昨年、Makuakeにて第一弾のラインナップをリリースしたCACTUS TOKYOから、
新アイテムの先行販売がやってまいりました！

新素材のレザーを試してみたいけれど、ちゃんと長く使えるものが良い。そんな願いを叶えるのが、CACTUS TOKYOの製品コンセプト「長く使い続けられる、植物由来の製品」。

そのコンセプトを実現するのは、

●ラグジュアリーブランドも手掛けたアトリエの最高峰レベルの技術による「品質」と、

●サボテン由来のレザーという革素材の「上品さ」を前面に出した「ミニマルで機能的なデザイン」

今回は、それぞれに目一杯の魅力を詰め込んだ素敵なアイテムを4点（各2色：Black、Moka）ご用意しました。

いくつか種類のあるサボテンレザーの中でも、見た目や手触りの上品さで厳選されたサボテンレザーのみを採用しています。

そんなCACTUS TOKYOの、今回リリースするアイテムを一挙にご紹介させて頂きます！

お札を折り曲げずに収納することができて、カードや小銭も十分に入る。なおかつ、片手に収まってしまう絶妙なサイズ感のお財布です。

コインポケットは外側にあり、コインを入れた際にたたんでも厚みが気になりません。外に配置することで財布を開かなくともコインポケットにアクセスすることができます。

インナー部分には開いた際にカードが見えない、ミニマルでクリーンなデザインになっています。

カード類はお札入れ部分に約9枚収納可能（カードの厚みによって前後）です。

シンプルで洗練されたデザインのため、様々なスタイルにマッチする使い勝手の良いカバンです。また、調整可能なストラップをつけていただくことでショルダーバッグとしてもお使いいただけます。

インナーポケットも付いており、スマホや定期入れなどの小物を取り出しやすくなっています。また、裏地には統一感のあるインナーカラーの人工スエード生地で洗練された雰囲気を醸し出しています。

見た目はスリムですが、開口部がオープンな形状のため手帳や水筒を取り出しやすいアイテムとなっています。

取り外し可能なショルダーストラップについては、ミニトートのリターン内容に付属します。（※イメージ画像にはございませんが、リターン時には長さの調整が可能なゴールドの金具付きのものをお届けいたします。）

複数の鍵やカードをまとめて収納できる、スマートなキーケースです。サイド面とフロント面の裏にはカードフォルダーもあり、交通系ICカードやクレジットカードを入れることができます。これ１つで全てが収まる、使い勝手の良いデザインです。

リングには、キーケースに収まらないような厚みのある車のキーや、使用頻度の高い鍵を取り付け、使用時には取り外してスムーズにお使いいただくことができます。

とにかくフォルムが美しいポーチです。化粧ポーチとしてはもちろん、充電器やマスク、マイカトラリーなどを収納するガジェットポーチとしてもお使いいただけます。

ファスナーは上部が全開するため一度で中の使いたいものをストレスなくすぐ取り出せます。

バッグに入れやすい絶妙なサイズ感ながら、横長で細長いマスカラなども楽々収納（内寸の横幅：約15cm）できます。

またインナーポケットも両サイドについており、使用頻度の高いアイテムはすぐに取り出すことができます。底部分はマチがついており直立するため落下して中のものが割れるなどの心配もありません。

CACTUS TOKYOは、「環境課題の解決に貢献したい」という想いから始まったブランドです。「CACTUS」は英語で「サボテン」という意味であり、私たちは全ての製品にサボテン由来のレザー素材を使用しています。

私たちが使用しているサボテンレザーは、メキシコの素材メーカーによる「Desserto」ブランドです。原料はサボテン 20%、BIO PU（植物性ポリウレタン） 80%で生成されています。（※2022年2月現在の成分組成。素材メーカーも研究開発を続けており、今後も変動する可能性があります）

