それは、これだ！

強靭円形ボウルで快炎！

CFB300が実現したこと

１. 構造上の成果

ダイキャストで焚き火台を作ると・・

ひとことで言えば、「ダイキャスト製にしたら従来のボウル型焚き火台の不満を解消できた。」

2. 解消した不満 （従来品の問題点）

板金プレス加工で作る従来のボウル型焚き火台は；

①板厚を薄くして軽量化を図るあまり、本体の強度を犠牲にしている

②複雑な形状の加工（深絞り）ができないため、五徳の高さ調節機能を付けられない

③燃焼性を良くする浅底の火床ボウルは、風が吹くと灰が飛散し易い

④デザイン重視(？)からか、脚の開きが狭く不安定な座りとなっている

これら従来のボウル型焚き火台の不満を解消した結果、利便性が向上

3. 向上した利便性

●載せる荷重を気にしない

公称耐荷重は25Kgw。強靭でシンプルな構造であり、脚が大きく広がるので使用時の安定性は良く、多量の薪や大きな鍋、分厚い調理鉄板など、重さを気にせずに載せられる。

この写真は、一般使用時の上限値に近い負荷（薪+調理鉄板+料理具材などの総重量：約15Kg）以上の強度があることを示している。

●燃焼性が良好で発煙が少ない

火床ボウルは深底(ふかそこ)タイプだが、その中央にある吸気孔から新鮮な空気が入るので燃焼性は良好。

五徳を活用して、薪をその上下に置くと積んだ薪が倒れにくく、また適度な隙間が出来ることから多量の薪を一気に燃やして大きなキャンプファイヤーを楽しめ、同時に、多量の炭火を作ることができる。

この時、五徳の上に鍋を置けば、強力な火力でカレーや豚汁などの調理が出来る。

（注目）吸気孔は火床ボウルの中央に有るが、灰は落ちていない（アッシュ板の効果で灰が落ち難い）

●炭火力の調節が簡単

五徳の高さを3段階＋αに調節できるので、最適な炭火力でBBQができる。

五徳の上部は一般市販品の金網（直径280mm）が収まる形状になっている。

（付記）金網の下に木炭を追加投入しやすい

勿論、調理鉄板を置くことも出来る。

●灰の飛散を抑制

火床ボウルが深底タイプであることから、風による灰の飛散を抑えられる。

（注記）深底の火床ボウル＝大容量ではあるが、中央に吸気筒、その上にアッシュ板を取り付けてボウル内容積を減らしてあり、無駄に多量の炭火（木炭）を消費させ無い配慮がなされている。

また、火床ボウル内で炭火がグルグル回ることが無い様にするため、アッシュ板は星形（手裏剣スタイル）になっている。

CFB300の技術の補足説明

技術①：強靭性

本体+五徳は、25Kgw以上の垂直荷重に耐えられるように設計されている。

実際、体重70Kgwの私が乗っても壊れなかった。

技術②：高さ可変の五徳

五徳の高さ変更（3段階＋α）はとても簡単である。火床ボウルのソケット（下図断面）のステップに五徳の足を置くだけで、高さを変えることができる。

+α は五徳を外した用法。

火床ボウルの湾曲内壁が炭火を中央に寄せるてくれるので、鍋の座りは安定！

技術③：良好な燃焼性＆灰の飛散の抑制

良好な燃焼性のカギは、新鮮なエアーを吸入する中央の吸気孔。

灰の飛散抑制は、深底タイプの火床ボウルとアッシュ板で！

【二次効果】炭が完全燃焼して出来た灰は火床ボウルの灰ポケットに堆積し、吸気孔は徐々に塞がれ、流入するエアー量が絞られる結果、炭火力はより永く保持されることになる。

