プロジェクトの概要

　本年「さ～くる」が活動開始から１０周年、サポートセンターが５周年を迎えるにあたり、

①地域に開かれた、さまざまな人と出逢う機会ともなる「１０周年記念イベント」の開催

②それぞれの場所（職場・学校・地域等）であたたかい空気を拡げていける「人」の育成

③「ワカモノ“ＳＭＩＬＥ”サポートセンター」の拡充（ニーズのある層や他地域への展開等）

に取り組ませていただきたいと考えています。

団体紹介とこれまでの活動

「さ～くる」は年齢や障がいの有無などにかかわらず、“色々”な個性の人が“共（響）感”

しあいながら「“みんな”がＨＡＰＰＹな社会」を創っていくことを目指し様々な体験活動や

写真にもあるような季節に応じたキャンプなどを行っており、現在５歳～３６歳の幅広い

世代の人が共に過ごしています。

　「さ～くる（Ｃｉｒｃｌｅ）」という名称には、

①ひとりひとりの変化・成長の　「循環」

②さまざまな個性・世代・立場を越えた、上も下もない　「仲間」

③人と人、人と自然の出会いの機会を生み出す　「広場」

④全ての“いのち”のつながりの　「輪」と「永遠性」

という想いが込められています。あなたも、わたしたちの「和」に加わりませんか？

　その活動の一環である、「ワカモノ“ＳＭＩＬＥ”サポートセンター」では、中学生～青年層

までの生活全般の自己実現や人間関係を育む機会や場を、本人たちといっしょに日々

創っています。センターは従来のような本人や保護者がうつや引きこもりなど、状況・状

態として顕在化してから対応を考える後手後手の「対処療法」的な支援とは異なります。

生きづらさが表出するほどの「飽和状態」になる前に出逢い、そうならないためにサポー

ト（支持）しながら体験を重ねていく場です。またセンターだけが居場所となるわけではな

く、それぞれの生活に還る「起点」となることを目指しています。昨年度は延べ９１２名の

参加者がありました。

　そのような活動に携わる学生・社会人ボランティア育成にも力を入れており、今年度は

約６０名の登録があり活発に活動やミーティングをしています。彼らが社会に出て、それ

ぞれの職場や地域などで、多様な個性を受容し合い、お互いにたいせつにできる空気

を創っていってくれることが、少しずつでも、「世界を変える」ことにつながっていくと信じ

ています。

なぜクラウドファンディングをするのか

　今回、私たちがクラウドファンディングへの取り組みを始めたのは、

①今関わっている人に限らず、このような場・機会を必要としている人たちに出逢うため

②「自分たちの団体がやる」のが目的ではなく、ニーズに応えうる人・団体の発掘・育成

③行政や福祉サービスの範疇外の、１８歳以上や、診断名がない人もこれる場の拡充

のためです。プロジェクトの詳細は以下のように考えており、ご支援頂いた方には、

・１０周年記念ステッカー

・さ～くるオリジナルソング集ＣＤ＋歌詞・スコア

・１０周年記念Ｔシャツ

・スタッフ限定ポロシャツ・パーカー（非売品）　などのリターンをさせていただきます。　

プロジェクトの詳細

①（期間）２０１５年　１０月３日（土）または１０日（土）　※会場空き状況や天候のため

　（場所）長崎市内の交通の便がよい公園　および　隣接した屋内施設　

　（内容） レクリエーションなどのブース、出店、団体の活動紹介展示、ステージイベン　

　　　　　　トなどで、入場はフリーのオープンなイベント

②（期間）２０１５年　４月～２０１６年　３月　

　（場所）長崎大学内　および　長崎市市民会館　近隣宿泊施設など  

　（内容）講義、実技、宿泊研修　などで受身なものだけでなく「参加型」の学びの場

③（期間）２０１５年　５月～２０１６年　３月　

　（場所）銭座地区コミュニティセンターおよび長崎市内近隣施設　県央周辺施設  

　（内容）「“ワカモノ”サポーター」養成講座、他地域でのパイロットプログラムの実施　

意気込みと想い

　このプロジェクトの実施のためには、「１０周年記念イベント開催地の場所の確保」や、

「他地域でのセンター実施のための会場選定・確保」などの課題があり、準備資金や

他地域に動いていくための交通費なども生み出していかねばなりません。　

　しかし、目的は「自分たちの団体がやる」ことではなく「自然に共生がなされ、自他をた

いせつにできる空気が流れるあたたかい社会になること」ですので、このプロジェクトを

通して多くの人と出逢い、そのような趣旨やさまざまなニーズに応えていこうとする人や

団体ともつながっていく機会にしていきます。

　設立当初から変わらない「さ～くる」の想い・願いは、以下の「歌」や「コール」に込めて

いるとおりで、“現実”を“実現”に転換していきます☆　　

　　　　　　　　　　　　　　　　いのちの「さ～くる」

　　　　　　　　　春夏秋冬　すぎた後　ふたたび春がやってくる　　

　　　　　　　　　風も季節も鳥たちも　みんなぐるぐる回ってる　　　

　　　　　　　　　すべての「いのち」は支え合い　つながりながら生きている　　

　　　　　　　　　月も地球も太陽も　みんな円（まる)を描いてる　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　いのちの「さ～くる」　（いのちの「さ～くる」）　　

　　　　　　　　　みんなの「さ～くる」　（みんなの「さ～くる」）　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　手と手をつなぎ　創ろうよ　　

                   　　　　　　　　　   「さ～くるコール！」                     

　　　　　　　　　　　　　　　　　さよなら　（さんかく）

                     　　　　　　　　　　またきて　（しかく）

                     　　　　　　　　　　つなごう　（さ～くる）

                     　　　　　　　　　　輪(わ)･環(わ)・和(わ)

                   　　　　　　　　　  　オーッ！