・子供の髪の毛を切る時にじっとしていないのでハサミが当たりそうで怖い。
・自分で前髪をほんの少し切りたいけれど、いつもカットがガタガタに仕上がってしまう。
・毛先が見えづらくて切りづらい。
・想像よりも短く切れてしまった。

美容院でよく目にする以下の動作は、実は想像よりも難しく、いきなり出来るようになるものでは有りません。

①髪の毛をパネル状にコームで取り出し指で抑える。
②コームとハサミを持ち替える。
③ハサミを、指に当てながらカットする
それぞれの段階でコツが必要で、納得の行くヘアスタイルにならず不格好になってしまったり、ハサミで指を何度も切ってしまうリスクのある怖い動作です。

そこで、そのコームとハサミの持ち替えがしやすく、かつハサミが肌や指に触れないようにしたいという思いから考案されたのがこの「チョットカット」です

椅子にじっと座っていられない赤ちゃんや子供の髪はホームカットになることが多いと思いますが、急に動く小さなお子さんのカットはハサミがおでこに当たってしまうなどの危険性もあるためプロでも緊張します。

しかし、「チョットカット」であれば、カットの際ハサミをアクリルの内側に入れてカットするため、肌にハサミが直接触れることがありません。

万が一、ハサミを動かした瞬間に急に動かれても、軽い素材のアクリルに当たるだけなので子供への危険性は最小限になります。

髪をとかしながら取り出す際、通常の目の細かい櫛だと、子供の髪や産毛のなど細い髪が引っかかってしまうことがありますが、

「チョットカット」は3mm間隔でほどよく隙間が空いているため、髪の毛をスムーズにパネル状に引き出せます。

ハサミとチョットカットを利き手に持った状態で、髪をパネル状に取り出したら、

取り出したチョットカットを逆利き手でそのまま抑えられ、利き手がハサミのみになるため、通常のコームとハサミを持ち替える難しい動作が必要なく、カットに移れます！

また、V字の溝がハサミで切る際のガイドの役割になるため、櫛をしっかりと持っていれば、必要以上にハサミに角度が傾くことがないため、キレイに髪を切ることができます。

「チョットカット」は透明なアクリルを使用しているので、髪の毛を鏡などでもアクリル越しに確認でき、カット箇所を確認しながら散髪することが出来ます。

①コームを髪の毛の下から取り出します。
②切りたい長さよりも少し長めの位置で固定し、チョットカットを額に固定します。
③一度コームから髪の毛を指で優しく取り出し、髪の流れに沿うように位置を整えます。
④整えたら再度髪の毛を優しくコームへ押し込み、チョットカットのV字ガイドに沿ってカットしていきます。
⑤最後にすきバサミで縦方向に小刻みにカットして微調整して完了です。

セルフカットをよくする方は知っている人が多いと思いますが、

髪を束ねて持ち上げ、その先端をまっすぐ切ると、頭頂側の上の頭髪は短く、首元側の下の頭髪は長く切られます。その結果、髪の長さが頭皮に沿った長さになり、段差のある自然な「レイヤーカット」になります。

髪を持ち上げなければ、普段髪をおろしている状態でのカットになるため、全体の長さが均一になり、「ぱっつんカット」になります。この時しっかり、すきバサミですいたり、微調整をしないと、切り方によっては不格好になってしまうので注意が必要です。

最初に思い付いたのは、１７，８年前ですが、商品化するのは難しいのかなと、中々踏み切れず、長い間お蔵入りしていました。そんなチョットカットは紆余曲折あって当初思っていた形からその機能の一部分だけを取り出した非常にコンパクトな製品になりました。

美容師のカット技術は大きく２つに分けられます。

「ヘアスタイルをデザインすること」「思った位置・長さでカットすること」

そのうち後者の「思った位置・長さでカットすること」は美容師見習いの最初の難関で、髪をパネル状に必要な位置まで持ち出し、コームとハサミを持ち替えたうえで、切れ味の良いハサミを写真のように、指に付けた状態でカットするので、初心者にはとても難しく、怖い動作です。

この難関を簡単にできるようにしたいと思ったのがきっかけです。

はじめに思いついたのがブラシ類で、その中では1度ロールブラシに行きつきましたが、

ハサミを安定して入れる隙間がないため、その隙間を自作して試作が始まりました。

はじめに素材選び等に悩みながら10日ほどで作成したのが上図左の左右に取手がついているタイプで当初左右の取手は様々な想定から付けましたが、あまり重要ではなかった点と、単純に大きさや重量が大きくなってしまうため断念しました。

そこから、大きさ、重量を考慮し改良したのが、中央・右の木製の試作品です。

この試作はうまくは行きましたが、理論も知らない素人が扱うのは難しいと思い、そのまま長い年月が過ぎてしまいました。

その後2年程前にYoutubeにカットのノウハウなどをアップし始めて、自分でもやってみたいというコメントをもらい、当時の試作を思い出し、動画で簡単に説明すれば、素人でも使えるはずと思い立ち、株式会社発明ラボックス様に協力して頂きました。

1年ほど何度も試作を繰り返し、さらなる大きさ・重量の削減に加え、製造コストの観点から今回の商品になりました。

この後も形状の違う物やより使いやすくリニューアルした物を作って行きたいと思っています。

先着６０名様限定！

先着9０名様限定！

先着10０名様限定！

先着１４０名様限定！

・汚れた場合は固く絞った濡れ布巾でさっと拭いてください。

・使用しない時は屋内の風通しの良い場所で保管ください。

・高温多湿になる場所での保管はお避けください。

・火気の近くでの使用はおやめください。

・本製品は素材の特性上、落としたりしてしまうと商品にひび割れ、破損等が発生する可能性がございます。使用の際はご注意ください。

2024年10月12日（土）プロジェクトスタート
2024年12月8日（日）プロジェクト終了
2024年12月　商品製造開始

◆商品発送について
2025年1月中旬から順次発送予定です。
※予想以上の注文や製造の進行速度よって、発送が遅れる場合が
ありますが発送状況は活動レポートなどで都度、ご報告いたします。

リアルデザイン合同会社

代表｜田中勝

1958年生まれ。
1985年自身の美容室を開業。
現場の仕事をやりながら長年カットアカデミー講師を勤める近年自身のYouTubeチャンネルを始め、今後一般向けのコンテンツも手掛ける。
一方で　誰でもカットにチャレンジを目指してプロダクト考案する。

HP：https://vangres.design/

Q：髪をカットする際、事前にしておいた方が良いことはありますか？

A：髪をカットする際は事前に髪を洗い、ドライヤーで髪をかき上げたりせず、しっかりと自然な髪の流れに沿って乾かし、クセがない状態にすることをお勧めします。クセがあると普段の髪の位置が定まらず、カット後に不自然なスタイルになってしまう可能性があります。