技術④：据付の安定性とコンパクト収納

3脚を大きく広げれば安定性のある据付が、3脚を収納すればコンパクトに！

脚を折りたたみ五徳を下げてコンパクトにすると、そのまま耐火シートのポケットに収納できる。

技術⑤：耐火シート

耐火シートは、火の付いた薪や炭が落下して枯れ葉に燃え移って火災の原因とならないようにするための物だが、これをキャリーバッグ兼用とした。

耐火シート（兼キャリーバッグ）の表面はシリコンコート処理されているため、汚れを落とし易い。

＜注意＞耐火シートに芝を熱枯れさせない断熱効果を期待できない。使用時には芝の生えていない場所を選ぶことが肝要。

実際の使用シーン

用途は3つ。①キャンプファイヤーを楽しむ　②調理をする　③余熱を利用する　だが多くの説明は必要ないだろう。

その中で、以下の余熱利用は便利で有効！

アッシュ板の温度は炭火があれば200～400℃程度あるので、実際、お湯を沸かしてコーヒーを入れるに十分であった。

利用方法と　メンテナンス

冗長となるので多くを割愛し、撤収とメンテナンスについて一例を紹介する。

●素早く焚き火台を撤収

耐火シートはキャリーバッグとして使えるので、炭や灰をそのままに焚き火台をポケットに入れて素早く撤収できる。

”立つ鳥跡を濁さず” が如く、綺麗にサクッと撤収！
● 耐火シートの水洗い

耐火シートは手で水洗いすることが出来る。付着した油などは中性洗剤を使って落とすことが出来る。（注意）洗濯機で洗わないこと

仕様

（注記）黒いダイキャスト焚き火台：CFB300は開発途中であることから、最終的な製品は下記スペックとは若干異なることがある。

● 製品仕様

● 部品仕様

FAQ

Q. 初期不良を確認した時にはどうしたらいいですか？
A. 問題個所の写真を添付して、実行者（デバイスギア創研/河野）にご連絡ください。 写真を確認した上で、代替品をお送りすることになります。国内出荷前に全数検査を行い品質を確認の上で出荷することから、運送会社による配送中の事故が原因の初期不良の可能性もあります。そのため現物を回収し、状態を確認させて頂きます。
Q. 壊れてしまった場合はどうしたらいいですか？
A. 製品の保証期間は購入後1年間です。保証期間内で、通常の用途での使用で破損が生じた時は、現物を確認させて頂いた上での判断（代替品の提供の成否）になります。先ずは写真を添付して実行者にご連絡ください。

Q. 表面処理のキズ、剥がれ、変色が目立つようになったらどうすればいいですか？
A. 焚き火の熱によって一部の部材温度は600℃を超えます。この高温下では部材強度は低下し、キズの発生や塗装の脱落、変色等の劣化を避けられません。

どうしても気になる場合には、耐熱塗料（一般市販品、600℃以上）を塗布してください。耐熱塗料の使用に際しては、塗料メーカの使用方法と注意事項に従ってください。

スケジュール

ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ開始：3月15日

ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ終了：4月28日

リターン配送：10月1日～10月28日

＜詳細は以下のとおり＞

※ 製造は中国浙江省寧波のメーカに委託する。

※リターン出荷に際しては、実行者が全数検査を行うため、一日当たりの出荷数を20個と想定している。

リターンは　CFB300一式

【追加送料】離島・遠隔地域は1,500円 x30個限定

【超早割】15％ OFF x50個限定

【早割】10% OFF x200個限定

【MAKUAKE価格】x200個限定

リターンの出荷時の荷姿は個装箱（約Ｗ340ｘＬ340ｘＨ130mm）入りの予定　　重さ：約2.5Kg（梱包材含む）

耐火シートの色：グレーを検討中（メーカーによっては茶色、他）

（備考）リターン配送終了後のアマゾン販売価格は10,800円（以上）を想定

開発ストリーと実行者紹介

昨年2月に個人事業「デバイスギア創研」を開業し、その初めての商品として ”ザ・段ボールストッカー：BC202” を設計、中国のメーカーに製造を委託、輸入して、昨年10月末以降、AMAZONで販売しています。

幸いにも、気のおけない仲間からの応援・助言・業務分担、はたまた冷やかし(?)などが得られ、定期的に開発の進捗報告ができることを楽しみに、日々、新たな商品の企画・開発に励んでいます。

そんな中、昨年11月、ネット検索中に突然ひらめき、次期商品として「丸い、丈夫、簡単、便利、ダイキャスト製」をキーワードにした焚き火台を設計しました。

早速12月の忘年会で商品アイデアを披露したところ、キャンプ愛好家、登山愛好家、自転車ツーリング愛好家、そして少年サッカー審判員の面々から、”需要はあるのか？”との心配の声が上がりました。

そこで、MAKUAKE応援購入プログラムに参加させて頂き、需要を確認すると同時に金型代の約70％相当の応援購入をお願いできないかなと考えた次第です。

現在行っている自社ブランド委託製造（OEM）は、中国のメーカを中心に深化させており、今後は、仲間のキャリアからベトナム、マレーシア、フィリピンなど東南アジアへの展開も可能です。

現在の”ゆるい繋がり”の仲間のキャリアは多様で、商品開発に必要なプロセス全体（企画→外観デザイン→設計→海外からの製品調達→品質管理→国内営業）を網羅します。

MAKUAKE読者の皆さんの製品アイデアを具現化する体制は整っています。

製品アイデアの”ひらめき”があれば、ご一報ください。新たな世界が広がるかもしれません。

プロジェクトに関する情報

【プロジェクトの属性】OEM商品

【実行者によるサポート】国内での品質検査を実施し、適合品を配送

【プロジェクト実行者の所在地】埼玉県

【製造国】中国