日本の伝統技術、京都丹後ちりめんを持ち歩こう！

まずはじめに
日本の伝統技術をもっと身近に、現代に取り入れたい、という思いから京都伊吹が丹後ちりめん風呂敷をバッグにしました。伝統技術にアウトドアハンドルをプラスしたこちらのバッグを、今回マクアケ限定で企画しました！
マクアケの支援者様限定で生産いたします。

京都ならではの伝統の丹後ちりめんに、京都の風景を手描きで描いたようなプリント。京都のテキスタイル工場さんとプリント工場さんの協力で実現できた、京都の伝統技術が詰まったバッグをお届けします！

丹後ちりめんの魅力や、”どこがマルチウェイなの？”を、風呂敷だからこそできるマルチに変化するバッグをシーン別にご紹介します。

伝統を持ち歩く、京プリント

京の地でプリントを専門にしている工場、「家長染工業」さんと共同で作成したオリジナルプリントです。職人が手を加える伝統的な京プリントは、京都の景色を連想し名前をつけました。
京都ならではの石畳、枯山水、桂川の景色を切り取りました。墨で手描きをしたかのように筆が走る、職人の技を感じることができるテキスタイルです。ワントーンの配色でプリント加工をしているので、和を感じる大人モダンな印象でお使いいただけます。

京都の街並みで印象的な、どこか涼しげな石畳を連想する柄。
砂利も描かれており、3つの柄の中で一番細かい柄です。

京都のお寺や神社で見られるのが、この心が洗われるような枯山水のお庭。
身近で毎日見るお庭をお手入れする日本の心を映し出した柄です。

京都嵐山にある大自然の景観が美しい桂川を特にダイナミックに描いた柄です。
緩やかに流れる川の流れや、水しぶきなどが筆の走りや毛羽で表現されています。

協力工場 -家長染工業-

伝統300年の織物「丹後ちりめん」

丹後ちりめんの歴史は1720年から始まり、今もなお丹後産地の特殊加工糸作りをしている「山政テキスタイル」さんに生地を製作していただきました。
丹後ちりめんは、ちょうど300年を迎える伝統の技術。緯糸に強撚糸を使用し、精練加工を経ることで生地表面にシボと呼ばれる凹凸が生まれる織物です。糸の縮みを利用して生み出す独特の凹凸シボは、平面的である織物に立体感を与えます。定められた一定の厳しい検査を経てブランドマークが押印され、高品質な「丹後ちりめん」として保証されています。
職人が生地の表情を追求した生地で、不規則な組織の凹凸が空気を含みふっくらしています。
本来は絹糸で織る大変高価な織物でしたが、近年では化学繊維・合成繊維の開発が進み、絹糸以外でもちりめん本来の風合いに近い織物が作られるようになりました。逆に、これまで絹糸では不可能とされていた新しい機能を持った「ポリエステルちりめん」が誕生しました。"よそゆき"ではなく日常で気兼ねなく取り入れることができ、より生活に馴染むプロダクトが可能になりました。北陸ちりめんと違い、横糸にポリエステルスパン糸を使用した短繊維なので、シルクタッチでシボが高くなります。また、特殊な仕上げをしていますので、柔らかい風合いを表現しています。

これが風呂敷!?シーンに応じて変化するマルチバッグ

ー毎日の少し贅沢なエコバッグとしてー

日常にちょっと贅沢なエコバッグやサブバッグとして。
また旅行時のお供として、増えた荷物を入れる携帯バッグとしても。

ーアウトドアやピクニックにも！ー

バッグとしてだけじゃない、それが風呂敷型の良いところ。風呂敷バッグに入れてきた飲み物や食べ物を取り出して、思い切ってテーブルクロスとして敷いてみましょう！
とても素敵な彩りを添えて、視覚的に皆んなで楽しむことができます。

ーかごバッグにプラスー

かごバッグの蓋として、スカーフの代わりにかける用途としてもお勧めです。通常の風呂敷はサイズが大きいですが、こちらは一回りほど小さいのでかごバッグの中敷きや、ハンドルに縛り付け蓋としてかけるのに丁度良いサイズ感です。実用性プラスいつものかごバッグがモダンにリデザインされるのも良いですね！

ーお呼ばれ時の手土産のお包みにー

菓子折り、ワインなどを手土産に持って行くときのちょっとした気遣いとして素敵に、便利に包むことができます。今はあまり見ることが少なくなりましたが、風呂敷から出すちょっとした仕草も素敵ですよね。通常の風呂敷より小さめのサイズなのでコンパクトで簡単にお包みいただけます。

また、日常に取り入れる方法として様々なシーンでご紹介しましたが、もちろん和服や浴衣に合わせて大人の装いとしてお持ちいただいてもちりめんの本領を発揮します。

仕様について

リバーシブル仕様 ーリネンブラックー

シーンやコーディネートに合わせて裏側の無地でもお使いいただけます。
しっかりした高級感のあるリネンブラックを使用しているので、また違った重厚感のある表情に変化します。内側にちらりと見えるちりめんの柄も奥行きを見せます。

選べる、実用的アウトドアハンドル (パラコード編み)

ハンドルは風呂敷バッグの為にオリジナルで素材、デザインを企画したパーツです。アウトドアでも使われる様な素材で日常に落とし込みやすく、とことん使い勝手を追求しました。アウトドアで使われるパラコード編みで存在感があり、本体のちりめん生地との意外性と相性の良さが他にはないデザインとなっております。より現代の生活に馴染むようにという思いでこのかたちになりました。

メンズ着用

レディース着用

小柄な方は斜め掛けをしていただくこともできます。自転車や両手を開けたいときにぜひ。

風呂敷バッグ、どのくらい入るの？
実際にペットボトル5本・ワイン1本を入れてみました。
容量は合わせて3250ml、重量は約3.5gです。強度のあるちりめんとリネン生地との合わせなので持ってみると安定感があります。
素材・サイズ

〈素材〉
柄(ちりめん) ：ポリエステル 100%
無地：リネン 100%
ハンドル：ポリエステル 100%

〈サイズ〉
風呂敷：縦70cm × 横70cm
ハンドル：内寸約28cm
(Dカンパーツの端から端 34cm)

お洗濯について
手洗いでのお洗濯が可能です。おしゃれ着洗いの洗剤での洗いがおすすめです。ネットに入れてこすらず押し洗いにてお洗いください。お洗濯後は乾燥機にかけずに日影干しにて乾かし、リネン側をアイロンをかけて頂くとハリ感が蘇ります。

伊吹がプロジェクトを始めたきっかけ

京都伊吹は創業200年、生地の製作、販売を行なっています。時代とともにその時代に寄り添った生地の開発を行い、新商品の提案をしております。それと共に伝統技術を活かした生地の消費が減ってきていることも実感しておりますが、"良いものは良い！"という情熱があり、カタチを変え今の時代や生活に寄り添ったプロダクトとしてお届けしたい。そんな思いでマクアケプロジェクトを立ち上げました。私たち京都伊吹と京都の伝統職人の思いが詰まっています。
伊吹は、改めて皆様の生活の一部として蘇り、寄り添えるものを提供できる存在になりたいと思っています。
日本が誇る伝統を変わらずこれからも日常のシーンで見られることを願っています。