わんちゃんの靴はマストアイテムになってきましたが、なかなか合うものがないという声をよく聞きます。

わんちゃんの足は、人間の足の形とは全く違うので、立位座位でも履きやすい靴の構造を検討し試作を重ね、ようやく犬用の革靴が完成しました。

夏季使用に限らず、年齢を重ねて足が動きづらくなった子や、下半身に麻痺がある子にも重宝する犬用靴です。

天然シボ加工を施したイタリアの上質な皮革を使っています。イタリア製ならではの発色の良さ、手触りが格別です。そして「Canis Paw」は特別繊維質が柔らかい部分のみを使用しました。

面ファスナーは、ニット用に開発されたYKK社製。強度はありながら、毛が絡まりにくく愛犬に優しい工夫が嬉しいポイント。

2か所のストラップで、しっかり固定でき、ガバっと開くのでつま先まで履かせやすい構造。
あらゆる犬用靴あるある問題をクリアしているので「脱げにくく、履かせやすい」工夫がたくさんあります。

「Canis Paw」で使用されているイタリア製の牛革は、柔らかくしなやかでありながらも耐久性があります。これにより、製品が長期間にわたって使いやすく足に馴染みやすいので快適な使用感を提供できます。

犬の足の踏み込む力は想像以上に弱く、革の厚みがあると、歩行時の踏み込みに対して靴が邪魔をしてしまいます。そこで、屈曲性に優れ、革の厚みやベルトの位置・長さ調整を何度も検討し設計しました。裏面はスベリにくいゴム素材を採用し安定した歩行をサポート。丈夫なので災害時でも問題なく使用できます。

８色展開に加え、Makuake限定の２色も登場！合計11色から選べます。ベーシックなデザインなので、シーズンや最新ファッショントレンドに合わせて選ぶことが可能。

嬉しい3サイズ展開！２足から購入できるので前後サイズ違いを選ぶ事も可能。

相川商事㈱NINOS事業部では人間用の靴のブランド（ブランド名:NINOS）を企画製造販売しています。

2022年に、Canisという犬グッズのブランドを立ち上げ、インターペット（ペットグッズの最大合同展示会）に出展しました。

2021年より犬靴の企画をスタートしていましたが、靴は製品化に至らず、これまではリードや首輪などの皮革製品を少しずつ増やして展開していました。

犬靴をスタートしたきっかけは、相川（相川商事㈱会長）の愛犬が足に悩みを抱えるようになった際に良い靴がなくて困ったという相談を受けたこと。

その後もリサーチしてみると「夏のアスファルトで肉球が火傷する」「麻痺で足を引き摺るから足が血だらけになってしまう」等々の愛犬の足の悩みの声を沢山聞きました。

需要があるのに市場にはまだまだ履きやすい犬靴がない、という現状を目の当たりにして、犬用革靴の企画をスタートしたものの、人間とは全く違う犬の足の構造に、靴業界が長いデザイナーも大変苦心しました。

まず、犬の足の構造から研究し始め、子供靴の工場の職人さんと何度も試行錯誤して作り、3年かけてようやく製品化出来ました。

「嫌がらない・痛くない靴を作ること」に専念し、現在は歴史ある子供靴工場の技術者と靴のデザイナーが、子供靴の企画と同じように試行錯誤を重ねて商品製作しました。