分のお金をいれても厚みは約3mmしか膨らみません。※革の硬さなどの個体差により多少前後します。

〈手のひらサイズの超コンパクト設計〉

カードと一緒に置くとよりわかる超コンパクトサイズ。

〈しっかりと止めて大事なお金を落とさない〉

「ONE」はロール形状なので、フラップをホック留めにして大事な中身を落とさないようにしっかりと止めれるようにしています。

〈コインポケットのアップデート〉

先述のとおり、前作からもっともアップデートしたのはコインポケットへのアクセスです。キャッシュレスの現代でもパーキングなど現金を使うシーンはまだまだ残っており、特に小銭の使用するケースが多々あります。使いやすさが向上した「ONE」は緊急財布を超えた「超コンパクト財布」に進化しています。

〈お札収納も可能〉

「ONE」は1万円のお釣りが対応できる設計をしており、紙幣は最大9枚まで収納が可能。

お札を簡単に出し入れするためにポケットがついています。このポケットにお札を差し込むとお札の出し入れがスムーズになります。

お札が落ちないように端には革のマネークリップをつけています。またお札をバラけないように、「ONE」をくるくる巻きやすくするためにストラップでお札を抑えるようにしています。

〈細部までこだわる〉

カラビナやリングと本体を繋ぐ革パーツには、革の厚みは本体の倍近い厚みに強化しています。長くお使いいただけれる革小物だからこそ、一番負荷がかかる部分には強度を高めています。

〈キーリング タイプ 〉

鍵やスマートキーを取り付けられるリング付き

〈 カラビナ タイプ 〉

ベルトループやバッグに吊るせるカラビナ付き

〈 カラビナ＆キー タイプ 〉

カラビナタイプに鍵を一本収納できるスペシャルバージョン

6色展開でお好きな色をお選びいただけます。

※モニターなどにより見える色目は若干前後します。ご了承ください。

この革は染料を浸透させて仕上げており、表面のみ色をのせる染色とは違い、大変深みのある仕上がりになっております。
アニリン染めは革の表面を覆い隠さないので、革本来の表情を残す仕上がりになっております。仕上がりも均一にならず個体差があり、手間もかかり、そのうえ高価な革ですが革本来の味わいを残し、更に使うほどに色が濃く艶が増してエイジングの楽しめる革です。

企画・デザイン・サンプル・製作のすべてを自らの手で

私たちの手がけるブランドclife（クリフ）は企画・デザイン・試作・製作をすべて自らの手により行います。

独自性ある製品を生み出すことを旨とし活動しております。

デザインから製作まで一貫して行う事で製作時のノウハウや問題を瞬時にデザインへフィードバックさせる事が可能なため試作時のブラッシュアップを繰り返し行う事が出来、完成度の高い製品として生み出されます。

この製品の製作方法は先ず0.8mmと非常に薄く革を加工する事から始まります。
薄く割りながら強度を維持する為に牛革の強度の高い部分のみ使用します。

床面（革の裏面）を処理剤で平滑に仕上げ、コバ（切り口）を透明のフノリを塗って軽く磨きます。この革は芯透（しんとおし）と呼ばれる革の中までしっかり染料が入り染め上げられた革ですので、コバに顔料で色を塗らずに仕上げる事にしております。

その後縫製と組み立てを行い、金具を取り付けて完成となります。

製作の多くを自社で行っておりますが、上記の中でも革を薄くする加工は専門の業者様に依頼して行っております。

伝統的なピット製法でなめした牛革を使用

ピットなめしとは革の製造方法の一つで、植物の渋『タンニン』を使用し、時間をかけてゆっくりとなめされる製法。化学原料を使わず植物タンニンのみで製造された革は大変高価ですが、フルタンニンレザー、フルベジタブルタンニンレザーと呼ばれ、経年変化の美しい製品は世界中の多くの人に愛用されております。

現在この製法を行うタンナーは非常に希少な存在となっております。

世界的に希少なピットなめしを行うタンナーが日本には残っております。

私たちは皮革産業の集積地である姫路産の「姫路レザー」を使用しております。
姫路にて広大な敷地で長く革製造を行うタンナー 株式会社山陽のピットレザーをこのエマージェンシーウォレット「ONE」にも用いております。

工場へも見学に伺い製造過程を拝見しました。ピットなめしの工程は通常のなめしと比べると、かかる時間は全く異なります。ピット槽の中でカタカタとゆっくり揺らしながら1か月くらいの時間を経て牛の皮は革へと変わっていきます。通常の鞣しは2日程度だそうです。

高価な革ですが希少なピットなめしの工場がある恵まれた日本で、この革を使う事は私には自然のなりゆきでした。

ご理解頂きたい革の事

顔料で塗ってしまうと表面は「革」そのものでは無く、「塗料」になってしまい、革本来の風合いを感じにくくなってしまいます。この革は顔料を使用せず、染料仕上げで革本来の味わいを残す仕上がりになります。

画像のような特徴を残す革です。大きく目立つ部分は避けながら製作しますが、この革の特徴としてどうかご理解のうえご使用ください。

治り傷（生前に付いた傷が癒えた痕）

虫痕（虫食い傷が癒えた痕）

ネック皺（首のあたりの皺）

血筋（血管の跡）

スケジュール

2025年4月上旬　プロジェクトスタート
2025年6月下旬　プロジェクト終了
2025年7月下旬　超早割・ペア割配送完了
2025年9月下旬　早割配送完了
2025年10月下旬　マクアケ割配送完了

資金の使い道

先ずは当製品の製作費とさせていただきます。
予想を上回るサポートがありましたら、製造に関わる設備に使用させて頂きます。

実行者紹介

宇内金属工業株式会社 装身具事業部の中村です

私はブランドプロデュースと企画・デザイン、製品開発を担当しております。

宇内金属工業株式会社は昭和16年の創業以来、金属加工業を続ける会社です。

その中の装身具事業部では、服飾ベルトのバックルを生産した経緯から革製品の取り扱いを長く行っております。

自社内でも革製品の加工を行い、オリジナルブランドclife（クリフ）は2015年のスタート以来一歩一歩成長を続けてまいりました。

金属加工と革の加工のどちらも自社で行う強みを活かし、ブランドの製品を開発しています。このようなブランドは他には無いのではないでしょうか。

clifeが企画・製作するエマージェンシーウォレット。

初代エマージェンシーウォレットONEは、現金を使わないライフスタイルへと急速に変わっていく中で、財布を中心とした持ち物の変化にもっと選択肢が必要では無いか？との思いから開発。

あれから4年でキャッシュレス化は進みましたが、まだまだ時代に合わせた財布は普及してません。

新しくリニューアルしたエマージェンシーウォレットONEで現金の持ち方に迷われている方の選択肢になる事を願っております。

私たちのような作り手にはアイデアがたくさん有り、そのアイデアをアタマの奥へしまい込みながら活動していました。マクアケでこれまで眠っていたアイデアがカタチになります。どうか率直に評価してください。

作り手にとってマクアケが私たち作り手にとってより良きツールになると願っております。

宇内金属工業株式会社 装身具事業部 中村　石原