京都発、創作線香のサンガインセンスより

CBDを練り込んだお線香は、2018年に開発して国外リリースしました。2020年には日本国内でも発売。現在では、アブサンとラベンダーの二種類の香りがラインナップされています。

高純度のCBD（アイソレート）をお線香に練り込んでいるので、含有しているCBDの量を正確に表示しています。

CBDとあわさることでより良い香りを楽しむことができるテルペンは、自然香料に多く含まれています。自然物のみで制作するサンガインセンスのお線香とは相性抜群です。

× エッセンシャルオイル不使用
× 合成香料不使用
× 化学糊・防腐剤不使用
× プラスチック不使用（容器・ラベル・包み紙・説明書）

■ABSINTHE WITH CBD （アブサン）
魔性と称されたお酒、アブサンの香りと体感を表現しました。グリーンアニスとフェンネルの香り、ニガヨモギの苦味が刺激的です。
スイッチONしたいときにお勧めです。

■LAVENDER WITH CBD （ラベンダー）
ミツバチが明々と飛びまわるラベンダー畑の情景を表現しました。エッセンシャルオイルや合成香料の香りではなく、ラベンダーそのものに近く穏やかな香りです。
スイッチOFFしたいときにお勧めです。

※CBD INCENSEは株式会社山河の商標または登録商標です
※線状のお香をお線香と呼びます
※国内発売に2年を要した理由は、法律上問題なかったとしても社会に流布して良い物かどうかを確かめるためでした

新作の香り「チャイ」のお線香の商品化を目指したチャレンジです！

■CHAI WITH CBD（チャイ）
紅茶とミルクが織りなすのは、シルキーで爽やかな体感です。それをベースに甘味と香辛料（スパイス）がじわじわと香る表現です。インドではマサラチャイに相当します。マサラはヒンディー語でスパイスを意味します。

お茶のように使っていただければ、休憩としてのスイッチOFFにも、何かを始めるためのスイッチONにも使えるオールマイティーな香りになります！

甘味 > 辛味 = 渋味

※味覚の構成を不等号で表示しています
※甘味（ミルク）が最も多くて、次に辛味（香辛料）と渋味（アッサム紅茶）が同じくらいの割合です

◎ 通常100mg、高濃度1000mgのCBDをお線香に練り込んでいます（40本あたり）
◎ 純度96.7%のCBDアイソレート使用
◎ 自然物のみ使用（テルペノイド含む）
◎ 廃棄ゼロ制作（2022年2月より継続中）

随分と昔に訪れたインドで、紅茶とミルクにスパイスを加えて煮だすチャイに出会いました。色々なスパイスが混ざり合うことで生まれる香りと味のハーモニーに驚きと共に好奇心をくすぐられて以来、チャイの研究を続けてきました。

これは、お線香作りに繋がる原初体験のひとつとなって、チャイやカレーに使用されるスパイスは、今もサンガインセンスで大切に用います。

高品質なCBDを使用

・米国原産CBD
・USDA（米国農務省）オーガニック認証を取得
・FDAによる医薬品の製造と品質管理の認証を取得（GMP）
・遺伝子組み換え作物ではない（Non-GMO）
・重金属非検出、残留溶剤非検出、農薬物非検出

試行錯誤

トライアルアンドエラーを繰り返して、飲み物としてのチャイは満足のいくものが完成しました。そしていよいよ、念願だったチャイの香りのお線香開発に取りかかったのは2019年でした。しかし、当時は技術が追いつかず、思ったような香りを作ることは叶いませんでした。

兎にも角にも難しかったのは、自然物によってミルク感を表現すること。これを成し得るために様々な組み合わせを試したり、新たな香料を探したり、香水におけるミルキーを表現する手法を勉強したりしました。

その間にも、同時並行で新たな香りの制作も行ってきた成果から、技術や知識が徐々に蓄積されて、2024年にチャイの香りは完成に至りました。失敗で辞めないことを淡々と繰り返す地味な作業でした。

自然物の粉砕 → 調香 → 加水 → 練り → 絞り出し → 乾燥・熟成を経て火が灯るまでに、早くても10日ほどかかります。試作品をひとつ作るにしても、手間暇かかるのがお線香の特徴です。

新たな香りが完成するまでに早くても1〜3年、7年を費やした香りもあります。

空気を豊かにして、呼吸を楽しくする香り

香煙の美しさまで探求した精巧な調香は、6~8畳の空間を想定した香りです。さらには、気化したCBDが合わさることで心地良い空間をデザインします。湿度が高い季節や雨の日には、甘味をより強く感じることができます。

◎ ヨガや瞑想、パーソナルタイムに
◎ 眠る前や寝起き、生活のスイッチングに
◎ リモートワークや作業、集中時間に
◎ お供えや贈り物に（線状のお香をお線香と呼びます）
× 物に香りを残さない特殊な調香ですので、強力な香りを好まれる方には不向きです

実行者紹介

世界を旅したとき、各地の大きな文明や文化には伝統的な香りがあることに気がつきました。発展には香りが寄り添ってきた歴史的事実を目の当たりにしたことから、人類史を支えてきた自然香料に興味を持ちました。各地に赴いて体験した情景を香りで再現しています。

世界にある様々な形状のお香を作り始めて、最後にたどり着いたのが日本のお線香でした。先入観もしがらみもない視点からお線香を見つめ直せた経験から、その機能美と魅力に心惹かれました。

家業を継いだわけではなく、独学

世界に数あるお香の中でも、竹軸を使用せずに線状を保つお線香は、特に制作が難しいものです。見様見真似で作り始めてから、気の遠くなるような失敗を繰り返しました。

今となっては、自然物のみを使用したお線香は稀です。大量の自然物から抽出するエッセンシャルオイルや合成香料は不使用。化学糊や防腐剤も使用していません。

■廃棄ゼロ制作も継続中です（2022年2月より）
通常、1/4ほどが消失します

■国際宇宙ステーション(ISS)で使用される日用品の香りもプロデュースしました
国際宇宙ステーションにある日本実験棟「きぼう」で使用される日用品の香りをプロデュースした際に知った宇宙空間にある香り成分を表現したお線香なども制作。
その他には、隕石を練り込んだお線香や原料を成層圏へDIYで打ち上げた、宇宙帰りのお線香は「心」をテーマにしたアートインセンスです。

14年続けて、今では工房を併設した店鋪が京都にあります。

■サンガインセンス本店 香煙研究所（13:00〜19:00 火曜日定休）
〒604-0847 京都市中京区烏丸通二条下る秋野々町528
※未発売のCHAI WITH CBDをはじめとした様々なお線香の試し焚きができます。
※CHAI WITH CBDのお線香は販売していません