サボテン由来のレザー素材は、動物由来の革と比べて温室効果ガスを約20分の1、水資源の利用を約1647分の1と、大幅に削減できると言われています。

動物は、生育段階で大量の牧草地と水を用意する必要があり、さらにその上で、「皮」を「革」へと変える「なめし工程」においても大量の水を使用します。

一方で、サボテンは雨水のみで生育可能で、灌漑施設を必要としません。同様に、呼吸やげっぷに起因する温室効果ガスも、植物であるサボテンではほとんど排出されません。

また、私たちはただサボテン由来のレザー素材を使っているだけではありません。ブランド運営のあらゆる側面で、サステナビリティを高めるために徹底的に工夫をしています。

具体的には、

● 裏地にリサイクルポリエステル を100%使用（使用済みのペットボトルや衣料品、繊維くずを原料とする）しています。※スエード生地を除く

● 製造工程においては、サボテンレザーはミリ単位で隙間なく裁断され、素材をロスなく活用しています。アトリエからの納品時にも、できるだけ梱包資材を削減するよう協議をし、専用BOXを用いるなど工夫をしています。

● 梱包材は再生紙を用い、印刷にも植物油のインクを採用しています。

● 輸送についても「エコ配」を活用することで、配送面でのCO2排出量が実質「0」となっています。（自転車配送とカーボン・オフセット・クレジットを組み合わせることで実現）

製造にあたっては、東京・蔵前にて革職人として活躍する池田耕平氏が代表を務める「Atelier K.I.」にご協力いただいています。池田氏は有名ラグジュアリーブランドのサンプル製作を請け負う等、製品の品質に関して圧倒的な技術を持つアトリエです。

サボテンレザーは新素材のため扱いが難しい一方で、「長く使える」ものづくりができなければ意味がない。そんな私たちのこだわりを実現して下さっています。

海外との価格競争により日本では革職人の低賃金問題が発生していますが、その課題と立ち向かう、理念あるアトリエです。その分工賃は安くはありませんが、それ以上に製品の品質、そして日本の未来を担う革職人の育成に貢献しています。

製品のデザインについては、デザイナーとして第一線で活躍する辻竜一氏にご協力頂きました。

CACTUS TOKYOのメンバーは、環境課題に対してアクションをしたいという私、熊谷の想いを中心にした4人の集まりから始まりました。

そんな私たちが、なぜこのようなブランドを運営するのか。始まりは、ほんの小さな違和感でした。登山をしていると見かける、自然の中にぽつりと落ちているプラスチックごみ。年々、目に見えて徐々に減っていく地元の川辺の生き物たち。

そういった一つ一つの出来事に対する違和感の元をたどっていくと、環境・社会の課題を生んでいる、経済・産業の仕組みに繋がり、そこにアプローチしたいという想いに繋がった。だからその根っこにあるのは、もっと「心地よいな」「美しいな」と感じる未来を創っていくために、環境課題の解決に対してアクションしたいという気持ち。

環境課題の話は難しく、興味のない人に説明しても「そんなの知らないよ」と言われてしまいます。でも、入り口が普段身に着けるファッションアイテムだったならば。

テストマーケティングの段階で、お客様と最も多かったやり取りは、こんな会話です。

「え、それサボテンからできてるの？」「なんで！？」

こんな楽しい会話から始められたら、普段全く意識しないような方が環境課題に興味を持ってくれた。

創業当初から一貫して、私たちが目指すのは「人と地球が共に生きる未来」です。そのビジョンを、誰にでも手に取りやすい形で、一人一人に手渡していく、それがファッションブランドであるCACTUS TOKYOのミッションだと考えています。

（左から順に、創業メンバーの新井、杉田、三好、熊谷）

昨年はご支援いただいた皆様のおかげで、CACTUS TOKYOは第1弾のMakuakeを通しての販売だけでも総額100万円を越え、計100人以上の方々にご支援いただきました。

サボテンレザーは軽く、水をはじくため、簡単なお手入れで長く使うことができます。もちろん耐用年数も、通常の人工皮革より長くお使い頂けます。
（※参考：素材メーカー公表値 10年間）

サボテンレザーのお手入れは簡単です。商品に汚れが付着した場合は、軽く湿らせた柔らかい布で優しくなでるように拭いてください。通常の革用のお手入れクリーム等は利用しても問題はございませんが、オイルは染み込みません。

CACTUS TOKYOでは、販売した商品の修理サービスもご提供しております。有償にはなりますが、個別に商品の状態を確認の上、お見積りをお出ししたのち、お客様の意思を確認して実施する流れとなります。