◉プロジェクト概要

グラスとコースターを磁石で一体化することで、グラス使用時には底面のコースターが水滴を吸水し、簡単にコースターを外して洗浄することが可能な、ありそうでなかった究極のグラスをご提案。

何気ない日常の中の、小さな『?』のタネを育て、小さな『！』を咲かせる。

ささいな『！』がユーザーに『気付き』をもたらし、それがいつしか『愛着』に変わっていく。そんなウィットに富んだモノ作りをコンセプトにしたアイデアプロダクトカンパニー『PLANter』がプロジェクト第一弾として着目したのは『グラス』と『コースター』の関係性でした。

グラスとコースターの役割を再定義し、グラスのニュースタンダードともいえるアイデアを実現するため、構想から約2年の歳月試行錯誤し、さまざまな壁を乗り越え完成した、ありそうでなかった次世代コースターレスグラスCLESS™️。

一足先にお手に取っていただき、心地よい『！』と新しい価値を感じていただきたい。

そんな思いからこのプロジェクトをスタートいたします。

◉プロジェクト詳細

「結露したグラスがコースターを連れてきてしまう」

そんな現象は誰もが一度は経験したことのある日常の小さな煩わしさです。居酒屋やバーなどで提供される紙製のコースターやコルクのコースターなど、結露した水の量に対して給水性能が低く軽い素材のコースターは必ずと言っていいほどの確率でグラスの底にくっついてしまいます。

そこで発想を逆転させ、グラスにコースターが『初めからくっついていれば』煩わしさは解消されるのではないか、と考えました。しかし苦境があるからこそ物語が面白くなるのと同様に、CLESS™️を実現するためには、さまざまな壁を乗り越える必要がありました。

ありそうでなかった"究極のグラス"のモノガタリをお伝えいたします。

CLESS™️-coaster less glass-

by PLANter

◉モノガタリ/STORY

コロナ禍もあり、自宅で過ごす時間が増えた昨今。大切な友人、恋人、家族と、いとまを豊かに楽しむために。

私達が作ったグラスはそんなひとときを最大限に楽しむための【思いやり】として、［運ぶ時、使う時、洗う時］の３つのシーンの手間を解消しました。

それぞれのシーンでのもたつきを削減することで、かけがえのない大切な時間を縁の下から支えます。

それでは一つ一つ説明していきましょう。

【1.［運ぶ時］コースターを別に用意する手間の解消】

週末、自宅でなかなか会えずにいた友人との食事。いつもならコースターをキッチンからテーブルに設置し、その後ドリンクを注いだグラスを用意します。

しかし、グラスにコースターを一体化できるCLESS™️なら、コースターとグラスを片手で一度に持つことができます。そのためCLESS™️はスムーズな所作でキッチンとリビングの往復回数を減らし、途中で席を移動する際にも気軽に持ち運ぶことができます。

【2.［使う時］水滴が落ちてしまったテーブルを拭く手間の解消】

［CLESS™️最大の特徴］

グラスと珪藻土コースターをなだらかな曲線を描いて一体化することで、グラスから落ちた水滴がテーブルを濡らしてしまうことを防止する設計。

これにより、コースターをグラスと別に用意しなくてもテーブルを水濡れから守ることができ、2つのアイテムを1つにまとめつつも双方の機能の両立を実現しました。

【3.［洗う時］カチャっと外してグラス洗浄可能】

［マグネット着脱システム搭載］

CLESS™️のグラスと珪藻土コースターは独自設計のマグネット吸着システム「MAGLASS™️」と「LEAF SOIL BASE™️」で「カチャッ」と心地よい音を立てて簡単に着脱することができます。

また、この独自構造は、「珪藻土コースター付きグラス」として特許庁の認可を受け、実用新案第3229032号に登録されました。

◉仕様

【試行錯誤を重ねたどり着いた究極のデザイン】

グラスと珪藻土ベース（コースター）に一体感を持たせ、ミニマルさを保ったままグラスを安定させぐらつきをなくすため、何度も試作を行い形状を調整しました。

珪藻土ベース（コースター）の中にはマグネットを内蔵しており、コンマ数ミリ単位の設計が必要とされる地道な工程です。

手吹きグラスの製法上1脚1脚形状が微妙に異なるという課題を乗り越えた珪藻土ベース（コースター）は、グラス1脚1脚にぴたりとハマり安定感を持たせることに成功しました。

【一つ一つ手吹きの高品質グラス】

CLESS™️のグラス部分は高い技術力で国内外から多くのOEMを受ける江戸硝子工房『田島硝子株式会社（HP:https://www.tajimaglass.com）』に制作を委託。

伝統工芸「江戸硝子」を製造する加盟工房の職人達が、一脚づつ丁寧に吹き上げ、繊細な職人技が光る美しいグラスが作られていきます。

それではなぜ手吹きのグラスでの生産に至ったのか、

それは手吹きガラスの職人技によって均等で薄く軽やかなグラスを皆様に体感していただくためです。

コースターがいらないグラスといえば二層式のダブルウォールグラスを思い浮かべる方も多いかと思います。しかしダブルウォールグラスは二層式の構造上どうしても飲み口に厚みが生じてしまうのです。

CLESS™️のグラスは究極の飲み心地を実現するため試行錯誤を重ね、ビールやハイボール、コーラやお茶などどんな種類の飲み物でもすっと心地よい味わいを感じられる薄さおよそ1.5-1.7mmに設計されています。

これも手吹きを熟知した職人業による製造だから実現できた賜物だといえるでしょう。

グラス仕様

・素材：ソーダライムガラス

・寸法（約）：直径Ø66mm高さ177mm

・容量（約）：300ml

・重量（約）：220g

【国産珪藻土を使用した珪藻土ベース（コースター）】

近年珪藻土製品の品質問題が取り沙汰され、不安に思った方々も多いかと思います。

私達も珪藻土を用いた製品の制作をするにあたり、お使いいただく方々に不安な思いをさせてはいけないと細心の注意を払い素材の選別を行いました。

CLESS™️の珪藻土ベース（コースター）は、純国産の珪藻土を使用し、国内検査機関により検査済みの「安全」な珪藻土のみを使用しているため、安心してお使いいただけます。

［ノンアスベスト証明書］

珪藻土ベース（コースター）仕様

・素材：国産珪藻土、ネオジム磁石、シリコン、

・寸法（約）：直径Ø67mm高さ14mm

・重量（約）：43g

【ギフトにもオススメな桐箱入り】

CLESS™️はグラス2脚と珪藻土ベース（コースター）2個をそれぞれペアに。

高級感を醸し出す特別仕様の桐箱にいれてお届けいたします。

自分や友人、恋人へのプレゼントや敬老の日のギフトにも最適です。

◉ロゴマークに込めた想い

CLESS™️ -Coaster Less glass-

最後にロゴの成り立ちについてお話しさせてください。

【［水］のモチーフの裏側に隠された［葉っぱ］と［盾］】

金蓮花、又の名をインディアナクレスといいます。花は［兜］、葉っぱは［盾］を連想させることから勝利の花として知られています。

また、花言葉は『愛国心』や、『困難に打ち勝つ』とされており、私達が純国産のモノづくりにこだわった想いや、初のモノづくりプロジェクトを必ず成功させるという情熱が見事に結びつき、モチーフに選定いたしました。

皆様は植物が根からだけでなく葉っぱからも水を吸うことを知っていますか？［葉水］と呼ばれ植物を愛でる方なら覚えのある言葉ではないでしょうか。

CLESS™️の珪藻土ベース（コースター）が水を吸う様子と、金蓮花の葉っぱが水を吸う様子を掛け合わせ、［水］［葉っぱ］［見えない盾］をコンセプトとしてロゴマークをデザインいたしました。

CLESS™️はグラスから落ちた水滴でテーブルが濡れてしまうことを守る［盾］の役割を持っているため、［金蓮花の葉っぱ＝盾］を隠れたモチーフに掲げ、なおかつロゴマークの図と地を反転させると見えてくる設計とすることで、普段縁の下の力持ちであるコースターのように、さりげないあしらいとなりました。

◉スケジュール

9月6日 プロジェクト開始

9月末 プロジェクト終了

10月〜12月 リターン品の量産

12月 リターン発送完了

◉リターンについて

・CLESS™️_グラス＋珪藻土ベース（コースター）x2ペアグラス（オリジナル桐箱ギフトボックス入り）

◉実行者紹介

何気ない日常の中の、小さな『?』のタネを育て、小さな『！』を咲かせる。ささいな『！』がユーザーに『気付き』をもたらし、それがいつしか『愛着』に変わっていく。

そしていつの日か、人々がただ普通にモノを［買う］のではなく、生き物を［飼う］ように『愛情』を持って育てる世界を創る。

そんなウィットに富んだモノ作りをコンセプトにしたアイデアプロダクトカンパニー『PLANter』。私達はファーストプロダクトでもある本プロジェクトを成功させ、まずは応援してくださる皆さまへ、そしてやがては日本から世界へ、想いのこもったモノづくりを発信していきたいと思っております。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。